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フルリモートとヒトリ

1時に寝て珍しく夜中起きずに7時ぐらいまで寝ていたかもしれない。午前中は昨日受け取ったスタンディングデスクを仮組みの状態からネジを締め付けて本組みした。ちょうど探していたものにぴったりはまる感じ。

友だちを探しに勉強会へ

もくもく会 に参加した。今日の参加者は6人とやや少なかったものの、初めて来られた方が2人いて、どちらもフルリモートで働いているものの、技術の話し相手や相談する場所がなくて、そういうものを求めて来ましたと話されていた。私も5年前に東京から神戸へ引っ越してきたとき、友だちがいないから探そうと思ってこのコミュニティへ来た。みんな同じところで落とし穴にはまるなと思って親近感を覚えた。以前 Python Boot Camp のお手伝い をしたときに知り合った、現地スタッフのにしたにさんが淡路島出身で、三ノ宮.dev にも関心があったようなので来られて挨拶した。そうやってつながりが増えていくのもまた嬉しい。

今後はフリーランスや個人事業主、マイクロ法人といった1人で働くスタイルがより増えていくと私は考えている。以前にも マイクロ法人のススメ を書いたが、1人で働くメリットは大きいものの、デメリットとして相談相手がいなかったり、困ったときに他者へ助けを求められないなどがある。コワーキングや勉強会コミュニティはそういった1人のデメリットを補う形で発展していくのではないかと想像している。そして、そのときのための準備を2年前ぐらいから始めている。

ストレッチ

土曜日に実家へ帰っていたのでストレッチを日曜日の夜に変更していた。昨日、車でジモティーのスタンディングデスクを引き取りに行ったり、実家との往復をしたので腰への負担が大きかった。それ以外は大きな疲労や張りなどはなかったと思う。勉強会後に飲み会へ行って、軽く1杯だけ飲んでやめとくつもりが、ビール2杯とハイボール1杯飲んでしまって、酒臭かったら悪いなぁと思いながらストレッチを受けていた。トレーナーさんはお酒の匂いしないと言ってくれてたけれど、本当のところはどうだったのか。ほろ酔いでストレッチを受けていた。今日の開脚幅は開始前152cmで、ストレッチ後157cmだった。

他人の言うことを聞かないと気付けない

23時に寝て1時に起きて4時過ぎに起きた。昨日、打ち合わせに来た親がうちに泊まっている。親がいると4時起きになる。

しくじり先生

たまたま元プロ野球選手の 森本稀哲 選手のしくじり先生をみた。日ハムで新庄選手が活躍していたときにブレークした選手としてしか私は知らなくて、その後、どうなったのかも知らなかったが、キャリアハイを迎えた後は期待された成績を残せず、苦労しながらも野球を続けて引退試合をしてもらえるぐらいには活躍された選手だったようだ。無名のまま引退するプロ野球選手もたくさんいる中で、本人も話していた通り、一時期レギュラーとして活躍して、16年3球団もプロ野球選手で入れたことは間違いなく幸せな選手の側だと思う。

病気のため、小さい頃からコンプレックスを抱えてきた人生の中、それが改善したり悪化したりもしながら、いまふりかえっているのは、人は共通してそういうところに陥ると思えて親近感もわく。いろいろなしくじりもあった中での私にとって気になったのは次の言葉だった。

うまくいっていないときに頑固で他人の言うことを聞かないから自分で悪い状態に気付けなかった。

マイクロ法人やフリーランスの一番の難しさはここにあると私も思う。1人だとキャリアに与える影響に自身の状態がかなり大きい。「無知の無知」への 3ステップ を常に私は意識していて、自分の誤りに自分で気付けていない状態が一番怖い。私にもいくつか成功体験があるから、自信過剰になるとこのやり方ならうまくいくはずと誤った方向に進んでしまう懸念は避けられない。周りにいる人たちに「それ、おかしいよ」とか「何をやっているのか理解できない」とか言ってもらう機会や制度設計に気を配っている。私も他人の言うことをあまり聞かない傾向があるので稀哲さんの頑固で失敗したという体験談は親身に思えた。

スタンディングデスク受け取り

ジモティーで引っ越しで処分していた「DEVAISE スタンディングデスク」を2000円で購入した。メーカーのサイトがどこかわからにので amazon のリンクを張っておく。これは実家の離れではなく、うちのマンションでホットクックを置く台として使う。お昼に東灘区まで引き取りに行ってきた。メッセージを送ると相手のレスポンスの早い方で20分以内には返信が届いていた。メッセージのやり取りだけでシステムに慣れた相手だというのがわかる。本当は引き取りも13時の予定だったのだけど、こっちの都合が変わったので11時頃に早くできない?と訪ねたら20分後には11時45分にいけるよと返ってきて早く引き取りした。

実家との往復

親を送るのと、実家コワーキングスペース化のための椅子を運ぶのと、親戚と打ち合わせの3つを兼ねて実家へ車で帰る。道中、姉の職場へ立ち寄り相続関連の書類を渡して、親戚の家にお邪魔して少し打ち合わせして、16時過ぎには実家へ着いた。カフーツのいとうさんから引き取った椅子4脚 をようやく実家の離れまで運んだ。2脚ずつで2回かかった。あとは机を1-2つ探してくればコワーキングスペースとして形は成り立ちそう。

それからまた神戸へ戻る。1日で神戸と実家を往復したのは初めてかもしれない。帰りは途中で眠くなって淡路 SA で休憩した。

深夜コワーキングという試み

0時前から出掛けて行って寝ないで深夜コワーキングに参加した。スーパーでよく買う「山元さん家のええたまご」でゆで卵を作って持っていったら好評だった。また今度どこかでもやってみよう。

深夜コワーキングの所感

先日の オンラインイベント で話題に出たアイディアで一度やってみようと 深夜コワーキング Vol.0 が企画されたので参加した。参加者は5人だった。私は0時過ぎにカフーツさんへ行って3時ぐらいまで雑談しながら作業して、それからはお酒を飲んで遊んでいた。ながいさんが3時頃にたこやきを uber eats でを注文して、こんな時間に配達してくれる人がいるんやというのも発見だった。5時過ぎが眠気のピークでいっとき寝てしまいそうだったが、なんとか起きたまま6時まで完走できた。別に寝たらいけないというわけではないが。

総評として、深夜コワーキングで作業に集中するというよりは、作業しながら他のコワーカーの人たちと雑談して、普段とは異なる刺激を受けたり、考えることがないことを考えてみたり、知らないことに気付いたり。そういった体験のすべてがコワーキングの価値であったり、コラボレーションの積み重ねだったりするように思う。そのコワーキングにおける価値の、さらに非日常を演出するという意図では効果があったように思えるし、おもしろい取り組みでもあると思う。また率直に楽しかった。

一方で6時半に帰ってきて、そのまま寝て10時半に神戸マラソンのアナウンスで起きて、2度寝して13時頃に起きて、起きようかと思っているうちに3度寝して結局15時ぐらいまで寝てた。よく眠れたのだけど、普段の生活とは違うことをすると、疲れてしまって可処分時間は余分に消費したようにも思える。毎月やるというよりも、たまにやるぐらいの頻度で非日常の中での価値創造の役割程度に考えるのがよいのではないかと思えた。私の日常はとくに朝型の生活をしているから夜通し起きているのは心身に疲労が大きい気がした。

ながいさんはショートスリーパーで平時も4時ぐらいまで作業していて3時間ぐらいしか寝ないらしい。他のコワーカーも4時まで作業する人、4時から起きて作業する人など、それぞれの人の働き方のスタイルがあるようだ。昔から私は一律9時出社のようなことが嫌いで、その人の働きたい時間に出社して自由に働けばよいと考えていた。労働基準法があるので一概に自由化は難しいと思うが、将来うちの会社でも社員を雇うことになってもコアタイムの概念は柔軟に設計しようと考えている。

サンライズ瀬戸・出雲

神戸から東京へ行くのに サンライズ瀬戸・出雲 という夜行列車という移動手段があることを教えてもらった。のぼりだけ三ノ宮に停車する。いま始発で当日に東京へ行っているが、前日はあまり眠れなくて眠れたとしても4時から起きて準備して出張すると、当日の16時ぐらいから眠くなってしまって集中力が落ちるという課題がある。もしかしたら夜行列車ならよく眠れてその問題を解決できるかもしれない。一度試してみようと思う。夜行バスとの違いとして、夜行列車はベッドで横になれるのでより快適だという。

専用の予約画面 からでないと予約が取れないみたい。予約システムの入り口からして難しい。すでに次の出張はスマート EX で予約済みなので、この次は2月かな。

三ノ宮(00:11発) => 東京 (07:08着)

  • 特急サンライズ瀬戸 (シングル)
    • 料金券部分 10,660円
    • 乗車券部分 9,460円

ビジネスだとラップトップを盗まられたら困るのでスタンダードな鍵がかかる1人個室を選択する。料金券と乗車券があって合計すると20,120円になる。予約は1ヶ月前から。新幹線 + カプセルホテルに泊まるぐらいの価格帯。高くはない。スマート EX の「EX早特21ワイド」だと12,630円になる。料金券を出張費用としてお手伝い先に請求して、乗車券はうちの会社持ちといった按分でよいかもしれない。

餃子の王将 御影店

阪神御影駅の近くにある餃子の王将がおいしいと有名らしい。食べログで 3.54 という驚異的な評価になっている。王将ですよ。

口コミでフランチャイズ最高とか全国一とかよい評価になっている。電車ですぐ行けるので今度行ってみようと思う。

あわじ島バーガーと淡路島バーガー

島内の道の駅で売っていた観光向けの あわじしまバーガー が有名になって、フランチャイズ展開をしているのだと私は思っていた。どうやら運営や成り立ちはまったく違うようだ。全国にフランチャイズ展開している漢字の「淡路島バーガー」はもともと西宮でバーガーショプをやっていた会社が手掛けて大きくなっているものらしい。神戸市に本社がある株式会社なゆたさんが運営しているらしい。

島内にある あわじ島バーガー (サイト内表記は漢字の淡路島バーガーだけど、ここにあるのが本来のあわじ島バーガー) はまた別の運営になっているようにみえる。もともと道の駅で売っていたものが流行って、淡路島産の食材を使っていれば丸ごとそう読んでしまえ的な緩いルールで運営しているようにみえる。加入条件は次になる。こっちがオリジナルの「あわじ島バーガー」になる。

  1. 淡路島の食材(畜産・農産・海産)を使用した「ご当地バーガーの提供」をしていること
  2. 淡路島バーガーを通じて淡路島を盛り上げていく熱い志があること
  3. 淡路島に店舗を構える飲食店であること
  4. 1年以上の販売継続と常時提供できる体制であること
  5. バーガーは作り置きせず提供していること

柏原の読み方

もう酔っ払いが雑談して遊んでただけなんだが、柏原の読み方が件によって違うらしい。

兵庫県の丹波市にある柏原は「かいばら」と読む。大阪は「かしわら」、京都は「かせばら」、滋賀は「かしわばら」になる。へーって感じ。

瑞祥 黒松剣菱

先日、飲まなかった瑞祥 黒松剣菱 を飲んでみた。珍しい黄色い日本酒が特徴。サイトの紹介には剣菱のお酒の特徴であるらしい。

また、剣菱の酒は一般的な日本酒のように無色透明ではありません。それは、ろ過をし過ぎて色と一緒に旨みまで抜けてしまわないよう調整しているため。剣菱の色の濃さは、いわば味の濃さの証といえます。

さらに瑞祥の説明には古酒であることが書いてある。

5年以上かけてじっくりと長期熟成させた古酒のみを厳選してブレンド。

これまであまり古酒を飲んだことがなかったせいか、私が飲み慣れた日本酒とは違和感を感じるが、不思議と後味はすっきりしていて、上品な風味であることはわかる。他の日本酒と違うことはすぐにわかるが、それが何なのかを表現できない、ややもやもやした気持ちが第一印象だった。好みは分かれるかもしれない。

剣菱さんは特徴のある日本酒の1つとして印象に残った。

エチゴビールの背景

法改正によってクラフトビールの製造が中小でもできるようになって 全国第一号クラフトビール (地ビール) を作ったのがエチゴビールさんらしい。知らんかった。たまたまもらったエチゴビールの「華やぎホップのうきうきエール」という IPA のクラフトビールがおいしかった。また今度買ってみよう。

銀行のサービス

22時に寝落ちして0時頃に起きて1-2時間ネットをみながらだらだらしているうちに眠れなくなって5時に寝て8時に起きた。生活のリズムがおかしい。

paypay 銀行の設定機能

先日 paypay 証券でつみたて をやってみようと書いた。その入金のための銀行口座を登録しておこうと思って調べてみた。

振込先口座の登録(4月27日~)

振込先口座の登録はご利用いただけません。

【振り込み・カードローン】一部機能の変更・一時停止について

なんと!振込先口座の登録機能が一時停止されていることに気付いた。「フィッシング等被害防止の観点から」ということらしい。振込先口座の登録を停止することがフィッシング被害の防止にどう役立つのかはよく分からないが、なにかしらその機能が利用されて犯罪が行われているのだと推測する。こんな一般的な機能が一時停止になるんやなと驚いた。

その際に、昔調べたときになくてがっかりした機能が追加されていることにも気付いた。

自動送金でも自動引き落としでもない、自動振り込みサービス。おそらくイメージとして cron のようなもので毎月の振り込み処理を登録するだけなんだろうと推測する。そのせいか、サービス利用料も無料と気前がよい。これまで家賃を毎月1ヶ月前に振り込み予約するというのを手作業でやっていたのを移行した。ついでに paypay 証券への入金もこのサービスで毎月振込することにした。つみたてなのでそれで構わない。

同種のサービスを調べてみると、ufj 銀行でも 定額自動送金サービス というのがあり、これは取扱手数料という形で100円ほど徴収している。しかし、他行あての振込手数料がやたら高いので、なにか作為的なものを感じて印象がよくないが、数百円の手数料を取っているというのは同じ。家賃の自動引き落としの手数料はいくら?ufjやみずほを比較 によると、「自動引き落とし」と「定額自動送金」は似て非なるものにみえる。自動引き落としもやはり数百円の手数料が必要になる。paypay 銀行が提供している自動振込サービスは無料なので良心的だと思う。顧客の「そうそう。こういうのでいいんだよ」をサービス化した感じ。ネットバンクは既存の銀行との差別化に、システム上の簡単なことを無料で提供して、古い銀行システムから顧客を奪えばいいと思う。

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここマイスタ加古川 というコワーキングスペースを運営しているなかたさんという方がいる。そのなかたさんがレンタルキッチンのようなサービスをコワーキングスペースで提供するにあたって、行政の許可をとるときの背景やコワーカーからの採用についてお話しをされた。

レンタルキッチンをするときは飲食店の許可をとる必要があるらしい。保健所的にはレンタルキッチンという業態を許可する制度が現時点ではなく、飲食店において実業務を委託された誰かがやっているとみなすことで飲食店として許可を出すという理屈になるみたい。食品衛生責任者は1つの店舗において1人という制度設計なので、レンタルキッチンのような不特定多数の調理人がいるような業態を想定していない。この場合はなかたさんが責任者としてそのリスクを引き受けて、コワーカーがレンタルキッチンでお菓子や軽食を作って販売するといった体制になるらしい。

また飲食店向けの共済保険がめっちゃ安いことに気付いた。

普通に運営していたら食中毒なんか起こらんでしょ?という話しなんだと思うけれど、年間売上3,000万円以下で1口8,500円/年の保険料で、食中毒があっても最大1億円まで保証してくれる。委託する業者ごとにこの保険に加入してもらうといった仕組みにしてもよいのかもしれない。飲食店向けの保険は想像以上に安いものみたい。日本人の衛生意識が高いせいかもしれない。

非日常を提供するという価値

1時半に寝て3時に起きてもう1回起きて6時半に起きた。

interface はデシリアライズできない

昨日の続き 。rbac なライブラリを使ってアプリケーションを実装していく。ログイン時にユーザーにロールを割り当ててセッションにロールを保持するのが都合よさそうに思えた。ロールの実装で一部の型は interface にして後から拡張できるような設計にしていた。例えば encoding/json ライブラリだと、Marshaler/Unmarshaler の interface を満たすことで任意の json のシリアライズ/デシリアライズをフックできる。調べたり、実際に動かしていていて気付いたのだけど、interface の場合はシリアライズは任意にできるけど、デシリアライズはできない。当たり前と言えば当たり前だが、interface を満たす複数の型がある中で json ライブラリがどの型でデシリアライズしていいか判別できないからだ。当初の interface を用いた設計が誤りだったことに気付いて、一部の型を汎用の構造体で設計し直すようなことをしていた。

またデシリアライズするときに一部の値を初期化したいといった要件がある。例えば mutex を初期化したい。このときに処理の内部で派生型を宣言して、それにキャストした上でデシリアライズの処理を実行した上で差分の処理を実装するというテクニックを学んだ。スコープが限定されて、コードがシンプルになって保守性も高い、久しぶりに頭のよいスマートなコードをみた。

func (r *Role) UnmarshalJSON(b []byte) error {
	type Alias Role
	if err := json.Unmarshal(b, (*Alias)(r)); err != nil {
		return err
	}
	r.mu = &sync.Mutex{}
	return nil
}

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここ 。今日は参加者が2人だけだった。コワーキングスペースを運営するコワーキングスペースマネージャーの連携を強化することで、コワーキングスペースの付加価値が上がったりしないか?といった内容を話したりしていた。コワーキングスペースマネージャーは、普通はお仕事で自分のコワーキングスペースにいないといけないから、なかなか他所のコワーキングスペースへ訪問すること自体が難しい。コワーキングスペース同士の連携により、お仕事でコワーキングスペースマネージャーが自分ところのコワーキングスペースの利用者を連れて、他所のコワーキングスペースへ訪問して、そこでイベントをしたりすればいいんじゃないかという案が出た。

いとうさんがよく コワーキングツアー と称して、全国各地のコワーキングスペースへ訪問して、そこでイベント開催をしたり、その地域の取り組みなどを紹介したりしている。それと全く同じことを、コワーキングスペースの利用者に対してもその付加価値というのはあるかもしれないと私もよいアイディアだと思った。例えば、大阪のコワーキングスペースの利用者を広島へ連れていって、そこでイベントやって交流する。その逆も然り。通常のコワーキングスペースの利用者は自ら広島のコワーキングスペースへ行ってコラボレーションを行ったりしない。いや、いとうさんみたいに自らやる人もいるんだけど、そんな人は対象の利用者ではない。自分からは行かないが、誘われたら行ってもいいかなと考える人 (私もそんな1人だ) を移動させることで、新しい価値やアイディアが生まれるかもしれないと思える。私もいまはフルタイムのお仕事があるから自由に移動はできないが、いずれ会社の投資期間に入って、自分でスケジュールを決められる状況になれば、コワーキングツアーにも出掛けてみようと思う。

あと勉強会やイベント以外でコワーキングスペースで出来ることはないか?という話題でも盛り上がった。私は主催者の準備が大変だと出来ないから、主催者のコストが低いものという視点から考えて猫コワーキングがいいんじゃないかと提案してみた。ある週だけコワーキングスペースに猫が10匹ぐらいいますといった取り組み。課題は猫をどこから連れてくるかだけだが、そういう機会があれば確かに私も行ってみたい。そのアイディアの発散で非日常の体験ができるような取り組みがよいんじゃないかとまとめられていた。

  • 猫コワーキング (猫がたくさんいる)
  • 深夜コワーキング (深夜に開いている)

深夜コワーキングスペースのモデルとなる 弐拾dB さんというコワーキングスペースが広島の尾道にあるらしい。23-翌5時という営業時間だという。いとうさんが絶賛していたのでおもしろいオーナーが運営されているのだと思う。そのオーナーが執筆したエッセイの 頁をめくる音で息をする を購入してみた。

コワーキングとコミュニティ

0時に寝て3時、5時ぐらいに起きて7時に起きた。

ストレッチ

先週に比べれば、出張を終えてのんびり過ごしていたのもあってかなりよくなっている気はした。足の張りはどこも目立つほどではなく、左の太もも後ろの筋肉の張りが強かったぐらいで復調している感じはした。腰もそれほど自覚症状はなかったものの、トレーナーさんからみると硬めだったという話しもあり、たしかに部位によってはきついところもちらほらあって、腰はまだまだ復調していないことがわかった。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後158cmだった。暑さも和らいで時間も出来てきたので少し運動してもよいかもしれない。

コワーキングとコミュニティ

2014年11月に発刊された Coworking Magazine の創刊号がある。昨年ぐらいまでは amazon に在庫があって購入できたが、いまみたら在庫がなくなったようだ。2014年に出版して2022年まで在庫が残っていたという雑誌ではあるが、内容はとてもよいものだと私は思う。2014年頃、コワーキングという新しい働き方のスタイルが日本に輸入され、広まっていったときのそのときの雰囲気や価値観を本書から読み取ることができる。多くのコワーカーたちがコメントしていたり、インタビュー記事もあったりして、コワーキングの価値やコミュニティの良さを語っている。こうやって出版という形で残しておくことで、その歴史の過程を学ぶ機会にもなることが本書から伺える。

私はコワーキングのような価値観や働き方を2016年頃から知ることになり、私もコワーキングスペースで作業したりするようになった。しかし、当時はワークスペースとして利用しているだけでそれはコワーキングと呼べるものではなかった。本書を読んでいて、ある人はコワーカーとはコミュニケーションを取る人たち、またはコミュニティに参加する人たちを指すのだと話していた。コミュニティ参加しなければ、コミュニティの恩恵を受けることが難しく、その状態をコワーキングとは呼べないようだ。2022年6月に カフーツさんを訪問 して、いとうさんとコミュニティについて話してみて、私の知っている IT 業界のコミュニティの在り方とコワーキングにおけるコミュニティには通じるところがあって、それ以来、コミュニティを学ぶことや課題管理のヒントになると考えて、いとうさんの主催しているオフライン/オンラインイベントにも参加するようになった。

コワーキングの価値はコミュニティやコラボレーションにある。作業場としてのワークスペースではない。コラボレーションと言うと、企業間の業務提携だったり、新商品企画を共同でやるとか、そういう大きなものをイメージしてしまうが、コワーキングにおけるコラボレーションとはそんな大きな話しではない。ただ一緒に作業しながら、軽く雑談したり、なにかのテーマで話し合ったり、その場に一緒にいることで生まれるコミュニケーション全般を指す。共通の話題や課題に対して一緒に考えたりする行為で構わない。もっと小さいものだと気付けるようになった。

それは私がマイクロ法人を経営して1人で黙々とずっと仕事をしていても、この延長上に新しい価値を築けるような気がしないというのを実感した後だった。リモートワークと相談相手 にも書いたが、会社に勤めていると自然と同僚とコラボレーションしている。マイクロ法人には同僚がいないのでコラボレーションによる気付きや刺激を受けることができない。コワーキングは1人会社やフルリモートワークのような、同僚が身近にいない人たちへコラボレーションの価値を提供しているということを、身に染みてわかるようになった。

IT 業界では Open Source Software の歴史をみると、古くは1950/1960年代の Unix に端を発し、1990年代の Linux の公開、1998年の Netscape 社の Mozilla Firefox のソースコード公開などの大きなエポックメイキングを経て、社会運動としての OSS 文化や OSS コミュニティが発展してきた。その歴史の過程で日本では2010年前後から IT 勉強会という、主に Web 業界の様々なバックボーンをもつプログラマーが技術情報を共有するようになった。OSS の技術はみんなで共有するものという価値観があるが、それはこういった IT 勉強会によって草の根的に広まっていったと思われる。私もそんな IT 勉強会に参加して技術を研鑽してきたプログラマーの1人なのでまさに生き証人でもある。それはまさにコワーキングの人たちが言う、コミュニティのそれとまったく同じである。IT 技術という共通の話題で困っていることを共有したり、不具合を改善したり、新しいプロダクトを開発したりしていた。製造業の人たちには驚かれたが、web 業界はコンテンツを公開して広告費で儲けるビジネスモデルであることから、自社の技術情報やノウハウをすべて公開してしまう。ビジネス上では競合他社であっても、別会社の開発者とも仲良くなって技術情報を共有している。それが業界全体のレベルの底上げをしてきた。いまもその文化は変わっていない。

次にくる流れとして、IT 業界のプログラマーはどんどん独立していくと私は考えている。いまもフリーランスになる人は増えつつあると思う。スキルも経験もない若い人が安易にフリーランスになることはお奨めしないが、20年も働いてきたベテランはどんどんフリーランスになって、組織の枠に収まらない活躍をしていけばよいと思う。マイクロ法人を経営することのハードルも歴史上、もっとも低くなっていると私は思う。私が経営できているのだから普通のプログラマーでも経営できる。しかし、1人で働いていると、私が陥ったような「行き詰まり」を覚えるようになるかもしれない。コワーキングやコミュニティはそれを防ぐきっかけになるのではないか?と思うようになってきた。この「行き詰まり」に名前を付けたい。私が感じたのは次のようなことになる。

  • 自身が成長しているように思えない
  • 日々の生活で気付きや刺激がなくなる
  • 新しいことに挑戦する気概がなくなる
  • 自分の状態が自分で判断できない
  • 誰に何を相談していいか分からない

もしかしたら会社に勤めているときも同じような状況になっているときもあったかもしれないが、会社に所属していると、仕事はいくらでも上から降ってくるし、仮にぼーっと何もしなくても給料は毎月もらえる。この先どうやって生きていくのか?という、生命としての根源的な問いから目を背けてしまうような錯覚がある。なんの後ろ盾もないマイクロ法人やフリーランスになることでこういった根源的な問いから目を背けられなくなる。私の場合、そのことに2年目で気付けるようになった。今後のビジネスにおいても、直接的ではなく間接的にコミュニティというのはキーワードだと考えている。コミュニティへの理解を深めるためにもコワーキングには今後も注目していきたい。

地方は都会の人たちにとっての消費の場ではない

0時に寝てうまく眠れなくて、吐き気がして3時頃に起きてそのまま起きてたらいつの間にか寝て8時に起きた。夜遅くにアルフォート食べたのがよくなかったかもしれない。

go アプリケーションのライセンスチェック

お手伝い先で開発しているプロダクトは原則として oss ライセンスにするといった方針らしい。公けにソースコードを公開していないものの、お客さんが望めばソースコードも提供するといった運用にしているらしい。実際にお客さんでソースコードを要求されたことはないという。そのため、自分たちの開発したアプリケーションを oss なライセンスで提供可能かどうかを、一応は、調べておく必要がある。プレスリリースもしているし、いつお客さんが使い始めるかもわからないので、プロジェクトの隙間のときにライセンスチェックをした。

ググってみたら google/go-licenses というツールがあってこれを使って自分たちが開発したモジュールのライセンスチェックをした。問題なく apache 2.0 のライセンスで提供できることを検証した。

  • インストール
$ go install github.com/google/go-licenses@latest
  • レポート出力
$ cd path/to/repository
$ go-licenses report ./...
  • ライセンスチェック
$ go-licenses check ./... 2>&1 | egrep "^(W|E)[[:digit:]]+"

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここ 。8月は私の予定があわなかったのでイベントを欠席したが、7月の所感がないのはなぜか忘れてしまった。単純に忙しくて書く余裕がなかったのかもしれない。

今回のテーマは都会と地方のコワーキングスペースの運営の違いなどについてざっくばらんに雑談するといったイベントだった。後半に ONOMICHI SHARE というコワーキングスペースを運営しているごとうさんという方が参加されて、広島県尾道市という地方というバックボーンをもっていて、ごとうさんからの視点や考え方を話していただいて、いくつか示唆を受けることがあった。ごとうさんが言うには、都会から尾道市へ移住してくる人たちにはなにかしら目的があって来る、しかし、地方は都会の人たちが求めているなにかを消費するだけの場所ではないという考えを大事にしたいと話されていた。

私が地方出身の都会暮らしだから感じることがある。都会の人たちにとっての地方は娯楽とみられることが多い。わかりやすさのために、地方の不便さや独特の文化などを例にあげるが、そこに住んでいる人たちにとってはそれが日常だから何も思わないことを、都会の人たちは娯楽だと接しているようにみえることがよくある。そのギャップを埋める役割があって然るべきだと私からも思えた。要は勘違いした人たちを、現実に引き戻す役割というべきか。その話の延長上で、地方の人たちは暮らしをよくしようとか、世界をより良くしようとか、ビジネスに挑戦しようとか、そういったことをまったく考えていなくて、自治体がどんなに過疎化していっても、生活が不便になっても、この生活が一生続くと思ってなにもせず、そのまま暮らしているという人たちも多い。都会の人たちの役割の1つとして、そういった地方の人たちに世の中はどんどん進んでいて、新しいことに挑戦する価値や楽しさもあるんだよという気付きを与えることができるんじゃないかと、雑談しながら思えた。

おそらく、ごとうさんの話しを聞く限りでは、そういう仲介をする役割を担っているようにみえた。コワーキングスペースマネージャーも奥が深いという気付きを得た雑談だった。

のんびり過ごす休日

0時に寝て何度か起きて8時に起きた。今日も祝日だからのんびりしようと思ってのんびりしていた。

神戸マロン

季節ものでいいなと思った。神戸シェルブール さんの三木市の本店まで行ってきた。通販だと取り寄せに1週間以上かかる。三ノ宮から下道でも車で45分もあれば着く。高速道路を使えばもっと早く行けると思う。栗が丸ごと1個入っているので食べ応えがあるし豪華な1個のお菓子といった印象を与えられる。1つ試食してみて甘過ぎない上品な餡の雰囲気がする。

椅子の引き取り

一昨日ジモティーでたまたま椅子を探していたらコワーキングスペースで不要になったら椅子を処分したいといった出品をみかけた。これはいいなと思って早速問い合わせて、写真の背景をみたことありそうな施設だと思いながらメールを送って、その後に住所を確認したら、これ カフーツ さんだろ?と推測できて、その後にいとうさんに messenger でメッセージ送ったらそうだったw その後、ジモティー上のやり取りで受取日時を調整した。

お昼に引き取りに行ったら、いとうさんはジモティーでやり取りした人を私だと把握していなくて「えっ」ってなって、私は姓を一応は名乗ってたし messenger でもやり取りしたから伝わっていると思い込んでいて「えっ」ってなった。お互いに「えっ」「えっ」って感じだったw いとうさんは8脚出品していて、私は1脚譲り受ける予定だった。しかし、3脚譲り受ける予定の人が連絡がつかなくなったらしく、持っていってほしいとお願いされて、4脚ぐらいなら実家の離れにあってもいいなと思えたので譲り受けることにした。ちょうど椅子の買い替えらしく、明日に新しい椅子が9脚届くから早く処分したかったみたい。

車の荷室に入るのはぎりぎり3脚が限度で、一旦その状態で家に帰って自宅の部屋に2脚置いて、もう1度引き取りに行って4脚を受けとってきた。実家の離れへ持って帰るのも2回に分けて2脚ずつ運ぶことになる。4脚もあれば、次はまた机を探すのをがんばろうと思う。椅子よりも机の方が引っ越しのタイミングで処分に困る人が出品する傾向にあるように思える。つまり、入手しやすい。これで離れに椅子が5脚揃う。あとは4人で向き合える机を1つ入手すれば、仲間内で作業するだけのコワーキングスペースの体裁は整うように思える。同時に部屋にある不要な家具も整理しないといけない。

記事の拡散

昨日の翻訳記事 が思いの外、バズっているみたい。2019年の古い記事だし、多少は読まれるかな?とは思ったけど、はてブ100もいかないだろうと感覚的に思っていた。現時点でも150を超えてて、多くの人に読んでもらえること自体は翻訳した甲斐もあって嬉しい。その翻訳記事のリファレンスに、過去に私が書いた記事も紹介したところ、ついでに私の記事にも関心をもって読んでくれる人たちがいた。過去に書いた当時はまったく読まれなかった記事が、マーケティング的に多くの人の目に止まったことによって読まれることになった。自分でもよい記事を書いた手応えがあったので多くの人に読んでもらえること自体が嬉しかった。

昨年に マーケティングをやっていく宣言 をしたときに「映像研には手を出すな!」の金森氏の言葉を引用した。そのことを思い出していた。

アイディアは移動距離に比例する

23時に寝て2時に起きて5時に起きて7時に起きた。

ストレッチ

旅行へ行ってきてからなぜか首の筋を痛めている。寝違えたわけでもないのに気がついたら急にある筋が痛いなと思うようになった。今日の開脚幅は開始前157cmで、ストレッチ後160cmだった。今週もわりと忙しかったり暑かったりして負荷はまぁまぁ高かった。先週からの疲労を加味するとややバテた。すねの外側の筋、右のおしりの一点、腰の張り、肩から首にかけての張りなど、全身あちこち痛いところいっぱいみたいな状態だった。来週は東京出張でまたバタバタするが、帰ってきたら週末休んでもいいんじゃないかと思うぐらいにはしんどい感じ。

カフーツさん訪問

お昼はずっと作業をしていて、それが一段落した後に17時半ぐらいから ブログJelly Vol.133 に参加してきた。他の参加者はいとうさんとながいさんの2人だった。いとうさんはお仕事が忙しいということでずっとお仕事をされていた。私はながいさんとあーでもないこーでもないといった、いろんな話題の雑談をしてきた。

アイディアは移動距離に比例する

なにかのきっかけでこういう言葉があることを知った。家を持たず、デジタルノマドのように地域に縛られずに移動しながら働く人たちは優位性があるといった話題になった。quora でも同じような Q&A がある。

今回は だいやめ を持っていった。いつも通り翌1時過ぎまで飲んで酔っ払ってしまった。飲み過ぎた。歳のせいか、お酒に弱くなっているので摂生も考慮してもうちょっと控えるようにした方がいいかもしれない。

うだつの町並みと祖谷のかずら橋

22時に寝て何度か起きて6時に起きて7時過ぎまで史記を読んでシャワーを浴びて8時には ADLIV さんをチェックアウトした。

うだつの街並み

すぐ近くに道の駅があり駐車できる。道の駅の駐車場から歩いて土手にのぼり脇町の潜水橋 を眺める。この土手からの景色がとても気に入った。

お盆にはこの川で 花火大会 があるらしい。おそらく宿泊施設はすでに予約でいっぱいだろうと話されていた。実家からなら1時間半ぐらいで行ける場所なのでちょっと遠出して見に来てもよいかもしれない。

その後にうだつの街並みの通りを歩いてきた。平日の朝の8時半頃だったので観光客はまったくいなくて地元の人に何人か挨拶をしたぐらい。数百メートルの通りなのですぐに歩ける。

この通りは歴史的建築を残してはいるが、一般の民家であるらしく、オーナーがいたり、普通に住んでいる人もいるらしいと、昨日なかがわさんから教えてもらった。城崎温泉のような自治体ぐるみで街づくりしているのとは少し趣は異なるようにみえた。

「うだつが上がらない」という言葉に表れる「うだつ」を初めてみた。2階の屋根からちょっと飛び出している防火壁を指す。うだつを上げるにはお金がかかることから出世や富の象徴としてみられたらしい。  前日になかがわさんに案内していただいた解説を思い出しながら写真を撮ってぶらぶらしてきた。

この通りのすぐそばに のどけや さんというコワーキングスペースもある。立ち寄ってもよかったんだけど、昨日なかがわさんと一緒に挨拶へ行ったらオーナーは出張でいなかったのと、朝8時半からとくに用事もないのに再訪するのもどうかな?と思って今日は見送った。また次回行くときがあれば宿泊してみたい。

アンドワーク

うだつの街並みのすぐ横に ミライズ という行政施設があり、その中に アンドワーク というコワーキングスペースがある。9時過ぎに軽く見に行こうと行ってみた。受け付けのスタッフの方と軽く雑談。ここでもいとうさんの名前は通じていた。スタッフの方が地元の人たちはあまり使わないといったことも話されていたので外部からきたデジタルノマドが活用する機会の方が多いのかもしれない。まだ新しい施設で設備面からコワーキングスペースとしてはとてもよい環境にみえた。9時20分から10時50分まで作業してみたが他の利用者は誰も来なかった。

祖谷のかずら橋

昨日からお手伝い先の会社さんが社員旅行で四国に来られている。私もその社員旅行に途中参加で帯同する予定になっていた。今日の目的地である高知へ移動する途中で 祖谷渓 に立ち寄るというからそこで私も合流することにした。

11時頃に脇町を出発して12時45分にかずら橋に着いた。合流はちょっと遅れそうとのことだったので大きなお土産屋さんのカウンター席を使って作業をしていた。この施設は冷房がきいてなくて暑かったこと以外は快適だった。暑かったんだけど。他の社員さんを待っている間に軽くコードレビューをしていた。

かずら橋渡ろうかどうか迷ってやめた。学生時代に1度来て渡ったことはある。いつからか高いところが怖くなって、下をみると足がすくむ。万が一の粗相があったら社員旅行に迷惑をかけるなとリスク管理的な視点から安全に振る舞う考えが出てきてみんなが渡っているのを見学することにした。おもしろいもので、人によって高さをものともしない人がいて、怖くてゆっくりしか渡れない人もいる。かずら橋は人間の多様性を観察する装置の1つにも受け取れた。

かずら橋は蟲師13話「一夜橋」のモデルになっているらしい。リアルタイムにみていたときには気付かなかったけど、そう言われてみればそのまんまよね。

高知市へ

かずら橋から 1.5 時間ぐらいかけて高知市の 城西館 という宿泊先に向かう。

晩ご飯は 土佐料理 司 高知本店 で食べた。お約束として出てくる食べものはすべておいしかった。その中でこれは過去に食べたことないなとおもったのが鮎素麺だった。

小さい鮎と素麺が一緒につゆに浸かっていて、鮎は骨まで食べられるぐらいに身をほろほろほぐせた。鮎の身をほぐしながら素麺と一緒にいただくという食べものだった。それぞれの食材は食べたことがあったけど、一緒の組み合わせで食べたことがなくて食べ方も楽しめて味もおいしかった。

その後、ホテルに戻ってきて大浴場入って眠くなるまで休憩スペースで作業をして寝た。

徳島のコワーキングスペース訪問

23時に寝て4時に起きて6時に起きて8時に起きた。今日はお休みをとって徳島のコワーキングスペースの見学へ行くことにした。当初は明日の午前中だけ見学しようかと考えていたけど、宿泊もした方が気付きが多いんじゃないかと思って一昨日に予定変更した。結果的にこれはとてもうまくいった。

ADLIV さん訪問

以前 カフーツさんのオンラインイベント徳島県美馬市脇町 のコワーキングの取り組みを伺っていた。機会をみつけて行きたいと考えていたのを今日行くことにした。10時過ぎに実家を出て、途中 道の駅いたの で休憩して、11時45分には ADLIV さんに着いた。

近くのラーメン屋さんでお昼ご飯を食べて12時半過ぎに ADLIV さんに着き、少し待たせてもらう。宿泊は4,500円で13時からチェックインできる。翌日のチェックアウトまでのコワーキングスペースの利用料も込みだという。13時まで待ってスタッフさんが来られて施設を案内してもらうことになった。

2Fはシェアオフィスになっていて通常コワーキングスペースの利用者には案内しないということなんだけど、他に利用者が少なくて余裕があったのか、私が伊藤さんの紹介だとメモに書いたおかげなのか、2Fも案内してもらえた。ラッキー。外国人が来たときも2Fをみたいという要望も多いと話されていたのでちょくちょく案内しているように聞こえた。

コワーキングスペースに宿泊できるが、ホテルではないのでスタッフは19時にはいなくなって翌8時ぐらいまでいない。それは全然構わない。チェックアウトもとくにスタッフに声をかけなくても勝手に出ていけばよいらしい。お世話になったので挨拶はして出ようとは思う。

今日の宿泊者は私だけなので自由に使ってよいとのこと。カプセルのカーテンを締めると暑いから他に宿泊者がいないから開けっ放しの方がよいとお奨めされた。他に誰かいたらコワーキング的な話を聞いてみようかと思っていたが、週の半ばでそれは叶わなかった。

チェックインして普通に作業していたら、オーナーのなかがわさんが来られて名刺交換して軽くご挨拶した。小さいスペースの方が涼しいからこちらへどうぞとハンモックがあるスペースで作業した。

その後、18時過ぎから一緒に晩ご飯行きましょうとなかがわさんに声をかけてもらって、自転車も貸してくれて、うだつの街並みの案内を受けながらお好み焼き屋さんへ行った。あとから地元の農家さん夫婦も合流して4人で雑談していた。

経営者しか経営者の気持ちがわからないとはよく言ったもので本当にその通りだと思う。うちみたいなお気楽な1人会社であっても、経営者という立場にになって初めて考えることや悩むことが多々ある。そして、経営者は会社の中では孤独な役割になる。経営者は経営という共通の話題をもっていて、他社の経営的な話しに共感しやすく、普段相談する相手もいないことから経営者同士は打ち解けやすい。学校で友だちを作る感覚に似ている。徳島県は淡路島から近いし、なかがわさんとはまたなにかの機会で縁があるといいなと思えた。

  • プロジェクトを通してそれぞれの専門家が一緒に働く仕組み作り
  • 寄せ集めのメンバーを統括してプロジェクトを為すマネージャー大事、超大事
  • 人と人との信頼はアウトソースできない
  • コワーキングスペースをやっていると、向こうからおもしろい人がやって来てくれる
  • 気付きを得て自律的に働く人とそうじゃない人の見極めは難しい
  • 社員にやってほしいことをやれと指示しても自律的に働くようにならない
  • 楽しく働く

18時半から21時までお好み焼き屋さんでわいわい雑談して ADLIV さんに戻って休むことにした。田舎なので閉店も21時半と早めだ。

寝る前に眠くなるまで、書架にあった 史記 を読んでいた。歴史好きなので読み始めると止まらなくなる。