3時過ぎに寝て1度起きて7時半に起きた。また体調を崩さないか心配になってくる。
今日の筋トレは腹筋:15x2,腕立て:10x1,スクワット20x1をした。
業務での勉強のやり方の基本
隔週で水曜日はメンバーと1on1をしている。今日は年明けで最初の1on1になる。あるメンバーと勉強のやり方について話題になった。私が普段、業務で行っている勉強のやり方を紹介してみた。
- 業務の中で未知の内容やわからないことに遭遇する
- ツールやフレームワークを学ぶなら公式ドキュメントを一通り読む
- チュートリアルやサンプルコードを書くためにサンプルリポジトリを作る
- 実際にコードを書いて、動かしてみて、ドキュメントの内容を理解する
- 自分が理解した内容をテックブログに書く
- 対象への理解の解像度が上がってから業務に応用する
業務をしながらこれを繰り返してプロダクト開発をしている。
私からみると、経験の浅い開発者は勉強せずに、インターネットでググった内容をそのまま業務に応用しようとする。そして、理解の解像度が低いために誤った設計や実装をしてしまう。それで手戻りが発生したり、品質が悪かったりする。何度も公式ドキュメントを読んだ方がよいと提唱しているものの、これがなかなか勉強しないといけない人には通じない。私も過去にそういう時期があったので意図が理解できないというのも理解できる。だからこそ、この話しは何度でもするし、いつかそのことを理解できるときがきたら役に立つことだと考えている。
メンバーから「公式ドキュメントを読んでも書いてあることが理解できない」というコメントをもらう。そう。理解できないから自分でコードを書いて、動かしてみて、その勉強をするんだよと教える。本当にそれだけのことなんだけど、それだけのことも理解できずに他人が書いた信頼できるかどうかわからない記事のコードを使う人が多い。本質的には技術の勉強を過小評価している。経験の浅い人は1-2時間読み書きしただけでモダンなフレームワークの抽象化や振る舞いを理解できるはずがない。私でもバックエンドならたいていのことは理解できるが、経験の浅いフロントエンドは怪しい。だから、分かるまでもっともっと勉強しないといけないという認識が必要だ。1-2時間で終えようではなく、勉強も含めて2-3日かけようと思うぐらいでちょうどよい。
さらに私はメンバーに「時間がかかってもよいからちゃんと理解して開発しなさい」と、これも何度も何度もメンバーに伝えている。それによってタスクが遅れても構わないとすら言っている。他社のプロダクト開発でそこまで言うと経営者からクレームがくる可能性はあるが、おそらくお手伝い先の経営者もいっときの開発の速度よりも、地に足の着いた開発者として成長してもらう方がずっと価値があると理解してもらっていると、私は考えている。だからこそ、メンバーにそう言って、みせかけだけで開発しないように伝えている。
今日話していて、ようやく自覚できるようになってきたんじゃないかと手応えを感じた。1年かかったけれど。私自身マネージャーとして未熟でもあるし、マネジメントがよくなかったところもあるし、伝え方もよくなかったのかもしれない。それでも繰り返し繰り返し、開発において大事な価値観はメンバーに伝えていこうと気持ちを新たにした。
災害義援金の推移
先日 石川県の災害義援金に寄付した ときにサイトにその日の残高を掲載していることに気付いた。関心をもったのでその記録を付けている。チェックを忘れたときは internet archive から分かる範囲で調べた。次のような感じに推移していて、そろそろ落ち着くのかもしれない。約60億円といったところ。他の団体や期間からの寄付もあるだろうけど、被害総額は約8,000億円らしいのでまだまだ全然足らない。
コワーキングのオンラインイベント
月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここ 。今回のテーマは「自治体とコワーキング」だった。私は行政を好ましく思っていない。行政と関わるお仕事もいくつかやってきた中で行政側の態度がよくなかったり、担当者も上から指示されたからやってますといったやっつけだったり、若い担当者は理解があっても決済権をもってなくて上司に没にされたり、一緒に働いていて楽しいようなお仕事に巡りあわなかったからだ。そして、目的意識からの違いから行政とのお仕事やプロジェクトが失敗とまで言わなくても、うまくいかないケースをいくつも見聞きしてきた。うまくいかないのに対して、うまくいったというのはほとんど聞いたことがないからまずうまくいかない。
それはともかく、行政と一緒になってコワーキングの事業をやろうとしている人たちもいるのでそれはそれでどんなことをやっているのかを聞いていた。今回は新しい参加者がいてその人の経歴ややっているコワーキングの行動なども聞けておもしろかった。街の人たちとどうやって仲良くなるかという話しで単純接触効果がもっとも効果が大きいのではないかと話されていた。なにもしなくてもそこにいて、徐々に人がくるようになって、人と会っているうちに仲良くなるといった話し。営業さんが取引先をまわるのもその戦略。
空き家バンク は住居向けしか対象としていなくて事業用にはなっていない。事業に使える空き家を探すのが難しい。空き家のマッチングシステムはあるようでないらしい。空き家がいっぱいあるのはわかっているので空き家をコワーキングスペースに改装して、町興しの拠点に使えばいいのではないかといった話しがあった。それはそうかもしれないが、私の感覚では、田舎にスペースは山ほどあるが人がいない。コワーキング的な新しい価値観で個々が自律して課題解決するような人を田舎でみつけるのはなかなか難しいと考えている。どちらかというと、一定の人口がいる地方都市や大きめの市が落とし所なのではないかと思う。