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敦盛を観てきた

18時半に寝て22時過ぎに起きて、もう今日は無理やと諦めてまた寝て、6時に起きて8時に起きた。車移動の旅の疲れか、いつもよりよく眠れた。

能: 敦盛

13時から 第四回《真花演能会》能『敦盛』カフーツのいとうさんとながいさん と一緒に観に行ってきた。結論から書くと、私にとってはとてもよかった。前に1度能を観た体験 があるのでその前回の体験との相対比較で観ることもできた。前回は能を2つ、狂言を1つ観たことで時間がかかった。今回は狂言と能を1つずつのセットで観た。初心者は観ていて疲れるのでこのぐらいの規模で十分に思えた。

一番よいSS席が8,000円と、前回よりも少し高い価格設定となっている。その価格差からサービスレベルの違いも伺えた。お客さんの入りは会場のキャパシティに対して7割程度といったところかな。

  • スマホとイヤホンで能の解説が聞けるアプリを提供
    • イヤホンをもっていなかったので聞いてないが、、、
  • 朝原さんの解説が丁寧でわかりやすかった
    • この解説もスマホから英語で聞けると話されていた
  • 資料は英語併記で当日のアナウンスも日本語の後に英語で行っていた
  • 詞章 (ししょう) という、能の台本が資料に添付されていた

詞章があることで演者が何を言っているのか把握しやすい。例えば、次のような台詞を能の独特の謡の表現で聞き分けるのは素人にはなかなか難しい。というのは現代語ではないという点と、明確な1文になっていなかったり、単語の区切りがよく分からなかったりするから。次の台詞から「に」「の」とかで終わっている文章があることがわかる。

ワキ: さては其夜の御遊びなりけり城のうちに。さも面白き笛の音の。よせ手の陣まで聞こえしは
シテ詞: それこそさしも敦盛が。最後まで持ちし笛竹の
ワキ: 音も一節を唄ひ遊ぶ

必ずしもこの台詞通りに謡をしているわけでもないことがわかった。少し飛ばしたり、書いていない内容を謳うこともあった。あくまでこれは参考程度のもののようだ。感覚的には8割ぐらい資料の沿って進んでいた気がする。

前回はちょくちょく寝落ちしてしまっていた。今回は詞章をみながら能を観ていたのでずっと集中して観ることができた。詞章ばかり目で追っていると演者の動きをみれないのでそのバランスも大事だと理解できた。本当はこの内容を暗記して観るのが正しいのだろう。寝落ちしたのは中盤の、詞章がなかった地元に住む男との会話の部分だけだった。

後半は囃子方の演奏とシテの演者の舞いが盛り上がっていって、最後の最後は場面が変わって少し落として終わったように思える。そこら辺はよくわからなかったけど、後半の盛り上がりにかけての、蓮生 (熊谷次郎直実) と敦盛との和解の雰囲気が表れていた。敦盛は2番目物の修羅能にカテゴライズされる。このカテゴリは修羅道に落ちた苦しみを描く作品が多い中、敦盛を討った蓮生が供養し、敦盛が成仏していく?ような終わり方になっていてよい結末のような話しになる。内容も後味がよいものだった。

狂言: 雷

能と狂言をセットにして 能楽 と呼ぶ。日記での紹介は前後しているが、現代では狂言を演じてから能をするという順番になるらしい。狂言は20-30分、能は1.5時間程度といった時間配分になる。現代に当てはめると、狂言はコメディ、能はシリアスなドラマといった演目になる。

雷 (神鳴) という狂言をみた。狂言は演劇に近いので詞章がなくてもだいたい雰囲気はわかるし、笑えるところもわかる。腰痛を治してもらった雷神が医者にお礼を求められ、持ち合わせがなかったことから「近日眷属を連れてそなたの住処に落ちて礼をする」と言うが、医者は「それは迷惑でござる。」と言い放った瞬間が一番受けていた気がする。一緒に行ったながいさんは狂言の方がわかりやすくてよいと話されていた。

大鼓方

太鼓 (たいこ) じゃなくて大鼓 (おおつづみ)、漢字が似ているのでたまに間違う。

前回に能を観に行ったときも 谷口正壽 さんが大鼓を演奏されていた。おそらく関西圏で活動されているのだと推測する。前回はパンフレットに囃子方の名前がなかったけれど、今回は囃子方の演者も記載されていたので名前を確認して調べてみた。観終わった後にいとうさんも谷口さんの演奏について言及しているのを聞いて、私も前回初めて聴いたのに囃子方すごいと印象に残ったのは谷口さんの技量の高さによるものだとわかった。素人が聴いていてもこの人は別格のように感じた。ホームページのプロフィールによると昭和54年 (当時10歳) から能楽石井流大鼓方に入門とあるので40年以上のキャリアになる。

谷口さんが大鼓で出演している能を探したら次がヒットした。前に菊慈童 の動画を見返したときも感じたが、臨場感が全然違う。動画だと谷口さんの凄さは霞んでしまう。生で聴いた大鼓と掛け声の聴こえ方とは異なる。

能楽と郷土を知る会

能楽を演じる前に30分ほど予備知識や背景などを解説する時間がある。今回は 朝原広基 さんという能楽研究家が演目の解説を行った。肩書きの通り、当時の時代背景や風習などをとても丁寧に解説してくれてわかりやすかった。

パンフレットに入っていたチラシをみて 能楽と郷土を知る会 というイベントを運営されているようだ。まさに私が関心のある内容なので今度遊びに行ってみようと思う。

ストレッチ

土曜日は旅行へ行っていたので日曜日の夜にストレッチへ。首が痛いとトレーナーさんに伝えたら、いつもはやらない首のストレッチもやってくれた。感謝。体調の悪いところを伝えるとそこもストレッチしてみてくれるのが助かる。車を運転する姿勢はどうしても前傾姿勢になるのと、運転は意識を集中しないとできないことからデスクワークよりも上位の負荷がかかるらしい。神戸から高知まで何時間もかけて運転しているし、移動の時間は車に乗せてもらうことも多かったので全身あちこちに張りがあって、とくに上半身が全般的に硬かった。今日の開脚幅は開始前151cmで、ストレッチ後154cmだった。いつもとは違う状況での計測なので数値は悪化した。

後世に残せるものを書く

0時に寝て4時に起きて6時半に起きた。今日は3つのイベントに参加して疲れた。そのうちの2つを紹介する。

データ指向アプリケーションデザインの紹介イベント

Data Engineering Study #18「データ指向アプリケーションデザイン」 に参加した。監訳者のさいとうさんのブログの 2022年を振り返って を読んだときにたまたまみつけて登録していた。

14:00 - 16:30 というちょっと変わった時間帯に設定されているのはさいとうさんが米国在住で時差によるものだと推測する。さいとうさんのいる場所では21時ぐらいと話されていたような気がする。2時間半分のお仕事を休んでもこのイベントは聞きたいなと思ったので取引先に連絡した上でその時間帯はイベントを聞いていた。

この本は人類の叡智といってよいと私は思う。 さいとうさんによると、2007-2017年の過去10年間の分散データシステムの教科書と紹介されていた。私はそれ以前の研究を知っているわけではないので、私のような初学者にとってはもっと長い期間のデータベース研究の歴史を学べるように感じた。 著者はこの本を書くのに4年を費やしたという。本を1冊書くのに4年とか、著者の偉大さが伺える年月でもある。

著者はデータベースの研究者であろうけれど、すべての研究を自分で行ったわけではないだろう。 他者の研究を調査した上でこういった書籍にまとめるというお仕事も非常に価値のあることだと本書を読んで実感した。私も課題管理の分野でそういうことができればいいなと思う。

さいとうさんの講演のタイトルは「30分でわかる〜」という接頭辞がついているものの、さいとうさんと同レベルの人にしかわかるわけはなくて、このイベントに参加しても本に書いてある全体像がわかるだけで、本の内容がわかることはほぼないと言える。私はこの本を精読したのでさいとうさんの話しを聞きながら、あの辺の書いてあった話しの紹介だなと記憶を辿りながら聞いていた。

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。先月の所感はここ 。今日の話題は 間借りコワーキング だった。実際にカフーツさんで間借りコワーキングを実践された方をゲストにお招きしてその体験談を話してもらってみんなで議論したりしていた。ここで言う間借りとは、コワーキングスペースの運営をメンバーにも体験してもらってそこから新たな価値を模索しようといったもの。インターンシップのようなものとも言えるし価値創造のための施策とも受け取れる。ただのアルバイトではないという意図で「間借り」という名前を付けている。最初に説明を聞いていて、あまり私にはピンと来なかった。それは it 業界は勉強会を個々に開くのが当たり前過ぎて、そんなのはわざわざコワーキングスペースの運営者にならなくてもすぐにできることのように思えたから。おそらくここは it 業界が先進的過ぎて、普通の組織や会社に勤めている人は、気軽に知人や不特定多数の人たちを呼んで勉強会 (イベント) をしたりしないのだと推測する。

それからコミュニティの話題で、強い紐帯と弱い紐帯の話しが出てきて、リンダ・グラットン 氏の著書に書いてあった言葉として「境界接続者」という用語を紹介されていた。私が軽くググってみてもその用語は出てこないのでおそらくは次の研究者の研究を紹介されている一節だったのではないかと推測する。

 アメリカの社会学者M・グラノヴェッターの「弱い紐帯の強さ」という有名な説をご存じの方は多いと思う。「紐帯(ちゅうたい)」とは文字どおり紐(ひも)や帯(おび)のことではあるが、転じて「二つのものをかたく結びつけるもの」また「 血縁・地縁・利害関係など、社会を形づくる結びつき」という意味がある。(「デジタル大辞泉」より)「弱い紐帯の強さ」とは『価値ある情報の伝達やイノベーションの伝播においては、家族や親友、同じ職場の仲間のような強いネットワーク(強い紐帯)よりも、「ちょっとした知り合い」や「知人の知人」のような弱いネットワーク(弱い紐帯)が重要である』という社会ネットワーク理論である。もう40年前に発表されたが、SNSが世の中を席巻するようになり再び注目をあびている。

会社内の「弱い紐帯(ちゅうたい)」

なにかの英語の言葉の訳語として「境界接続者」という用語をあてているのだと推測する。ここでいう境界とは、コミュニティとコミュニティをつなぐ役割をする人のことでそういった人がコミュニティにおいて大きな価値を提供しているというのが、弱い紐帯の強さで提案されている価値に相当するらしい。それを体験もしくは実践する機会として間借りコワーキングはうまく作用するのではないかという企画につながってくる。そこまで聞いて、単なるインターンシップではないことは理解できた。

私はどちらかと言うと弱い紐帯よりも強い紐帯のコミュニティの価値を認める方だと言える。その真逆の考え方は懸念もいくつかあるものの、普段は考えないことを考える機会としておもしろかったと言える。社会で生きていく上でどちらの要素もあることなので一方に固執しなくてもよいというのも正しいと思う。

ふりかえりの目的とワークショップ

早めに帰ってきて晩ご飯を食べてからまたオフィスに戻って作業して2時に寝て7時半に起きた。

ストレッチ

今日の開脚幅は開始前153cmで、ストレッチ後155cmだった。先週よりは体力的に回復しているものの、今週も多忙で椅子に座っている時間が長かったので数値が悪くなっているのかもしれない。基本的には、お仕事が忙しい = 座っている時間が長い = 同じ姿勢の状態を維持する = 筋肉が固まったり運動不足に陥るという理屈で体調が悪化する。今週はなぜか右太ももの前あたりの張りが強かった。逆に腰や全身の負担は軽減したように感じた。開脚幅の数値はよくないものの、先週よりは復調しているような感触。実際のところはまだよくわからない。

ふりかえりとワークショップの定義からコミュニティ作りのなにか

書籍同様、タイムラインなどでみかけた記事を後で読もうと積ん読しておくときがある。次の記事もおそらく公開時期にみかけて気付いたら積ん読のまま1ヶ月が経過していたのを精読してみた。

読み始めて、いくつかもの思いにふけりつつ、そこから派生して他の作業もしながら戻ってまた読み進めて、この記事を読むのに5時間かかった。そのぐらい私にとっては示唆のある読み応えのある記事だった。書いてあることのいくつかの点が他の事柄に繋がっていて、その点と線を確認しながら読み進めたので時間がかかってしまった。よくぞこの記事をブックマークしただけで流さなかったと過去の自分に感心したぐらいにはよい記事だった。ワークショップという言葉はよく聞く言葉ではないし、グループワークをする小さいセミナーのイメージを私はもっていた。教育学の分野の研究者によると次のような定義があるらしい。

ワークショップとは

  • 講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく、参加者が自ら参加・体験して共同で何かを学びあったり創り出したりする学びと創造のスタイル (中野民夫, 2001)
  • コミュニティ形成 (仲間づくり) のための他者理解と合意形成のエクササイズ (練習) (仮宿俊文, 2017)

ちょうど課題管理の文脈でふりかえりをどう設計しようかを考えていたときにこの記事を読んだ。ふりかえりの目的を多義的に捉えるという発想そのものが私にはなかったのでそういった目的も含め、ふりかえりを実践していければよいのではないかと、自分の中にももともと燻っていた火種を見事に言語化してくれて示唆に富む記事だと感じた。

  • 既存の業務に対する課題や改善の洗い出し (一般的なふりかえりの目的)
  • チームのメンバーとコラボレーションする上で他者の考え方や意見を理解するきっかけの1つにする
  • エージェンシーは自分一人では育まれず、同僚や上司、チームや組織との関係性の中で育まれる

デジタルノマドへの関心

0時に寝て2時に起きて6時に起きた。いまは眠れる状態に落ち着きつつある。

pandoc と mermaid charts の扱い

markdown のドキュメントに mermaid で図を描く機会が増えてきた。markdown を pdf に変換するツールがあって内部的に pandoc を使っている。そのツールで pdf 変換してみたら mermaid 記法がそのままテキストで出力されたので変換するときに図に置き換えられないかを調べてみた。例えば、次のようにして markdown から html に変換できる。

$ pandoc mydoc.md -f gfm -o mydoc.html

次のように mermaid 記法がそのまま出力される。

<pre class="mermaid"><code>flowchart TB

subgraph cr [Container Registry]
  repo[repository]
end
...

mermaid を cli ツールとして mermaid-cli がある。markdown を直接渡しても mermaid のコードブロックを検出して画像変換してくれる。複数あってもよい。これはちょっと驚いた。

$ git clone git@github.com:mermaid-js/mermaid-cli.git
$ cd mermaid-cli
$ yarn add @mermaid-js/mermaid-cli
$ npx mmdc --version
9.1.7
$ npx mmdc -i mydoc.md -o mydiagram.png
Found 2 mermaid charts in Markdown input
 ✅ ./mydiagram-1.png
 ✅ ./mydiagram-2.png

cli でできるなら何とでもなるんじゃないかともう少し調べていたら次の gist をみつけた。

pandoc filters という仕組みがあって、pandoc の ast を操作するためのインターフェースを提供している。その仕組みを使って mermaid の変換を行う mermaid-filter を誰かが作ってくれていた。このツールをインストールして次のように pandoc を実行すると base64 でエンコードした画像を使って html に変換できた。

$ npm i -g mermaid-filter
$ pandoc mydoc.md -F mermaid-filter -f gfm -o mydoc.html
$ vi mydoc.html
<p>システム構成図</p>
<p><img src="data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSU...EnAAAAAElFTkSuQmCC" alt="" /></p>

mermaid-cli を使うか mermaid-filter を使うかは要件や好みにもよるけど、すでにツールがあるので組み合わせれば何とかできそうというところまで確認した。

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。先月の所感はここ 。いとうさんが岩手県普代村のコワーキングスペースに行ってきてそのお話しから始まった。私はまだ岩手県に行ったことすらないんやけど、めっちゃ田舎の、断崖絶壁の眺めのよい高台にある国民宿舎にコワーキングスペースがあるらしい。

研修の講師として、いとうさんは呼ばれてワークショップをしたらしい。参加者が付箋に課題を書き出してグループワークするといった作業に不慣れで、グループ内で話しはしているものの、あまり付箋に書いてくれなかったとかぼやいていた。地域おこし協力隊 として19歳の隊員が参加者にいたらしい。19歳で地域おこし協力隊になれるの?といとうさんが驚いていた。どうやら年齢は自治体の募集要項次第らしく、たまたま普代村の要項が18歳以上で自治体もまさかそんな若い人がくるとは思ってなかったと19歳の隊員が活躍していたという。若いから頭の回転も速いし活発でワークショップもてきぱきとこなしていたらしい。

先月のお仕事探しでマネージャー実績のない私を雇う会社はほぼないという現実に直面した。いまのお仕事を終えた後で、地域おこし協力隊の要件を私が満たすなら課題管理を実践する場として行ってみてもいいかもしれないなと話しを聞いていて少し思った。ソフトウェア開発に特化した課題管理しかできないというスコープの狭さが私のスキルの欠点でもある。仮に地域おこし協力隊としてなにかに役立てられるなら、そのスコープをさらに広げられる可能性も出てくる。

それから次の記事の話題に移っていった。Nomad List というデジタルノマド向けポータル兼 sns のようなサイトを紹介してくれた。

試しに kobe のスコアをみてみる。現時点のランキングは1182位と低い。日本はこの2年ほどコロナ禍で鎖国していたからノマドを受け入れてないのでどの都市もランキングは下がっているらしい。ざっとみてスコアがよくないのは次の項目。神戸に住んでいる私の感覚とも合致しているのでこのスコアは一定の信頼ができると思う。神戸の大半のお店は21時までには閉まるし、スタートアップ企業なんか数えるほどしかいない。とはいえ、全体としてはスコアは良好だし世界に誇れる都市の1つとしてデジタルノマドを受け入れる器はあると思う。

  • Cost
  • Vulnerability to climate change
  • English speaking
  • Nightlife
  • Free WiFi in city
  • Startup Score

あと 徳島県美馬市脇町 の町興しのようなコワーキングやデジタルノマド向けの取り組みの話しがあって関心をもって聞いていた。徳島県なら実家から近い。こんな場所あったんやと聞いていた。このサイトで紹介されているのどけやさんというゲストハウスはいつ行っても外国人がいるといとうさんが話されていた。そう言われると本当なんやろか?と確かめに行きたくなる。たぶん実家から車で1時間もあれば行けそうな気がする。

出張の準備

0時に寝て7時に起きた。今週は仕掛かりの開発タスクを完了させるのと送別会やら挨拶やらで終始バタバタしていた。終わったらちょっと気が抜けて一時的な燃え尽き症候群のような状態になった。

ストレッチ

今日の開脚幅は開始前157cmで、ストレッチ後161cmだった。まずまずの数値。右の股関節周りが張りがあるというか関節痛がある。とはいえ可動域は少しずつ増えている気はするのでこれまでのストレッチの成果が表れて良好であるようにも感じている。ストレッチを受ける前後でも股関節の違和感は随分解消されたので疲労も溜まっていたのかもしれない。

wezterm 移行

タイムラインで wezterm がよさそうという記事をみかけたのでインストールしてみた。ターミナルにそんなこだわりはないけど、変わっていくことも大事なので余裕があれば新しいものは試すようにしている。

まつのさんの設定に次の2つの設定を追加した。

これまで一度も lua を書いたことがないので設定ファイルを lua で記述するのが新鮮。

local wezterm = require 'wezterm'
local act = wezterm.action

return {
  keys = {
    { key = 'LeftArrow', mods = 'CMD', action = act.MoveTabRelative(-1) },
    { key = 'RightArrow', mods = 'CMD', action = act.MoveTabRelative(1) },
    { key = 'LeftArrow', mods = 'OPT|CMD', action = act.ActivateTabRelative(-1) },
    { key = 'RightArrow', mods = 'OPT|CMD', action = act.ActivateTabRelative(1) },
  },
  audible_bell = 'Disabled',
  use_ime = true,
  font_size = 14.0,
  -- https://wezfurlong.org/wezterm/colorschemes/index.html
  color_scheme = "OneHalfDark",
}

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。先月の所感はここ 。いとうさんが長野県佐久市へ行かれたお話しが中心だった。現時点ではブログ記事は前編だけ公開されている。

この内容もおもしろかったのだけど、ブログにも内容があるので関心があれば購入して読んでみるとよいと思う。余談だけど、いとうさんが旅程を写真でふりかえりながらラーメンの写真が出てきて「このラーメンはまずかった」と吐き捨てるようにつぶやいたのがおもしろかった。その後、長野県つながりで上田市のはたらクリエイトさんの話題に発展した。

主婦向けの受託仕事を行う場としてのコワーキングスペースから始まって、規模や組織が拡大していって、コワーキングスペースを株式会社化し、そこにいた人たち70名を社員にしたという。会社内に託児所もあり保育士も社員になっている。創業時は役員以外は女性社員のみだったらしい。その後、社員が130人まで増えていまは役員を除いた男性社員が3名。多くの男性は女性しかいないコミュニティに入っていけないと私は考えていた。そして、いとうさんが盲点だったと話しを続けて私も気付いた。この3名ともシングルファーザーだという。世の中の主婦が抱えている課題とシングルファーザーの課題は共通するところが多い。その共感が女性しかいないコミュニティに男性社員が入る余地をもたらしているのだと推測する。マイナーな属性の男性の存在は社会的に無視されやすい。この視点だけでも今日のオンラインイベントに参加してよかったと思えた。

はたらクリエイトさんの関連サービスで GoKaLab というものがあり、このキャッチフレーズはいいなと気持ちが揺れた。

GoKaLab.(ゴカラボ)は、コワーキングスペースのような『研究所』です。

https://gokalab.jp/

いとうさんがコワーキングスペースで働く人たちは仕事を楽しんでいる人が多いと話していた。たしかに普通の会社員よりも目的をもち、行動力がある人たちの方が多いように私も思える。「仕事を楽しむ」というコンセプトは行き過ぎた資本主義に対するアンチテーゼと言えるのかもしれない。はたらクリエイトさんの創業者の話しを伺う分には売上や利益を求めているようにはみえない。普通の会社にあるような売上や利益の目標に縛られるようなこともないのではないかと思えた。

会社は働きたい人が働きたいだけ働くような場所になればいいと私も常々考えていた。公平感と納得感を与えるために目標制度を設けることもないし、働きたくない人たちを監視したり、無理やり働かせるための施策を練ったりすることもない。そのヒントは「仕事を楽しむ」にもあるかもしれない。

フリーランスの話題のときに説明したら軽くうけた。

はっくばー再訪

0時に寝て2時に起きて眠れなくて4時過ぎまでだらだらして7時に起きた。お昼に勉強会を終えて (ワクチンによる37.1℃の発熱で) 軽くしんどかったので2時間ほど寝てた。

ストレッチ

ワクチン接種翌日だったけれど、問題なくストレッチへ行くことができた。行く前にオフィスで体温を計測したら36.9℃だった。Dr.stretchの店頭で計測したら36.1℃だった。腕で簡易的に測る計測器の精度はそんなもんかなとか思ったりした。今日の開脚幅は開始前156cmで、ストレッチ後160cmだった。左腕は注射したばかりなので気を遣ってもらいながらストレッチをしてもらった。右足の太ももとふくらはぎに張りがあって疲労が溜まっているようにも思えた。毎週ストレッチしているから体調を維持できている側面は大きいと思う。

VR 空間での勉強会

【三宮.dev オンライン】VR開催!4周年記念LT大会 に参加した。Mozilla Hubs というサービスを使って vr 空間での部屋で勉強会を行った。1年前は cluster というサービス で開催していた。hubs というサービスを使うのが私は初めてだったのだけど、まだ不安定なところがあるのか、マイクがうまく接続できなくて参加者間で聞こえる・聞こえないといった状況が何度か発生していた。

参加者が使い慣れていないツールで勉強会を開くと、操作がわからなかったりマイク・スピーカー接続トラブルによるコミュニケーションが取りにくかったりしてなかなか難しいなと周りをみながら思った。ブラウザで vr 空間を自由に移動したり、アバターの位置関係を考慮して声の聞こえ方が変わったりするのは付加価値としておもしろいのだけど、移動することにそもそも意味がないとか、話者から遠いと声が聞こえにくくて近くに移動しないといけないとか、実務的な勉強会の運営としてはあまり意味がない。hubs の vr 空間で遊んでみて、vr の付加価値とイベントとしての付加価値をどうつなげるかといったことが今後の課題になってくるように思えた。

はっくばー再訪

近所にあるはっくばー に再訪してきた。2回目。プレオープンから3ヶ月以上経過してどんな雰囲気になっているのか興味本位で見に行ってきた。三宮.dev の slack で募ったら3人参加表明してくれて、勉強会後に2人さらに増えて、私を含めて6人で行ってきた。はっくばー行く前に軽く串カツ屋さんで晩ご飯を食べてから訪問した。勉強会を終えてから参加者で晩ご飯食べに行くというのが、コロナ前は普通のことだったのが随分と久しぶりのイベントのように感じた。はっくばーではオーナーの学生さんが1人で営んでいた。ここ3ヶ月ぐらいはずっと1人でまわしているらしい。プレオープンのときにその場でアルバイトになった人たちや手伝うとか威勢のよいことを言っていた人たちは半年も経たないうちにいなくなったんだというのが伺えた。

うちらが行ったときにもう1組グループがいた。そこに3年前ぐらいに神戸の勉強会コミュニティを作りたいと言っていたのにたった2回の勉強会でやめた人もいて、相手もこちらを覚えていたみたいで3年ぶりに話しをした。オーナーの意向でもう一組のメンバーとうちらのグループと半々で雑談しようということになった。そうしているうちにさらに8人ぐらいのグループがやってきた。キカガク という会社の会長さんが、起業家育成のサービスをやっていて、そのサービスの受講生と一緒に来られた。たまたま私がいる席にその会長さんが来られたのでサービスの内容や起業についての雑談をしていた。その会長さんはしっかりした考えをもっていて、全くスタートアップではないけれど、スモールビジネスの起業家を育てるためのビジネスをやりたいという話しだった。共感できるところもいくつかあった。

うちらは21時頃に訪問して、その後は3組のグループがいたことになる。オーナー曰く、過去一番の大盛況だったらしい。グループが3組いて雑談している (20人ぐらい) のが過去一番と言っているぐらいなので三ノ宮という場所ならそんなものだろうとは思えた。あとはっくばーで久しぶりに会った知人について、一緒に働いたことのある人たちからの評判がかなり悪かった。うまく言えないけど、私も信頼できない人だと感じていた。そういう人は普段の行動や態度に表れているのだろうと思えた。たまたま行ったときが過去一番の盛況ぶりだったのでオーナーの学生さんと雑談する時間を取れなかった。またもう1回、暇そうなときに行ってみてオーナーさんの話しも聞いてみたいと思う。

主に寝てた

2時に寝て8時に起きて、昼間はだらだらしてた。ここ最近は夜にあまり眠れてなかったので久しぶりによく寝た気がする。

web3 の信頼できる情報源

Web3を思い切りディスった上で褒めてみる を聞いた。キーワードとして技術動向はみておこうと昨年ぐらいから web3 関連の記事を読んだりコミュニティで議論したりはしている。最近はなかじまさとしさんの発言を全面的に信頼してみている。というのは開発者としても投資家としても成功をおさめた方なので信頼できる。

  • play2earn はすべてポンジスキーム
    • 入っていくお金より出ていくお金の方が少ない
    • 投資のようなスキームではない
    • トークンの価値を操作して一見出ていくお金を増えているようにみせることはできる
      • 先行者利益エコノミー
    • ネズミ講とまったく同じ
    • これを褒めるインフルエンサーは基本的にポジショントークか頭の悪い人たち
  • dao は株式会社を置き換えない
    • dao でやっていることの大半は安価な資金調達でしかない
      • ベンチャーキャピタルから資金調達するのは難しいが、ど素人から資金調達するのはべらぼーに簡単
      • 2-3年前の ico ブームと同じ、情報弱者からの搾取でしかない
    • もっとも dao らしいと言われる nouns dao ですら苦労している
      • 資金運用を多数決で決めるのはものすごく難しい
      • 賢い連中が揃ってないとうまくいかない
      • リーダーシップも必要となる
      • dao からお金がほしいためにアプローチしてくるメンバーもいる
      • 株式会社よりもきれいに運営できるとはまったく思えない
      • dao を運営するのはとても難しい
    • 非営利団体が寄付金を運営するには向いているかもしれない
  • メタバースと web3 は相性が悪い
    • 双方は独立したものである
    • メタバースのサービスはブロックチェーン上ではできない
      • web2 の技術で開発・運営されている
      • web3 アプリではまったくない
  • web3 がもたらす素晴らしい世界
    • スマートコントラクトに大きなポテンシャルはある
      • デプロイすれば未来永劫、勝手に動き続けてくれる
      • さまざまな開発者が作ったスマートコントラクトのアプリが協調してずっと動き続ける未来がくるはず
        • 人間が関与しないシステムが動き続ける仕組み
    • さまざまなスマートコントラクトが結びつく集合体やエコシステムに価値がある
      • 人手がかからないので中間業者が存在しない
      • クリエイターに大半のお金がまわる仕組みを実現できる
    • お金がまわるコストが極端に下がる、もしくは透明化されることの価値
      • apple store は30%の手数料をとっているが、スマートコントラクトなら2-3%という時代になるだろう
      • 中間業者が悪いことはできない

以前にも dao + nft を使って非営利団体で運用するのはよいのではないかとツィートされていた。非営利なコミュニティでお金の管理を透明化するところに私も関心をもっている。スマートコントラクトでさまざまな団体が低コスト且つ透明性をもったお金の管理ができるのであればそういう分野に挑戦する可能性はある。

バックオフィスの作業

1時に寝て7時に起きた。引き続き夜はあまり眠れない。とくにこれといったことをしていたわけではないけど、請求書を発行したり受け取った請求書の処理をしたりと溜まった雑務を捌いてた。lapras さん経由でバックエンドエンジニアのスカウトが届いた。ざっと募集要項をみたら選考を受ける程度にはよさそうにみえたけれでもこれ以上は増やさない。縁がなかった。

ストレッチ

今日の開脚幅は開始前156cmで、ストレッチ後159cmだった。先週に引き継いで数値が悪化していてよくなくなっているのかもしれない。大抵は右腰に張りがあるのだけど、今日は左腰に張りがあった。あとはふくらはぎに張りがあったかな。夜あまり眠れていないこと以外は体調は悪くない。とはいえ、夜眠れていないのがよくないのかもしれない。

上場時の有価証券報告書

たまたまみかけたので プログリット上場!ダウンラウンドの原因はここか!一の部かなり言いたい放題! を聞いてみた。k さんの経歴は公認会計士でニューヨークの4大会計事務所の1つで働いた後、帰国してベンチャーキャピタルで働いて、いまスタートアップを起業している。ベンチャー起業の財務諸表は見慣れているということなんだと思う。私も自分の会社で起こったことと財務諸表を見比べて勉強しつつ、他社の財務諸表を読んで勉強することもある。この放送はプレミアム向けなのでお金を払わないと聞けないのかな?会社をやっていると、こういった有償の情報ソースを経費にしやすい。単発でもサブスクリプションでも気軽に聞ける。

以前にも ある一般社団法人の会計監査 の記事を社内コミュニティで議論したりした。いま社内コミュニティも少しずつ育ってきて社外メンバーが6人いる。少数の閉じたコミュニティの方が気軽に発言できて濃いやり取りができておもしろかったりもする。

コワーキングから学ぶコミュニティ

0時に寝て2時に起きて5時前ぐらいまで本を読んでまた寝て8時に起きた。昨日の続きでちょっとした画面の改修をやって、小さいタスクを2つほど片付けて、それでもやることなくて暇だなぁ。

backlog-github-integration-action のアップデート

backlog のライブラリのバージョンが上がっていたのを少し前にみかけていたので更新してリリースした。

コワーキングのオンラインイベント

先日のカフーツさんのトークイベント 同様、9月のイベントに参加した。前回は急遽スケジュール調整をしたせいか私1人だったけど、今日は6人の参加者がいた。私以外はコワーキングスペースを運営している人みたい。コワーキングと街づくりといった内容が今日のテーマだったみたい。その事例の1つとして オトナリ[島根県雲南市] を教えてもらった。成功事例の話しを聞いていると共通点の1つとして主催者が地元の人ではなくても、その地域に移住して運営しているという。オトナリも東京のコンサル会社が受注してコワーキングのビジネスを始めたものの、その会社の社員が東京から移住してまでその地域の街づくりに参画しているという。その熱意の違いが正否をわける要因の1つであろうと私は感じた。以前、神戸市さんとコミュニティについて雑談した ときも、あえて言わなかったけど、職員自らではなく業者に委託して運営しているようなコミュニティではまったく運営の取り組みは異なるだろうと思う。他にも コミュニティ財団 という財団法人を作って運営している 愛媛県 西条市 の事例なども教えていただいた。

その後、参加者個々のコワーキングスペースの運営者のお悩み相談みたいなやり取りをしていた。私だけ運営者じゃないのでちょっと浮いてた。お前何ものやねん的なw あと箇条書きで書いたものをマインドマップに変換する Transno というエディターがあるらしい。私は手書きでマインドマップを描くのでこういったツールは使わないけれど、ツールでマインドマップを書くのが好きな人には向くのかもしれない。

コワーキングのオンラインイベントに参加した

0時に寝て6時に起きた。

バッチ処理一覧と手動実行

2週間前からフロントエンドの画面作りを始めた。2つ作らないといけない画面があってそのうちの1つを作るのに1週間ちょっとかかった。最初に作る画面で次の順番で作業を進めた。

  1. web api のエンドポイントの整備
  2. ページング処理
  3. 検索フォームのコンポーネント作り
  4. v-data-table の slot 埋め込み
  5. モーダルダイアログと更新処理

やりたいところに関係する vuejs, next, vuetify の機能を調べたり、イベントの伝搬の仕組みを調べたりしながら作成した。一度理解したら簡単なので2つ目の画面は半日で完成して pr を出して、もうそのまま本番環境にデプロイした。1つ目の画面の方が要件が複雑で2つ目の方が簡単だったというのもあるけど、どちらもストーリーポイント5が割り当てられているチケットの作業工数は1週間強と4時間といったものになった。なんというか、ストーリーポイントは中長期でみれば、このような人間が成長して一定期間内に消化できるポイントが増えることを計測する狙いもあるけれど、短期でみたらまったくプロジェクトマネジメントには役に立たない。

最近フロントエンド開発者がチームに参加して、コードを読んだらだいぶひどいみたいなことを言ってた。開発リーダーもフロントエンドは基本的に動いたら OK とか答えてた。だから品質が悪い。

コワーキングのオンラインイベント

先日 カフーツさんのイベント のイベントに参加した。それがきっかけとなり、いとうさんが手掛けている Beyond the Coworking 〜移働の時代〜 という note のメンバーシップという有償コミュニティのようなものに入ってみた。記事を読むだけなら1,000円/月で、それ以上の付加価値サービス向けに2,000円/月という料金設定になっている。毎月 zoom でオンラインミーティングを行うというので参加してみた。いとうさんは少し前にコロナに感染して療養していたそうなので日程が急に決まったせいか、たまたま私しか参加者がいなかったので1on1みたいな感じで雑談した。コミュニティを運営するためのサービスとして何がいいかという話しをしたんだけど、たしかにこれとお勧めできるものがない。note も最近そういった機能を追加して sns になろうとしているように垣間見える。

  • note のコミュニティ機能とメンバーシップ
    • 試しに掲示板を使ってみているが、メンバーはほとんど書き込まない
      • いとうさんと私しか、ほとんど書き込みしていない
      • 但し、メンバーに質問していると掲示板をみてはいるという
    • 掲示板はストックのサービスだからリアルタイムに返信をもらうことをそもそも期待していない
    • リアルタイム性の高いサービスならチャットツールがよいのではないか?
      • slack, discord, ms teams など
    • 他のツールもどうか?
      • note の掲示板, notion, trello など

他にもコワーキングスペースをうまく運営するためにはコワーキングスペースマネージャーが必要だといとうさんは考えている。コミュニティマネージャーはコミュニティ形成を目的とするが、コワーキングスペースマネージャーは似て非なるものだという。あれもこれもできないといけないという話しをしてたら、基本的にスーパーマンを要求するポジションになるみたいw、とはいえ、求められる能力として3つをあげると次のような話しをされていた。

  • 利用者と話しができる
    • 利用者の居場所になるには、利用者の業界や業務をある程度は理解して話せないといけない
    • コワーキングだから協調のためにお互いの相互理解が必要になる
  • 人の紹介ができる
    • コワーキングだから協調のために利用者同士、または自身の人脈からマッチする人を紹介できないといけない
  • 仕事の斡旋ができる
    • ビジネスなので仕事を依頼したい人、仕事を受けたい人、仕事 (お金) がまわらないと継続できない

カフーツさんはうちのオフィスから一駅、自転車で10分の距離にオフィス兼コワーキングスペースがある。1人でお仕事をしていると相談相手がいないことの弊害 がある。身近に信頼できる相談相手がいることは重要だと思う。今後もビジネス寄りのコミュニティやコワーキングの在り方を学んでいこうと思う。

会議だらけの1日

0時に寝て6時に起きた。夜中に暑さと気分の悪さで起きるのが常態化してきた。今日は珍しく4つの会議が重なって喋りつくして後半バテた。

隔週の雑談

顧問のはらさんと隔週の打ち合わせ。前隔週を1回飛ばしたので話題がたくさんあった。

もう1年近くスクラムをやっているのでスクラムの弱点や欠点なども少しずつみえてきた。しかし、はらさんと話していると、はらさんが実践してきたスクラムと私がやっているスクラムにはいくつか違いがある。同じスクラムというガイドに沿っていても、実際は組織やプロジェクトの内容によって大きな乖離が生じるというのも事実のように思える。プロジェクトのサービスインに伴い、大きなふりかえりやストーリーポイント運用の見直しを経てわかったことを雑談しながら理解を深めた。主には次の3つにまとめられる。

  • スクラムマスターの限界
  • スクラムと心理的安全性
  • ストーリーポイントという信仰

PO でも開発者でもないスクラムマスターはプロジェクトが経過する時間とともに貢献度が減っていく。ヒト・モノ・カネ・情報というプロジェクトのリソースのうち、もっとも変動するのは間違いなくヒトである。プロジェクトの初期とマイルストーンの区切りにおいてヒトだけが経験を経て大きく成長する。成長しないヒトがいるとすれば、それはそのヒトがさぼっているか、プロジェクトにマッチングしていないと言える。普通のプロジェクトマネジメントにおいて成長しないメンバーなど存在しない。大きなふりかえりによって、驚いたことにスクラムマスターだけがそうじゃなかった。安西先生の言葉を借りるとこうだった。

まるで成長していない ………

PO も開発者も日々の業務からドメイン知識を深めていき、大きく成長しているのに「ただ観ていただけ」のスクラムマスターは全くメンバーの話しについてこれていない。それが上辺だけの浅いふりかえりで終わり、総括はおろか、今後の改善の施策もまとめられないという結果になった。ファシリテーションをスクラムマスターが担っているからそうなってしまう。また過度に感情に配慮したふりかえりをするとネガティブな事実や結果を直視しようとしない。関係する誰かが責任を感じたり嫌な思いをさせる可能性はあるが、それらを認めないと次の改善の施策をたてられない。これは日本の会社ではよく起こることに思える。うちのチームは仲が良いだけのぬるま湯チームになっていてゾンビスクラムにも近付きつつある。

もう1つ、スクラムをやらなくてもよい背景の1つとして、チケット駆動開発と業務のワークフロー最適化の話題をつぶやいてみた。

神戸市さんと雑談

Kobe x Engineer’s Lab という取り組みを担当されている職員さんとその運営会社の担当者と面談した。前から三宮.devのすみよしさんから話しを聞いていたので、そのつてで面談の依頼がきたと思っていたら、全然違う知人からの紹介だったので驚いた。ざっくばらんにエンジニア不足の社会問題の解決のために「神戸市として」どんな施策があるか、コミュニティはどう運営すればいいか、これまでに彼らがやってきたことの成果などを聞きながら雑談していた。エンジニア不足という社会問題と地域性は相性が悪い。私から意見したことはこれらかな。

  • コミュニティはコントロールできない
  • (個人や有志の) コミュニティとお金は相性が悪い

前者について、私自身、プログラマーのコミュニティと深く関わってきたことから、彼らがこの1-2年やってきたことの課題感はいくつか類推できる。コミュニティを中核に、自分たちの意図した目的を達成するのは相当に難しい。コミュニティに人を集めるにはコンテンツが必要になる。コンテンツのないコミュニティに人が集まることはない。多くのケースでコンテンツは主催が提供する。主催がコンテンツを作れなければ人を集められない。そして、コミュニティに人を集めるのも大変な労力だが、集まったとしても多様な集団の行動やモチベーションなどを、他人がコントロールして導くのは難しい。個人や有志のコミュニティは、主催が負担のないレベルで長く続けているうちになにか起きるかもしれないといったふわっとした願望で取り組むのがよい。コンテンツを提供し続ける主催の熱意は不可欠だが、必要以上にがんばり過ぎると燃え尽きてしまってやはり続かない。コンテンツと持続性の2つが優れたコミュニティを運営する上で最初にぶつかる課題かなと私は思う。

エージェント会社と雑談

次のお仕事探しに新しいフリーランス向けのキャリアエージェントの会社と面談してみた。11月開始だと9月中旬ぐらいに出てくる案件になり、いまから探していても時期があわないといった話だった。職務経歴書をまだ提出していなかったせいか、なんとなくマッチングしていない雰囲気がした。そのキャリアエージェントの会社が扱っている案件と法人としての私の働き方があっていないのかもしれない。手応えがなかったので別のキャリアエージェントの会社とも話しつつ次のお仕事を開拓していくことに決めた。