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SakeBash と LT 発表

2時に寝て4時に起きて5時に起きて7時に起きた。呪術廻戦ゲーム の初心者ミッションだけクリアしたらやめようと思って、なかなかミッションのレベルが高くて届かない。あともうちょっと。

SakeBash

神戸に acall (アコール) さんという会社があって、コロナ禍が始まる前に SakeBash イベントを開催されていた。2019-2020年にかけてのとき。それ以来ずっと開催されていなかったイベントを復活させたみたい。コロナ禍が acall さんの転機になったようで、オフィスのオートメーションに関するプロダクトを開発していて会社が大きくなっているらしい。

acall さんは go でプロダクト開発をしていると知っていたので神戸で go の話しができると思って次の LT 発表をした。発表したら向こうから声をかけてくれて go の話しができるかな?と期待したのだけど、あまりそういう雰囲気でもなかった。私はコミュ障なので知らない人に話すのが苦手。

acall さんの社員でしやさんという方が宮崎県から来られて、始めて LT 発表するということで応援しながら聞いた。

私の周りでも flutter を採用している人たちがいるので気にはなっていた。最近は flutter web というのも出ていて、flutter でフロントエンドとスマホアプリの両方に対応できそうにも思えた。次にスマホアプリ対応が必要になったら flutter を採用してみてもいいなと思えた。acall さんの制度をみていてユニークだなと感じたものに「いまあい旅費」がある。リモートワーク前提の会社だからこそ、こういった制度の価値が出てきたとも言える。一昔前は出張するのが当たり前だったのでこんな制度に意味はなかったが、リモートワークにより出張しないことが当たり前になったのでこういう制度設計になったんだと思えた。

いま、あいにいきます旅費

リモート勤務でオフラインで集うことが難しいメンバーと「会うこと」の価値を再認識し、オフィスで自社プロダクトのプラクティスを行うことで、製品のアップデートに貢献することを目的とした制度です。自宅から100km以上離れた神戸または東京オフィスに行くための旅費を支給します。(1往復分の交通費と宿泊費/ケ月)

イベントに acall の社員さんが10人ぐらい参加していた。勢いのある会社は会社イベントに参加する人も多くてよい雰囲気にみえた。宮崎県から来られていたしやさんの他にも埼玉県から来られていたとしさんという方もいた。他にも遠方から来ていた方もいたのかもしれない。

2次会

いまひとつ飲み足りなかったので三ノ宮.dev の仲のよい人たちと飲みに行った。RailRoad no.57 というバーでよい雰囲気のお店だった。またなにかの機会で使いたいと思う。葉っぱ (ハーブ?) がたくさん入っているはちみつカクテルがおいしかった。

そこで以前コミュニティで起業相談にのった方の経営について話題になった。創業してから1年弱かけて少し前にある web サービスをリリースした。その web サービスはコモディティで、すでに競合も数社ある。あまり新規のベンチャー企業にとって勝ち目のある分野だと私からはみえない。どうやってこの web サービスを黒字化するのだろう?と私は疑問に思っていた。創業者の相談に乗った方も今後の戦略について尋ねても明確な答えは返ってこなかったようでとても不安になったと話されていた。融資を受けたという話しを聞いていたのでしばらく会社を存続できるのかもしれないけど、作った web サービスを収益化しないと次の融資を受けられることはないだろうから先行きは厳しいのではないかと推測する。外部からみえる範囲内では今後の先行きは危ぶまれる。創業して1年もたつのに、若い開発者にすら心配されるような戦略しかもっていない経営者というのはちょっと想像できない。融資を受けることが出来たぐらいだから、起業や経営について相談にのってくれる人は周りにいるんじゃないかと思うんだけど、経営目線で厳しいことを言ってくれる人はいないのかもしれない。

儲かっていない会社に中間申告はない

0時に寝て何度か起きて7時過ぎに起きた。髭を剃っていて唇を切った。

ソフトバンクグループ 第2四半期 決算

孫さんが決算発表の場に出てこなくなってまったく関心がなくなっている。ここ数ヶ月ほどタイミングを見計らって少しずつ空売りしてきた。ちょうど年の暮れだしこのタイミングで空売りの返済をしてしまおうと考えている。昨今の雰囲気からまだまだ投資の時期ではなく、なんとなくソフトバンクグループの決算は悪いのだろうと予測していた。虎の子の ARM も上場してしまって他に材料もないだろうと。

とくにみるつもりはなかったけれど、作業しながら CFO の説明を聞いていて、「守り」がうんたら、財務が健全だと何度か話していることに気付いた。周りから財務を不安視されて懸念を持たれていることの裏返しように聞こえた。普通、投資会社なら投資の成果をもっとアピールすればいいと思えるが、財務の健全性をアピールするというのがおもしろおかしく聞こえた。arm が上場したにも関わらず、現在の株価と 1株当たりNAV情報 の差も前回の決算時よりも開いてしまったと説明していた気がする。それが市場の答えにも思えた。

おそらく明日の寄り付きの価格は下がると推測するけれど、明日はマイナー SQ だし、この決算でどのぐらい下がるのか、やや楽しみ。11月中には空売りを返済してしまうつもり。

中間申告

前期は黒字決算だったので自動的に中間申告が必要なのだと思い込んでいた。しかし、例年ならすでに納税のための通知やデータが届いているはずが一向に来ない。

昨日、消費税の中間申告の通知が届いた。2年前から消費税を支払っているはずだけど、昨年は中間申告の通知が来てないような?まぁいいや。e-tax のメッセージボックスには中間申告のデータも届いていて、それを使って申告書を作成して pay-easy でそのまま納付した。作業時間は15分といったところ。中間申告はめっちゃ簡単。

本題の法人税などの中間申告の通知が来ないので厳密な中間申告の条件について調べてみた。

中間申告が必要なのは、前事業年度の法人税額が20万円を超える場合です。中間申告が必要となったとき、その提出期限と税金の納期限は、事業年度開始後6月を経過した日から2月以内です。なお、法人税の中間申告の対象となる人は、地方税(都道府県税、市町村民税、事業税等)についての申告も必要です。

法人税の中間申告とは?目的や申告方法を基礎から解説! | 経理・会計業務を効率化「経理プラス」

法人税が20万円を超えないと中間申告は不要だという。前期の法人税を調べたら 187,800 円だった。これで法人税と地方法人税の中間申告は不要であることがわかった。

また、事業年度が6カ月を超える法人で法人税の中間申告義務のある法人は、その事業年度開始の日から6カ月を経過した日から2カ月以内に原則として前事業年度の税額の半分の額を予定(中間)申告して納めます。

法人県民税・事業税、特別法人事業税・地方法人特別税

次に法人県民税も「法人税の中間申告義務のある法人」とあるので法人税の判定基準と同じになる。

予定申告は、法人税において前事業年度の確定法人税額に前事業年度の月数で除し6を乗じて計算した金額が10万円以下の場合はその年度の申告の必要はありません。

神戸市:法人市民税に関するQ&A

実際に計算してみると、187,800 / 12 * 6 = 93,900 円となって10万円以下なので中間申告は必要ないとのこと。

要約すると、あまり納税していない会社は中間申告しなくてよいってことだと理解できた。前期は iphone 14 pro, m2 macbook, 社用車、デスクトップマシンといろいろお金を使ったので納税額が少なかったみたい。

年度末打ち上げ

22時に寝て何度か起きて6時に起きた。カプセルホテルに泊まるときにいつも忘れることで、下の方のカプセルにしてもらうのをお願いすべき。おっさんには上のカプセルによじ登るのが辛い。カプセルホテルに泊まるので盗難防止を考慮して着替え以外はもっていなかった。パソコンがないので朝からやることもなくてお風呂入って、休憩スペースでのんびりしていた。

msgraph-sdk-go を使った開発

azure との id 連携のリファクタリング の続き。

microsoft 社のシステムの仕様が直感的でなかったり、sdk の api が使いにくかったり、この sdk を使うことの学習コストがやや高い。一方でドキュメントを読めば仕様はちゃんと書いてあるのでドキュメントを読みながら開発していくのがよさそうに思える。当たり前と言えば当たり前だが、ドキュメントを読まないと絶対に分からない仕様が多いという意味で学習コストが高い。

例えば businessPhones というプロパティはリストで設定するけれど、これは1つしか設定できないという仕様になる。2つ値を設定しようとするとエラーになる。

businessPhones String collection The telephone numbers for the user.
NOTE: Although this is a string collection, only one number can be set for this property.
https://learn.microsoft.com/en-us/graph/api/user-update?view=graph-rest-1.0&tabs=http#request-body

だいぶ sdk に慣れてきて、あともうちょっとのところだったが、今晩は予定があるので切り上げとなった。

年度末打ち上げ

お手伝いしているお客さんが8月が年度末になる。年度末の会社の打ち上げをやるのでよかったらどうぞとお声がけをいただいていた。うちのプロジェクトのスケジュールにあわせると定例を行う週の火・水の2日間だけ参加可能として予定を提出していた。他の社員さんの予定と調整して2週間もあるからそんなあわないだろう?と思っていたらあってしまって出張するしかないかと今回の出張が決まった次第だ。

17時半から東銀座へ移動して、ホテルの地下にあるちょっとよい雰囲気のレストランでお食事をいただいた。立派な陶磁器に芸術的な料理が添えられていて、おいしかったし、みて楽しむこともできて、会社で来ないと食べられないような内容で私はよかったと思う。食べものはコースだったが、若い人向けにはもっと量がないとお腹が空くだろうから追加でいくつか料理を頼んだりしていた。行ったことないレストランの量はわからないのでコースの選択は難しいと思う。

約55%の社員 (+お手伝い) が参加していた。欠席者の半分以上はリモートワークだったり業務都合で参加できなかったのを考慮すると、私用で欠席している社員は少数派にみえる。私用で欠席できるというのも多様性の文脈では大事だと思えるし、それでも7割ぐらいは参加する意志があるというのは組織としてのまとわりを表す指標の1つに思える。

私自身、昔はあまり会社の全体飲み会が好きではなく、チームや部署単位なら行くが、全社となると欠席する方が多かった。会社の中のよく知らない人たちと親睦を図ることにあまり価値を見出していなかった。しかし、いまマネジメントの立場で考えると、一定の理解はできるようになった。マネジメントとして社員に平等に報いる方法はかなり限定的であること。個別の社員ごとに好ましい方法で対応することはできないという現実がある。したがって、こういった全社的な催しもしかたないと言える。

そして、こういった場で人と人の結びつきや人間関係を良好に保つように、社員みんなが努力して組織が成り立っているのだとわかるようになってきた。 私は直接部門だから売上を上げてれば文句ないだろうとずっと思ってきたけれど、必ずしもそういった見た目の数字だけが会社を維持させているわけではない。目にみえない価値もたしかに組織にはある。 若い頃の私はその努力に欠けていた、もっというとフリーライドしていたという見方もできることに気付けるようになった。

その価値をいま風に言えばチームビルディングといったラベルがついている。それをどうやってうまく成し遂げるか、こういう場で見聞きすることの大事さもわかるようになってきた。だから、いまの私は自身にとって重要ではないイベントも後学のために役に立つかもしれないと前向きに参加するようになった。結局のところ、イベントを楽しむのもそうじゃないのも自分次第である。どんなことからも学べる。その学びがあるのならきっと楽しいと言えるかもしれない。社員旅行へ同行しての学び も大いにあった。

18時から始めて21時前でお開きになった。それから東銀座を出て9時24分の新大阪行きの最終新幹線に乗れた。新大阪に23時48分頃に付いて23時55分発の新快速に乗った。新幹線が2分遅れたことで新快速も2分出発を遅らせて57分発になった。その後、他にも神戸線で事故があった影響か、信号待ちがどうこうで芦屋あたりからずっと低速運行していた。最終的に三ノ宮には到着予定から17分遅れになった。疲れて早く帰りたいなと思っているときほど、こんなもんという印象。考え方を変えれば、いろいろあったのに、ちゃんと三ノ宮まで帰れてよかったと思えばそんなに気も悪くない。

人事を尽くして天命を

3時に寝て6時に起きて7時に起きた。夜更しして youtube の動画をみてた。今日も差分比較の開発というよりは、既存の id 連携の機能の調査を主にしていた。ms の azure の api とか、振る舞いが怪し過ぎて本当にひどい。

ホリエモンの動画

たまたまみかけて中野さんが出演していたから夜中にみてた。ホリエモンの動画に出ているのでいまやときの人って感じがする。中野さんによると、ビッグモーターの問題は1年前から取り上げていたらしく、さらにいま問題になっているのとは別の、営業の詐欺っぽい売り方 (中野さんは元営業らしい) に懸念を表明していたようだ。いま発生している問題は板金部門によるものなので、もしかしたら今後に指摘されていくのかもしれない。そして、たまたま本を書いていた時期と重なって出版もするらしい。この方の話を聞いていると、ちゃんと準備して勉強して、たくさん働いて、やることをやって、いまよい時を得たようにみえる。こういう働き方を私も目指したい。出版されたら本を買って読んでみようと思う。

syncrepl 機能の pr の続き

go-ldap への syncrepl の pr の続き。いまお仕事の開発に忙しくてまったくこちらのレビュー対応をする余裕はない。メンテナーのうちの1人が approve してくれた。もう1人はコードを一元管理できるようにしてほしいということなので週末にその対応をする。普通の検索と syncrepl を使った persistent search を同じコードで保守するのが本当に保守コストを下げるのかどうか、私はやや懐疑的なのだけれども、メンテナーから単一のコードですべてを管理したいという要望があるのでその意見自体には従うつもり。既存の処理に影響を与えないよう、またレビューしやすいように分割して開発して pr を送ったものの、それを1つに統合するというタスクが残課題となる。

社員の給与は最低賃金より高いのでは?

晩ご飯を食べるために20時頃に帰ってきて晩ご飯食べて21時過ぎからそのままだらだら寝てた。起きたら23時ぐらいであれ?と思ってその後も2-3時間ごとに起きたりもしながら寝てた。差分比較の開発が半分は過ぎたけれど、調査のコストも大きくてまだ継続している。

インフレ研究会

久しぶりに エンジニアのためのインフレ研究会 #7 に参加した。話している内容を聞きながら普通にお仕事してた。こういう軽い雑談を聞きながら作業をするのは気楽でよい。雑談の話題の1つに最低賃金の話しが出た。私の感覚では時給労働者だからアルバイトやパートのスタッフの給料があがるのが主なのかな?と考えていたけど、正社員にも影響あるでしょうという話しになっていた。

例えば東京だと1080円になるらしい。仮にこの金額で給与を計算すると 8 * 20 * 1080 = 172,800 円になる。学卒者の初任賃金 をみると、令和5年の学歴別初任給が次になる。高卒者の初任給も最低賃金よりは高く設定されている。

  • 大学: 212,500 円
  • 短大: 200,000 円
  • 専修: 200,000 円
  • 高校: 183,300 円

この統計が世の中のすべてではないのかもしれないけど、一般論として社員の給与が最低賃金より下回るといったことは起きないのではないか?と私は考えている。もちろんいろいろな税金を支払うと手取りはもっと低くなってしまうのはあるけれど、それはまた別の問題。

他山の転がる石

23時に寝て3時に起きて5時に起きて7時に起きた。昨日は早く帰ってきてまたオフィスに戻るつもりが、そのままゆっくり過ごしていたので休憩してた。

プレスリリース前のドキュメントチェック

いよいよ来週に私が9ヶ月に渡って開発をマネジメントしてきたプロダクトのプレスリリースがあるらしい。4月末の段階でプレスリリースできる状態にはあったものの、足りない機能もあったし、展示会に出展して反応をみたり、営業さんとの調整もあったりで3ヶ月ほど時間を要した感じだ。発表されたプレスリリースを引用してうちの会社の事例紹介も書くつもり。まだまだ開発の課題はあるし、気を抜ける状況ではないが、いろんな歯車が噛み合ってきて、期待した未来になるよう、その方向にモノゴトが収束しているようにみえる。私にとっては結果はもう既定路線になっていて、あとは自分がどれだけがんばれるかでその品質が変わるだけの状況になりつつある。

開発においても「ラストワンマイル」に入りつつあるし、私の体力があと半年ぐらいもてばそれでいいんじゃないかと思う。まだまだ先は長いのだけど、終わりがみえてきて、ラストスパートをがんばっていこうといった心境になっている。

ビッグモーター問題の考察

先日 ビッグモーターの記者会見 をみた。そのときに元幹部社員で youtube に動画をあげている方が副社長である息子について言及していた。その後の報道もみていてその真偽も明らかになりつつあるので動画も貼っておく。

たまたま次の記事をみて、その副社長の line のスクリーンショットが公開されていた。

これをみていて思ったことの1つは「権力は腐敗する」の典型例なのだろうと思う。社長の息子というだけで、苦労も実績もない中で経営者になってしまって、権力を振るううちに度が過ぎてしまったのではないかと思えた。言い方を変えると、この副社長も社長の息子として生まれて不幸だった側面があるようにも思えた。普通の人は社内の人間関係を築くのに葛藤や逡巡を積み重ねて経験を増やしていくところが、社長の息子として特別扱いされるうちに分からなくなってしまったのではないかと推測する。

以前 dmm の亀山さんがこんなことを言っていた。

権力のもっとも上手い使い方は「持ってても使わない」こと。

「権力者の横暴」についてどう思いますか――DMM亀山会長に聞いてみた

私も過去にメディア力のコントロールが難しいことに気付いたことがある。会社で大きな成果をあげると、途端に周りが忖度し始めて普通の発言が周りに大きな影響力を与えたり、意図しない結果をもたらすことに気付いた。そうなったらできることは「発言しない」か「辞める」かの2択になる。亀山さんが仰っていることは前者のやり方に近いものと推測するが、権力をもってしまった時点でとても扱いが難しいことを自覚するのが大事だと思えた。

小さい冷蔵庫が届いた

0時半に寝て1時半と4時に起きて7時に起きた。やや吐き気がして気分が悪くてうまく眠れなかった。

小さい冷蔵庫

先日の 暑さ対策委員会 の施策の1つ。冷たい飲みものを常備して暑さを紛らわす。

購入した冷蔵庫の容量は31Lながら敷居を取り外せるので用途にあわせて使いやすい。うちのオフィス向けには十分に大きい。1人でしか使わないならもう1まわり小さいサイズでもよかったかもしれない。

  • 2lペットボトル: 5本
  • 500mlペットボトル: 14本
  • 350ml缶: 25本

冷凍もできるスペックなので冷蔵で使うなら十分過ぎる性能。直冷式なのでコンプレッサーの動作音がある。それでも静音 28db なのでうるさくはない。寝室に置くなら音は気になると思われるが、オフィスならパソコンやサーキュレーターの動作音、周りの雑音などもあるからほとんど気にならない程度だと思う。うちのオフィス向けには許容できる動作音だった。あとは冷却中に側面の放熱板はわりと熱くなる。これによって部屋温度が上がってしまう。もともと32℃あるのでちょっとぐらい暑くなっても焼け石に水といった感覚。

2lのお茶を冷蔵庫に保管しておいて、いつでも冷たいお茶が飲めるというのは想像以上に快適さをもたらしてくれた。これまでその時々においてコンビニに買い出しへ行ったり、ぬるくなったコーヒーやお茶を普通に飲んでいた。

ビッグモーターの記者会見

以前からストレッチのトレーナーさんにすごいことになっていますよとニュースを聞いていたけど、全然知らなくてよく分かってなかった。ちょうど晩ご飯食べた後に社長の記者会見があるというのでみた。2時間あって長かったけど、なんだかんだで最後までみてしまった。せっかくなので所感を書いてみる。

社長は71歳ということでこの年代の人は、その会社の企業風土や文化を普通だと思っていて、大きな不正が起こってしまったことに昔からそうやってきたのにどうして?といった気持ちなのではないかと思う。メディアでは (おそらく忖度して) 「保険金の不正請求」という言葉になっているが、内容からは保険金詐欺に近く、金額も大きいことから刑事罰なら大きな量刑になるという意見もある。にも関わらず「どうしてこんな不正をしてしまったのか?」と他人事にように話してしまうところから本心を垣間みえた気がした。もちろん当人も責任は自分にあると何度も回答していて、それ自体を否定しているわけではない。昔からのやり方でやってきて大きな不正に発展してしまった経緯や背景を、本当の意味で理解できないのだろうと伺えた。「厳しいノルマを課しても不正をしていない社員もいる」とも答えていたが、いま話していることは「なぜ不正が起きてしまったか」なのでそういう自己弁護になってしまうところが本音だったのだろうと思えた。世界的にも長期間務めた偉大なリーダーが懸念を抱く行動を取っているが、時代が変わったときに年寄りがトップにいるべきではないのだと言うのも感じた。

その後、youtube で2017年に退職した元幹部社員でこの事件についてコメントされていた動画もみた。その動画によると、社長の息子が副社長になって、実質的に経営の代替わりが始まったときに会社の制度やノルマなども大きく変化して、今日に至るような不正のきっかけになってしまったのではないか?と考察されていた。その真偽はわからないが、記者会見でも副社長はなぜ出席しないのか?といった質問も多く出ていた。社内で大きな影響力があったのは間違いないのだろう。その視点からは社長は息子の泥をかぶって非難を一斉に浴びて家族を守ったという見方もできた。

最後は人のチカラがモノを言う

2時半に寝て寝たのかどうかよく分からないながら5時頃に寝落ちして7時半に起きた。

差分比較のための機能

id 連携で運用のための非機能要件の1つとして更新された内容を確認できるようにしたい。非機能要件だから私が作るかと思ってあたためておいた issue に着手した。wikipedia によると差分という言葉には次の2つの用語があるのをみつけた。

数学やコンピューターの用語的には delta (ギリシャ語で変化を表す) という言葉を使う。os のパッケージングシステムで一部のパッケージをアップデートするようなことをデルタアップデートと呼ぶ。一方でコンピューターサイエンスにおいて2つのデータセット間の差分については diff という用語を使う。データの差分においては diff でよいのではないかと思う。そういった用語の定義から始めた。mongodb のコレクションのデータ定義をしたり、結合テストを書いて動かしてみたり、インフラのレイヤーから開発に着手した。

上司道 企業家として生き様と、人として求められること

第92回上司道 企業家として生き様と、人として求められること に参加した。なんとなくタイトルに惹かれた。上司道 に参加するのは3回目。

講師の牛島さんは昨日が誕生日だったらしく90歳だという。90歳になって zoom でオンライン勉強会の講師を務めるというのを、私はまったく想像できないけど、コンサルタントの第一線で活躍されてきた方の貫禄があった。もともとどういう主旨の勉強会だったのかよく分かっていないけれど、内容はビジネスの自己啓発セミナーに近いものになった。牛島さんが90年も生きてきて大事だと思える内容には普遍性や汎用性があるのだと思う。いくつか共感できる考え方もあった。

  • これからは頭の良い人 (IQ が高い) よりも心が豊かな人 (EQ が高い) の方が大事で組織に貢献する
  • 一番大切なのは幸せであること
  • 楽しく生きる (働く)

過去に働いた会社でも頭がよくて何でもよく理解しているのにプロジェクトにあまり貢献しない人がいることに気付いた。さぼっているわけでもない。その違いを「心が豊かな人 (EQ が高い) 人」という言葉でいくつか説明できるのではないかと思えた。新規プロジェクトのような、常に変化して、正解もわからないまま進める業務において、論理や頭のよさだけでうまくいくことはなくなってきつつあるのではないか。なんのためにそのプロジェクトをやるのか、自分はなぜここで働いているのか、といった問いに答えをもっている人は普通の社員とは行動が異なる。自身の価値観や展望と比較して、現状の課題や改善に気付くのでプロジェクトを前向きに進めていける。頭のよい人は「あれが問題」「これが問題」と問題を指摘してエスカレーションするだけで自らが課題をどう解決するかの答えをもっていない。そんなことを考えながらこの話しを聞いていた。

次の2つは最近の私の人生観や働き方と重なるところがある。私はもう無理してがんばったりしないし、自分が嫌なお仕事も一切しないように決めている。一般的にいう「働きたくない」という生き方を目指している。もちろん実際には働いているわけだけど、それはなるべく働く時間を、遊んでいる時間に置き換えられないかと模索している。その過程で辛いことやしんどいことも避けようと考えている。

なぜそれができるかというのも、20代30代と約20年働いてきて自身の価値観を育ててきたからだと捉えている。私はなにが楽しくて、なにが辛くて、なにをやりたくないか。これは人それぞれに違う。私には私にしかない価値観をもっている。それがわかってきたから、いま自分の会社を経営していて、毎日がとても楽しいし、自分の価値観にあわないことはすべて断るという判断基準も明確になっている。そんな勝手気ままでやっていけるの?という懸念を抱く人も多いと思う。ダメかもしれない。仮にやっていけなかったとしても、いまの自分は幸せで楽しいのだからそれでいいんじゃないかと思う。無理をしていまがしんどくても将来がよくなる保証なんてどこにもない。

牛島さんはマザーテレサとインドで実際に会って10日間ほど一緒に過ごしてその体験がその後の人生を大きく変えたように話されていた。マザーテレサに「社員を大事にしていますか?」と聞かれたときに「しています。」と答え、その後に「社員全員の名前を覚えていますか?」と聞かれたという。当時の牛島さんの会社の社員は300人以上いて全員は覚えていなかった。それで「愛情の反対は無関心なのですよ。」とマザーテレサに指摘されて大きな衝撃を受けたという。その後、帰国してから300人以上の社員全員の名前を覚え、日々の業務で社員の行動などに気を配ってすべての社員に声をかけたりするようになったという。このエピソードもなかなか私には効く話しで、私は他人にかなりのレベルで関心がない。もし自分の会社で社員を雇うことになったら待遇がどうとか以前に、その人そのものに関心をもつという姿勢を覚えておこうと思う。

七夕と願い

23時に寝て2時に起きて6時に起きた。旅行から帰ってきてから最近はこのパターンになってきた。

google のロゴが Tanabata 2023 になっていて七夕だと気付いた。もう私にとって願いというのは健康を祈るぐらいしかない。残された寿命を使い切る前にいまやっていることをやり切りたい、もしくはその結果をみたいと思っていて、そのために必要なことは健康ぐらいかなと。

隔週の雑談

顧問のはらさんと隔週の打ち合わせ。今日の議題はこれら。

他社の社員旅行へ同行してみての所感として学ぶことは多々あった。

  • 強制参加にはしない (断ってもよい)
  • 仕事だけではない人間関係の構築という価値観を大事にしている
  • 上下関係がフラットなので参加者が自由に行動したり話したりできる
  • 経営陣や上司に忖度しないメンバーがいることでフラットな関係性を共有できる
  • チーム単位で行動できるので組織の全体行動を強制される感覚が緩和される

野中郁二郎先生は業務外での暗黙知を共有する「場」づくりが大事だと説いている。会社が危機のときやしんどいお仕事をこなすとき、最後は経営者やリーダーの人生観や価値観がモノを言うという考え方がある。そんなときにこういった価値観の共有は役に立つのかもしれない。「社員旅行」という単語自体が古い価値観をイメージしてネガティブに聞こえる。いまだったらワーケーションと呼ぶ方がよいかもしれない。

過去にスタートアップで働いていたとき、会社が M&A で売却して、私にとってはあまりメリットがなかったので即断で辞めると伝えた。即断できたのは経営者に理念がなかったからというのも大きな要因の1つだといまになって思える。時期の差はあれど、私以外の主要メンバーもその後に全員辞めた。要はそういうこと。

go の generics 勉強会の準備

水曜日から資料を作っている。昨日はほぼまる一日コードレビューをやっていた。午前中の半日を費やしてようやく完成した。この資料は一般の go 勉強会でも使えるなと思ったのでお手伝い先のプロダクト開発に関するところを取り除いた資料を別途公開した。資料の中でその内容を検証するサンプルコードも次のリポジトリで公開している。

徳島のコワーキングスペース訪問

23時に寝て4時に起きて6時に起きて8時に起きた。今日はお休みをとって徳島のコワーキングスペースの見学へ行くことにした。当初は明日の午前中だけ見学しようかと考えていたけど、宿泊もした方が気付きが多いんじゃないかと思って一昨日に予定変更した。結果的にこれはとてもうまくいった。

ADLIV さん訪問

以前 カフーツさんのオンラインイベント徳島県美馬市脇町 のコワーキングの取り組みを伺っていた。機会をみつけて行きたいと考えていたのを今日行くことにした。10時過ぎに実家を出て、途中 道の駅いたの で休憩して、11時45分には ADLIV さんに着いた。

近くのラーメン屋さんでお昼ご飯を食べて12時半過ぎに ADLIV さんに着き、少し待たせてもらう。宿泊は4,500円で13時からチェックインできる。翌日のチェックアウトまでのコワーキングスペースの利用料も込みだという。13時まで待ってスタッフさんが来られて施設を案内してもらうことになった。

2Fはシェアオフィスになっていて通常コワーキングスペースの利用者には案内しないということなんだけど、他に利用者が少なくて余裕があったのか、私が伊藤さんの紹介だとメモに書いたおかげなのか、2Fも案内してもらえた。ラッキー。外国人が来たときも2Fをみたいという要望も多いと話されていたのでちょくちょく案内しているように聞こえた。

コワーキングスペースに宿泊できるが、ホテルではないのでスタッフは19時にはいなくなって翌8時ぐらいまでいない。それは全然構わない。チェックアウトもとくにスタッフに声をかけなくても勝手に出ていけばよいらしい。お世話になったので挨拶はして出ようとは思う。

今日の宿泊者は私だけなので自由に使ってよいとのこと。カプセルのカーテンを締めると暑いから他に宿泊者がいないから開けっ放しの方がよいとお奨めされた。他に誰かいたらコワーキング的な話を聞いてみようかと思っていたが、週の半ばでそれは叶わなかった。

チェックインして普通に作業していたら、オーナーのなかがわさんが来られて名刺交換して軽くご挨拶した。小さいスペースの方が涼しいからこちらへどうぞとハンモックがあるスペースで作業した。

その後、18時過ぎから一緒に晩ご飯行きましょうとなかがわさんに声をかけてもらって、自転車も貸してくれて、うだつの街並みの案内を受けながらお好み焼き屋さんへ行った。あとから地元の農家さん夫婦も合流して4人で雑談していた。

経営者しか経営者の気持ちがわからないとはよく言ったもので本当にその通りだと思う。うちみたいなお気楽な1人会社であっても、経営者という立場にになって初めて考えることや悩むことが多々ある。そして、経営者は会社の中では孤独な役割になる。経営者は経営という共通の話題をもっていて、他社の経営的な話しに共感しやすく、普段相談する相手もいないことから経営者同士は打ち解けやすい。学校で友だちを作る感覚に似ている。徳島県は淡路島から近いし、なかがわさんとはまたなにかの機会で縁があるといいなと思えた。

  • プロジェクトを通してそれぞれの専門家が一緒に働く仕組み作り
  • 寄せ集めのメンバーを統括してプロジェクトを為すマネージャー大事、超大事
  • 人と人との信頼はアウトソースできない
  • コワーキングスペースをやっていると、向こうからおもしろい人がやって来てくれる
  • 気付きを得て自律的に働く人とそうじゃない人の見極めは難しい
  • 社員にやってほしいことをやれと指示しても自律的に働くようにならない
  • 楽しく働く

18時半から21時までお好み焼き屋さんでわいわい雑談して ADLIV さんに戻って休むことにした。田舎なので閉店も21時半と早めだ。

寝る前に眠くなるまで、書架にあった 史記 を読んでいた。歴史好きなので読み始めると止まらなくなる。

レイオフ

4時から寝てあまり眠れなくて8時半に起きた。2時過ぎまでオフィスでブログを書いてた。

レビュー対応

昨日の go-ldap のレビュー対応 の続き。標準ライブラリの sql パッケージのソースを読みながらレビューアが提案した api を サンプル実装 してみた。実際に実装して動かしてみるとコードからのフィードバックが働き、より実践的な感覚で設計の議論できる。他のレビューアもその方がわかりやすいだろうと思ってやってみたが、はたして伝わるかどうか。

クックパッド社のレイオフ

社内 slack で知人から教えてもらって気付いた。

ちょうど晩ご飯の買い出しを終えた頃に一報があってそれからあちこちのタイムラインやニュースや掲示板などを追いかけてだいたいの雰囲気を掴んだ。私は昔からクックパッドさんを応援していて、いまも応援してはいるのだけど、さすがにもうこれは昔のような栄華を取り戻すことはないのだろうと、応援している私自身にも思えるぐらいのインパクトがあった。

この先に起こることは社長が交代する10月までに経営にとってネガティブなことをやり尽くしてその後 mbo して上場廃止にするのではないかと思う。まだまだキャッシュはあるし、右肩下がりとはいえ、現状の有償会員の売上もそれなりにあるので最低限の人員で保守していく分には十分に収益力のあるプラットフォームだと思う。2017年からの10年投資でなにか隠し玉のサービスがあるわけではなく、いろいろやって失敗したのでサービス終了して人員も整理して赤字の出ない程度で継続していくのではないかと思う。