今日もバドミントン練習はお休み。
mongodb の healthcheck
bitnami/mongodb というサードパーティのコンテナ を使って mongodb サービスを設定している。docker compose でコンテナサービスの依存関係を記述できるが、特別な設定をしないとコンテナサービスの起動をトリガーに依存関係を制御する。実際はコンテナが起動して内部のサーバー/デーモンが正常に起動するまで少し時間がかかる。たとえば mongodb のコンテナであれば mongod デーモンに初期設定をして再起動したりといった処理を内部的に行っている。そんなときに healthcheck を使うことで実際に mongod デーモンに接続できるかどうかでコンテナのサービス間の依存関係を制御できる。
これまで mongodb には healthcheck の設定をしていなかったので調査して次の設定を追加した。
healthcheck:
test: mongosh "mongodb://localhost:37017/test?directConnection=false&replicaSet=${MONGO_REPLICA_SET}" --eval 'db.runCommand("ping").ok' --quiet
interval: 60s
timeout: 5s
retries: 3
start_period: 30s
start_interval: 3s
mongosh で db に接続して ping を実行するだけなら認証は必要ない。mongosh でなにもパラメーターを指定せずに接続すると direct 接続になってしまう。replica set の設定が完了していることを検証するために replica set 接続にしている。また interval は起動中もずっと死活監視に test コマンドを実行している。それとは別に start_interval を指定することでサービス開始時と通常の運用時の test コマンドによる制御をわけて管理できる。
rabbitmq のアップグレード
19時過ぎに業務終了報告をして、帰ろうと思ったときにふと rabbitmq のバージョンを最近あまり確認していないことに気付いた。いま 3.12.14 を使っているが、Release Information をみるとコミュニティサポートは切れていて、現行バージョンは 4.0 になっていることに気付いた。試しに結合テストの rabbitmq のバージョンを 4.0.3 に上げてみたところ、問題なく動作している。テスト環境の移行は他のメンバーが使っていない夜にやった方がいいかと帰ることをやめて普通に移行作業をやり始めてしまった。メッセージキューは永続化したデータを基本的には保持しないため、メジャーバージョンアップで互換性がなかったとしても volume 配下のデータを削除して exchange/queue を移行すればよい。
rabbitmq の http api client として rabbit-hole というツールを使っている。それも v2 から v3 へアップグレードしていて Changes Between 2.16.0 and 3.1.0 (Oct 31, 2024) に書いてあるが、機能的な変更も非互換の変更もいまのところはないが、4.0 にあわせて将来的に非互換な変更をやりやすいよう、メジャーバージョンを上げると書いてある。go.mod の依存関係も更新したりした。
19時過ぎに帰ろうと思ってから、なんやらかんやらしているうちに最終的には21時半まで作業していた。