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ポッキーの日

なんか深夜にお腹空いて2時から冷凍食品の横綱ラーメン作って食べた。深夜に食べるラーメンはおいしかった。それから寝て6時に起きて8時に起きた。

ストレッチ

先週は筋肉痛で大変な状態だったが、今週は十分に休養して元に戻った。今日の開脚幅は開始前156cmで、ストレッチ後157cmだった。いつも通り。とくにどこかの部位が極端に疲労したり張りがあったりする感じはなかったが、左ふとももの後ろと左腰がやや張りが強かったように感じた。私のお気に入りのストレッチの部位としてふとももの後ろの筋を伸ばすのが痛気持ちいい。これは自分では伸ばせない筋なのでトレーナーさんにお願いしないといけない。張りがあっても痛気持ちよい。トレーナーさんと話していて今日が「ポッキーの日」だと教えてもらった。スーパーのクーポンでポッキーお奨めされているなと思っていたけど、そういうことだったのか。

イオン オーナーズカード

イオンの株主優待制度 としてオーナーズカードがある。イオン系列のスーパーなどで買いものしたときに半年後にキャッシュバックを受けられる。持ち株数に応じて 3, 4, 5, 7% のキャッシュバックになる。6月末に四国旅行 へ行ったときに同室に泊まった方と話していて、イオンのオーナーズカードがお得だよと教えてもらった。私が普段買いものしているスーパーは3つある。

このうち、もっともよく行くスーパーが KOHYO である。その理由はもっとも家から近いから。KOHYO はイオン系列になる。オーナーズカードをもつとお得になることに気付いてイオンの株を購入してみた。8月末と2月末の年2回、権利確定が行われる。私の場合、8月末に権利確定され、いろいろ手続きをして、オーナーズカードが10月末に届いた。

カードを持ち運ぶのは面倒なので調べてみると iAEON アプリ でオーナーズカードを連携すれば代用できることに気付いた。iAEON アプリの会員証にオーナーズカードを連携できる。スーパーで買いものするときにスマホでオーナーズカードの認証ができる。このアプリでオーナーズカードを連携するには waon ポイントカードが必要にある。これも名前がおかしいのだけど、カードを作るという手続きをするが、物理カードを作らなくてもよくて、アプリ上で waon ポイントを管理できる。

waon とはイオンが提供している電子マネーのことで waon で書いものしたときに貯まるポイントが waon ポイントである。しかし、オーナーズカードで購入しても waon ポイントを貯めることができる、現金で支払ったとしても。これも名前が混乱してしまうが waon ポイントは waon 以外の決済でもポイントが貯まるのである。waon とは別に AEON Pay もある。iAEON アプリ上で AEON Pay が使える。AEON Pay は paypay のようなバーコード決済で、イオンカード以外にも銀行口座からもチャージできる。paypay 銀行は選択できなかったが、都市銀行や地方銀行などを選択して銀行口座から直接チャージできた。AEON Pay には waon ポイントを貯めるという仕組みはなく、AEON Pay の支払いをイオンカードにすることでイオンカードの利用によって waon ポイントが還元されるという仕組みになるため、銀行口座からチャージすると本来は waon ポイントが貯まらない。しかし、オーナーズカードの支払いは waon ポイントが貯まるので、オーナーズカードの認証をした上で AEON Pay をする分には waon ポイントが貯まっているようだ。

たまたま iAEON アプリで近所の KOHYO を登録すると、その店舗で使えるクーポンが発行されていることに気付く。なぜかクーポンを選択という手作業の登録をする必要がある。クーポンは商品ごとにたくさんあって、1つずつ選択して登録するのが面倒なので「一括選択」というボタンがある。このボタンをタップするとすべてのクーポンが選択済みになって登録される。いま選択済みのクーポンが46個ある。この次は「一括選択」をタップしなくても自動的にクーポンを選択済みの状態にしてほしい。クーポンを選択済みの状態で iAEON アプリで会員証の認証をしてから決済をするとクーポンが適用されて割引を受けられる。クーポンには何度も使える装備タイプと1回使うとなくなる道具タイプがある。そして、KOHYO のクーポンに何度でも使える全品3%引きの装備タイプのクーポンがある。さらに土曜日はそれが5%引きクーポンにクラスチェンジする。つまり、土曜日に KOHYO で買いものすれば、オーナーズカードで3%キャッシュバック、装備タイプのクーポンで5%引き、その上で waon ポイントがつくという、おそらく一番よい装備が整ったという雰囲気だ。

試しにポッキーのクーポンを使ってみようと、夜にスーパーへ行ったらすべて売り切れていた。仕方なく同じクーポンが適用されるプリッツを買ってきた。トマトプリッツ118円が、5%割引で112円になって、さらに別クーポンのバフがかかって10円引きで102円になる。この時点で 102/118 ≒ 86% なので14%引きになっている。さらにオーナーズカードで3%キャッシュバックになるので17%引きになる。なるほど、物価の上昇を吹き飛ばすような効果がありそうだ。

今週はここまでの設定をするのにいろいろ調べていた。waon なにそれ?みたいな人間がアプリダウンロードして、アカウント作ったり、waon ポイントカードを作ったり、オーナーズカードを連携したり、あれこれやって理解できた。

ふるさと納税

いつも年末に購入している。このぐらいの時期になると急に思い出して、思い出したときに購入しないと忘れてしまうので一気に買いものした。私は2019年から毎年ふるさと納税をしている。いつも食べものをいくつか、工芸品を1つぐらい選択している。気に入るものがなかったら食べものしか買わないときもある。とくに深い意図はなくて、適当に検索して今年は次の4つに決めた。

普通にサラリーマンとして働いている人はふるさと納税のメリットがある。寄付金控除の限度額まで、実質2,000円で好きな返礼品をもらうことができる。私は毎年確定申告をしているのでワンストップ特例制度を利用する必要もなく、手続き上の手間暇もほぼないと言っていい。ふるさと納税の問題点としては次のようなことが指摘されている。

  • (一般的に) 都市から地方へ税金が流出するので都市の自治体の税収が減る
  • 収入の高い人ほど寄付金控除の限度額が高いために得をする傾向がある
  • 寄付金 (税金) の3割以下 (返戻率と呼ぶ) のお金が本来の使途ではなく返礼品として流出する

問題や懸念があることは私も知っているが、私のような人間は、こういう機会がないと本来使わないお金を使っていたりするので購買意欲を換気するという側面もある。どのみち、都市に住む人が納めた税金を地方交付税という形で国が地方自治体へ分配している。ふるさと納税が地方交付税の割合に影響を与えているかどうかは知らないが、都市に住む人が納めた税金が地方へ分配されるのはそう変わらないのではないかと思ったりもする。都市に住んでいる人の大半は地方出身者であり、私もそうだが、地方出身者が都市で働いて税金を納めることで都市を支えているとみなすこともできる。都市も地方から働きに来てもらわないと都市を維持できなない。地方と都市は共依存の関係でもある。そして、返礼品を購入してもそのお金は地方の地元企業の経済活動に使われる。それ自体に問題があるわけでもないのではないか。本来の税金の使途が返礼品という、どちらかと言えば、嗜好品に使われているのがやや懸念ではあるが、地方の経済をまわすことに役立っていれば、それはそれで別の意義も出てくるのではないかと思う。

儲かっていない会社に中間申告はない

0時に寝て何度か起きて7時過ぎに起きた。髭を剃っていて唇を切った。

ソフトバンクグループ 第2四半期 決算

孫さんが決算発表の場に出てこなくなってまったく関心がなくなっている。ここ数ヶ月ほどタイミングを見計らって少しずつ空売りしてきた。ちょうど年の暮れだしこのタイミングで空売りの返済をしてしまおうと考えている。昨今の雰囲気からまだまだ投資の時期ではなく、なんとなくソフトバンクグループの決算は悪いのだろうと予測していた。虎の子の ARM も上場してしまって他に材料もないだろうと。

とくにみるつもりはなかったけれど、作業しながら CFO の説明を聞いていて、「守り」がうんたら、財務が健全だと何度か話していることに気付いた。周りから財務を不安視されて懸念を持たれていることの裏返しように聞こえた。普通、投資会社なら投資の成果をもっとアピールすればいいと思えるが、財務の健全性をアピールするというのがおもしろおかしく聞こえた。arm が上場したにも関わらず、現在の株価と 1株当たりNAV情報 の差も前回の決算時よりも開いてしまったと説明していた気がする。それが市場の答えにも思えた。

おそらく明日の寄り付きの価格は下がると推測するけれど、明日はマイナー SQ だし、この決算でどのぐらい下がるのか、やや楽しみ。11月中には空売りを返済してしまうつもり。

中間申告

前期は黒字決算だったので自動的に中間申告が必要なのだと思い込んでいた。しかし、例年ならすでに納税のための通知やデータが届いているはずが一向に来ない。

昨日、消費税の中間申告の通知が届いた。2年前から消費税を支払っているはずだけど、昨年は中間申告の通知が来てないような?まぁいいや。e-tax のメッセージボックスには中間申告のデータも届いていて、それを使って申告書を作成して pay-easy でそのまま納付した。作業時間は15分といったところ。中間申告はめっちゃ簡単。

本題の法人税などの中間申告の通知が来ないので厳密な中間申告の条件について調べてみた。

中間申告が必要なのは、前事業年度の法人税額が20万円を超える場合です。中間申告が必要となったとき、その提出期限と税金の納期限は、事業年度開始後6月を経過した日から2月以内です。なお、法人税の中間申告の対象となる人は、地方税(都道府県税、市町村民税、事業税等)についての申告も必要です。

法人税の中間申告とは?目的や申告方法を基礎から解説! | 経理・会計業務を効率化「経理プラス」

法人税が20万円を超えないと中間申告は不要だという。前期の法人税を調べたら 187,800 円だった。これで法人税と地方法人税の中間申告は不要であることがわかった。

また、事業年度が6カ月を超える法人で法人税の中間申告義務のある法人は、その事業年度開始の日から6カ月を経過した日から2カ月以内に原則として前事業年度の税額の半分の額を予定(中間)申告して納めます。

法人県民税・事業税、特別法人事業税・地方法人特別税

次に法人県民税も「法人税の中間申告義務のある法人」とあるので法人税の判定基準と同じになる。

予定申告は、法人税において前事業年度の確定法人税額に前事業年度の月数で除し6を乗じて計算した金額が10万円以下の場合はその年度の申告の必要はありません。

神戸市:法人市民税に関するQ&A

実際に計算してみると、187,800 / 12 * 6 = 93,900 円となって10万円以下なので中間申告は必要ないとのこと。

要約すると、あまり納税していない会社は中間申告しなくてよいってことだと理解できた。前期は iphone 14 pro, m2 macbook, 社用車、デスクトップマシンといろいろお金を使ったので納税額が少なかったみたい。

筋肉痛の翌日

昨日は山登りで筋肉痛になって夕方からずっと寝ていて7時に起きて8時半に起きた。それでも寝たら筋肉痛はある程度は直った。寝ると回復するもんや。

ストレッチ

昨日から全身筋肉痛になっている。それでも夕方からずっと安静にしていたせいか、昨日の一番ひどかった頃よりずっと回復していた。さらにストレッチでそういった話しをしたら、トレーナーさんも筋肉痛を気遣った形でストレッチをしてくれた。筋肉痛の状態だと筋肉は伸びないらしい。あまり筋を押さず、ほぐすようなストレッチにしてくれたという。筋肉痛にも関わらず、いつもよりも関節や筋肉の負荷が小さかったように思える。今日の開脚幅は開始前153cmで、ストレッチ後155cmだった。

カフーツさん訪問

たまたま見かけたので ブログJelly Vol.135 に参加してきた。瑞祥 黒松剣菱 というお酒をもっていった。こういうイベントで灘のお酒を飲む機会にしようと思ったものの、今回は周りの人たちにあわせてワインとビールを飲むだけで終わってしまった。次回のイベントのときに飲みましょうとお酒を置いてきた。私自身、家で日本酒を飲まない。カジュアルに日本酒を飲もうという空気や雰囲気がない。入り口を変えるため、日本酒にあう食事やつまみも用意していくのがよいと気付いた。次回は日本酒向けの食べものをもっていこうと思う。

昨日の山登りの下山中もマネジメントや気付きについて2時間ほど一緒に行った人たちと話していた。ここでもお酒が入ったらその延長の話しをだらだらやってしまった。気付きがないという事象に対して、どうやれば気付きを得られるようになるか、その背景や変化、人の特性・性格・成長などについて、私はいま関心をもっている。人に依るというのも多分にあると思う。教えてできることなのかどうかすら、私はわかっていない。私の立場としては、仕組みとプラクティスで気付きを与えて、教育によって成長することを願いたい。

いとうさんに note のオンラインコンテンツの領収書にインボイスの登録番号を設定してほしいとお願いした。さらにコワーキングスペースのサービス料がいま1,000円になっている。よくみると、90円の消費税を含んで税込み価格になっている。こういうとき、1,000円をサービス料、100円を消費税、税込みで1,100円にすればいいとアドバイスした。次回からそうするといとうさんも話されていた。免税事業者が課税事業者になっても事業者の損益には影響を与えない状態を支持したい。

インボイスの少額特例

freee の「修正待ちリスト一覧」にインボイスの少額特例に該当する明細があるという通知が出ている。次の条件に当てはまる事業者は少額特例の対象になるという。

「前々年度の課税売上高が1億円以下」または「前年度の開始から6ヶ月間の課税売上高が5,000万円以下」のどちらかに当てはまる事業者で、税込1万円未満の仕入や経費は、インボイス(適格請求書)があるかどうかにかかわらず仕入税額を控除できます。

うちは消費税の申告に 簡易課税制度 を選択しているため、事実上、インボイスの有無で消費税の仕入れ控除に影響はない。実際の消費税の納税には影響を与えないが、税制の理解を深めるために取引明細や税区分の処理などをちゃんと記帳しようとは考えている。将来的に簡易課税制度が廃止されたり、その条件を満たさないようになる可能性もある。消費税のようなシンプルな税金にも関わらず、事業者は本質的に損益に影響を与えないものにも関わらず、取引先との関係、政治や社会的な事情によって税制が混乱している。

消費税の逆進性についての問題も見聞きはする。次の記事では生活必需品に低い税率を適用することで緩和するという対策を述べている。さまざまな条件で時限的な特例を多重に発令するよりも、すでに軽減税率があるのだから食品は5%にするとか、そういったシンプルな税制で対策を取れないのだろうかと考えてしまう。

税理士さんと雑談

23時に寝て1時半に起きて、起きてたのか寝ていたのか覚えてないうちに5時半になってた。あまりない時間の飛び方をしたので驚いた。

隔週の雑談

今日は特別な雑談で、顧問のはらさんに加え、新たに契約した税理士さん の3人で行った。税理士選定のときに何人かと打ち合わせをしていて、面談する回数で毎月の顧問料の金額が変わるという話しを伺った。契約した税理士さんはもっとも毎月のコストが低かった。本当は税理士さんとも、いまはらさんと話しているように月1回ぐらい雑談できれば望ましいが、それはいまのコストに含まれていないサービスだろうからそこは断念することにした。今日の議題はこれら。

  • みんなで自己紹介大会
  • 会社の前期のふりかえりと今期の展望の紹介
  • ワーケーションの経費の共有と確認
  • 未収還付法人税の扱いについての訂正依頼
  • 電子帳簿保存法への対応

うちの会社としてのイベントとして毎年ワーケーションを行うことを考えている。昨年はあくまで個人として企画して仲のよい人たちと一緒に参加した。一般の会社なら開発合宿と呼ばれるものだが、うちには社員がいないので1人で開発合宿しても仕方がない。そこで知人やコミュニティを巻き込んでワーケーションという、コワーキングなイベントにしてしまって、他者からの刺激やフィードバックを受ける機会にしたいという意図がある。コワーキングやコミュニティの価値を検証する poc にもなるかもしれない。以前、いとうさんに教えてもらった 「余白」 という概念を検証するのもワーケーションという非日常の機会が望ましい。たった1人の会社でもこういったイベントができるということ自体も、なんか孤独ではなくて嬉しかったりする。

2021 の赤字決算のときに「欠損金の繰り返し還付」をその年で計上していなかったために、2022年は還付によって得たお金があり、それが2023年の帳簿では「未収還付法人税」として数字がマイナスで残ってしまっている。会計処理も税務処理も数字自体は誤っていないはずだが、この数値がずっと貸借対照表の資産として残り続けるのも気持ち悪いので訂正しないといけない。それを税理士さんへお願いしようと考えていた。税理士さんに伺ったところ、それは次の法人税の申告のときにまとめて直すという。別表4, 5, 5-1 あたりを修正すればよいという。法人税法をちゃんと理解しておかないと修正できないが、税理士さんは得意な作業の1つだという。

電子帳簿保存法についてまったくよく分かっていないけど、2024年1月から運用が変わるらしい。これまでは紙に印刷して保存しておけばよかったのが電子データでの保存が義務化される。それは問題ないのだが、電子データが改ざんされていないことを保証するためにはタイムスタンプ (電子署名のようなもの?) を付けて、さらに暗号化しないといけないといったシステム要件があるみたい。

2021年度の改正により、取引先と電子データでやりとりした書類の書面保存が禁止されました。2024年1月1日からは、決められた保存方法にもとづいて、データのまま保存しなければなりません。

電子帳簿保存法の電子保存義務化はいつから?2024年までに必要な対応を解説

なにかしらうちの会社も対応しないといけないと思われる。厳密に電子帳簿保存法に定められたシステム要件を守らなくても、内規を設けてそれぞれの会社のルールで運用する分には問題ないと税理士さんが仰っていた。なにかしら電子データ保存のための内規を作らないといけないのかもしれない。今後、税理士さんと詰めていきたい。

ワクチン接種

15時から5回目のワクチン接種へ行ってきた。14時59分に受け付けを済ませたものの、タイミングがよくなくて、15分ほど待ってワクチン接種して、待っている間に外は雷雨になって、雷を避けながら帰ってくることになった。その後、普通にお仕事して摂取直後はとくに身体への負担はなかった。21時頃に熱を測ると37.0度になっていた。ほぼ1年ぶりのワクチン接種になる。

こんなことあるんやという失敗談を書く。体温計の使い方を忘れた。電源ボタンが見当たらなくて、電池切れたのかと思って100円ショップに購入へ行ってきて、電池交換のために上部を取り外ししていて電源ボタンに気付いた。ほぼ1年体温計を使わないでいると、電源ボタンの位置すら忘れていた。イメージとしては眼鏡をおでこにかけて、眼鏡がないと探している人みたいな失敗。日々の記憶もほとんど覚えていないような生活ではあるけれど、体温計の使い方を忘れるみたいなこともあるんやと実感した。自分もそういう失敗をするのだから他者にも優しくなろうと思えた。

相続の手続きを完了した

0時に寝て4時に起きて6時前に起きた。最近早起きになってきた。

相続税の申告

今月に入って、何度か 会計事務所へ書類をもって訪問 したりしていた。昨日ようやく公認会計士の先生から相続税の申告を終えたという連絡をいただいた。父が失くなったのが 昨年の12月26日 でこの26日が申告期限となっていた。なんでこんなに時間がかかるの?と思いたくもなるが、うちの場合は10ヶ月ぎりぎりで相続税の申告ができた。遅れても延滞税がかかるだけで逮捕されるわけではなさそう。

ともあれ、相続が無事に終わってよかった。父は交通事故にあって遺言を残せる状態に回復することもなく入院生活を送って亡くなった。相続税の配偶者控除は手厚くて1億6,000万円までは相続税免除となる。なるべく母が相続する方が税金が少なくなるように一見はみえる。しかし、うちは2次相続も考慮して母と姉と私の3者に対して法定相続を採用することに決めた。2次相続のシミュレーション結果がどうであっても、私は母が相続しても詐欺で騙されて失ってしまうことを前提と考えているため、税金を余分に支払ってでも法定相続を採用しようと、もともと考えていた。最終的に母は相続税が不要なため、姉と私の2人が相続税を支払う形になった。それもすべて公認会計士さんが手続きしてくれたのでとくに労力があったわけでもない。

相続の手続きで揉めたのが 未登記の建物の扱い だった。原則として建物はすべて登記しなければならないという法律はあるものの、過去の建物は未登記のものが多く、うちの実家の建物も大半が未登記だとわかった。そのまま未登記のまま、固定資産税評価額を使って相続税を算出することで問題なく完了できた。

家族信託のススメ

母が一定のお金を相続するにあたり、弁護士さんから 家族信託 を推奨されている。家族信託とは、後見人制度に代わる柔軟な財産管理をするための仕組みらしい。

うちは交通事故により父が意思疎通を図れない状態となったため、有無を言わさず成年後見人が選任され、その財産管理の在り方に大きな不満をもっている。さらに成年後見人の弁護士さんに少なくない手数料を5年間に渡って支払っている。実際の運用を経験して成年後見人という制度に懐疑的なところがいくつかある。

家族信託はそういった成年後見人による財産管理に代わるもので、契約時に決めた条件に従って財産の管理を第3者 (たいていは親族?) に委託する仕組みらしい。初期費用として50-100万円ほどかかるが、その後の維持管理のために経費はかからない。うちの場合は年間 627,000 円 (税込) を成年後見人の弁護士さんへ支払っていた。つまり毎月 52,250 円 (税込) を弁護士さんへ支払っていたことになる。この費用が本人が亡くなるまでずっと継続するというのが、成年後見人制度のコストの大きいところ。うちは5年間、さらに他にもいろいろあって、もっと多額の手数料を弁護士さんへ支払っている。もしかしたら財産の多寡によっては、さらに大きな金額を支払うことになるのかもしれない。

初期費用がかかるのは次の段取りを踏む必要があり、これらの作業に専門家へ依頼することでそのコンサルティング費用や事務手続き費用がかかるとのこと。

  • 契約書の作成
  • 公正証書の作成
  • 信託口座の開設

これによって、契約書で決めた用途に関しては私や姉がお金を管理をして、母に送金するといったことが可能となる。母は直接、信託口座からお金を引き出すことはできない。運用としては、母から送金依頼があったときに私や姉が手続きをして、年に1回、私や姉から母へ報告をおこなう必要があるといった程度の労力が必要になる。弁護士さんに教えてもらった話しとオンラインの記事をみながらメリットをまとめる。

  • 成年後見人制度よりも (一般論として) コストが安く、柔軟に財産管理できる
  • 最初に決めた契約の内容に従って財産を運用できる
    • (元本保証がない) 資産運用もできる (成年後見人は不可、財産が目減りする可能性があるものは一切できない)
  • 親が判断能力を失っても財産管理に影響が出ない
    • 認知症になっても子どもが財産を運用できる
    • 詐欺に騙されてもお金を引き出せない
  • 知的障害のある子どもがいる場合に、親が亡くなった後も財産を子どものために使ってもらうように運用できる
  • ハイリスクな不動産の共有をしなくて済む

家族信託と、家族が勝手に親の通帳を取り上げて、認証情報を秘密にして運用するのと何が違うのかも弁護士さんに聞いてみた。

  • 本人が金融機関に紛失届を出せば容易に再発行できる
  • 親のお金を子どもが取り上げているという後ろめたさがある
    • この状態を裁判などで訴えれば親側の主張が正しい

姉とも相談しつつ、母も説得しつつ、家族信託をするのでいいのではないかと、いまのところ、私は考えている。

税理士さんとの契約

0時に寝て何度か起きて6時に起きた。夜にストレッチを受けて寝たせいか、わりとよく眠れた。お仕事はコードレビューを中心に、既存のよくないところをリファクタリングして品質や堅牢性を高めることをしていた。

税理士さんと契約についての打ち合わせ

税理士さん探し の続き。3人の税理士さんと打ち合わせをして、その中で1人の税理士さんを選定した。ようやく、うちの会社も税理士さんに税務をお願いできるようになった。最初の打ち合わせを30分ほど行った。うちは会計システムに freee を使っているので freee の操作ができることを要件に探した。freee には税理士さんをアドバイザーとして招待する仕組みがあって、それを使って登録すると税理士さんがうちの会社の会計データを読み書きできるようになるという。まずはその登録作業を行った。他にも過去の決算書と決算申告のデータを共有したり、うちの会社の特徴や課題管理のやり方なども情報共有した。課題管理にも関心をもってくれたのでうちの会社の jira にも招待して、できれば、税理士さんもうちの会社の会計作業については jira で課題管理してくれると嬉しい。それは難しいかもだけど。

税理士さんが言うには、税理士会が情報共有のツールとして dropbox を推奨しているらしい。ファイルを情報共有するために dropbox のフォルダ共有してくれると助かるという。うちは google workspace を使っているので必然的に google drive が望ましいのだけど、それは税理士さんにあわせて dropbox にした。私の感覚だと、dropbox よりは google の方がセキュリティもサービスも信頼できてよいのだけど、そこは税理士会の慣習に従うことにした。

税理士さんは社内では slack を、お客さん向けには chatwork を使っているという。私は chatwork 使ったことがなかったのでこの機会に使うことにしてみた。これは税理士さん側から私を招待してもらって使えるようにした。どうやらフリープランで使ってみるみたい。chatwork にもフリープランあったんやと知った。

契約についてどうしましょう?と相談したところ、どっちでもよいと言う。税理士さんの守秘義務は法律で定められていて、これに違反すると懲戒処分に加えて、刑事罰もうけるような、強力なものらしい。したがって、税理士さんが契約書を企業と交わさなくても税務には問題がないらしい。一方で顧問契約を1年は継続してほしいといったときに期間を契約書に明記して契約するといったケースもあるらしい。先方がいらないと言っていたのでひとまず契約書なしで進めることにしてみる。

珍しく余裕のなかった一日

0時に寝て何度か起きて7時過ぎに起きた。眠れたような、そうじゃないようなよく分からない起き方をした。お昼ご飯を食べる間もなく、打ち合わせとコードレビューで1日を終えた。連休明けでよい慣らしになった。

税理士さんとの打ち合わせ2

税理士さん探し の続き。今回話した方は公認会計士だった。監査ができるのが公認会計士で、税務の申告ができるのが税理士という役割の違いになる。会計監査も含めてチェックしてほしかったら公認会計士さんにお願いするといった役割分担になるかもしれない。話してみて、若くて理路整然として悪い印象はなにもなかったのだけど、逆にこの人がうちの会社の会計/税務を親身にやってくれそうにもみえなかったし、ホームページの事業内容をみても公認会計士だから税務のビジネスだけではなく、もっと大きな会計のお仕事の方がを目指しているようにもみえた。同じ質問をして、前回の税理士さんの回答の違いなども考慮しながら選定の判断材料にはなるなと思いながらやり取りしていた。選択する側の打ち合わせはおもしろい。

アーキテクチャの再考

お手伝いしているシステム開発で、私の中ではもうアーキテクチャは固まったかな?と考えていたのが、お客さんと話していて、さらなる要件や展望を聞いているとそうじゃなかったことに気付いた。どうやら最初の実装としてはいまのアーキテクチャを堅牢に作って、その次の要件として待っていてくれたようにみえる。

私の認識を正す意味も含めて、さらにお客さんの要件や世の中の競合製品に対して競争力をもつにはどうするかといった視点をざっくばらんに雑談した。もう1段階アーキテクチャを見直す必要があるなと思えた。開発に着手して今月末でちょうど1年が経つ。これまで大きなアーキテクチャの変更もなく、順調に開発は進んできたものの、ここらで見直しやズレの補正が必要になってきてもなんらおかしくはない。いまの開発フェーズでは対応しないが、次の開発フェーズに向けてのアイディアの1つとしてアーキテクチャの再考が必要なことを認識した。

税理士さんの選定

1時に寝て3時頃に吐き気で起きて1時間ぐらい苦しんでた。久しぶりにやばかった。その後なんとか寝て7時半に起きた。

税理士さんとの打ち合わせ1

うちの会社のイベントとして毎年ワーケーション (開発合宿) をやろうかと考えている。コワーキングやコミュニティの延長上でワーケーションを行うわけだが、いくらかうちの会社の持ち出しで費用負担してよいと考えている。しかし、そのときの支出はどういった建付けで経費として扱えるのかどうか、私は税理士ではないのでよくわかっていない。そういったことを相談するために税理士さんに顧問になってもらおうと考えている。うちから税理士さんへの要件としては freee のデータを正として扱ってくれればそれでいいかな。

また2021年度は赤字決算になったので2022年度に 法人税の欠損金の繰り戻し還付 を行った。このお金を2022年度に計上していないため、その分の金額が資産のマイナスとして2023年度の決算に残ってしまっている。法人税の支払いは正しいのだが、還付金を2023年度に雑収入として登録するか、2022年度に遡って未計上の金額を登録するかのどちらかで訂正しないといけない。過去の法人決算の訂正自体も行う仕組みはあるので手続きするだけだが、それも手間暇がかかるのでついでに税理士さんにやってもらうと考えている。

会計システムに freee を使っているので freee さんの税理士紹介サービスを使って選定する。3事務所ピックアップしてくれたので順番に打ち合わせしていく。今日はその最初の税理事務所の方と打ち合わせした。話した感覚でうちの会社の考え方や規模にあった税理士さんだったのでこの方でいいんじゃないかとも思っているけれど、せっかく他の事務所もピックアップしてくれたので他の税理士さんの話も来週また聞いてみる。

コードレビュー

まる一日コードレビューをしていた。私もマージリクエストを投げていてレビューしてもらいつつ、メンバーのコードレビューも順番にやっていった。その中で smtp の仕様を把握しておく必要があっていくつかシニアエンジニアの方からもアドバイスをもらって、私もそうだったんだと勉強していた。メールヘッダーのエンコーディング、昔は覚えていたけど、ずっとメールを送るコードを書いてなかったので私も忘れてしまっていた。こういうことをさらっと指摘できるのがシニアエンジニアのすごいところ。

go だと標準ライブラリに mime パッケージがある。mime パッケージを使って件名を utf-8 でエンコーディングされた文字列で指定すると次のようになる。q エンコーディングと b エンコーディングの2種類がある。b エンコーディングの方がデータ量が減ってよさそう。

fmt.Println("Subject: " + mime.QEncoding.Encode("utf-8", "テスト"))
fmt.Println("Subject: " + mime.BEncoding.Encode("utf-8", "テスト"))
Subject: =?utf-8?q?=E3=83=86=E3=82=B9=E3=83=88?=
Subject: =?UTF-8?b?44OG44K544OI?=

相続税の申告の一歩手前

22時頃から寝始めて何度か起きて6時に起きた。早寝早起き。

会計士事務所への訪問

相続税の申告手続きを未だにやっている。

父が失くなったのが 昨年の12月26日 になる。相続税は死亡を知った日から10ヶ月以内と期限が決められている。それを過ぎると算税や延滞税などのペナルティが科せられる。うちの期限は10月26日になる。1-3月ぐらい葬儀やらお仕事やらで忙しかったものの、4月ぐらいから相続の手続きに着手した。5月29日に親族の相続関連の書類を取りまとめて弁護士さんへ送付した。それから銀行口座の解約やら司法書士さんやら税理士さんの作業やらなんやらあって、いまもまだ会計士さんに申告の書類を作ってもらっているところ。その過程でいくつか質疑応答があってそれを調査したりしている。

その会計士さんの事務所が近所にあるのでお昼に訪問して挨拶してきた。申告に必要な書類の提出をしつつ軽く打ち合わせをした。税務署は20年遡って口座のお金を動きを調べるらしい。話しているときに死亡保険金とかないですか?と聞かれて、母が受けとったと話していたなと思い出して、それも父の遺産として扱う必要がありますと言われて、確かにそうだと思って申告漏れしていることに気付いた。これで死亡保険金の書類が必要になってまた取り寄せに時間がかかる。こんな感じに五月雨式に遅れていくので10ヶ月ぎりぎりになりそうな雰囲気。来週中に申告が終わる嬉しいなといったところ。

mongodb の初期化ツール

ちょっと前から少しずつ mongodb の初期化ツールを作っている。コレクションの作成ならびにインデックスの追加を、さらに初期データの投入も制御したい。mongodb のバージョンが 6.0.x のときは作成済みのコレクションに対して同じ設定で作成しようとすると、既に作成済みというエラーが発生していた。それが 7.0.x になってエラーにならないようになっていることに気付いた。調べてみると、次の issue で同じ設定なら作成の結果に関係なく冪等であるのでエラーとして扱わなくてよいという考え方になる。

これは初期化ツールを作っている私にとっては朗報で、同じコレクションに対して複数の操作をしても変更した設定だけが有効になるといった振る舞いをする。こういう細かい所もバージョンアップをしながら改善していくことが伺えて学びになった。

インボイス制度の開始

0時に寝て何度か起きて7時過ぎに起きた。いろいろ作業していたんだけど、お昼からインボイス制度の開始に伴って請求書や会計処理がちょっと変わるのでそのシステムの運用や調べものをしていた。

インボイス制度の開始

10/1にサブスクリプションの請求が届いているものを経費登録しようとしていて税区分が変わってくることに気付いた。適格請求書発行事業者向けの支払いであればこれまで通りだが、そうじゃない場合に経過措置期間用税区分が新設されている。合理的に考えたら経過措置の控除割合80%を選択することで節税になる。ここで会計システムに経費登録する際、適格請求書発行事業者なのかどうかについて、これまでは未確認だったものを請求書 (領収書) から判断する必要が出てくる。いまみたらセブンイレブンのレシートにも登録番号が記載されている。こうやってシステム (仕組み) で世の中を変えていくのは強力だなと思えた。

その後、取引先の設定に適格請求書発行事業者の登録番号を設定できることがわかって、明らかにそうだとわかっているものは検索して設定したりしていた。外国企業については 国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税関係について に書いてある。例えば、google workspace を使っていると請求書には Google Asia Pacific Pte. LTd. と書いてある。しかし、請求書には登録番号がない。これは 登録国外事業者名簿 をみると、有効であることがわかり、さらに法人番号もみつかる。法人に関しては法人番号と登録番号は基本的に同じなのでそれを登録しておけばよい。

昼に寝て夜に考える

0時に寝て何度か起きて7時に起きた。昨日は晩ご飯食べてからだらだらしているうちにいつの間にか寝ていた。今日はオフィス暑くて14時から帰ってきてお昼寝して19時過ぎにまた戻った。

ストレッチ

先週末は実家や四国へ出掛けていたため、ストレッチをお休みしていた。2週間ぶりのストレッチとなる。右足がパンパンでひどいことになっていた。休んだことと出掛けていたことの疲労が重なったのか、右足のどこの部位も調子が悪くて歩くのもやや辛いと言える。相対的に左足が大丈夫なように聞こえるが、普通の感覚ではそれなりに張りがあるので左足も疲労している。あと腰も左右ともに負荷がかかっているように思えた。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後157cmだった。週末はちょっと休もうかと思ったぐらいの疲労度と体調の悪さを実感した。

工事業者の訪問

先日の 暑さ対策委員会 の続き。

ストレッチを終えてオフィスに向かうと、ちょうど同じエレベーターで工事業者さんと鉢合わせになった。いまから作業するところだったらしく、作業前にオフィスに入ってもらって通気口の状況を確認してもらった。いまの室温は30℃を少し上回ったところ。通気口からエアコンの風は出ているが、室内がまったく冷えないことを伝えた。そのときになにかの機器にガスを注入したという話しをしていた。これでダメなら (エアコンの?) メーカーの担当者と別の調査か対策を行うといった話しをされていた。何であれ、調査して原因の切り分けをして、次の作業へ進展している話しを聞いて安心した。但し、今日のところは、夜になっても室温の変化はみられなかった。まだ改善するかどうかはわからない。

遺産分割協議書の契印・割印の要否

弁護士さんから以前、作成した遺産分割協議書に割印をしていないことに気付き、税務署の手続きを進められない可能性があるから、もう一度、相続人全員の割印を取得してほしいと書類が届いた。すでに銀行・法務局の手続きは滞りなく終えている。こんな面倒なことを可能性があるという不確かな情報でやってられないと思って、本当に必要な手続きかどうかを税務署に確認してほしいと返信した。それと同時にググってみると、あるほうが改ざん防止になるので望ましいが、必須ではないという記事が多くみつかる。書類を作成するときに依頼されていれば応じるが、書類作成後になって大半の手続きも終えていて、相続税を払うためだけにそんなことやってられるかと思ってこのまま進めてほしいと押印せず書類も返送した。

もちろん税理士さんや税務署に裏付けをとる必要はあるが、ちょっと調べれば分かることをベテランの弁護士さんが調べずに顧客へ工数を転嫁することにがっかりした。

ストーリーポイント再考

少し前にみかけたポストで「ストーリーポイントは機能しない」というものがあった。

私もストーリーポイント否定派の1人だが、その投稿に発明者ですら謝罪していると書かれていた。それでずっと気になっていたので発明者の元記事を読んでみた。翻訳に近いが、日本語でも要約された記事もある。

これを読んでみて、発明者も言っていることは真っ当だと思う。ストーリーポイントがいかに誤用されているか、それによって意味のない時間を費やしているか。そもそも見積もりは現実のプロジェクトマネジメントにおいて必要とされるが、実際の開発においてまったく無意味であるといったことなどが書かれていて、ソフトウェア開発を見積もろうとする行為そのものがそもそも間違っていて、それをさらに相対化 (抽象化) させたストーリーポイントが役に立つわけがないとすら思えた。誤用されるなら、スプリントプランニングのためにストーリーポイントを使うのはまったくの無駄とまで言い切っている。

この記事を読んで不思議なことの1つに、実際にスクラムでストーリーポイントを使ってみれば意味のない指標であることに気付く開発者は多いと思う。スクラムガイドにおいても、見積もりより経験主義の重要性を説いているにも関わらず、なぜこんな誤ったメトリクスがスクラムとセットで導入されているのか、私には理解できない。プロジェクトマネジメントては別の、政治力学においてストーリーポイントが使われているのではないか?という気すらしてくる。

課題管理の文脈だと、見積もりは勘と経験でよいというのが私の解になる (ストーリーポイントを使ったところで出鱈目なんだから) 。課題管理と見積もりというテーマもなにかしらコンテツになりそうな気がした。