Posts for: #Event

自分で自分を信用しない

0時に寝て5時に起きた。朝から2時間ほどドラクエタクトしてた。

ふりかえりのフィードバック

先日 5日以上かけて非開発者向けのドキュメント を書き終えた。労力をかけてわかりやすいように書いたせいか、評判がよいという噂があり、ふりかえりのときにも先方の社内で共有されていて、他チームでも読まれているといったコメントをいただいた。それ自体は嬉しいことだ。一方で先方の社内に閉じている議論なのでドキュメントを書いた私には一切フィードバックはない。同じチームのメンバーからもほとんどない。

私はあまり自分自身を信用しない人間で、私が作った成果物はよいものだと考えていない。とくに初期のバージョンはすべてそう。誤り・勘違い・怠惰・抜け・漏れがいくつもあって3世代ぐらいのアップデートをこなさない限り、運用に耐えるものにはならないという考え方をする。書き終えたばかりのドキュメントを褒められても、自分の中ではそれはおかしいと思ってしまう。あんなものがよいはずがない。もっとよくするための取り組みがあるはずで、そのヒントを他者に期待しているところがある。単純に褒められるよりも「どこがわかりやすかった」「どこがわかりにくかった」「ここをもうちょっと詳しく」とか、そういったインタラクティブな議論を他者に求める傾向がある。それは自分自身が欠陥だらけだから。今回はふわっとした手応えで業務を終えることになる。

開発方法論を議論するのに飽きた

エンジニアリングマネージャーのしごと 読んでみたけど、質問ある?(答えられるとは言っていない に参加した。ちゃんとしたイベントじゃなくて、書籍を読んだ感想を discord で気軽に雑談するようなイベントだった。雑談と言っても話していたのは主催者のみで、他のメンバーはチャットにコメントして、それを主催者がみて話題として取り上げるといった進め方だった。悪いイベントではないのだけど、コミュニティの内輪感が強くて初めての人が参加するようなところではないなと思えた。

この1年、スクラムを実践しながらずっと開発方法論やマネジメント/リーダーシップについて考えてきた。考え抜いた (と言ってもたった1年だけど) 結論として開発方法論そのものはあまり重要ではないと結論づけた。重要なのは、自分たちの開発にとって障害や課題を認識したときに改善していけるか。そんなの当たり前だと思うかもしれない。改善するにあたって組織も含めて変えられるかというところが最も重要だと気付いた。スクラムにおいても、簡単な問題はすぐ解決しようとするのに、複雑で難しい問題はなぜ解決への試みすらやらないのだろう?とずっと不思議に思っていた。それは既存の組織や制度のなにかを変えないといけないとき、それらを改善の対象とみなすか・みなさないかという視点が人によって大きく異なることに気付いた。多くの人はそこまでやろうとしない。それは越権行為かもしれないし、思い付きで組織の決めごとを変えられても困るかもしれない。一方で私は頭がおかしくて組織や制度そのものも変えようとする。まず組織を変えようとするかどうかが最初の分水嶺になる。そして、実際に組織が変われるかという最大の課題もある。開発のためだけに組織を変えてくれと経営者にお願いして「わかった」という経営者は稀かもしれない。組織にも歴史や文化があり、会社には開発以外の様々な業務もある。大規模スクラムが提唱されるようになったのは組織を変えていくアプローチがスクラムには重要になってくるという証左かもしれない。

組織さえ変えられるのであれば開発はいくらでもよくなる可能性がある。これは小さい組織や若い組織にとってはとくに有利な点と言えるだろう。開発方法論に何を採用するか、初期のチームがうまく開発できないといったことは些事でしかない。自分たちの開発をより良くすることを本当にやろうとしているかどうかが重要だ。そのことに気付いてからゾンビスクラムをみかけたときも、これは組織のこういった課題から派生していると深堀りするようになってきた。

勉強会が2つ

0時に寝て6時に起きた。涼しくて体調は抜群。

インフラ引き継ぎ勉強会

先週引き継ぎのためのインフラドキュメントを書いていたものをチームの開発者に共有した。今日は開発者向けの話しなので 5日以上かけた非開発者向けのインフラドキュメント は使わないが、社員さんによると、(私が参加していない社員さんだけの) 別の開発者チャンネルで読まれているとのこと。時間をかけたので多くの人に読んでもらえるに越したことはない。但し、そのフィードバックは私には一切ないので役に立っているのかどうかの判断しようがない。業務委託にそういう外様感を与えるかどうかは組織によって大きく異なる。過去に働いたある会社では自由に勉強会に参加したり他チームのメンバーとも技術の議論をできたりした。私は技術の話題に対しては真摯なので当たり前のように感じていたが、あの会社のあの文化は特別だったのだとそれから別の数社で働いてみて気付いた。

書いたインフラドキュメントに沿って一通り説明して、ほとんど実務をやっていないメンバーではあまりイメージができないと思うので質問もそれほどなかった。次回は実際にどうやってインフラのデプロイをするかの作業をみんなで確認しながら cdk の使い方などの話しをしようと思う。

インフレ勉強会

fin-py の月例のインフレ勉強会に参加した。背景はわかってないが、connpass イベントではない。市場調査や金融の勉強のために最近は毎月出席している。

直前に政府の円買いの為替介入あったのが話題になってた。政府が本気?出せばこんな勢いで5円も動くらしい。為替介入はサプライズが大事らしくて、サプライズという側面ではみんなびっくりしたので効果はあったのかもしれない。

fin-py の中の人もこんな勢いで動くのは珍しいと話していた。日本が為替介入するときは米国にお伺いを立てないといけないらしく、米国がうんと言わないと実弾の為替介入はできないことが多いらしい。中の人によれば、いまも米国は日本の為替介入をよくは思ってないだろうと推測されるので、こんなことをずっと続けられるかどうかは懐疑的だという。さらに世の中のトレンドはドル高なので為替介入しても一時的なもので意味がないという考え方もあるとのこと。今回の介入の意味があったかどうかは今後の為替が安定するかどうかで判断される。日本は世界でトップクラスに外貨準備のドルをもっている国なのも事実なので為替介入の実弾もたくさんあるから今後も介入する可能性はある。

最近の java の勉強

0時に寝て7時に起きた。

運用対応

ある施設のサービスインのシステム切り替えでほぼ1日を終えた。昨日のロガーの要件を詰めようと思っていたけど、なんの話しもできないまま1日が過ぎた。トラブルの運用対応に開発リーダーが忙しくて、他の外部開発者は遊休中。自分の時間を無駄遣いしているようで辛い。あと1ヶ月の辛抱。

java 勉強会

たまたま Java 19が正式リリース。より軽量な仮想スレッド、RISC-Vへの移植など新機能。1年後のJava 21が次のLTS版に をみかけた。今後は java の lts リリースが3年から2年に変わるらしい。他の言語では軽量プロセスと呼ばれる仕組みを java では Virtual Threads (仮想スレッド:JEP 425) と呼ぶらしい。まだプレビュー版だけど、次の lts には使えるようになっていると思う。サーバー用途で言えば仮想スレッドを使ったサーバーが主流になれば java の運用時のメモリ使用量がいくらか減ることになって嬉しい状況はあるのかもしれない。

その記事と同時にタイムラインで Java仕様勉強会「Java SEの動向 2022夏」 をみかけたので気付いたタイミングで参加した。現在の java の機能拡張をしている様々なプロジェクトの紹介がされていた。半分は知ってたけど、半分ぐらいは知らないものもあって勉強にはなった。プロジェクトが多過ぎてだんだん聞いていて飽きてくるのもあったので勉強会のやり方を見直してもいいかもしれないとも思った。

その後にきしださんが java 19 の紹介をされていたのでそのまま視聴した。switch 式やパターンマッチングとの親和性あたりは私も期待していた内容の通りに拡張されているようにみえてよさそうの思う。次の lts はまだ先だけど、そのときに java を書くのが楽しみになるぐらいの機能拡張だとは思う。仮想スレッドの説明もデモしていた。他の言語で軽量プロセスを扱っている人にとっては意図した内容なので目新しくはないが、java でフレームワークを作っている開発者にとってはパフォーマンスを向上できる可能性があるので関心の高い機能だとも思う。

コワーキングから学ぶコミュニティ

0時に寝て2時に起きて5時前ぐらいまで本を読んでまた寝て8時に起きた。昨日の続きでちょっとした画面の改修をやって、小さいタスクを2つほど片付けて、それでもやることなくて暇だなぁ。

backlog-github-integration-action のアップデート

backlog のライブラリのバージョンが上がっていたのを少し前にみかけていたので更新してリリースした。

コワーキングのオンラインイベント

先日のカフーツさんのトークイベント 同様、9月のイベントに参加した。前回は急遽スケジュール調整をしたせいか私1人だったけど、今日は6人の参加者がいた。私以外はコワーキングスペースを運営している人みたい。コワーキングと街づくりといった内容が今日のテーマだったみたい。その事例の1つとして オトナリ[島根県雲南市] を教えてもらった。成功事例の話しを聞いていると共通点の1つとして主催者が地元の人ではなくても、その地域に移住して運営しているという。オトナリも東京のコンサル会社が受注してコワーキングのビジネスを始めたものの、その会社の社員が東京から移住してまでその地域の街づくりに参画しているという。その熱意の違いが正否をわける要因の1つであろうと私は感じた。以前、神戸市さんとコミュニティについて雑談した ときも、あえて言わなかったけど、職員自らではなく業者に委託して運営しているようなコミュニティではまったく運営の取り組みは異なるだろうと思う。他にも コミュニティ財団 という財団法人を作って運営している 愛媛県 西条市 の事例なども教えていただいた。

その後、参加者個々のコワーキングスペースの運営者のお悩み相談みたいなやり取りをしていた。私だけ運営者じゃないのでちょっと浮いてた。お前何ものやねん的なw あと箇条書きで書いたものをマインドマップに変換する Transno というエディターがあるらしい。私は手書きでマインドマップを描くのでこういったツールは使わないけれど、ツールでマインドマップを書くのが好きな人には向くのかもしれない。

スクラムやっている人たちと雑談

0時に寝て7時に起きた。あまりよく眠れない。新しい施設のサービスインで社員さんは忙しそうなので画面のバグ修正をしたりレビューの検証をしたりしていた。

スクラムイベント

Scrum Developers Night! Online #11 に参加した。過去にストーリーポイント運用がうまくいってないという話題を書いてきたけど、他の組織やチームだとうまくいっているのか、どんな感じなのかを聞いてみようという意図で参加した。他のスクラムやっている人たちの話しを聞いてみたかったんだけど、割とこっちのやり方や運用を聞かれるような展開になったのでこちら側の話しが主になってしまった。相談してわかったことなどをざっくりまとめる。

  • ストーリーポイント運用の方法自体は間違っていない
    • ストーリーポイント運用とは別のところに課題があるようにみえる
  • スプリントで決めたことをできないのは問題
    • 1週間の見積もりすら合わないのだからそれ以上の期間の見積もりはあわないのは自明
  • プランニングやリファイメントなどでタスク分割や見積もりの精度をあげないといけない
    • 大きな機能の見積もり後にタスクが増えるような精度が問題
  • スプリントがある週の実稼働時間を考慮して見積もりしていないのは問題
    • 休みがあったり社内イベントがあったり実稼働時間によってベロシティはブレるはず

全体として総括すると、ストーリーポイント運用以前に、チームの問題が大きいのだろうと他の人たちと話していて実感した。スクラムの実践についての細かい改善点はあるものの、それ以上にチーム事情によるものや体制の問題の方が大きいということに気付いた。

コワーキングのオンラインイベントに参加した

0時に寝て6時に起きた。

バッチ処理一覧と手動実行

2週間前からフロントエンドの画面作りを始めた。2つ作らないといけない画面があってそのうちの1つを作るのに1週間ちょっとかかった。最初に作る画面で次の順番で作業を進めた。

  1. web api のエンドポイントの整備
  2. ページング処理
  3. 検索フォームのコンポーネント作り
  4. v-data-table の slot 埋め込み
  5. モーダルダイアログと更新処理

やりたいところに関係する vuejs, next, vuetify の機能を調べたり、イベントの伝搬の仕組みを調べたりしながら作成した。一度理解したら簡単なので2つ目の画面は半日で完成して pr を出して、もうそのまま本番環境にデプロイした。1つ目の画面の方が要件が複雑で2つ目の方が簡単だったというのもあるけど、どちらもストーリーポイント5が割り当てられているチケットの作業工数は1週間強と4時間といったものになった。なんというか、ストーリーポイントは中長期でみれば、このような人間が成長して一定期間内に消化できるポイントが増えることを計測する狙いもあるけれど、短期でみたらまったくプロジェクトマネジメントには役に立たない。

最近フロントエンド開発者がチームに参加して、コードを読んだらだいぶひどいみたいなことを言ってた。開発リーダーもフロントエンドは基本的に動いたら OK とか答えてた。だから品質が悪い。

コワーキングのオンラインイベント

先日 カフーツさんのイベント のイベントに参加した。それがきっかけとなり、いとうさんが手掛けている Beyond the Coworking 〜移働の時代〜 という note のメンバーシップという有償コミュニティのようなものに入ってみた。記事を読むだけなら1,000円/月で、それ以上の付加価値サービス向けに2,000円/月という料金設定になっている。毎月 zoom でオンラインミーティングを行うというので参加してみた。いとうさんは少し前にコロナに感染して療養していたそうなので日程が急に決まったせいか、たまたま私しか参加者がいなかったので1on1みたいな感じで雑談した。コミュニティを運営するためのサービスとして何がいいかという話しをしたんだけど、たしかにこれとお勧めできるものがない。note も最近そういった機能を追加して sns になろうとしているように垣間見える。

  • note のコミュニティ機能とメンバーシップ
    • 試しに掲示板を使ってみているが、メンバーはほとんど書き込まない
      • いとうさんと私しか、ほとんど書き込みしていない
      • 但し、メンバーに質問していると掲示板をみてはいるという
    • 掲示板はストックのサービスだからリアルタイムに返信をもらうことをそもそも期待していない
    • リアルタイム性の高いサービスならチャットツールがよいのではないか?
      • slack, discord, ms teams など
    • 他のツールもどうか?
      • note の掲示板, notion, trello など

他にもコワーキングスペースをうまく運営するためにはコワーキングスペースマネージャーが必要だといとうさんは考えている。コミュニティマネージャーはコミュニティ形成を目的とするが、コワーキングスペースマネージャーは似て非なるものだという。あれもこれもできないといけないという話しをしてたら、基本的にスーパーマンを要求するポジションになるみたいw、とはいえ、求められる能力として3つをあげると次のような話しをされていた。

  • 利用者と話しができる
    • 利用者の居場所になるには、利用者の業界や業務をある程度は理解して話せないといけない
    • コワーキングだから協調のためにお互いの相互理解が必要になる
  • 人の紹介ができる
    • コワーキングだから協調のために利用者同士、または自身の人脈からマッチする人を紹介できないといけない
  • 仕事の斡旋ができる
    • ビジネスなので仕事を依頼したい人、仕事を受けたい人、仕事 (お金) がまわらないと継続できない

カフーツさんはうちのオフィスから一駅、自転車で10分の距離にオフィス兼コワーキングスペースがある。1人でお仕事をしていると相談相手がいないことの弊害 がある。身近に信頼できる相談相手がいることは重要だと思う。今後もビジネス寄りのコミュニティやコワーキングの在り方を学んでいこうと思う。

七夕と日本酒

1時に寝て7時に起きた。

障害対応の手伝い

昨日の続きで定期処理を k8s の cronjob へすべて移行した。その後、チケット整理したり、他メンバーの手がまわっていない作業を手伝ったりしてた。バッチ処理の在庫チェックの数字があわなくて「俺たちは雰囲気で在庫チェックをやっている」みたいな状況に陥っていた。とはいえ、サービスイン3日目でも致命的な運用の問題は発生していないということでこのリリースはもう完了したと断言してしまってもよいだろう。今後、数ヶ月かけてさらに他施設へのサービスインが続いていくわけだけど、見通しはみえてきた感じはする。まぁ大丈夫そう。

灘五郷酒所イベント

なにかのきっかけで クラウドファンディングの灘五郷酒所 をみつけた。地元の応援をしとくかと思って5,000円を支援した。いまみたら271人の支援者から1,472,900円の支援金が集まったみたい。その支援金のお礼イベントがあって、せっかくの機会なので行ってきた。5,000円ってちょっとよい居酒屋さんで使うぐらいの金額だけど、その場で飲める2,000円分の金券とお腹いっぱい食べられたビッフェ形式で十分に飲み食いできた。写真にある料理をもう1皿もらってきてお腹いっぱいになった。料理はなくなっても補充されていたので十分に用意されていた。支払った支援金を考慮すると十分に良心的なイベントだった。小耳に聞いた話だと80人ほど参加者がいたらしい。

飲んだお酒はこれら。あと竹酒と呼ばれる竹の筒に入れて主催者がついでまわっていたのを2杯ほど飲んだ。

  • 福寿 純米酒「御影郷」 (神戸酒心館)
  • 琥泉 純米吟醸おりがらみ無濾過生酒原酒 (泉酒造)
  • 黒松剣菱 (剣菱酒造)
  • 浜福鶴 生酛純米辛口 (小山本家酒造 灘浜福鶴蔵)

1人で行ったのでぼっちだったらどうしよう?みたいな不安もあったんだけど、たまたま隣り合わせた人が プライズ日本酒会 というコミュニティのメンバーで4人組で参加していた。その人たちと雑談してた。ご近所さんでとてもよい人たちだった。三ノ宮でお酒イベントをやっているそうで、また機会があればそちらにも参加してみようと思う。私は地元の人たちとのコネがほとんどない。今後会社のマーケティングをやっていく上でも地元の人たちともなにかしら繋がりをもてるとよいなとは考えている。お仕事がバタバタしてたから朝の時点では行くのをやめようかと考えていたけど、午後から落ち着いていたのもあって行ってよかった。

法人決算の会計処理を終えた

0時に寝て6時に起きた。夜あまり眠れない。

算定基礎届

e-gov電子申請 を使って初めて電子申請してみた。昨年もやろうと挑戦したけど、macos からだと不具合があってエラーになるから断念してた。今年は windows マシンがあるので windows アプリケーションをインストールして問題なく申請できた。うちは社員1人なので csv 取り込みを使わず、手入力で申請した。申請した書類は pdf 出力できるし、申請後に送信したデータは xml で控えとして保持できる。本当に紙でやっていたものを文書データと数値データに置き換えたようなアプリケーションになっている。紙の書類と比べて、アプリケーションがよいところは申請の進捗状況がわかるところ。算定基礎届で問題が発生することは過去にないけど、審査開始、審査終了、手続終了のステータスをアプリケーションから確認できる。それはそれで申請者にとって状況の追跡ができて安心感になる。

振替伝票の使い方

前期は赤字決算だったので中間申告で支払った税金が還付される。中間申告というのは、前年度の納税金額から翌年の税金の半分を納めるという仕組み。前年度の法人税額が20万円を超えると中間申告が必要となる。前年度と同じ法人税が今年度もあるという前提で半分納めるけれど、その納めた金額よりも確定申告のタイミングで実際の納税金額が少ない場合は還付金という形で返ってくる。今回は赤字決算となったものの、それも初めてだったので税務署からの還付金をどう会計処理するのかも初めての機会でよくわからなくて調べながら作業した。

会計システムとして普通に行う処理ではないので freee のドキュメントも断片的にしか説明されていない。基本的な操作の考え方を理解した上で自分がやりたい会計処理に変更しないといけない。

まず中間申告のタイミングで振込した納付金額は「仮払金」として登録される。本来は確定申告のタイミングで確定した納付額に対して「仮払金」を相殺するような会計処理を行う必要がある。freee では取引データの決済欄に「+更新」というボタンがあってそこから仮払金から引き落とすようなデータ登録が可能となる。今回は赤字決算ですでに支払った「仮払金」が還付金として戻ってくるときの会計処理をしなければいけない。その手続きのために使うのが「振替伝票」になる。例として金額を10万円とすると次のような振替伝票を作成する。

  • 借方
    • 勘定科目: 未収入金
    • 税区分: 対象外
    • 金額: 10万円
  • 貸方
    • 勘定科目: 仮払金
    • 税区分: 対象外
    • 金額: 10万円

「仮払金」を相殺するための勘定科目は「未収入金」になる。この「未収入金」を還付金の取引 (税務署から銀行口座に振り込まれた金額) で消し込むことで会計システム上の辻褄があう。一般的に還付金の勘定科目は「雑収入」として扱うらしい。還付金は消費税がかからない取引であるので不課税取引となる。ややこしいのは還付金が振り込まれる際に還付加算金というお金も一緒に振り込みされる場合がある。還付加算金というのは、納め過ぎた税金に対する金利のようなものになる。試しに計算してみると金利が 0.46% になった。ある銀行の定期が 0.002% だったので税務署に税金を納め過ぎるとめちゃくちゃ金利のよい貯金みたいな扱いになる。話しを元に戻すと、還付加算金は課税対象になるので「雑収入」の課税売上として会計処理する。

うちの会社では、振替伝票は決算のタイミングでしか使わない。振替伝票の使い方を忘れていてたまに使うときに右往左往する。

はんなりDAO

はんなりDAOをはじめてみます に参加した。イベントで話した内容は notion で公開されている。

まだ全然、計画段階で段取りの計画も目処もたっていない。dao が良いものかどうか、私はまだよくわかっていないが、実際に自分で試してみることには肯定的である。そして組織の取り組みは実際に複数人いないとあまり実用的ではないことからコミュニティのような、一定以上の信頼のある実際の人間が関わってくれるならそれはそれで実証実験の場としてはおもしろい取り組みになるかもしれない。初回だったので dao とは何かとか、dao や web3 を取り巻く世の中の状況はどうかとか、はんなり dao の目的をどうするかとか、計画段階の雑談が主だった。最初はそんなもんかもしれない。私もスマートコントラクトとか、何が嬉しいのかよくわかってないので dao を運営する中で実際に実装してみる機会があれば、それはそれで学びの機会としてよいかもしれないと考えている。

aragon という dao を作るためのプラットフォームがあって、これを使うと dao そのものはすぐに準備できるらしい。あとは組織運営のルールやスマートコントラクトを実装していくだけみたいな話し。ethereum で動かすと手数料がかかる。しばらくは testnet であーでもないこーでもないみたいなやり取りをしながら dao の運営を学んでいこうみたいな話しをしていた。

k8s のアップグレードをやってみた

0時に寝て6時半に起きた。起きてから1時間ほどだらだらしてた。

ストレッチ

今日の開脚幅は開始前161cmで、ストレッチ後163cmだった。先週と同じなので現状維持とも言えるし、よい状態を維持しているとも言えるかもしれない。もう1年以上通っているせいか、なにかポイントが溜まっていて使わないといけないという話しで今日は20分延長でやってくれた。とは言っても、基本的なストレッチ項目が変わるわけではなく、いつもより伸ばす時間や手順が少し増えているぐらいだった気がする。今週はとくに腰の負荷もあまり感じなかったせいか、いつもの右腰の張りもなかったように思う。トレーナーさんに聞くと、暑くなると筋肉は伸びやすくなるので季節要因でストレッチをしたときの伸び具合が変わるのは普通とのこと。調子がよくなってきたのでこのまま好調を維持したい。

eks (k8s) のアップグレード

お手伝い先のお仕事がもうすぐサービスインなのでそれまでにリスクのある作業をやっとこうみたいな状況にある。たまたま eks (k8s) のバージョンを 1.21 から 1.22 にあげようと思い立って、木曜日に提案したら、どんな障害が起きるかわからないので他メンバーがテスト環境を使っていない時間帯で作業した方がよいだろうという話になって土日にやることにした。

何が起きるか分からなくても、土曜日から始めて致命的なトラブルに見舞われても1日もあれば解決できるだろうという見通しで作業を始めた。その見通しも「私がやれば」という前提に成り立っている。良くも悪くも私がやろうと言ったことに反対されることはほとんどないが、それは私が言ったことは一定時間に私がすべてやり切るという信頼に基づいている。本当の意味でできるかどうか分からないことを必要以上に抱え込んでしまうときもあるのでバランス感覚は必要かもしれない。言わばサービス休日出勤だし、なぜ私がやっているかと言うと、システムの運用や保守の展望を考えたら、サービスインの前にインフラのバージョンを上げておく方が将来の保守コストを下げることに繋がるという1点のみに重要性を見い出していて、それをもっとも強く主張しているのが私だからという理由。

結論から言って2時間でアップグレード作業を完了した。1つ手順漏れがあって、アプリケーションの pod がすべてエラーになるというトラブルに見舞われたものの、すぐ手順漏れに気付いて難なく復旧できた。今日はテスト環境のアップグレードをしたわけだけど、また後日、本番向けの作業手順書を作れば、ほぼタウンタイムなしで1時間もあればアップグレード作業を完了できそうな見通しではある。

実際はミスもあったので次の順番でやったわけではないが、おそらくこの手順でやれば正しいはず。

  1. aws cli と eksctl コマンドのインストール
  2. aws のアップグレードドキュメンを読む
  3. cert-manager のアップグレード (1.1.1 から 1.5.4)
  4. aws-load-balancer-controller のアップグレード (2.2.0 から 2.4.2)
  5. k8s control plane のアップグレード (1.21 から 1.22)
  6. (オプション: 不要) autoscaler のアップグレード
  7. (オプション: 不要) gpu サポートノードのアップグレード
  8. vpc cni プラグインのアップグレード (1.7.5 から 1.11.2)
  9. coredns プラグインのアップグレード (1.8.4 から 1.8.7)
  10. kube-proxy のアップグレード (1.21.2 から 1.22.6)
  11. k8s nodegroup のアップグレード (1.21 から 1.22)
    • k8s ノードが存在する nodegroup をアップグレードするとそのインスタンスが再作成されて pod が再デプロイされる

細かい手順は aws のドキュメントの指示に従いながらやったらできた。add-on と self-managed add-on の種別の違いがあったり、helm と k8s manifest の手順が別々だったり、どのバージョンからのアップグレードかで作業手順が異なったりと、ドキュメントをちゃんと読まないと正しい作業手順がわからない。基本的にはドキュメント通りの作業で完了できた。

もくもく会

アップグレード作業を終えてから1時間ほど残っていたので16時から 【三宮.dev & KELab 共催】もくもく会 に参加した。今回は Kobe Engineers Lab さんと共催ということで 120 WORKPLACE KOBE で開催された。Kobe Engineers Lab の主催者の会社が 120 workplace でオフィスを借りているため、会議室を5時間/月まで無料で借りられるという。私も過去に何度か 120 workplace のコワーキングスペースで作業したこともあった。久しぶりに行ってよい場所だとは思う。会議室は初めて入ったけど、10人ぐらいは余裕で作業できる大きなテーブルがあって広くてよかった。終わってからわたなべさんと3時間ほど立ち呑みしてた。

はんなりビジネス

21時から はんなりビジネス #0 に参加した。おがわさんがまた新しいことやるんだなと思って興味本位で参加してみた。現実の課題に対してコミュニティの有志を募ってチームで取り組んでみたら、問題解決能力も身についてプログラミングの知識を活かしてより実践的なスキルが身に着いてよいのではないかといったところから始まった企画らしい。今日は初回だったので参加者でどういう取り組みがよいのかを雑談してた。まだまだこの先どうなるかわからないけど、私はあまりこの手の取り組みには懐疑的かなぁ。自分たちにとってちょうどよい課題レベルの対象をみつけるのは難しいし、誰でも参加できるオープンなビジネスコンテストやアイディアソンが本当に大事な問題を扱っているかも怪しい。現実の課題はお仕事でいくらでもあるので、それをコミュニティでやろうと思うとニッチな何かになるか、価値があるかどうかよりも本人がやりたいかどうかの目的になってしまうような気もする。とはいえ、私自身、ビジネス力はまったくないのでなにかしらやっているうちに価値に気付くこともあるかもしれない。もうしばらく様子をみてみる。

jjug ccc 2022 spring 参加

1時に寝て7時に起きた。前日、お酒飲んでたくさん雑談したので疲れ果てて寝てた。

jjug ccc 2022 spring

私の発表は朝10:25からだったけれど、その1つ前が同僚の発表なので見とこうと思って9時前にはオフィスに着いてたと思う。twitter のハッシュタグを開いたり、スライド資料のツィートの文面を用意したり、発表者用のTシャツを着たりなど、いろいろ発表前にできそうな準備をしておいた。zoom と youtube live の両方で配信しているせいか、zoom でのやり取りと youtube live のチャット欄でのやり取りが混ざって、発表者も運営も混乱していたように思う。jjug のスタッフさんも当日にあれこれ指示を出していたりもして配信プラットフォームが複数になるとややこしいよなとか思いながら眺めてた。

Track C の発表を午前中いっぱい、私のも含めて3つみてたんだけど、おそらく関係者以外で発表を聴いている人はかなり少なかったのではないかと推測する。まず twitter のハッシュタグも youtube live のチャット欄もほとんど書き込みはなく、質問もないから jjug のスタッフさんが質問するという、予想していた通りの展開になった。同僚と私の発表はぽっと出の発表なので視聴者が少なくてもわかるんだけど、その後のてらだよしおさんの発表もクラスメソッドさんのレポートを書いている人しかコメントしてなかったように思う。

オンラインイベントだからリアルタイムに視聴しないのか、日曜日または朝だから少ないのか、また機会があれば中の人にも聞いてみる。昨日の疲れもあって、会社ブログの記事を書いたら眠くなってきたので、午後から帰って寝てた。

ワーケーションの定義を教えてもらった

0時に寝て7時に起きた。前日は移動による運動量が多かったせいか、なぜかよく眠れた。

ストレッチ

今日は朝から調子よいなと思っていた通り、開脚幅は開始前161cmで、ストレッチ後163cmだった。ここ数週間は162cmが上限になっていたので久しぶりに163cmにになった。先週末に休息の時間を多めに取ったせいか、腰の張りもいつもよりは小さかったように思う。

カフーツさん訪問

ストレッチを終えてから神戸駅の近くのカフーツさんに行ってきた。コワーキングスペースのあるイベント でみかけた縁で ブログJelly Vol.120 に参加した。イベントの趣旨としてはブログを書いて、参加者に共有して、ブログの内容について参加者同士でコメントしあうといったもの。参加者は3人だったので必然的に濃いコミュニケーションになった。

私は、明日の jjug ccc 2022 の参加報告ブログの下書きを書いたものの、まだ公開はできないのでリポジトリにコミットした markdown を共有しつつ、既に公開済みのワーケーションの記事をイベントの参加者に共有してみた。いとうさんはワーケーションにも詳しい方なのでワーケーションの定義を間違えているよと教えてくれた。その間違いは私だけでなく、一般的 (日本?) にもよく誤解されているという。まず2泊3日のような短期の滞在をワーケーションとは呼ばない。

日本の「ワーケーション」という言葉の使い方は間違ってて、冒頭、お書きのように、海外で言うところのワーケーションは1ヶ月〜3ヶ月、そこに滞在して地元に溶け込んで観光ではなくて「余白」を作って楽しむ、というものなんですよね。バケーションなので。会社員はムリですが(はっきり言いますけど)、デジタルノマドなリモートワーカーは自分の時間と仕事をコントロールできるので全然OKなわけで、なのでみんな会社員やめたらいいのにと思ってます。

ぼくらの解釈は「余白」はあらかじめなにも予定しない時間、ということです。行った先の成り行きでやることを決める、そのための余剰の時間ですね。だから普段やらないことをやってもいいし、本読んで内省してもいいし、ボ〜っと一日過ごしてもいいし。でも、行った先の地元の人たちとつながる、そこに余白を使うことが望ましいと思います。でもそれも出会い頭が面白いですね。

ワーケーションについてなんやらかんやら雑談しているうちに、いとうさんもテンション上がってきて有料記事をプレゼントするからこれ読めってノリで記事を紹介していただいた。

いとうさんと 「余白」 という概念について議論していて、ずっと自分の中にあった言語化できていなかった概念とも紐付いた。本当によいキーワードを知ることができた。ワーケーション中にはらさんと話していたときに 時間をかければできるものじゃないことをやった方がいい と感じことに言葉を割り当ててくれた。昔の開発と比べて、いまの開発は余裕やゆとりが全然ないと私は思っていて、開発者が自由に調査したり開発したりできなくなっているように感じている。それは「リーン」という概念が幅をきかせていて無駄を減らし、効率を上げることばかりを邁進した結果として「余白」もなくしてしまっているように思う。開発に限らず課題管理の文脈でも、メタ課題の抽出や分類・整理も、他人のチケットにコメントをすることも「余白」の1つと言えるかもしれない。

13時に訪問して、ブログを書き終わったのが15時過ぎで、それから17時過ぎまで適当に作業をやって、その後ビールを飲みながら3人で雑談していて、気付いたら23時20分になっていた。基本的に私は人見知りなので初対面の人たちとそんな長く話すこととかないんだけど、なぜか意気投合していろんな雑談をしていた。コワーキングやワーケーションという分野と課題管理の分野は交錯する点や共通点がいくつかあって、私が課題管理の文脈からこうじゃないか?と言うと、異なる視点からいとうさんが答えるみたいなやり取りになって盛り上がっていた。別分野の経験豊富な方と話すことで多くの気付きを得られるのも「余白」がもたらす価値と言えるのかもしれない。