0時に寝て6時に起きた。昨日も疲れててウォーキングには出掛けられなくて寝て、3時や4時に起きつつも気付いたら5時半に起きてて、そう言えばと思い出したときに6時だったというふわふわした寝起きだった。
朝活: ミクロ経済学入門の入門
[金朝ツメトギ] 2021-11-19 AM 6 で第10章の再分配を読んだ。この本はほとんど朝活で読み終えた。
市場は社会的余剰が最大化されるので社会全体の富を増やす働きの強い制度だという。その増える富の方向性をタテとヨコで表現しているが、タテ方向に増やす働き (資本家が莫大な富をもつ) はあっても、ヨコ方向に拡げていく (みんなが裕福になる) 機能はないという。本章では所得の再分配と、再分配が適正かどうかを測るための指標として ジニ係数 について説明されている。ジニ係数を使うと、所得分布から不平等の状態を客観的に把握することに優れているという。富める者から貧しい者へ所得を移転することでジニ係数が下がる。ただし、両者の貧富を逆転させないものを ピグー・ドールトン移転 と呼ぶ。このピグー・ドールトン移転を実行し続けると、最終的に所得分布は全員が同じである 完全平等分布 になる。このときのジニ係数はゼロになる。その逆に、1人がこの世すべての所得を独り占めすると 完全不平等分布 となり、そのジニ係数は 1 (に近い値) となる。
- 絶対的貧困: 世界銀行は生命の維持に必要な基準として1日の所得1.25ドルと定めている、絶対的貧困の指標の1つと考えられる
- 相対的貧困: 所得分布の真ん中の50%と OECD が定めている
- 相対的貧困の基準に満たない人口の占める割合を 相対的貧困率 と呼ぶ
- 2019年 国民生活基礎調査の概況 によると、2019年の値は 15.7% になるらしい。6-7人に1人ぐらいの割合になる
メタ認知が暴走
あんちぽさんの日記 に次の動画が紹介されてた。メタ認知で〈学ぶ力〉を高める:認知心理学が解き明かす効果的学習法 を読んでから、学びや書くことについてメタ認知というキーワードを意識して考えるようになっている。この動画ではメタ認知を「相対化」と説明していた。自己を相対化して、様々な文脈や状況、相手の意図なども考慮して結論が出せなくなったり、思考がまとまらなくなってしまうという。そういうメタ認知が暴走する人間を メタモン と名付けていた。ここでいう「モン」はモンスターの短縮なのかな?なかなかおもしろい。こんな極端ではないけど、私も相手の意図や状況を深読みしてしまって静観の姿勢を取るものの、なにも考えてない人だったりすると無駄に時間を浪費してしまうこともある。他にも 銃・病原菌・鉄 の話題が気になって wikipedia を軽く読んだりした。
会食
姪が大学に進学するそうでその面接に来たので一緒に晩ご飯することに。姉の勤め先の関係会社で 神戸プレジール という神戸牛ステーキのややたっかい系のレストランで食べてきた。コース料理で1万円/人で飲みものやデザートなどは別途6千円ほどだった。但馬牛や神戸牛のステーキはもちろんとてもおいしかったんだけど、もう自分はこういう料理を求めてないなというのも感じた。個室で食べてたんやけど、姉の仕事の関係者が5-6人ぐらい、入れ代わり立ち代わりにやってきて、姉は直売所のパートだったのが、いつの間にか社員になって、いつの間にかナンバー2になっているらしい。おまけでフォークリフト免許まで取っている。なんやかんやも含めて、この場所を晩ご飯に選んでいるのもあるんだろうけど、職場の周りの人にしか言っていない今日の予定を、どこかで聞きつけて挨拶にくる関係者の人たち。私が学生の頃「田舎の噂は isdn より速い」と言ったものだけど、いまは「光回線よりも速い」と言うらしい。姉がいろんな関係者に挨拶しているのをみながら、もう自分はこういう仕事もたぶんできないなと実感した。