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蝉丸の予習

21時頃から休んでいて何度か寝たり起きたりしながら5時に起きた。だらだらして気付いたら8時半だった。

ストレッチ

今週もとくに本業が忙しかったわけではないが、本業以外のお仕事や作業がたくさんあって、わりと座っている時間が長くて疲れていたのかもしれない。腰は大丈夫かな?と思ったものの、左腰の後ろはかなり張りがあってきつかった。トレーナーさんはあまり気付かなかったみたいだが。あと太ももの後ろの筋が張っていて今日は重点的にそこを伸ばしてもらって気持ちよかった。太ももの後ろの筋って物理的に自分では絶対に伸ばせない位置にあるため、トレーナーが伸ばしてくれることに大きな意義がある。これだけでもドクターストレッチさんに通っていてよいところだと思う。今日の開脚幅は開始前156cmで、ストレッチ後159cmだった。数値はまぁまぁ。

能楽の勉強

前に1度行ったことのある「能のことばを読んでみる会」へ行ってきた。前回の所感はここ 。参加者は私が数えたところ17名。前回、いつもは10人に満たないと仰っていたが、朝原さんのマーケティングがうまくいっているのか、今回も10人は軽く超えていた。

このイベントはとてもおもしろい。

今日のテーマは「蝉丸 (せみまる) 」だった。国語の授業などで百人一首として習ったことを覚えている人もいるだろうか。

これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関

蝉丸 (せみまる)

有名だし、私も学生の頃は百人一首を覚えていたのでこの歌は覚えている。百人一首の引用元となる 後撰和歌集 では次のように収録されている。

これやこの 行くも帰るも 別れつつ 知るも知らぬも 逢坂の関

オリジナルは「別れつつ」だったのが百人一首では「別れては」に改変されている。たまたま調べていると次のような質問をみつけた。

後撰和歌集に収録されている蝉丸の「これやこの 行くも帰るも 別れつつ 知るも知らぬも 逢坂の関」の和歌について、歌集によっては第三句が「別れては」となっている。「別れつつ」と「別れては」では解釈が違うのか、解説が載っている資料が見たい。

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000328600

この回答でも後世の人たちが「別れては」の方がまとまりが良いとか、読みやすいとか、抑揚が利くとか、そんな理由で勝手に改変してそれが有名になった例の1つだという。能の世界でもこういったオリジナルの単語 (漢字) や言い回しが変わってしまうことはちょくちょくあるらしい。それは文書を複写するときに単純に書き間違えたとか、後世の人がこの方がよいと勝手に表現を変えてしまうことがあって、オリジナルよりもそちらが有名になってしまうことがあるらしい。

日本の歴史を調べるときに最初に調べる辞典として 国史大辞典 がある。そこに蝉丸の記述がある。平安時代の歌人、音楽家。生没年不詳で、伝説的人物で諸説あるとのことで、本当に伝えられている経歴や逸話が正しいのかはよく分かっていないという。最も確実なのが、後撰和歌集の和歌を詠んだのが蝉丸という人物だという伝承だという。蝉丸を祀った神社は3つあり、現代では諸芸道の神様として祀られている。

蝉丸は生まれつき盲目でありながら琵琶の名人として伝わっており「盲琵琶」の祖とされるが、これもよくわかっていない伝承だという。ここまでを能の「蝉丸」を読み始める前の予備知識として、講師の朝原さんがさらっと話すのがこのイベントの醍醐味。私がここに書き残せていない話題もまだいくつかある。一般人はここまででお腹いっぱいになるが、これが能を読み始める前段階である。

能の「蝉丸」 は、皇子なのに盲目であるために捨てられる蝉丸、皇女なのに逆さまに生い立つ髪をもち狂人であるために捨てられる逆髪の2人が、逢坂山という辺地でたまたま?出会うという物語になっている。朝原さんが天に向かって逆さまに生い立つ髪ってどういうものか現実には想像できないが、少年漫画の世界ではないか?と話されていて、私は HUNTER×HUNTER のゴンみたいな髪型を連想したw

蝉丸は盲目なので盲目の人からの視点の表現と、逆髪は目がみえるので (狂人だけど) 健常者からの視点の表現が対比として表されているのもおもしろい。京都から逢坂山の関を超える 道行 の表現がまったく異なる。お互い捨てられた先の辺地の藁屋で、蝉丸が琵琶を弾いたことに逆髪が気付いて、藁屋を尋ねる (出会う) と物語が進んでいって、お互いに涙を流して再会に感動するものの、逆髪は「じゃあ、またね」って感じにすぐ?帰ろうとするのに対して、蝉丸は「もう行っちゃうんですか?!」的な名残惜しくて、ただそれだけのやり取りの能となっている。この能はただ姉弟が出会って別れるだけの、なんの事件も起こらないし、なんの因果もない。これは仏教でいう 会者定離 (えしゃじょうり) を表しているという。出会った者は必ず別れることになるという普遍的な摂理。関西人からみると、オチがないやんとツッコミたくなるところが、哲学的ではまるところなのかもしれない。

11月に 第二十二回「芦屋能・狂言鑑賞の会」 で能の「蝉丸」が演じられるようなので見に行こうと思う。

相続の手続きを完了した

0時に寝て4時に起きて6時前に起きた。最近早起きになってきた。

相続税の申告

今月に入って、何度か 会計事務所へ書類をもって訪問 したりしていた。昨日ようやく公認会計士の先生から相続税の申告を終えたという連絡をいただいた。父が失くなったのが 昨年の12月26日 でこの26日が申告期限となっていた。なんでこんなに時間がかかるの?と思いたくもなるが、うちの場合は10ヶ月ぎりぎりで相続税の申告ができた。遅れても延滞税がかかるだけで逮捕されるわけではなさそう。

ともあれ、相続が無事に終わってよかった。父は交通事故にあって遺言を残せる状態に回復することもなく入院生活を送って亡くなった。相続税の配偶者控除は手厚くて1億6,000万円までは相続税免除となる。なるべく母が相続する方が税金が少なくなるように一見はみえる。しかし、うちは2次相続も考慮して母と姉と私の3者に対して法定相続を採用することに決めた。2次相続のシミュレーション結果がどうであっても、私は母が相続しても詐欺で騙されて失ってしまうことを前提と考えているため、税金を余分に支払ってでも法定相続を採用しようと、もともと考えていた。最終的に母は相続税が不要なため、姉と私の2人が相続税を支払う形になった。それもすべて公認会計士さんが手続きしてくれたのでとくに労力があったわけでもない。

相続の手続きで揉めたのが 未登記の建物の扱い だった。原則として建物はすべて登記しなければならないという法律はあるものの、過去の建物は未登記のものが多く、うちの実家の建物も大半が未登記だとわかった。そのまま未登記のまま、固定資産税評価額を使って相続税を算出することで問題なく完了できた。

家族信託のススメ

母が一定のお金を相続するにあたり、弁護士さんから 家族信託 を推奨されている。家族信託とは、後見人制度に代わる柔軟な財産管理をするための仕組みらしい。

うちは交通事故により父が意思疎通を図れない状態となったため、有無を言わさず成年後見人が選任され、その財産管理の在り方に大きな不満をもっている。さらに成年後見人の弁護士さんに少なくない手数料を5年間に渡って支払っている。実際の運用を経験して成年後見人という制度に懐疑的なところがいくつかある。

家族信託はそういった成年後見人による財産管理に代わるもので、契約時に決めた条件に従って財産の管理を第3者 (たいていは親族?) に委託する仕組みらしい。初期費用として50-100万円ほどかかるが、その後の維持管理のために経費はかからない。うちの場合は年間 627,000 円 (税込) を成年後見人の弁護士さんへ支払っていた。つまり毎月 52,250 円 (税込) を弁護士さんへ支払っていたことになる。この費用が本人が亡くなるまでずっと継続するというのが、成年後見人制度のコストの大きいところ。うちは5年間、さらに他にもいろいろあって、もっと多額の手数料を弁護士さんへ支払っている。もしかしたら財産の多寡によっては、さらに大きな金額を支払うことになるのかもしれない。

初期費用がかかるのは次の段取りを踏む必要があり、これらの作業に専門家へ依頼することでそのコンサルティング費用や事務手続き費用がかかるとのこと。

  • 契約書の作成
  • 公正証書の作成
  • 信託口座の開設

これによって、契約書で決めた用途に関しては私や姉がお金を管理をして、母に送金するといったことが可能となる。母は直接、信託口座からお金を引き出すことはできない。運用としては、母から送金依頼があったときに私や姉が手続きをして、年に1回、私や姉から母へ報告をおこなう必要があるといった程度の労力が必要になる。弁護士さんに教えてもらった話しとオンラインの記事をみながらメリットをまとめる。

  • 成年後見人制度よりも (一般論として) コストが安く、柔軟に財産管理できる
  • 最初に決めた契約の内容に従って財産を運用できる
    • (元本保証がない) 資産運用もできる (成年後見人は不可、財産が目減りする可能性があるものは一切できない)
  • 親が判断能力を失っても財産管理に影響が出ない
    • 認知症になっても子どもが財産を運用できる
    • 詐欺に騙されてもお金を引き出せない
  • 知的障害のある子どもがいる場合に、親が亡くなった後も財産を子どものために使ってもらうように運用できる
  • ハイリスクな不動産の共有をしなくて済む

家族信託と、家族が勝手に親の通帳を取り上げて、認証情報を秘密にして運用するのと何が違うのかも弁護士さんに聞いてみた。

  • 本人が金融機関に紛失届を出せば容易に再発行できる
  • 親のお金を子どもが取り上げているという後ろめたさがある
    • この状態を裁判などで訴えれば親側の主張が正しい

姉とも相談しつつ、母も説得しつつ、家族信託をするのでいいのではないかと、いまのところ、私は考えている。

メールの結合テストのツール

0時に寝て4時と5時に起きて6時に起きた。最近は4時から1時間ごとに起きたりする。メールの送信処理のリファクタリングのコードレビューが長く続いていてなかなかややこしい。

mailhog の web api を使って検索する

メール送信の結合テストに mailhog というツールを使っている。smtp サーバーとしてメールを受け付けて web ui でそのメールの内容を確認できる機能をもっている。さらに web api で任意のメール取り出すこともできる。パスワードリセットの一時トークンをメールで送信するため、結合テストで一連のパスワードリセットを検証するにはメールから一時トークンを取り出さないといけない。そこで mailhog の出番だ。

検索 api を使うと任意のメールをフィルターできる。例えば、送り先のメールアドレスで検索するときは次のようにリクエストする。

$ curl -s "http://localhost:8025/api/v2/search?kind=to&query=myuser1@example.com" | jq .

うちらのやり方はメールのメッセージ ID に意図した uuid をセットしている。メールのメッセージから指定した uuid を含んでいるかを検索することで任意のメールをフィルターできる。

$ curl -s "http://localhost:8025/api/v2/search?kind=containing&query=28c9391f-25a5-4a8f-9035-7b8d5ac2d0f4" | jq .

それを結合テストのテストコードから呼び出すようにユーティリティを作ると次のようなコードになる。

import (
	"github.com/mailhog/data"
)

type mmSearchResult struct {
	Total int            `json:"total"`
	Count int            `json:"count"`
	Start int            `json:"start"`
	Items []data.Message `json:"items"`
}

func searchMail(
	host string, kind string, query string,
) (*mmSearchResult, error) {
	q := url.Values{}
	q.Set("kind", kind)
	q.Set("query", query)
	u := &url.URL{
		Scheme:   "http",
		Host:     host,
		Path:     "/api/v2/search",
		RawQuery: q.Encode(),
	}
	url := u.String()
	slog.Debug("mailhog search endpoint", "url", url)

	req, err := http.NewRequest("GET", url, nil)
	if err != nil {
		return nil, fmt.Errorf("http create new request error. err: %s", err)
	}
	res, err := http.DefaultClient.Do(req)
	if err != nil {
		return nil, fmt.Errorf("http request error. err: %s", err)
	}
	if res.StatusCode >= 400 {
		return nil, fmt.Errorf("returned response code is %d", res.StatusCode)
	}
	var r mmSearchResult
	if err := convertBody(res, &r); err != nil {
		return nil, fmt.Errorf("failed to convert: %s", err)
	}
	return &r, nil
}

歯医者

17時から歯科検診へ行ってきた。歯科検診をしてくれた今回のスタッフはおそらく初めてだったと思うが、手際がよくていつもよりもストレスが少なかった気がした。うちのチームのメンバーは朝方なので8時過ぎにはだいたいみんな始業し始める。なので、朝よりも夜にいない方がメンバーにとってよいだろうと考えて、朝一 (9時) に歯医者へ行くよりも最終 (17時) に行くようにしている。

pycamp ふりかえり

先週末の Python Boot Camp のふりかえり。ここまでがスタッフのお仕事なので一般的な kpt でイベントのふりかえりをした。仕事じゃないし、大きなトラブルもなかったし、参加者の評判 (アンケートの内容) もよかったので概ねよい内容だったと思う。テキストの改善点は直接 issue に追加してほしいと言われたので報告した。是非も含めてスタッフに判断してほしいので私が直すつもりはない。

田んぼ仕事の流れでお休み

23時に寝て何度か起きて6時半に起きた。

田んぼ

7時からトラクターで田んぼを耕す。昨日の夜、普通に雨が降っていたので今日は田んぼ無理かなと諦めつつ、朝起きたら雨もあがっていて、田んぼもそれほど水浸しになってなかったので予定通りで耕作できた。昨日、刈った草を焼いてあったのでスペースが空いたところをトラクターで耕していく。全体のうちの半分ぐらいを耕した。玉ねぎとか、なにか野菜をまた植えるらしい。

トラクターは大きな機械なので田んぼの隅などはうまく耕せないし、畝を作るときの縦と横の相反する畝などは作れない。畝を作る目的の1つに排水がある。雨が降ったときに水が田んぼから流れていくように道を作らないといけない。トラクターで大まかに作った後に鍬で調整していく。私はこの鍬仕事が苦手でいつも親にやってもらうのだけど、30分だけ (これが限界) 手伝うようにしている。中央の水を抜くための谷を開通させるところだけ30分ほど作業した。

ストレッチ

お昼過ぎに帰ってきてそのまま休んでいて夜にストレッチだけ行ってきた。夜のストレッチはいつもあまり調子よくないが、鍬仕事を少しやった分の筋肉痛などをほぐした感じ。今日の開脚幅は開始前153cmで、ストレッチ後155cmだった。

世界観のあう買いもの

0時に寝て何度か起きて7時に起きた。2-3日前から首を寝違えていて違和感がある。課題管理のブログ記事を書こうと思っていたけど、気分がのらなくて遊んでいた。

ストレッチ

今週も忙しくはなく、のんびり過ごしていたので体調は徐々に復調している。腰の張りは先週に比べてかなりよくなっているように感じた。トレーナーさんによるとふくらはぎの筋の張りがあったそうだけど、私からみたらそんなに気にはならなかった。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後158cmだった。首を寝違えているのもなにかしらよくなる方法があるかと思って相談してみた。トレーナーさん曰く、首の寝違えだけは自然治癒しか方法がないという。トレーナーさんたちの間でもいろいろ試してみたことがあるらしい。しかし、どれも一時的に痛みを和らげる効果のあるストレッチはあるものの、時間が経つと元に戻るので限定的なものらしい。その一時的に痛みを和らげるのも、脇の下の筋を伸ばすと効果があるらしい。トレーナーさんもなぜその筋を伸ばすと痛みが和らぐのかの理屈はよく分からないそうだが、実際に試してみてそこだけが効果があったと話されていた。

Python Boot Camp

来週、徳島の鳴門でイベントがある。いま余裕もあるのでスタッフが足らなかったら手伝ってもいいと、前にてらださんと話していた。ちょっと前まで参加者が1人しかいなかったので手伝う必要ないかと思っていたんだが、ここ数日でいっきに参加者が増えたみたいで助っ人で手伝いに行くことにした。ブートキャンプに参加するのは初めて。チュートリアルやスタッフの要項などのドキュメントを予習として読んでいた。

Python Boot Camp in 徳島2nd

ヨハクさんのフレークシール

たまたま「余白」というキーワードでインターネットを検索していて次のサイトをみつけた。

マスキングテープの専門店らしいが、なんとなく制作物の世界観が私にあうので応援も含めて次のフレークシールを買ってみることにした。

3種類買ってみて、今日届いたので、試しに一緒に入っていた型紙に貼ってフレームに入れてみた。こういう雰囲気が好き。しばらくオフィスの棚に飾ってみようと思う。

  • ツキトホシ
  • ダイアリー
  • テガミ

相続税の申告の一歩手前

22時頃から寝始めて何度か起きて6時に起きた。早寝早起き。

会計士事務所への訪問

相続税の申告手続きを未だにやっている。

父が失くなったのが 昨年の12月26日 になる。相続税は死亡を知った日から10ヶ月以内と期限が決められている。それを過ぎると算税や延滞税などのペナルティが科せられる。うちの期限は10月26日になる。1-3月ぐらい葬儀やらお仕事やらで忙しかったものの、4月ぐらいから相続の手続きに着手した。5月29日に親族の相続関連の書類を取りまとめて弁護士さんへ送付した。それから銀行口座の解約やら司法書士さんやら税理士さんの作業やらなんやらあって、いまもまだ会計士さんに申告の書類を作ってもらっているところ。その過程でいくつか質疑応答があってそれを調査したりしている。

その会計士さんの事務所が近所にあるのでお昼に訪問して挨拶してきた。申告に必要な書類の提出をしつつ軽く打ち合わせをした。税務署は20年遡って口座のお金を動きを調べるらしい。話しているときに死亡保険金とかないですか?と聞かれて、母が受けとったと話していたなと思い出して、それも父の遺産として扱う必要がありますと言われて、確かにそうだと思って申告漏れしていることに気付いた。これで死亡保険金の書類が必要になってまた取り寄せに時間がかかる。こんな感じに五月雨式に遅れていくので10ヶ月ぎりぎりになりそうな雰囲気。来週中に申告が終わる嬉しいなといったところ。

mongodb の初期化ツール

ちょっと前から少しずつ mongodb の初期化ツールを作っている。コレクションの作成ならびにインデックスの追加を、さらに初期データの投入も制御したい。mongodb のバージョンが 6.0.x のときは作成済みのコレクションに対して同じ設定で作成しようとすると、既に作成済みというエラーが発生していた。それが 7.0.x になってエラーにならないようになっていることに気付いた。調べてみると、次の issue で同じ設定なら作成の結果に関係なく冪等であるのでエラーとして扱わなくてよいという考え方になる。

これは初期化ツールを作っている私にとっては朗報で、同じコレクションに対して複数の操作をしても変更した設定だけが有効になるといった振る舞いをする。こういう細かい所もバージョンアップをしながら改善していくことが伺えて学びになった。

コワーキングとコミュニティ

0時に寝て3時、5時ぐらいに起きて7時に起きた。

ストレッチ

先週に比べれば、出張を終えてのんびり過ごしていたのもあってかなりよくなっている気はした。足の張りはどこも目立つほどではなく、左の太もも後ろの筋肉の張りが強かったぐらいで復調している感じはした。腰もそれほど自覚症状はなかったものの、トレーナーさんからみると硬めだったという話しもあり、たしかに部位によってはきついところもちらほらあって、腰はまだまだ復調していないことがわかった。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後158cmだった。暑さも和らいで時間も出来てきたので少し運動してもよいかもしれない。

コワーキングとコミュニティ

2014年11月に発刊された Coworking Magazine の創刊号がある。昨年ぐらいまでは amazon に在庫があって購入できたが、いまみたら在庫がなくなったようだ。2014年に出版して2022年まで在庫が残っていたという雑誌ではあるが、内容はとてもよいものだと私は思う。2014年頃、コワーキングという新しい働き方のスタイルが日本に輸入され、広まっていったときのそのときの雰囲気や価値観を本書から読み取ることができる。多くのコワーカーたちがコメントしていたり、インタビュー記事もあったりして、コワーキングの価値やコミュニティの良さを語っている。こうやって出版という形で残しておくことで、その歴史の過程を学ぶ機会にもなることが本書から伺える。

私はコワーキングのような価値観や働き方を2016年頃から知ることになり、私もコワーキングスペースで作業したりするようになった。しかし、当時はワークスペースとして利用しているだけでそれはコワーキングと呼べるものではなかった。本書を読んでいて、ある人はコワーカーとはコミュニケーションを取る人たち、またはコミュニティに参加する人たちを指すのだと話していた。コミュニティ参加しなければ、コミュニティの恩恵を受けることが難しく、その状態をコワーキングとは呼べないようだ。2022年6月に カフーツさんを訪問 して、いとうさんとコミュニティについて話してみて、私の知っている IT 業界のコミュニティの在り方とコワーキングにおけるコミュニティには通じるところがあって、それ以来、コミュニティを学ぶことや課題管理のヒントになると考えて、いとうさんの主催しているオフライン/オンラインイベントにも参加するようになった。

コワーキングの価値はコミュニティやコラボレーションにある。作業場としてのワークスペースではない。コラボレーションと言うと、企業間の業務提携だったり、新商品企画を共同でやるとか、そういう大きなものをイメージしてしまうが、コワーキングにおけるコラボレーションとはそんな大きな話しではない。ただ一緒に作業しながら、軽く雑談したり、なにかのテーマで話し合ったり、その場に一緒にいることで生まれるコミュニケーション全般を指す。共通の話題や課題に対して一緒に考えたりする行為で構わない。もっと小さいものだと気付けるようになった。

それは私がマイクロ法人を経営して1人で黙々とずっと仕事をしていても、この延長上に新しい価値を築けるような気がしないというのを実感した後だった。リモートワークと相談相手 にも書いたが、会社に勤めていると自然と同僚とコラボレーションしている。マイクロ法人には同僚がいないのでコラボレーションによる気付きや刺激を受けることができない。コワーキングは1人会社やフルリモートワークのような、同僚が身近にいない人たちへコラボレーションの価値を提供しているということを、身に染みてわかるようになった。

IT 業界では Open Source Software の歴史をみると、古くは1950/1960年代の Unix に端を発し、1990年代の Linux の公開、1998年の Netscape 社の Mozilla Firefox のソースコード公開などの大きなエポックメイキングを経て、社会運動としての OSS 文化や OSS コミュニティが発展してきた。その歴史の過程で日本では2010年前後から IT 勉強会という、主に Web 業界の様々なバックボーンをもつプログラマーが技術情報を共有するようになった。OSS の技術はみんなで共有するものという価値観があるが、それはこういった IT 勉強会によって草の根的に広まっていったと思われる。私もそんな IT 勉強会に参加して技術を研鑽してきたプログラマーの1人なのでまさに生き証人でもある。それはまさにコワーキングの人たちが言う、コミュニティのそれとまったく同じである。IT 技術という共通の話題で困っていることを共有したり、不具合を改善したり、新しいプロダクトを開発したりしていた。製造業の人たちには驚かれたが、web 業界はコンテンツを公開して広告費で儲けるビジネスモデルであることから、自社の技術情報やノウハウをすべて公開してしまう。ビジネス上では競合他社であっても、別会社の開発者とも仲良くなって技術情報を共有している。それが業界全体のレベルの底上げをしてきた。いまもその文化は変わっていない。

次にくる流れとして、IT 業界のプログラマーはどんどん独立していくと私は考えている。いまもフリーランスになる人は増えつつあると思う。スキルも経験もない若い人が安易にフリーランスになることはお奨めしないが、20年も働いてきたベテランはどんどんフリーランスになって、組織の枠に収まらない活躍をしていけばよいと思う。マイクロ法人を経営することのハードルも歴史上、もっとも低くなっていると私は思う。私が経営できているのだから普通のプログラマーでも経営できる。しかし、1人で働いていると、私が陥ったような「行き詰まり」を覚えるようになるかもしれない。コワーキングやコミュニティはそれを防ぐきっかけになるのではないか?と思うようになってきた。この「行き詰まり」に名前を付けたい。私が感じたのは次のようなことになる。

  • 自身が成長しているように思えない
  • 日々の生活で気付きや刺激がなくなる
  • 新しいことに挑戦する気概がなくなる
  • 自分の状態が自分で判断できない
  • 誰に何を相談していいか分からない

もしかしたら会社に勤めているときも同じような状況になっているときもあったかもしれないが、会社に所属していると、仕事はいくらでも上から降ってくるし、仮にぼーっと何もしなくても給料は毎月もらえる。この先どうやって生きていくのか?という、生命としての根源的な問いから目を背けてしまうような錯覚がある。なんの後ろ盾もないマイクロ法人やフリーランスになることでこういった根源的な問いから目を背けられなくなる。私の場合、そのことに2年目で気付けるようになった。今後のビジネスにおいても、直接的ではなく間接的にコミュニティというのはキーワードだと考えている。コミュニティへの理解を深めるためにもコワーキングには今後も注目していきたい。

日記書いて事務作業しただけ

22時から寝始めて何度か起きて7時に起きた。燃え尽き気味でぼーっとしている。起きたら (しんどくはないが) やや喉が痛くて、出張帰りだし、とうとうコロナに感染したかもしれないと思い、外出するときはずっとマスクを付けてた。

ストレッチ

今週も東京出張してきて、さらにいつもよりホテルへ歩く場所に泊まっていたせいか、まずまずの疲労度だった。全体的に疲労はあるものの、それでも先週のピークよりは改善したかもしれない。右足は依然として悪いものの、腰の張りもややあったかなと気になった。今回初めて行ったストレッチで腰をひねりながら上下に引っ張るようなストレッチをして、右と左でまったく伸びや張りが出る部位が異なっていることに気付いた。トレーナーさんによると、左右で筋肉の硬さが異なることからそうなっているのではないかとのこと。右腰から臀部にかけての硬さがみられるとのこと。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後158cmだった。この数値はいつも通りかな。全体としてあまり体調はよくない。

昼に寝て夜に考える

0時に寝て何度か起きて7時に起きた。昨日は晩ご飯食べてからだらだらしているうちにいつの間にか寝ていた。今日はオフィス暑くて14時から帰ってきてお昼寝して19時過ぎにまた戻った。

ストレッチ

先週末は実家や四国へ出掛けていたため、ストレッチをお休みしていた。2週間ぶりのストレッチとなる。右足がパンパンでひどいことになっていた。休んだことと出掛けていたことの疲労が重なったのか、右足のどこの部位も調子が悪くて歩くのもやや辛いと言える。相対的に左足が大丈夫なように聞こえるが、普通の感覚ではそれなりに張りがあるので左足も疲労している。あと腰も左右ともに負荷がかかっているように思えた。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後157cmだった。週末はちょっと休もうかと思ったぐらいの疲労度と体調の悪さを実感した。

工事業者の訪問

先日の 暑さ対策委員会 の続き。

ストレッチを終えてオフィスに向かうと、ちょうど同じエレベーターで工事業者さんと鉢合わせになった。いまから作業するところだったらしく、作業前にオフィスに入ってもらって通気口の状況を確認してもらった。いまの室温は30℃を少し上回ったところ。通気口からエアコンの風は出ているが、室内がまったく冷えないことを伝えた。そのときになにかの機器にガスを注入したという話しをしていた。これでダメなら (エアコンの?) メーカーの担当者と別の調査か対策を行うといった話しをされていた。何であれ、調査して原因の切り分けをして、次の作業へ進展している話しを聞いて安心した。但し、今日のところは、夜になっても室温の変化はみられなかった。まだ改善するかどうかはわからない。

遺産分割協議書の契印・割印の要否

弁護士さんから以前、作成した遺産分割協議書に割印をしていないことに気付き、税務署の手続きを進められない可能性があるから、もう一度、相続人全員の割印を取得してほしいと書類が届いた。すでに銀行・法務局の手続きは滞りなく終えている。こんな面倒なことを可能性があるという不確かな情報でやってられないと思って、本当に必要な手続きかどうかを税務署に確認してほしいと返信した。それと同時にググってみると、あるほうが改ざん防止になるので望ましいが、必須ではないという記事が多くみつかる。書類を作成するときに依頼されていれば応じるが、書類作成後になって大半の手続きも終えていて、相続税を払うためだけにそんなことやってられるかと思ってこのまま進めてほしいと押印せず書類も返送した。

もちろん税理士さんや税務署に裏付けをとる必要はあるが、ちょっと調べれば分かることをベテランの弁護士さんが調べずに顧客へ工数を転嫁することにがっかりした。

ストーリーポイント再考

少し前にみかけたポストで「ストーリーポイントは機能しない」というものがあった。

私もストーリーポイント否定派の1人だが、その投稿に発明者ですら謝罪していると書かれていた。それでずっと気になっていたので発明者の元記事を読んでみた。翻訳に近いが、日本語でも要約された記事もある。

これを読んでみて、発明者も言っていることは真っ当だと思う。ストーリーポイントがいかに誤用されているか、それによって意味のない時間を費やしているか。そもそも見積もりは現実のプロジェクトマネジメントにおいて必要とされるが、実際の開発においてまったく無意味であるといったことなどが書かれていて、ソフトウェア開発を見積もろうとする行為そのものがそもそも間違っていて、それをさらに相対化 (抽象化) させたストーリーポイントが役に立つわけがないとすら思えた。誤用されるなら、スプリントプランニングのためにストーリーポイントを使うのはまったくの無駄とまで言い切っている。

この記事を読んで不思議なことの1つに、実際にスクラムでストーリーポイントを使ってみれば意味のない指標であることに気付く開発者は多いと思う。スクラムガイドにおいても、見積もりより経験主義の重要性を説いているにも関わらず、なぜこんな誤ったメトリクスがスクラムとセットで導入されているのか、私には理解できない。プロジェクトマネジメントては別の、政治力学においてストーリーポイントが使われているのではないか?という気すらしてくる。

課題管理の文脈だと、見積もりは勘と経験でよいというのが私の解になる (ストーリーポイントを使ったところで出鱈目なんだから) 。課題管理と見積もりというテーマもなにかしらコンテツになりそうな気がした。

linkedin による dm の効果

22時に寝て何度か起きて6時に起きた。もうがんばれない状態。本当はお仕事すべきではあったんだが、モチベーションが売り切れてしまって違うことした方が気分転換になりそうなので翻訳していた。

ストレッチ

先週が疲労のピークだった気がする。先週よりはましになったものの、右足全般がやばい感じだった。かなり辛かった。ここ1-2週間、歩いていて知人からも足悪いの?と聞かれるぐらいには、まともに歩けなくなっているようだ。あと何年歩けるのだろう?という危機感も少しある。腰もやや右側の張りが強かった感じはした。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後158cmだった。先週よりは少しだけ改善した。ただお仕事のピークは超えたのでこれから少しずつ回復していくといいなと想定している。

deepl で翻訳したものの手直し

来週の LT 発表ネタの準備。

ある英語の記事を紹介するにあたり、その日本語翻訳を用意しておこうと考えた。要約をちょろっと話して詳細はこれ読んでねみたいな LT にしようと思う。先週から著者に翻訳の許諾をしてほしいというメールを送っていたが1週間経っても返信なし。著者との別のコンタクト方法の1つに linkedin があった。linkedin でメッセージを送ると3時間後に OK の返信がきた。そっか linkedin だと、相手がどんな人かといった情報がわかるからメールよりも返信するモチベーションになりやすいのかもしれないと気付いた。少なくともスパムではないと確認できて安心できる。今後は linkedin で dm を受け付けている人には linkedin を積極的に使っていこうと思った。

今回は deepl を使って翻訳しようと考えていた。プロライセンスを購入していれば、翻訳した成果物の著作権を主張しないと規約に書いてある。基本は deepl で翻訳するものの、「てにをは」を直したり、スキップされた文章を再翻訳したり、訳文がおかしいところを見直したり、あとテーブルや図の英語を手入力して翻訳したりとか、あと細かいレイアウトの調整とか、文章量が多かったのでそういった細々したことをやってたら7時間ぐらいはかけたと思う。

ポッドキャストを聞きながら手を動かしていたり、途中で晩ご飯を食べに行ったりしながら、お昼から始めて夜中の2時前ぐらいになって、もう眠くなって推敲に疲れて、半分ぐらいチェックし終えたところで公開しちゃうことにした。公開した方が慌てて直すモチベーションになるから意図的にそういうことをするときもある。

今日はもう眠くて無理で公開後、家に帰ってすぐに寝てしまった。

全身疲労と気分転換

23時に寝て何度か起きて6時に起きた。疲労でバテバテ。

ストレッチ

先週もあまりよい状態ではなかったけれど、今日はことさら悪かった。疲労は着実に蓄積するんやと実感する。左足は筋肉痛やなって感じだけど、右足はそのうち足が動かなくなるんじゃないかとすら思えた。ふくらはぎは左右ともにパンパンだし、右の股関節の部位はピキッて感じで痛みが出たりするから根本的に悪そう。足全体が硬かったように思える。腰もいくつか張りがあって、特定のツボはかなり痛くてなにかが悪いのだと思えた。臀部のツボも一部だけすごく効いて痛かった。肩周りも凝りや張りはいつもより大きかったように思う。今日の開脚幅は開始前154cmで、ストレッチ後156cmだった。久しぶりにこんな調子の悪いのも珍しいなと思えた。あと2週間ぐらいがお仕事のピークだと思うのでもう少しだけもてばよい。

請求書のテンプレート作り

10月から施行されるインボイス対応の請求書として 10%, 8% の消費税の税率を明記して別々に小計を記載しなければならない。そろそろ個々の企業でも運用が始まるところ。うちの会社が扱う商品は10%のみだが、請求書のフォーマットそのものを変更しないといけない。ちょうど freee 側でもその対応で6-7月に新しい帳票管理の機能をリリースしていた。8月から順次切り替えとなっていた。私は開発にいっぱいいっぱいだったからベータ版は見送って正式リリース後に対応することにしていた。それが今日だ。今月分の請求書はインボイス対応の新しいフォーマットで作る。

その移行をしていて、この機会に会社のロゴや角印も請求書に載せることにした。はらさんに角印をどうやってデータ化したらよいかを尋ねたら、普通に白い紙に押印してスキャナで取り込んで、白色を透過処理して使っているとのこと。

オフィスの複合機で白い紙で押印した角印をスキャンする。pdf でダウンロードできる。pdftoppm で pdf を png に変換する。

$ pdftoppm -png corporate-seal-square.pdf corporate-seal-square
$ ls corporate-seal-square-*
corporate-seal-square-1.png  corporate-seal-square-2.png

あとは白い背景を透過処理するだけ。pinta, incscape とやってみたけど、どうもうまくできない。最終的に次の記事を参考にしながら gimp を使って「ファジー選択」で透過処理したいところをちょこちょこ選択しながら変換していくのがもっとも私にとって簡単だった。

請求書のテンプレートに対して角印を読み込んで、社名に重なるように配置するのが慣習らしい。なぜ社名に角印を重ねるかというと偽造や改ざんを防止するという意図になる。電子データの請求書に角印を載せる意味はないけれど、紙の慣習にあわせるという意図なら重ねた方がよいだろうと考えて社名に角印を重なるようにして作成した。請求書に角印とロゴが入って見栄えもよくなった。

立ち呑み屋 本番

先週行った立ち呑み屋 さんにコミュニティのメンバーと一緒に行ってきた。ずっと休日も開発してきて疲労困憊ないので気分転換しようという思いつき。

19時開始でたまたまオフィスを出たときに雷が鳴り始めて、私がお店に付いたすぐ後に豪雨になった。今日はついている。豪雨は1-2時間で止んでいたと思う。その後、さなださんとすみよしさんと合流して飲んでた。わいわい雑談できて楽しかった。いくつか始めて注文してみた料理もおいしかった。このお店の料理は何を頼んでもおいしい気がする。お酒も料理もマスターが1人で運営しているせいか、非常に良心的な価格設定になっている。もう1.5倍ぐらい値上げしたらいいんじゃないかと思う。それでも安い方だけど。立ち呑みだとしんどいので22時前にはお開きになった。長居せずに帰りやすいのも立ち呑みのよいところだと思う。