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ナイトハイクの下見3

先週のナイトハイク に引き続き、3回目。金曜日の夜から天気が崩れそうだったので木曜日の夜にナイトハイクを企画してみた。

登山計画のコースタイム倍率 1.0 で2時間43分のコースが、実際に歩いてみると1時間43分で歩いてこれた (平均ペース170 ~ 190%) 。yamap のコースタイムは、次のように安全なペースで歩いているユーザーの歩行データを用いてモデル化して算出されているらしい。基本的には安全なゆっくり歩いた時間として算出される。

YAMAPをご利用いただいているみなさまの活動記録データをもとに、コースタイムの基準値(標準コースタイム)を地形から算出する手法を開発しました(注1)。まず運動生理学的な知見に基づき、普段から安全なペースで歩いているユーザーのみを抽出しました。抽出したユーザーの歩行データを用いて斜度とペースの関係を表すモデルを作成し、このモデルを使って整備された登山道の地形から標準的なコースタイムを算出する方法を考案しました。この標準コースタイムは、著名な登山ガイドブック等に記載されているコースタイムともよく一致することが示されています。

標準コースタイムの採用について

無理をしないという意図でナイトハイクの登山計画もコースタイム倍率 1.0 で算出してきた。しかし、ナイトハイクは周りの景色をみる余裕はないし、怖いから早歩きになるし、休憩もほとんどとらない。結果的に昼間のハイキングよりもはやくなる。見積もり時間があまり乖離しても予定をたてにくいので今後は 0.8 で見積もる。最低限の装備は整ったし、夜の山道を歩く経験も増えてきた。2-3時間を目処に活動範囲を徐々にひろげてみようと思う。

今回はながいさんと2人でナイトハイクへ行ってきた。これまで1人で行っていたのと比べて2人だとまったく違う。1人で歩いているときと比べて誰か他の人がいることそのものの安心感が大きい。

  • 不案内・迷いやすい山道を通っても不安が軽減する
  • 人と話していると周囲の環境音に対するこわさが減る・気にならなくなる
  • ライトの光源が増えるので山道が (相対的に) やや明るく感じる
  • 事故に遭遇しても助けを期待できる (保険)

逆に2人のときに感じる心配のようなものも感じた。

  • 後ろをついてきているかがわからない (定期的にふりかえって確認したりしていた)
  • 数人とか、人が多いと誰かいなくなっていても気付きにくいかも?

ナイトハイクは圧倒的に1人よりも2人の方がずっといい。但し、事故のリスクが大きいので無理には誘わない。

今回のナイトハイクで一番怖かった瞬間。舗装道路を歩いていたら頭上からバキバキって聞こえてきて山側から倒木が落ちてきた。暗くてよくみえなかったが、人間大ぐらいの倒木だったように思う。10mほど後ろに落ちてきた。木が裂ける音が聞こえて少し足を早めたせいで距離を取ることができたのかもしれない。事故にはいたらなかったが、なにが起こっているのかを把握できなくて対処できなかった。おかげで倒木が落ちてくることもあるんやという経験を得た。倒木で発生する裂けるような音もはっきり聞くことができた。次回、そういう状況に遭遇したら逃げるようにしたい。

名勝「馬の背」

「須磨アルプス」とは、六甲山系の西端、横尾山から東山にかけて見られる荒々しい風化花崗岩の岩稜帯のことです。

海と街の絶景にお茶屋さんも! 「須磨アルプス」縦走ハイキング

この記事にもあるように、六甲山系の有名なハイキングコースの1つとして紹介されていて yamap の活動日記でもよくみかける。須磨アルプスと呼ばれる地帯の一部のエリアを「馬の背」と呼んでいる。馬の背の紹介記事の中で wikipedia:名勝 という言葉が肩書きのように使われている。名勝ってなんだろう?と調べてみると、国指定の文化財の種類の1つをそう呼ぶらしい。自然の景観がよい場所などが名勝に指定されている。

兵庫県で他にどんなところがあるのだろう?と 国指定文化財等データベース を使って次の条件で検索してみたが、馬の背は出てこない。

検索条件:「史跡名勝天然記念物」、「兵庫県」、「名勝」

兵庫県の名勝として9件ヒットしたうちの1つに、これまで何度も行っていて、先週も行った 再度公園や神戸外国人墓地 が名勝指定されていることを知った。たしかに「国指定名勝」と書いてある。

もしかしたら名勝を指定するのが国だったり自治体だったり、別の団体だったりするのかな?とも推測したが、馬の背の名勝の由来などについて記載されているものをみつけることはできなかった。

閑話休題。実際に馬の背へ行ってみてなぜ須磨アルプスと呼ばれているのかを理解できた。

岩稜帯は標高の高い山や岩場が発達した山域に分布している。低山しかない神戸周辺では岩稜帯そのものがあまりないらしい。あと実際に行ってみて岩稜帯を歩くのはめちゃくちゃ怖い。通常の山歩きは周りに木々が生い茂っているので直接的な高さを意識しない。岩稜帯だと周りに木々がないから崖下をそのままのぞきこめてしまう。通り抜けるのに下をみると高さで足がすくむ。高所恐怖症の人は通り抜けできないと思う。せっかく名勝指定された場所へ行っているのに、高さの恐怖があってあまり周辺の景観をみることはできなかった。危険ではあるけれど、体験としてはスリルもあってとても楽しかった。

今日のスタート地点である須磨浦公園駅は六甲全山縦走コースの開始点でもある。今日のコース自体が全山縦走の1/7ぐらい。全山縦走に挑戦するには馬の背をまた歩かないといけないのか。怖いなぁ。全山縦走の所要時間は13-15時間と出てくる。15時間で計算すると5時に出発しても20時までかかる。ナイトハイクの準備も必要になる。全山半縦走なら須磨から摩耶山あたりになるらしい。7時間程度と見積もっていつか体力がついてきたときに挑戦したい。

ナイトハイクの下見2

先週のナイトハイク に引き続き、今週も行ってきた。金曜日の夜に山登りできるとナイトハイクの調査と日々の運動を兼ねられるのでちょっとおもしろい。最近はフルタイムで週5日働くのが体力的にしんどいと感じる一方、金曜日が来るのを楽しみに働ける。前回同様、他の人にも役に立つよう、ライトの明るさや使用状況について客観的な所感を活動日記にも書いてみた (この日記に同じ内容も含むので読まなくてよい) 。

今回はちゃんとした山歩きのコースを作ってみた。yamap の標準タイムだと2時間31分になっていたが、実際に歩いてみると1時間41分だった。私が実際に歩いた平均ペースが150-170%程度であることから登山計画よりも早い時間になることを想定できる。さらにライトのテストをしたり、写真を撮ったり、yamap の地図をみたりしているので余裕のあるペースで歩いているという感覚がある。ナイトハイクなら登山計画の標準タイムよりも早く歩いてしまうことを前提として計画してよさそうに思える。

ナイトハイクは想定外なトラブルが発生する可能性を考慮している。最初は2-3時間程度のコースを計画して少しずつ経験を積む。今回のコースは2時間弱で歩けて比較的安全な登山道だと思える。昼間に歩いてナイトハイクで迷うことはなさそうかを下見しておくのは大事な準備になる。今回も歩いてみて、夜だと登山道の判別が難しいところの方が歩いていて不安になる。城山から堂徳山にかけてのなだらかな場所で道に迷って登山道ではないところを進んでしまって戻ったりした。そういう場所に遭遇すると、常にスマホを片手に地図をみながら歩くことになる。勾配のきつい木階段の山道、崖に面した細い道の方が登山道から外れる不安がなくて (足を滑らせないように注意していれば) 安心して歩ける。

今回は前回の反省からハットをかぶり、靴もランニングシューズからトレッキングシューズに変えて臨んだ。これはとてもよかった。ハットは飛んでいる虫や山道に覆いかかる木々の枝や葉っぱなどを防いでくれるし、トレッキングシューズで足首が固定されていることで足元がよくみえなくて足を捻ったり挫いたりしにくくなる。足元に転がっていた木の枝で足を滑らせたことも2-3回あったと思う。そういったときにトレッキングシューズの方が怪我をするリスクを軽減できる。足首を固定できるトレッキングシューズは昼よりもナイトハイクの方が役に立つ。

今回のナイトハイクで一番怖かった瞬間。19時半頃だと思う。歩いていて遠くからうめき声のようなものが聞こえた。聞き違いかな?と思いながら歩いていると、また「ホーホー」と聞こえる。繰り返しで聞こえたから鳥の鳴き声だと認識できた。あとで調べてみたら夜に鳴くのはアオバズクだと出てくる。次のページで鳴き声を確認してみた限りだと、私が聞いた鳴き声はアオバズクよりもフクロウに近かったように思える。

昼間だと急に鳥の鳴き声が聞こえてもそんなにビクッとはならない。夜の静寂な山の中で急に鳴き声が聞こえると、なんか声が聞こえた?となってビビる。幸いにも何度か繰り返し鳴き声が聞こえることでフクロウの鳴き声かなと安心できた。こういうのも知識が増えていくことで怖さが減っていくように思える。前回は真っ暗な山道に1人でいることそのものが怖かったが、今回は2回目だったので少し慣れた気がした。

今回のヘッドライトは Black Diamond Spot 400-R を使い、ハンドライトは OLIGHT I1R 2 PRO とアイリスオーヤマ LED 100lm LWK-100Z の2つを使ってみた。メインヘッドライトとサブハンドライトの組み合わせで使ってみた。実際に使ってみた明るさは次のようなもの。

  • Spot 400-R: 200-300ルーメン(無段階調整)、照射距離60m、8時間稼働、73g
  • I1R 2 PRO: 180ルーメン、照射距離48m、23分稼働, 22g
  • LWK-100Z: 100ルーメン、照射距離70m (スポット配光時)、稼働時間が3時間 (単3乾電池1個)、約75g

Spot 400-R はヘッドライトのおすすめ記事でも上位にランキングされている。ヘッドライトは ヤマレコ社長の動画 にもあったように専門メーカーが販売している適切なスペックのものを選べばよいという助言通りであっていると思う。Spot 400-R は明るさを無段階調整できる。ボタンを押し続けることで明るくなったり暗くなったりするので適当な明るさのところでボタンを離して調整できる。今日は宵闇の時間帯に出掛け、ライトがなくても歩ける薄暗い状態から徐々に暗くなっていった。街灯のある山道も歩いた。無段階だと周囲の明るさにあわせて調整できるのでこの機能は便利に思えた。バッテリー消費が気になるので最大の明るさの状態で使うことは稀かもしれないが、余力を残して200-300ルーメンの明るさに調整するのでよいと思える。

ヘッドライトが明るければハンドライトは不要かと言うと、私の所感ではヘッドライトとハンドライトの2つを併用した方がよい。ヘッドライトがどれだけ明るくても一方向しか照らせない。周囲の状況を確認するのに光源が多いほどよい。自分にとって十分だと感じる明るさに調整しながら、ハンドライトとヘッドライトを組み合わせて周囲の状況を確認する方が安心できる。とくに山中の傾斜が緩やかなところはどこが登山道かわからない。スマホで地図を確認しつつ、なるべく周囲を照らして登山道を判別する方が安全に思える。

前回は GENTOS RX-286R というミドルスペックで重さ 162g のハンドライトを使った。「やや重い」と書いてしまったのだけど、スペックを落としてもこれより軽いハンドライトをあまりみつけられない。ミドルスペックでこの軽さは十分に軽い方だと思える。次にナイトハイクへ行くときはこの RX-286R を2-3時間持ち歩いてみて重さに疲労を感じるかを試してみようと思う。重く感じないならスペックが高いこのハンドライトがよいと思える。

I1R 2 PRO はキーホルダーサイズで 22g と軽い。これもストラップをつけておかないと小さいから落としてしまうと失くしやすい。HIGH 180ルーメン (23分稼働)、LOW 5ルーメン (12時間稼働) というスペックになっている。ギャップがすごい。当然 LOW モードだとナイトハイクはできない。HIGH モードだと十分に明るくて20分ほど歩いてみたが、バッテリーは切れなかった。明るさを調整できれば用途もあったと思うが、HIGH と LOW が完全に切り替わる仕組みなのが残念なところ。キーホルダーサイズなのでお守り的にバッグに付けておいてよいと思う。

もう1つ。100lm LWK-100Z が思いの外、明るかった。ヘッドライトが明るければサブハンドライトとしてはこれでも十分かもしれない。スペック上は100ルーメンとあるけど、あまり暗く感じなかった。値段も1000円前後と安かったので、もともと期待値が低かった。期待値の低さからよく感じたのかもしれない。メインハンドライトの故障に備えて、サブハンドライトとして持っておくといった用途もよいかもしれない。

ソロでナイトハイクする上でライトを失うと遭難のリスクが高くなる。ソロで行くときはヘッドライト/ハンドライトを2セットもっておけば、想定外のトラブルのときにも対処しやすい。仮に電池切れになったとしても、予備のライトに切り替えて歩いている間に予備バッテリーで充電できる。当面はこの装備でナイトハイクの下見に行こうと思う。

ハイキングと温泉

雨天を避けるため、日曜日も軽いハイキングをするようにした。まだ涼しいのでもうしばらくは山登りできそうに思う。暑くなるまで、6月はたくさん山登りへ出掛けるようにしたい。

今日はながいさんと一山超えて鈴蘭台まで行ってきた。余裕があったので 470m の再度山 (ふたたびやま) の山頂にも登ってきた。3年前に上級者に連れられて登ったときにバテて2度と行きたくないと思っていたところでもあった。体力がつき、「ゆっくり上る」ことを覚えて、いま挑戦してみたら難なく山頂にたどり着けた。3年前はオーバーペースで登っていたことに気付けた。山登りは自分のペースで歩くことが大事。

なぜ鈴蘭台かというと、そこにあるスーパー銭湯のような、かなり設備の整った 有馬街道温泉すずらんの湯 という温泉に行ってきた。すごくよかった。お昼に着いたのでほろ酔いセット (ビール, 冷奴, 枝豆) + ハンバーグオムライスを食べた。平日はほとんど外食しないので、外食するときは普段食べないものを食べるようにしている。普段の食生活でとれていない栄養も取れるだろうし、ストレス発散にもなる。ごちそうさまでした。

すずらんの湯は最近リニューアルしたばかりらしくシャワーの水流が強くて、いろいろなお風呂があって、露天風呂もあって、サウナも2種類あって久しぶりに広いお風呂に入って気持ちよかった。ここ3ヶ月、土日は一切お仕事せずに運動したり出掛けたりと、のんびり過ごしている。そのおかげで精神的な不調もなくなり、以前に近い集中力でコードを書いているようにも感じる。ほぼ復調したと言える。

今日歩いた登山道は 大師道 という、整備されて歩きやすい登山道だった。下りで何度か通ったことはあったけれど、初めて上りで歩いてみた。山道は険しくなく整備されていて迷いにくい。ナイトハイクのコースの候補によさそうに思えた。

すずらんの湯は24時 (入館受付23時) まで営業している。再度山の山頂へ行かず休憩なく歩けば2時間程度で鈴蘭台には行けるだろう。19時に出発して21時台にすずらんの湯に着いて1時間ほどお風呂に入って23時に施設を出て 23:40 の鈴蘭台駅からの終電に乗ればぎりぎり帰って来れる。ちょっと忙しいから行くとしたら18時台に出発するのがよいかな。実際に行くかどうかはともかく、ナイトハイクという手段を得たことで平日に山登りに出掛ける計画を練ることもできる。山登りの楽しみ方が広がるという側面からナイトハイクの経験を積み重ねていこうと思う。

ナイトハイクのリハーサル

先日 購入したヘッドライトとハンドライト が届いたのでリハーサルとして軽く夜の登山道へ行ってきた。18時半にお仕事を終えて家に戻り、装備を整え、19時頃に出発して19時半頃には新神戸駅周辺に着いた。19時半から21時頃まで夜の登山道をナイトハイクしてみた。

他の人にも役に立つよう、ライトの明るさや使用状況について客観的な所感を活動日記にも書いてみた (この日記に同じ内容も含むので読まなくてよい) 。

ここではもう少し感じたことやわかったことの詳細を書いていく。活動日記には含まれていないが、実は2回にわけて歩いた。単純に道を間違えてすぐに終わってしまい、これではリハーサルとして物足りないから折り返して活動日記を作ることにした。結果的には活動日記も作れてよかったと思う。

  • 新神戸駅から北野道を歩いて市街地まで (約20分)
  • 折り返しで市街地から北野道を歩いて布引の滝周辺 (約1時間、活動日記にある内容)

まず始めに1人で夜の登山道に入るのはかなり怖い。この怖さには複数の感情がある。

  • 暗い山道に1人でいることの根源的な怖さ
  • 逆に誰もいないはずの山道で誰かと遭遇することの怖さ
  • 足元がみえにくいことから足を滑らせて崖から転落しないかの不安
  • 登山道を判別しにくいことから道を間違えていないかの不安
  • みえないのに生きものの気配を感じることから野生動物 (熊や猪など) が出てこないかの不安
  • 事故に遭遇しても誰にも助けてもらえないことの不安

風がやや強く、その風で木々が揺れる音やライトに集まってくる虫たち、野生動物の気配など、最初の10分ぐらいは物音にびくびくしながら歩いていた。ナイトハイクは大人数で行った方がよいと書かれている記事もみかけていた。シンプルに1人だと怖いという所感をもった。マイナーな登山道を歩くと誰も歩いていないから1人で怖いといったものは昼でもある。夜の闇がその怖さに拍車をかけるといった雰囲気がある。

一方で自分も自然の一部だという野生を取り戻す感覚はあった。都市に住んでいると周りに人がいて安全であるのを当たり前に感じてしまう。それが特殊な状況であることの感覚を取り戻してくれるように思えた。

そして人間は慣れるもので30分ぐらい1人で歩いているとその怖さの状況にも慣れていった。

ナイトハイクの鉄則として、よく知っている登山道、ルートを間違いにくいわかりやすい登山道を選択するのがよさそうに思えた。とくに夜だと歩いているところが登山道かどうかの判別が難しい。山道そのものの険しさや細さよりも、木階段になっていて登山道であることが明確にわかる方が安心して歩ける。地面が露出している道はまだしも、草で覆われたような山道を歩くときは定期的にスマホで地図を確認しながら歩かないと道を間違えていないか不安になる。昼に歩くのと比べて登山道かどうかの判別がかなり難しい。足元がみえにくいことから崖に気付かずに足を踏み外すといったリスクも高いと思える。スマホを失うと遭難リスクが高い。スマホで地図を確認する機会が昼と比べて増えることからスマホをケースに入れてネックストラップで紛失防止対策をした方がよいように思えた。

最初はヘッドライトだけ、その次にハンドライトだけで歩いてみた。すぐにこれは両方を併用した方が安全であることに気付いた。ヘッドライトだけだと頭の動きと頭の動きによって照らす場所が制限されてしまい、物音がして横をみたりすると前が暗くなってみえなくなってしまう。頭の動きで周囲を見渡しつつ、ハンドライトで前方を照らす。もしくは逆に前方をヘッドライトで照らしつつ、ハンドライトで周辺を見渡すといったことをしている方が安心して歩ける。周りの気配や登山道のチェックなど、周辺の状況を把握するために2つの光源をもっておく方がよい。スマホで写真を撮ったり地図を確認するときにハンドライトを下げても、ヘッドライトで周辺を確認できるので安心できる。

事前に読んでいたナイトハイクの記事から明るさは200-300ルーメンあるとよいとあった。私の所感でもその通りだと思う。昨日もっていた装備では次の明るさで十分に歩くことができた。

  • ハンドライト: 260ルーメン, Midモード, 8時間稼働, 162g
  • サブヘッドライト: 50ルーメン, Ecoモード, 8.5時間稼働, 50g

それぞれ最も低い明るさが60ルーメン/50ルーメンだったので試してみた。これだと暗過ぎて登山道を確認できず安心して歩くことはできない。少しスペックの高いライトを購入して、あえて明るさをレベルダウンして稼働時間を増やすのがよい。このぐらいの明るさと稼働時間であれば安心して2-3時間は歩けるように思える。私は乾電池を管理するのが面倒なので充電式のライトを購入したが、電池切れが気になる人は乾電池タイプのライトを買って予備の乾電池を持ち歩くのもよいと思う。私は予備バッテリーをもって登山している。実際に試したら充電中にライトは点灯しない制御になっている。もし電池切れしたらその場にしばらく留まって充電することになる。実際の運用では、故障に備えて予備のヘッドライトやハンドライトをもっておき、それらを使っている間に充電するといった運用でもよいかもしれない。

夜だからハットはいらないだろうと持っていかなかった。しかし、ヘッドライトをしていると虫が集まってきたり、登山道を覆う木々の枝なども昼よりも夜の方がみえにくいので鬱陶しく感じる。ハットは紫外線を防ぐと同時に頭部を防御するのにも優れているとナイトハイクをするとよく気付ける。

トレッキングシューズも夜の方が大事になる。今回はリハーサルだったのでランニングシューズを使った。歩いていて夜だと足元がみえにくいため、昼と比べて着地の姿勢がおぼつかないことが多い。そういうときに足をひねったり疲労を蓄積しない対策としてナイトハイクの方が足首を固定するトレッキングシューズを使うことは重要に思えた。次回はトレッキングシューズでナイトハイクに出掛けようと思う。

今回はハンドライトをメインにして、ヘッドライトをサブに使うという装備にした。次回は逆にスペックの高いヘッドライトをメインにして、軽いハンドライトをサブに使うことをやってみる。メインヘッドライトとして Black Diamond スポット400-R を購入することにした。もし5-6時間歩くナイトハイクへ行くなら予備のライトもあった方が安心できる。お守りとして購入しても無駄にはならないだろう。

充電式 (micro usb)
明るさ: 最大400ルーメン (無段階調整)
照射距離と稼働時間の目安: MAX 400ルーメン、100m、4時間 MED 200ルーメン、60m、8時間 LOW 6ルーメン、12m、225時間
重量: 73g

今回使った GENTOS のハンドライトは 162g と1時間歩く分には重くはなかったけど、ヘッドライトをメインにするなら軽くてスペックの低いハンドライトも試してみようと次のハンドライトを購入した。

1つはキーホルダーサイズの OLIGHT I1R 2 PRO にした。サイズが小さいから、もしかしたら山歩きには向かないかもしれない。

充電式 (usb type-c)
明るさ: 180ルーメン
稼働時間: 23分
照射距離と稼働時間の目安: HIGH 180ルーメン、48m、23分、LOW 5ルーメン、?、12時間
重量: 22g

もう1つは アイリスオーヤマ LED ハンディライトズーム機能付き 100lm LWK-100Z にした。

単3乾電池1本
明るさ: 100ルーメン
稼働時間: 3時間
照射距離: 70m (スポット配光時)
重量: 約75g (本体:45g + 単3乾電池:約30g)

余談だが、重さとスペックのバランスを確認しながらハンドライトを探したらなかなか適当な製品が見つからない。GENTOS RX-286R はミドルスペックな割に 162g と調べてみたら軽い方ですごくバランスがよい。100-200ルーメンの明るさで 100g 前後のハンドライトはなかなかみつからない。

ナイトハイクの準備

5月の週末は山登りへ出掛けるつもりが、3週連続して雨降り で出掛けられなかった。おかげで自分の予定と天候を調整することが難しいことを実感した。

週1日の午前中から夕方にかけてという短時間で調整しようとするから難しい。対策の1つとして負荷を軽減したコースを準備しておいて日曜日に出掛けることが考えられる。さらに調整可能な時間を増やそうと考えたときにナイトハイクに出掛けらないか?私が住んでいるところから最寄りの登山道までは30分歩けば着く。電車や車を使えば30分圏内にたくさん登山道がある。ナイトハイクと神戸の立地のよさは相性がよいのではないかと考えた。

これから夏に向かって気温も上がっていく。基準となる行動時間を6時間として見積もる。ナイトハイクができれば午後から出掛けて日の入り後に帰ってきてもよいし、夕方から出掛けて夜まで登ってもよいし、深夜に出掛けて夜明けに帰ってきてもよいかもしれない。雨上がりの後にナイトハイクすることはないと思うが、天気予報をみながら雨降り前の休日前日の夜から出掛けるといった調整はできるかもしれない。

余談だが、先週は就寝時間が遅くなってきていて1時をまわることが多かった。そうやって徐々に生活時間がずれていくことはこれまでもよくあることではある。一昨日 (翌日に朝から山登りの予定) に早めに休もうと22時頃から準備していたのにまったく眠れなくて、起きて縄跳びに出掛け、帰ってきて寝ようとして眠れなくて、起きて散歩に出掛けて、帰ってきてもう1度寝ようとして眠れなくて、また起きて散歩に出掛けた。それで今日は眠れないと諦めて居間でストレッチをしていたらだんだんと眠くなってきて1時過ぎにようやく眠ることができた。私は不眠症になったことはないが、もし将来に眠れなくなるときがきたらナイトハイクに出掛けるといった対策もよいんじゃないかと半分冗談で考えたりした。

閑話休題。ナイトハイクの装備を準備していく。ナイトハイカー酒井の備忘録【松本店】 の記事を読んだら3つのライトをもっておくとよさそうなことがわかる。夜は光がなければ歩けなくて即遭難になってしまうので慎重に予備を用意しておく必要がある。

  • メインヘッドライト
  • サブヘッドライト
  • 予備のハンドライト

次の動画も参考にしつつヘッドライトを調べたりしていた。

メインヘッドライトはアウトドア向けメーカーの6000円〜9000円ぐらいの価格帯の製品がエントリーモデルとしてよさそうに思える。アウトドア向けメーカーの製品を買うならどれでもよいらしい。ナイトハイクをするための明るさは200-300ルーメンあればよいらしい。ヘッドライトは頭につけるので重さも大事とのこと。一般論として明るくて稼働時間を長くすると製品サイズが大きくなるために重さも大きくなる。いくつか製品をみたら100gを切るぐらいがよさそうにみえる。

どのメーカーにしようか、まだ決めかねている。先に安価なサブヘッドライトを購入した。サブヘッドライトを使って近くの山道を軽く歩いてみての感触からメインヘッドライトのスペックを決めようと思う。

サブヘッドライトは GENTOS CP-360RWG を選択した。2,343円とコスパがよくて軽量でよさそうにみえる。

充電式 (usb type-c)
明るさ(約):360ルーメン(Highモード時)/ 200ルーメン(Midモード時)/ 50ルーメン(Ecoモード時)
点灯時間(約):2時間(Highモード)/ 2.5時間(Midモード)/ 8.5時間(Ecoモード)/ 32時間(点滅モード)
照射距離(約):144m (最大時)
本体質量(約):50g

ハンドライトは GENTOS RX-286R を選択した。3,997円とやや値は張るが、明るさと稼働時間があう適当な製品がなかなかみつからなくて、ちょっとのお金を渋って中途半端な製品を買うぐらいなら信頼できるメーカーのものを買おうとこれに決めた。重量が162gとやや重い。100g前後の重さで200-300ルーメン、5-6時間稼働するハンドライトを求めていたが、私はみつけられなかった。

充電式 (micro usb か usb type-c)
明るさ(約):600ルーメン(Maxモード時)/ 430ルーメン(Highモード時)/ 260ルーメン(Midモード時)/ 60ルーメン(Ecoモード時)
点灯時間(約):3時間(Maxモード)/ 5時間(Highモード)/ 8時間(Midモード)/ 22時間(Ecoモード)
照射距離(約):182m (最大寺)
本体質量(約):162g(電池含む)

昼間歩いて知っている登山道のうち、安全に歩きやすいコースや迷いにくいコースを覚えておいてナイトハイクするとよさそうに思える。

3週間ぶりのハイキング

10日、17日、24日と3週続けて土曜日が雨降りでハイキングへ行くことができていなかった。

これまでも日曜日に出掛けてもよかったのだけど、周りに声をかけているのが土曜日なのと、他のメンバーは私ほどハイキングにモチベーションがないだろうと推測するのもあって日曜日に振り替えるといったことをしていなかった。さすがに3週続けて雨が続くと我慢の限界がきて、今日は多少のコンディションが悪くても山登りへ行こうと考えていた。たまたまながいさんも予定が空いていたとのことだったので2人で登ってきた。

9時に出発して14時過ぎに帰ってきて、軽くお酒を飲みながらお菓子を食べて活動日記をまとめていて幸せ感があった。というのは、健康ストレスというのか、eufy や fitbit で体重や消費カロリーを記録していると、食べものにも気をつかう。日常でお菓子を食べてお酒を飲むことはない。ハイキングのような運動強度の高い活動をした後ならこのぐらいよいだろうと自然に思えて、その余裕がストレス発散だったりする。

活動日記をまとめて次回の山登り計画を作って、軽く調べものをしてから昼寝していた。軽くと言いながら3時間弱を寝ていた。fitbit の数値でみると、普段の睡眠の質とそう大差ない (少しよいぐらい) が、感覚的には疲労でよく眠れた気がして快適だった。デスクワーク主体の普段の生活は身体的な疲労が物足りないようにも思える。

起きてから買い出しへ出掛けて晩ご飯を作って普段よりも多めに食べた。これもエネルギーを消費したから食欲が出たように思える。疲労回復のためにも無理なく食べられるならよいように感じて健康的に思えた。

今日は曇りで涼しい (逆に肌寒いぐらい) のもあって体力的には余裕をもって登れたと思う。標高600m、距離10km, 5時間ほどのハイキングなら日曜日にハイキングへ行っても翌日への負担にならないのではないかと思えるようになってきた。土曜日に限定して出掛けるには天候の調整が難しい。日曜日は土曜日より負荷を軽減した軽めのコースを設けておいて、天候次第で両日またはどちらか一方に出掛けるのでもよいかもしれない。

1人で山登りへ出掛けることそのものは構わないのだが、1人だと出不精になって朝だらだらしてしまうときがある。登って降りてくるのは時間がかかるので朝起きるのが遅くなってしまうと、遠出するモチベーションが下がって近所を散歩する程度で済ませてしまうときがある。予定を作って一緒に行く人がいると、ドタキャンすると申し訳ないという気持ちが働くから朝ちゃんと起きて余裕をもった状態で確実にハイキングしてこれる。

もう1つ、今日のようなあまりハイカーがいない廃れた旧道を歩くときは1人だと不安に感じる。

  • 山中で人の気配がないと寂しい
  • 道が険しくても他者と共感できると気が紛れる
  • 不慮の事故があったときに助けてもらえる

知らないところやマイナーな登山ルートを歩くときは誰か一緒にいてくれると安心できる。

集団でハイキングへ行こうとするとスケジュール調整が面倒になる。事前に連絡をしたり、問い合わせに回答したりといった手間が増える。もちろん、知り合い同士であれば大した手間ではないが、相対的に2人で出掛けるよりは調整コストがかかる。バドミントンの line オープンチャット を作って匿名の不特定多数と予定を共有する面倒さと似ている。カレンダーを増やしたくないし、カレンダーをもつアプリケーションが増えるのはもっと面倒になる。

例えば、バドミントンとハイキングとエクササイズの予定を不特定多数の人たちと共有することを考える。follower は3つに関心がなくてハイキングのみに関心があるかもしない。これを line のオープンチャットや google calendar で共有しようと思うと、オープンチャットやカレンダーをそれぞれ個別に作って3つを管理しないといけない。もし仲のよい友だちや知人同士であれば1つのカレンダーを丸ごと共有できるかもしれない。しかし、よく知らない不特定多数の人たちとカレンダーを丸ごと共有するのはやや不安や抵抗がある。そして followee にとって複数のアプリやカレンダーを管理することは1つのそれを管理するよりもずっと負担になる。followee は1つのカレンダーのみで自身が関心のある複数のジャンル・カテゴリの予定を共有したい。follower もその人が関心のあるカテゴリ、例えば、ある followee のカレンダーの予定のうちハイキングのみをフォローしたい。followee が公開する予定を調整するのではなく、follower が勝手に followee の関心のあるジャンル・カテゴリの予定のみをフォローできるようにしたい。こういった仕組みがあれば、双方の予定調整コストを低くできないかな?と漠然と考えたりしている。

土曜日のハイキング

昨晩の睡眠時間は6時間41分 (23:56〜7:25, 深い睡眠0:48) だった。登山へ出掛けるからいつもより1時間早くベッドに入って努めた分、いつもより睡眠時間が増えた。先週ぐらいから睡眠時間が6時間を超える日が多くなってきた。生活を改善している効果が睡眠時間に表れつつある。

世継山と摩耶山のハイキング

先週の土曜日 (19日) は世継山と再度公園へ、今日は摩耶山・掬星台へと、2週続けてハイキングへ行ってきた。毎日歩いていて体力がついてきたこともあり、少し険しい山道だったものの、体力不足の疲労感をあまり感じなかった。一方で昔からよくない右股関節の違和感は心肺能力とは別に疲労が蓄積して残り続けるのであまり右足を踏ん張らないようにしながら上り下りしてきた。歩いていて辛いほどの違和感ではないから、ハイキングに支障はない。

夕方に戻ってきて少し寝て 登山と身体の科学 運動生理学から見た合理的な登山術 を読みながらふりかえりをした。yamap の「標準」コースタイムと比べて歩くペースが150%前後と速過ぎたことを理解した。どのぐらいのペースで歩くのがよいのか、まったくわかっていなかった。疲労度を軽減して安全に上るには「ゆっくり上る」のが大事で「標準」コースタイムの100%を基準にすればよいらしい。もちろんメンバーの体力と相談しながらでよいように思えるが、100-120%におさまるように歩くとよさそうにみえる。次からペース配分しながら歩いてみる。

これまで yamap の活動日記を「友だち」限定公開にしていた。山登り仲間を増やしていく上で yamap の情報をみせた方がわかりやすい。軽く調べてみて限定公開にする意図はプライバシーの配慮だけにみえる。基本的には行程を記録して風景の写真しか取っていない。yamap メンバーであれば、一緒に行ったメンバーはわかってしまう。ながいさんと一緒に行ったハイキングや三宮.devの登山部はとくにそういったプライバシーを考慮しなくても大丈夫そうに思えるので一般公開することにした (ながいさん、懸念があったら限定公開にするので教えてください) 。今後もプライベートでハイキングに行く機会はあると思えるが、一緒に歩く人に活動日記の公開の許可を得て、懸念表明があればメンバーを外すか、友だち限定にしておく。

yamap アプリの使い方を調べていて登山の軌跡を動画で見返すことができる。この動画を共有しようと思ったら yamap アプリがスマホ上で再生しているのを、スマホのスクリーンリーダーで記録するといったやり方で動画保存できる。道中で写真を取っておくと、この軌跡を見返すときに登山コースの雰囲気を伺えておもしろい。よく出来ていると思うし、歩きながら山道を写真に残していこうというインセンティブにもなる。

  • video タグで指定した width/height サイズ: 360x640
  • 左: オリジナル (サイズ 25MiB)
  • 右: 品質を落として圧縮 (サイズ 6.2MiB)

スクリーンリーダーの動画をそのまま保存するとサイズは 25MiB になる。ちょっとサイズが大き過ぎる。chatgpt にオリジナルの動画のメタデータを渡してよしなに圧縮してもらう。

Stream #0:0(und): Video: h264 (High) (avc1 / 0x31637661), yuv420p(tv, smpte170m/smpte170m/bt709), 720x1280, 3433 kb/s, 30 fps, 30 tbr, 600 tbn, 1200 tbc (default)

次のようなパラメーターで圧縮すればよいとのこと。私は動画について明るくないからパラメーターが適切かどうかは判断できない。しかし、こういう用途なら品質を目視で確認できるし、再生できれば目的を果たせるから細かいパラメーターの調整が適切でなくてもあまり困らない。

以下のように、解像度を横480pxに縮小しつつCRFエンコードで画質をコントロールする例を示します。元が720×1280の縦長動画なので、-vf scale=480:-2 でアスペクト比を保ったまま高さを自動調整します。

  • -vf scale=480:-2 幅を480pxに固定、高さを偶数で自動計算
  • -c:v libx264 H.264で再エンコード
  • -preset medium エンコード速度と圧縮率のバランス(slow~veryfastなど変更可)
  • -crf 28 品質係数。数値が大きいほど高圧縮(小ファイル)/低画質。18~28あたりが一般的
  • -c:a aac -b:a 128k 音声をAAC・128kbpsで再エンコード
$ ffmpeg -i yamap-sr-20250426-orig.mp4 -vf scale=480:-2 -c:v libx264 -preset medium -crf 28 -c:a aac -b:a 128k yamap-sr-20250426-compact1.mp4

サイズは1/4程度まで小さくなった。オリジナルと比べると明らかに劣化していることはわかるが、日記に掲載するのであれば十分な品質にみえる。

$ du -hs yamap-sr-20250426-*
6.2M  yamap-sr-20250426-compact1.mp4
25M	  yamap-sr-20250426-orig.mp4

圧縮後のメタデータは次のようになった。

Stream #0:0(und): Video: h264 (High) (avc1 / 0x31637661), yuv420p(tv, smpte170m/smpte170m/bt709), 480x854, 867 kb/s, 30 fps, 30 tbr, 15360 tbn, 60 tbc (default)

video タグを扱う hugo の shortcode

デフォルトで hugo は video タグを扱う shortcode がないらしい。登山の軌跡の動画をアップロードするために作ってみた。この日記におけるコンテンツ管理の歴史的経緯で静的ファイルの管理方法が異なるため、static から参照する src 属性とコンテンツと同じ場所から参照する file 属性を使い分けている。

{{ $src := (default (printf "%s%s" .Page.RelPermalink (.Get "file")) (.Get "src")) | absURL }}
{{ $width := or (.Get "width") "640" }}
{{ $height := or (.Get "height") "360" }}
<video width="{{ $width }}" height="{{ $height }}" controls>
  <source src="{{ $src | relURL }}" type="video/mp4">
  お使いのブラウザは video タグに対応していません。
</video>

コンテンツからは次のように video タグを扱う shortcode を呼び出す。

{{< video file="yamap-sr-20250426-orig.mp4" width=360 height=640 >}}