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地方は都会の人たちにとっての消費の場ではない

0時に寝てうまく眠れなくて、吐き気がして3時頃に起きてそのまま起きてたらいつの間にか寝て8時に起きた。夜遅くにアルフォート食べたのがよくなかったかもしれない。

go アプリケーションのライセンスチェック

お手伝い先で開発しているプロダクトは原則として oss ライセンスにするといった方針らしい。公けにソースコードを公開していないものの、お客さんが望めばソースコードも提供するといった運用にしているらしい。実際にお客さんでソースコードを要求されたことはないという。そのため、自分たちの開発したアプリケーションを oss なライセンスで提供可能かどうかを、一応は、調べておく必要がある。プレスリリースもしているし、いつお客さんが使い始めるかもわからないので、プロジェクトの隙間のときにライセンスチェックをした。

ググってみたら google/go-licenses というツールがあってこれを使って自分たちが開発したモジュールのライセンスチェックをした。問題なく apache 2.0 のライセンスで提供できることを検証した。

  • インストール
$ go install github.com/google/go-licenses@latest
  • レポート出力
$ cd path/to/repository
$ go-licenses report ./...
  • ライセンスチェック
$ go-licenses check ./... 2>&1 | egrep "^(W|E)[[:digit:]]+"

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここ 。8月は私の予定があわなかったのでイベントを欠席したが、7月の所感がないのはなぜか忘れてしまった。単純に忙しくて書く余裕がなかったのかもしれない。

今回のテーマは都会と地方のコワーキングスペースの運営の違いなどについてざっくばらんに雑談するといったイベントだった。後半に ONOMICHI SHARE というコワーキングスペースを運営しているごとうさんという方が参加されて、広島県尾道市という地方というバックボーンをもっていて、ごとうさんからの視点や考え方を話していただいて、いくつか示唆を受けることがあった。ごとうさんが言うには、都会から尾道市へ移住してくる人たちにはなにかしら目的があって来る、しかし、地方は都会の人たちが求めているなにかを消費するだけの場所ではないという考えを大事にしたいと話されていた。

私が地方出身の都会暮らしだから感じることがある。都会の人たちにとっての地方は娯楽とみられることが多い。わかりやすさのために、地方の不便さや独特の文化などを例にあげるが、そこに住んでいる人たちにとってはそれが日常だから何も思わないことを、都会の人たちは娯楽だと接しているようにみえることがよくある。そのギャップを埋める役割があって然るべきだと私からも思えた。要は勘違いした人たちを、現実に引き戻す役割というべきか。その話の延長上で、地方の人たちは暮らしをよくしようとか、世界をより良くしようとか、ビジネスに挑戦しようとか、そういったことをまったく考えていなくて、自治体がどんなに過疎化していっても、生活が不便になっても、この生活が一生続くと思ってなにもせず、そのまま暮らしているという人たちも多い。都会の人たちの役割の1つとして、そういった地方の人たちに世の中はどんどん進んでいて、新しいことに挑戦する価値や楽しさもあるんだよという気付きを与えることができるんじゃないかと、雑談しながら思えた。

おそらく、ごとうさんの話しを聞く限りでは、そういう仲介をする役割を担っているようにみえた。コワーキングスペースマネージャーも奥が深いという気付きを得た雑談だった。

出張前々日

0時に寝て何度か起きて7時に起きた。雨降りだったので午前中はドラクエタクトしてた。午後から雨が小さくなったのをみて、オフィスで出張前の資料作りをしてた。夕方には雨がやんでお土産を購入するために出掛けたらすみよさんさんに偶然会った。

ソフトウェアライセンス事業を加速させる OSS 戦略

ビジネス法務 2023年6月号 という雑誌に寄稿したとなかいさんのタイムラインをみかけたので読んでみた。電子版は年間契約でないと購入できないようで仕方なく紙の雑誌を購入した。ライセンス契約の特集の中の1記事らしい。3ページの記事だったので OSS というソフトウェアのビジネス形態の紹介といった記事のようにみえる。OSS や web 業界の開発者からみたら目新しい内容ではないが、こういった雑誌に紹介されること自体がすごいことだと思いながら読んでみた。自社ソフトウェアを OSS とする戦略の特徴として次の3つをあげていた。

  • ユーザーの開発者が動作を確認したり、カスタマイズできる
  • 製品の透明性を証明できる (ソースコードを読めるから)
  • 技術力のアピールできる

うちも近いうちに OSS でプロダクト開発を始めるので参考にしながらやろうと思う。うちは OSS で儲けようと考えていないが、うちで作るものは原則として OSS で公開していく方針で考えている。

近況報告の資料作り

4月末にリリース できているのでそれほど重要ではないけど、毎月出張したタイミングで報告会をしているので急にやめるのもどうかな?という気がして資料を作って打ち合わせする。リリースして GW を挟んで次の開発への準備期間という隙間時間がいまになる。ある種のゆとりになっていて、これはパッケージベンダーだからこそなのか、中小企業ゆえの労務管理や目標管理の緩さからなのか、いずれにしてもこういう隙間時間を使って自分で考えて、自分で調査して、自分でふりかえるといった自律性を養うのによいかもしれない。私もゆっくり考える時間を取れてよかった。