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コミュニティとコワーキングの違いを説明できるようになってきた

4時過ぎに寝て8時半に起きた。まだ年明けだし10時ぐらいにオフィスへ行こうかとのんびりしていたら9時からのはらさんの打ち合わせを忘れていた。慌てて準備して5分ほど遅刻した。

今日の筋トレは腹筋:10x1,腕立て:10x1,スクワット15x1をした。このぐらいなら時間を取らないので日記をアップするために筋トレする動機づけになる。

隔週の雑談

顧問のはらさんと隔週の打ち合わせ。今日も事前に慌てて議題を準備した。

年始というのもあってほぼ雑談に近いものだったけれど、時間もあったのでわりと盛り上がって話していた。

はらさんも過去にコワーキングスペースの手伝いのようなお仕事をしたことがあったらしく、コワーキングマネージャーのあれこれで盛り上がった。コワーキングスペースは値段が安いため、ビジネスとして成り立たないという懸念についても私も同意する。コワーキングスペースを本業にするのではなく副業でやるのがよいと私も考えている。コワーキングスペースへ来る方は、他のコワーカーとのコミュニケーションを価値と考える方と単純に作業スペースを必要として来る方の2通りに分かれる。いとうさんは後者の用途はコワーキングスペースとは分けて、ワーキングプレースと呼ぼうと提案している。もちろん作業場としてのニーズがあることは間違いないし、そういった用途を否定するものでもない。しかし、いとうさんの仰る、本来の意図のコワーキングスペースというのは、他のコワーカーたちと協調しながら独りでは為し得なかったアイディアや価値を創り出すことにある。最初にワーキングプレースではないといったことを明言して来られる方を選択するのがよいのだろう。

あと sns を開発するのは難しいという話題も盛り上がった。とくに dm と決済は難しいという。dm は犯罪の温床になる懸念からプラットフォーマーとしての責任と利用者のプライバシー配慮の双方がぶつかり合う機能になるため、どういった実装をするかのバランスが難しいのだろうと推測する。

最果てのユースホステルのドキュメンタリー

はらさんが休暇中にみたという番組を教えていただいた。コミュニティやコワーキングの文脈で参考になるのではないかと。

もしかしたらドキュメンタリーだから意図的に特徴のある人を選択している可能性はあるけれど、人生に迷った人の境遇が紹介されていた。進路を悩んでいる、大学を休学している、組織の論理に従うのが嫌になったなど。以前からコワーキングやコミュニティに来る人たちは社会から弾かれた人が多いような気が私はしていた。既存の大勢派の考え方や論理に馴染めず、その枠組みとは異なる価値観や考え方を求めているような気がする。そして、それは人生においては、どちらかと言えば、順風満帆よりもうまくいっていないときに考える機会の方が多いのではないかと思う。

この番組で紹介していた事例は紛れもなくうまくいっている (即席の) コミュニティにみえる。宿泊者も一緒になってコミュニティのメンバーの一員としてイベントを盛り上げる役割を担っていて、そういう仕掛けをヘルパーと呼ばれる人たちがうまく誘導しているようにみえる。ヘルパーは実質的にコミュニティマネージャーを務めている。離島に数日泊まるという閉鎖的な環境や非日常が、そこに一緒にいる人たちと小さいコミュニティを築く上での装置としてうまく作用しているように私からは思えた。

事務処理規定の叩き台作成

年末に税理士さんと打ち合わせ した主な議題の1つで 電子帳簿保存法 対応のための事務処理規定の叩き台を作成した。今日のところは叩き台を作成して税理士さんにレビュー依頼した。レビュー依頼が通ったら実際のワークフローや手順を細かく記載したガイドラインを notion に作ろうと思う。他に社員がいないのもあって、私だけわかればよいのであれば、課題管理システムの issue のみで事足りて、ほとんど notion を使う機会がないというのが現状。いつか社員雇う日がくるのかどうか。

2回目の仕事納め

2時に寝て何度か起きて7時過ぎに起きてゲームして10時ぐらいからオフィスに出掛けた。

年末の事務手続き

年末調整と給与支払報告書の作成を行った。年末は平時の月末と異なるからわちゃわちゃしてたら25日の給与の支払いも忘れていた。いや、忘れていたというよりは年末調整を12月分の給与で調整したいから年末調整を完了しないと給与確定できないと放置していた。今日は金曜日で平日だからシステムは稼働しているだろうと安易に考えていたら eltax も e-tax も稼働日を次のように書いてあった。

土・日・祝日、年末年始12/29~1/3は除く

eltax のアプリケーションで書類データは作成できたけれど、作成したデータを送信することはできなかった。年明けの4日まで持ち越し。こういう失敗が最近増えてきた。がっかりして嫌になる。あと eltax や e-tax の運用停止時間に遭遇することが私はとても多い。月に1回も使わないようなシステムなのに年間で2-3回ほどは使えない時間に遭遇する。それは当たり前で、私が余裕のある時間は早朝・深夜と休日になるため、メンテナンスの日程と重なることが多い。システムは基本的に24時間365日動いていないとダメだということがわかる。なにかトラブルがあったときの運用対応は年明けでも構わないが、定型的なデータ処理は24時間365日できるはずだと思う。

その後に自社の請求書を作成したり、他社の請求書の対応や会計の明細登録などをしていた。キャッシュフローも眺めていて 今季はもともと赤字想定で予算策定 していたが、受託開発のお仕事が長引いて黒字決算で着地する予定。あと3ヶ月しかないのでブレることもないだろうと思う。本当は今季に事業の体制変更もやらないといけなかったことが来季へずれ込む。計画通りに進捗していないという面からは、いろいろあって事業も経営もあまりうまくいっていない。

カフーツさんの忘年会

初めての参加。昨年も参加する予定が 父の訃報 があってドタキャンしたのでリトライ。手土産に 一心堂 のフルーツ大福をもっていくことにした。神戸の阪急百貨店にお店があったのでてっきり神戸発祥のお店かと思ったら大阪発祥だった。種別によって値段は異なるが、だいたい1個410-640円 (税抜き) ぐらい。9個入の詰め合わせにしてもらった。

他に持ち寄りであった食べものに 三宮一貫樓 のちび豚まんと焼売を撮った。神戸に住み始めて商店街の一角にあるのは知っていたのだけど、神戸の名物の1つだと知ったのは住み始めて2-3年経ってからだった。勉強会の食べものの定番はピザだけど、神戸なら一貫楼の 中華パーティーセット (送料/消費税込みで10,750円) などを頼むのもよいのかもしれない。

コミュニティとコワーキングの違い

いとうさんと話していて、以前よりコミュニティとコワーキングの違いが明確になった。私の中では似て非なるものという考えはあったものの、あまり違いを明文化できていなかった。

コミュニティマネージャーと コワーキングマネージャー では求められるスキルセットが大きく異なる。キャリアとしてもコワーキングマネージャーの方がずっと難易度の高いものであるように話されていた。集合で言えば、コワーキングマネージャーはコミュニティマネージャーのスキルセットを含む。コミュニティマネージャーは私も身近なものだし、コミュニティマネージャー (会社によっては DevRel と呼ばれたりもする) を社員として雇用する会社も増えてきた。会社に雇われるコミュニティマネージャーというキャリアは、その会社のサービスやプロダクトのコミュニティを盛り上げたり宣伝したりといったマーケティング活動の一環とみなされることが多い。一方でコワーキングマネージャーというのは、会社に雇われるというよりもコワーキングスペースや地域のようなコミュニティに根付くものかもしれない。

コミュニティというのは、それ自体を1つの意思をもった人のように扱い、そこに集まる人たちがコミュニティの思想にあうよう1つにまとまって活動する、協調するといった趣きが強い。そのため、コミュニティマネージャーはコミュニティの理念にあうようメンバーをまとめたり、逆にあわない人たちを排除することもある。一方、コワーキングというのは、個々がそれぞれの背景をもち、得意・不得意があり、性格や思想も様々で多様な価値観をもつ人たちが集まり、それぞれの特性を活かした上で協調するといった趣きがある。そして、コワーキングマネージャーは個々人にあわせたホスピタリティを提供するという。これは主従において大きな違いの1つでもあると理解できた。コミュニティはそれ自体が主でその理念にメンバーが従う。コワーキングは個々が主でその人たちが協調するかどうかはそれぞれのコワーカーの判断に委ねられる。そして、コワーカー同士が協調しやすいように縁の下で支えるのがコワーキングマネージャーだという。コワーキングマネージャーは、訪れたコワーカーとコミュニケーションを取る中で、一緒に考え、相談にのり、そして答えや結論を出さなくてもよいという。コワーカーと一緒に考えてあげるだけでよいというのだ。どこかに落とし所に着地させたり、全体をまとめたりしないという点がコミュニティマネージャーと大きく異なる。

そこで素朴な疑問。コワーキングマネージャーが個々人に向き合うとしたら、そこには ダンバー数 (100-150人?) のように人間の認知能力の限界が出てくる。数千人や数万人が所属するコミュニティも存在するが、コミュニティといった枠組みで集団を抽象化して管理できなければ認知能力に限界がある。次の問いを投げかけてみた。

コワーキングマネージャーが個々人にホスピタリティを提供するとしたら、小さい規模や小集団でしか機能しないのではないか?スケールしないのではないか?

いとうさんが言うには、この弱点を補うのがツールの力だという。コワーキングマネージャーのチームを作り、コワーカーそれぞれと話した内容やその人の背景や特性、いまやっていることなどを記録し、その記録をチーム内で共有する。これなら個人の認知能力を拡張できるし、コンテキストを引き継いだ上で初めて会うコワーキングマネージャーとコワーカー間におけるホスピタリティも担保できるかもしれない。

ここまで聞いて、これはまさに私が開発の現場でやっている課題管理そのものだということに気付いた。日々の開発のアクティビティを課題管理システムにコメントとして記録し、そのタイムラインをメンバー全員で共有しながら、リアルタイムに必要なコミュニケーションをもって相互に情報共有または協調するといったことを、まさに私のチームでは実践している。これをコワーキングスペースにいるコワーキングマネージャー間で行う、もっと言えば、複数のコワーキングスペース間で共有できれば、それはさらに大きなホスピタリティになるのかもしれない。別のコワーキングスペースへ行っても、自分の背景が共有されていて、よりよいホスピタリティを受けることができるのかもしれない。

初めてカフーツさんに訪問したのが2022年6月 だった。当時いとうさんと話してみて、課題管理に通じるところがあると直感的に感じて、その後、やり取りを継続してきて、1年半経った。ようやくコワーキングと課題管理がつながった。いとうさんからみれば、課題管理とはコワーキングマネージャーが備えるべきホスピタリティの延長上にあるチームで協調するための概念なのだと思う。そして、私からみれば、コワーキングとは課題管理そのものなんだと理解できた。

課題管理システムの利用状況を表すメトリクスの1つに カレンダーチャート がある。これがいま課題管理を知らないチームでその実践を指導する上で想定外に役に立つことがわかった。この他にも課題管理特有のメトリクスを増やしていきたいと私は考えていた。そのアイディアの1つに「コワーキングチャート」というものを作ろうと思う。おそらく世の中にはないし、課題管理とコワーキングの両方を研究している人にしか、この発想は出てこないと思う。来年、他社のお手伝いを終えた後のアイディアの1つに寝かしておこうと思う。

おいしい 🦀 を食べに行く

22時頃に寝てしまって1時に起きて5時に起きて6時過ぎに起きた。とくになにもしていないのにバテている気がする。今週はずっと mongodb のレプリカセットの調査やインフラの移行作業などをやっていたせいか、普段よりもエネルギーを消費しているのかもしれない。朝から疲労困憊でオフィスへ向かった。

docker のコンテナネットワークの調査

docker のコンテナネットワークから解決できる名前がなになのか、よくわかってなくて、その調査のためにサンプルの compose サービスを作った。

myimage から nginx のコンテナの名前解決がどうなるかを試してみる。

c67a5ca94a77:/app# dig +short 00c719491558
192.168.240.3
c67a5ca94a77:/app# dig +short mynginx
192.168.240.3
c67a5ca94a77:/app# dig +short nginx
192.168.240.3
c67a5ca94a77:/app# dig +short yournginx
192.168.240.3

基本的にはサービス名、コンテナ名 (container_name)、コンテナー ID、ホスト名 (hostname) はすべて名前解決できる。hostname があるときはそのコンテナの /etc/hosts にその名前が追加され、ないときはコンテナ ID が追加されていた。

yourcontainer:/app# cat /etc/hosts
127.0.0.1	localhost
...
172.18.0.3	yourcontainer

冬の開発合宿の準備

日程を決めたのが5月末 で、うちの会社のワークスペースに slack のチャンネルを開設したのが10月。現時点で7人の参加者がいる。もうこのメンバーでいいかなと考えている。今回はコミュニティのワーケーションイベントというより、自社の開発合宿という体をとっている。スポンサーとしていくらか会社からお金も出す。その理由の1つは slack チャンネルにログを残したいという意図がある。コミュニティの slack だとフリープランになるので3ヶ月以上過去のログがみえなくなってしまう。それを解消するには自社の有料プランの slack チャンネルに置いておくのがもっともログを制御できて嬉しい。

城崎温泉では11月から 🦀 が解禁となって、今年は冬に行くので 🦀 を食べるというのも目的の1つ。チャンネルで盛り上げようと、たまに城崎温泉の記事を貼り付けたりしていた。そろそろ、メンバーと顔合わせの情報共有の打ち合わせをしようと思って調整さんを作った。他の人たちは、わざわざうちの slack のワークスペースにゲスト参加しているから、あまり無理強いをせずに情報共有できるようにしておきたい。たった1つの、ほとんどやり取りしないチャンネルのために slack のワークスペースをオープンしておかないといけないという用途はなかなか面倒だ。私が逆の立場でもそう思う。どうにか普段使っているワークスペースから、必要なときだけ連携できるような仕組みがないだろうか?

年末・年始の情報共有の打ち合わせへ向けて旅のしおりも準備していく。日々の業務に忙殺されて後回しにしがちなので自分を追い込むためにも予定を入れた。

2023年のふりかえりとコミュニティの価値

23時に寝て2時に起きて4時半に起きて6時までゲームやって8時に起きた。朝からオフィスで発表資料を作ってた。

2023年ふりかえり

今年を振り返ろう!LT大会 に参加した。

昨日の夜に LT 資料を作ろうと思っていたものの、晩ご飯食べたら面倒になってそのまま家で休んでいた。朝からオフィスで作り始めたら徐々に興が乗ってきて想定した以上にちゃんと作ってしまった。やぎさんにレビューしてもらっていくつか気付きを得た。ちょうど レビューサービス あったら依頼したいなと思ったところだったのでレビューしてくれる人の存在に感謝した。この資料はまたなにか他の機会のイベントでも再利用しようと思う。カフーツさんの忘年会で発表してもよいかもしれない。

北海道から 西原さん という方が参加されていた。全国あちこちのコミュニティに参加して、そこに集う人たちの支援や盛り上げ、ひいては日本の IT コミュニティを活性化させて、世の中をよくしようといった取り組みをされている。これは私も共感するところで大半の人はコミュニティ活動に関心がない。それ自体は個人の好みで構わないのだけど、プログラミングを学びたいと考えているのに行動できない人たちというのが一定数いて、そういう人たちの受け皿として IT コミュニティで始めるのはよいことだと思う。西原さんはまさにそういう活動をされている。とても尊いことだと思う。

短時間にも関わらず、いろいろな話しをして私自身収穫もあったし、西原さんから学ぶことも多かった。企業のテックブログを読む会を毎週30分、社内外でやっていると話されていた。これは素晴らしいなと思ってすぐに反応した。歳のせいか、私は自分で勉強しなくなっていて、本も仕事も課題も積みまくりで、毎日どうしよう?と途方に暮れながら帰っておいしい晩ご飯を食べてゲームしている。そんな自分で勉強しない人向けにこういったコストなく、無理なく、続けられるイベントはありがたい。やり方を学ぶためにオンラインで参加してみようと思う。

コミュニティ活動の価値というのは、多くの企業もコミュニティを盛り上げようとやっていることから明らかに大きな価値があるにも関わらず、その価値を十分に明文化できていない。私自身、コミュニティからたくさんのモノや影響を受けているにも関わらず、うまく明文化できていないところがある。課題管理の研究の延長上でコミュニティの価値にも追究していきたいと考えている。

SakeBash と LT 発表

2時に寝て4時に起きて5時に起きて7時に起きた。呪術廻戦ゲーム の初心者ミッションだけクリアしたらやめようと思って、なかなかミッションのレベルが高くて届かない。あともうちょっと。

SakeBash

神戸に acall (アコール) さんという会社があって、コロナ禍が始まる前に SakeBash イベントを開催されていた。2019-2020年にかけてのとき。それ以来ずっと開催されていなかったイベントを復活させたみたい。コロナ禍が acall さんの転機になったようで、オフィスのオートメーションに関するプロダクトを開発していて会社が大きくなっているらしい。

acall さんは go でプロダクト開発をしていると知っていたので神戸で go の話しができると思って次の LT 発表をした。発表したら向こうから声をかけてくれて go の話しができるかな?と期待したのだけど、あまりそういう雰囲気でもなかった。私はコミュ障なので知らない人に話すのが苦手。

acall さんの社員でしやさんという方が宮崎県から来られて、始めて LT 発表するということで応援しながら聞いた。

私の周りでも flutter を採用している人たちがいるので気にはなっていた。最近は flutter web というのも出ていて、flutter でフロントエンドとスマホアプリの両方に対応できそうにも思えた。次にスマホアプリ対応が必要になったら flutter を採用してみてもいいなと思えた。acall さんの制度をみていてユニークだなと感じたものに「いまあい旅費」がある。リモートワーク前提の会社だからこそ、こういった制度の価値が出てきたとも言える。一昔前は出張するのが当たり前だったのでこんな制度に意味はなかったが、リモートワークにより出張しないことが当たり前になったのでこういう制度設計になったんだと思えた。

いま、あいにいきます旅費

リモート勤務でオフラインで集うことが難しいメンバーと「会うこと」の価値を再認識し、オフィスで自社プロダクトのプラクティスを行うことで、製品のアップデートに貢献することを目的とした制度です。自宅から100km以上離れた神戸または東京オフィスに行くための旅費を支給します。(1往復分の交通費と宿泊費/ケ月)

イベントに acall の社員さんが10人ぐらい参加していた。勢いのある会社は会社イベントに参加する人も多くてよい雰囲気にみえた。宮崎県から来られていたしやさんの他にも埼玉県から来られていたとしさんという方もいた。他にも遠方から来ていた方もいたのかもしれない。

2次会

いまひとつ飲み足りなかったので三ノ宮.dev の仲のよい人たちと飲みに行った。RailRoad no.57 というバーでよい雰囲気のお店だった。またなにかの機会で使いたいと思う。葉っぱ (ハーブ?) がたくさん入っているはちみつカクテルがおいしかった。

そこで以前コミュニティで起業相談にのった方の経営について話題になった。創業してから1年弱かけて少し前にある web サービスをリリースした。その web サービスはコモディティで、すでに競合も数社ある。あまり新規のベンチャー企業にとって勝ち目のある分野だと私からはみえない。どうやってこの web サービスを黒字化するのだろう?と私は疑問に思っていた。創業者の相談に乗った方も今後の戦略について尋ねても明確な答えは返ってこなかったようでとても不安になったと話されていた。融資を受けたという話しを聞いていたのでしばらく会社を存続できるのかもしれないけど、作った web サービスを収益化しないと次の融資を受けられることはないだろうから先行きは厳しいのではないかと推測する。外部からみえる範囲内では今後の先行きは危ぶまれる。創業して1年もたつのに、若い開発者にすら心配されるような戦略しかもっていない経営者というのはちょっと想像できない。融資を受けることが出来たぐらいだから、起業や経営について相談にのってくれる人は周りにいるんじゃないかと思うんだけど、経営目線で厳しいことを言ってくれる人はいないのかもしれない。

フルリモートとヒトリ

1時に寝て珍しく夜中起きずに7時ぐらいまで寝ていたかもしれない。午前中は昨日受け取ったスタンディングデスクを仮組みの状態からネジを締め付けて本組みした。ちょうど探していたものにぴったりはまる感じ。

友だちを探しに勉強会へ

もくもく会 に参加した。今日の参加者は6人とやや少なかったものの、初めて来られた方が2人いて、どちらもフルリモートで働いているものの、技術の話し相手や相談する場所がなくて、そういうものを求めて来ましたと話されていた。私も5年前に東京から神戸へ引っ越してきたとき、友だちがいないから探そうと思ってこのコミュニティへ来た。みんな同じところで落とし穴にはまるなと思って親近感を覚えた。以前 Python Boot Camp のお手伝い をしたときに知り合った、現地スタッフのにしたにさんが淡路島出身で、三ノ宮.dev にも関心があったようなので来られて挨拶した。そうやってつながりが増えていくのもまた嬉しい。

今後はフリーランスや個人事業主、マイクロ法人といった1人で働くスタイルがより増えていくと私は考えている。以前にも マイクロ法人のススメ を書いたが、1人で働くメリットは大きいものの、デメリットとして相談相手がいなかったり、困ったときに他者へ助けを求められないなどがある。コワーキングや勉強会コミュニティはそういった1人のデメリットを補う形で発展していくのではないかと想像している。そして、そのときのための準備を2年前ぐらいから始めている。

ストレッチ

土曜日に実家へ帰っていたのでストレッチを日曜日の夜に変更していた。昨日、車でジモティーのスタンディングデスクを引き取りに行ったり、実家との往復をしたので腰への負担が大きかった。それ以外は大きな疲労や張りなどはなかったと思う。勉強会後に飲み会へ行って、軽く1杯だけ飲んでやめとくつもりが、ビール2杯とハイボール1杯飲んでしまって、酒臭かったら悪いなぁと思いながらストレッチを受けていた。トレーナーさんはお酒の匂いしないと言ってくれてたけれど、本当のところはどうだったのか。ほろ酔いでストレッチを受けていた。今日の開脚幅は開始前152cmで、ストレッチ後157cmだった。

ジョブチェンジのアドバイス

能をみて帰ってきた後に晩ご飯を食べたらオフィスへ戻ってもよかったんだけど、なんかだらだらしているうちに22時になって、もういっかという感じでさぼってた。それから寝て1時に起きて4時に起きて7時過ぎに起きた。

ストレッチ

今週はのんびりしていた気がする。お昼もずっと自炊していて健康によいような感じがあった。実際ストレッチを受けていて、いつもよりも負荷も疲労もないように感じた。強いて言えば、左ふくらはぎと二の腕の辺りがやや張りがあったぐらい。あとコロナワクチンを接種して2週間以上経って、いまの自分は無敵だと思うストレスの無さもあってか、体調がよい。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後157cmだった。お尻の筋肉を鍛えるエクササイズを教えてもらった。

もくもく会

神戸でもくもく会 に参加した。ON PAPER というコワーキングスペースで開催された。うちの会社から徒歩2分ぐらいの場所にある。窓際は西日でやや光が気になったが、10階で外を眺めながら作業できるのはそれなりに快適で、広くて設備が新しくて雰囲気のよい施設だった。またイベントがあれば参加してみたいと思う。主催者がこのコワーキングスペースのメンバーまたは関係者なのかな?よく分かっていないけど、とくに参加料は受け取らずにコミュニティイベントを開催されていた。もくもく会のイベントを今後も続けるかどうかはまだ分からないとのこと。

主催者の関係者で異業種からジョブチェンジを考えている方が2人いていくつかやり取りした。1人は26歳でまだ若いので実績がなくても第2新卒枠でいけばいいのではないかと思う。もう1人は30歳でちょっと第2新卒は厳しそうだが、プログラミングスクールに通ってちゃんと勉強していて、自分で cms っぽい web アプリケーションを rails で開発されていた。デモもみせてもらったが、web アプリケーションでよく実装する機能を一通りは実装されていて、パッとみた感じはよさそうにみえた。

RUNTEQ というプログラミングスクールで勉強しているとのこと。話を聞く分には浮ついたスクールではなく、自分で調べて考えて作れというスパルタ的な方でキーワード以外あまり教えてくれないといったことを話していた。それはそれで自分で調べて理解して実装しないといけない。あと chatgpt に聞きながらも実装していると話していて、いまどきの未経験者は chatgpt に頼るのもよいと思う。最初は誰もがコピペで振る舞いを検証しながらそのコードが正しいかどうかを自分で理解して書けるようになればよい。未経験から半年ちょっと学んで、rails でここまで動くものが作れるなら十分に自分で学んで作る能力はあると思う。ポテンシャル採用でよい会社に入れればうまくステップアップできるのではないかと思う。

IT 業界へジョブチェンジしたい人たちも増えたように思う。未経験の方々が最初に経験を積むよいお仕事はないだろうか。前にもこの話題を誰かにしたか、どこかで書いた気がする。お金をもらう以上、発注者がいて、責任をもって成果物の納品を期待している人がいる限り、いくら価格調整をしても未経験者にシステム開発してほしくないだろうし、してもよいけど責任者が品質を担保してほしいと思うのは自然だと思う。普通の会社なら先輩がついて経験の浅い開発者の面倒をしっかりみている (はず) 。私もいま若い開発者を少なくない割合の時間を割いて指導している。経験の浅い開発者を同時に面倒をみることは物理的にできない。せいぜい2-3人といったころだろうか。教えるというドメインは労働集約になるのでスケールしない。実務のシステム開発を教えるビジネスというのはちょっと成り立たないとは思う。

イベント参加のついでに実家に立ち寄り

0時に寝て2時に起きて少し仮眠して5時に起きた。朝から出かける準備をして6時過ぎには出発した。神戸から実家まで約80kmの距離を、早朝だと高速道路が空いているのもあって1時間弱といったところ。

軽トラのエンジンをかける

車のバッテリーがあがってしまったときに使う ジャンプスターター を昨年末に購入していた。また軽トラのバッテリーがあがってしまったようで、今回は母に使い方を教えながらエンジンをかけてみた。バッテリーにつなぐケーブルに boost ボタンがあってそれを押下してエンジンをかけるだけ。これは本当に買ってよかった。たまにしか農業しないような家の軽トラ向けにあると安心できる。軽トラのエンジンがかかったら1時間ほど走ってくればそれで元のバッテリーは回復する。

草焼き

実家に着いたのが7時過ぎで朝ご飯を食べて、まだ時間があったので草焼きを手伝うことにした。すでに刈って干した草が集めてあったのでそれを火にかけて番をする。以前にも草焼きをした経験 があったので注意を払いながら行う。母が言うには、最近でも淡路島の人で草焼きをしていて2人亡くなっているという。おそらく煙に巻かれて一酸化炭素中毒で気を失ってしまったんだと推測する。干し草は一気に燃え上がるので青い草と干し草を調整ながら火の勢いを制御する。あとは表面だけ燃えるので内側も燃えるように混ぜ返したり空気を送ったりといった調整も必要になる。火の制御は難しい。1時間ほどやっていた。

Python Boot Camp

今日の目的は次のイベントに TA として参加してきた。

現地11時集合だったものの、早めに実家を出たので10時半頃に着いてしまった。他のスタッフもその後すぐに合流して10時50分には全員が揃った。私は知り合いのスタッフがほとんどいなかったので挨拶したりしていた。だいたいスタッフは次のような構成だった。

  • 講師: 1人
  • 現地スタッフ: 1人
  • TA: 3人
  • 会場関係者: 2人

次の段取りでほぼこの通りうまくスケジュールを進捗できたと思う。

11:00 スタッフTA講師が集合
11:00-11:30 準備
11:30-12:30 スタッフTA講師でランチ
12:30 開場
13:00 PyCamp開始
17:00 PyCamp終了
17:30 撤収完了

お昼に食べた「鳴門うどん」もひやむぎ程度のサイズの麺をにゅうめんのような食感で食べるものだった。身近に住んでいてこれは知らなかった。おいしかった。

boot camp イベントも順調に進捗して受講者も喜んでいたようだったのでよかった。久しぶりにこういったイベントに参加すると、プログラミングを始めたばかりの気持ちなどを思い出してよかったと思う。いまはお仕事でプログラミングの随分と高度なことをマネージャーとして教えているわけだけど、簡単なコードが動いておもしろいといった気持ちがあることも大事だと思う。懇親会も出て、その後、スタッフ同士での反省会もやって、21時前には現地を解散して21時20分に実家に戻った。

世界観のあう買いもの

0時に寝て何度か起きて7時に起きた。2-3日前から首を寝違えていて違和感がある。課題管理のブログ記事を書こうと思っていたけど、気分がのらなくて遊んでいた。

ストレッチ

今週も忙しくはなく、のんびり過ごしていたので体調は徐々に復調している。腰の張りは先週に比べてかなりよくなっているように感じた。トレーナーさんによるとふくらはぎの筋の張りがあったそうだけど、私からみたらそんなに気にはならなかった。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後158cmだった。首を寝違えているのもなにかしらよくなる方法があるかと思って相談してみた。トレーナーさん曰く、首の寝違えだけは自然治癒しか方法がないという。トレーナーさんたちの間でもいろいろ試してみたことがあるらしい。しかし、どれも一時的に痛みを和らげる効果のあるストレッチはあるものの、時間が経つと元に戻るので限定的なものらしい。その一時的に痛みを和らげるのも、脇の下の筋を伸ばすと効果があるらしい。トレーナーさんもなぜその筋を伸ばすと痛みが和らぐのかの理屈はよく分からないそうだが、実際に試してみてそこだけが効果があったと話されていた。

Python Boot Camp

来週、徳島の鳴門でイベントがある。いま余裕もあるのでスタッフが足らなかったら手伝ってもいいと、前にてらださんと話していた。ちょっと前まで参加者が1人しかいなかったので手伝う必要ないかと思っていたんだが、ここ数日でいっきに参加者が増えたみたいで助っ人で手伝いに行くことにした。ブートキャンプに参加するのは初めて。チュートリアルやスタッフの要項などのドキュメントを予習として読んでいた。

Python Boot Camp in 徳島2nd

ヨハクさんのフレークシール

たまたま「余白」というキーワードでインターネットを検索していて次のサイトをみつけた。

マスキングテープの専門店らしいが、なんとなく制作物の世界観が私にあうので応援も含めて次のフレークシールを買ってみることにした。

3種類買ってみて、今日届いたので、試しに一緒に入っていた型紙に貼ってフレームに入れてみた。こういう雰囲気が好き。しばらくオフィスの棚に飾ってみようと思う。

  • ツキトホシ
  • ダイアリー
  • テガミ

コワーキングとコミュニティ

0時に寝て3時、5時ぐらいに起きて7時に起きた。

ストレッチ

先週に比べれば、出張を終えてのんびり過ごしていたのもあってかなりよくなっている気はした。足の張りはどこも目立つほどではなく、左の太もも後ろの筋肉の張りが強かったぐらいで復調している感じはした。腰もそれほど自覚症状はなかったものの、トレーナーさんからみると硬めだったという話しもあり、たしかに部位によってはきついところもちらほらあって、腰はまだまだ復調していないことがわかった。今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後158cmだった。暑さも和らいで時間も出来てきたので少し運動してもよいかもしれない。

コワーキングとコミュニティ

2014年11月に発刊された Coworking Magazine の創刊号がある。昨年ぐらいまでは amazon に在庫があって購入できたが、いまみたら在庫がなくなったようだ。2014年に出版して2022年まで在庫が残っていたという雑誌ではあるが、内容はとてもよいものだと私は思う。2014年頃、コワーキングという新しい働き方のスタイルが日本に輸入され、広まっていったときのそのときの雰囲気や価値観を本書から読み取ることができる。多くのコワーカーたちがコメントしていたり、インタビュー記事もあったりして、コワーキングの価値やコミュニティの良さを語っている。こうやって出版という形で残しておくことで、その歴史の過程を学ぶ機会にもなることが本書から伺える。

私はコワーキングのような価値観や働き方を2016年頃から知ることになり、私もコワーキングスペースで作業したりするようになった。しかし、当時はワークスペースとして利用しているだけでそれはコワーキングと呼べるものではなかった。本書を読んでいて、ある人はコワーカーとはコミュニケーションを取る人たち、またはコミュニティに参加する人たちを指すのだと話していた。コミュニティ参加しなければ、コミュニティの恩恵を受けることが難しく、その状態をコワーキングとは呼べないようだ。2022年6月に カフーツさんを訪問 して、いとうさんとコミュニティについて話してみて、私の知っている IT 業界のコミュニティの在り方とコワーキングにおけるコミュニティには通じるところがあって、それ以来、コミュニティを学ぶことや課題管理のヒントになると考えて、いとうさんの主催しているオフライン/オンラインイベントにも参加するようになった。

コワーキングの価値はコミュニティやコラボレーションにある。作業場としてのワークスペースではない。コラボレーションと言うと、企業間の業務提携だったり、新商品企画を共同でやるとか、そういう大きなものをイメージしてしまうが、コワーキングにおけるコラボレーションとはそんな大きな話しではない。ただ一緒に作業しながら、軽く雑談したり、なにかのテーマで話し合ったり、その場に一緒にいることで生まれるコミュニケーション全般を指す。共通の話題や課題に対して一緒に考えたりする行為で構わない。もっと小さいものだと気付けるようになった。

それは私がマイクロ法人を経営して1人で黙々とずっと仕事をしていても、この延長上に新しい価値を築けるような気がしないというのを実感した後だった。リモートワークと相談相手 にも書いたが、会社に勤めていると自然と同僚とコラボレーションしている。マイクロ法人には同僚がいないのでコラボレーションによる気付きや刺激を受けることができない。コワーキングは1人会社やフルリモートワークのような、同僚が身近にいない人たちへコラボレーションの価値を提供しているということを、身に染みてわかるようになった。

IT 業界では Open Source Software の歴史をみると、古くは1950/1960年代の Unix に端を発し、1990年代の Linux の公開、1998年の Netscape 社の Mozilla Firefox のソースコード公開などの大きなエポックメイキングを経て、社会運動としての OSS 文化や OSS コミュニティが発展してきた。その歴史の過程で日本では2010年前後から IT 勉強会という、主に Web 業界の様々なバックボーンをもつプログラマーが技術情報を共有するようになった。OSS の技術はみんなで共有するものという価値観があるが、それはこういった IT 勉強会によって草の根的に広まっていったと思われる。私もそんな IT 勉強会に参加して技術を研鑽してきたプログラマーの1人なのでまさに生き証人でもある。それはまさにコワーキングの人たちが言う、コミュニティのそれとまったく同じである。IT 技術という共通の話題で困っていることを共有したり、不具合を改善したり、新しいプロダクトを開発したりしていた。製造業の人たちには驚かれたが、web 業界はコンテンツを公開して広告費で儲けるビジネスモデルであることから、自社の技術情報やノウハウをすべて公開してしまう。ビジネス上では競合他社であっても、別会社の開発者とも仲良くなって技術情報を共有している。それが業界全体のレベルの底上げをしてきた。いまもその文化は変わっていない。

次にくる流れとして、IT 業界のプログラマーはどんどん独立していくと私は考えている。いまもフリーランスになる人は増えつつあると思う。スキルも経験もない若い人が安易にフリーランスになることはお奨めしないが、20年も働いてきたベテランはどんどんフリーランスになって、組織の枠に収まらない活躍をしていけばよいと思う。マイクロ法人を経営することのハードルも歴史上、もっとも低くなっていると私は思う。私が経営できているのだから普通のプログラマーでも経営できる。しかし、1人で働いていると、私が陥ったような「行き詰まり」を覚えるようになるかもしれない。コワーキングやコミュニティはそれを防ぐきっかけになるのではないか?と思うようになってきた。この「行き詰まり」に名前を付けたい。私が感じたのは次のようなことになる。

  • 自身が成長しているように思えない
  • 日々の生活で気付きや刺激がなくなる
  • 新しいことに挑戦する気概がなくなる
  • 自分の状態が自分で判断できない
  • 誰に何を相談していいか分からない

もしかしたら会社に勤めているときも同じような状況になっているときもあったかもしれないが、会社に所属していると、仕事はいくらでも上から降ってくるし、仮にぼーっと何もしなくても給料は毎月もらえる。この先どうやって生きていくのか?という、生命としての根源的な問いから目を背けてしまうような錯覚がある。なんの後ろ盾もないマイクロ法人やフリーランスになることでこういった根源的な問いから目を背けられなくなる。私の場合、そのことに2年目で気付けるようになった。今後のビジネスにおいても、直接的ではなく間接的にコミュニティというのはキーワードだと考えている。コミュニティへの理解を深めるためにもコワーキングには今後も注目していきたい。

地方は都会の人たちにとっての消費の場ではない

0時に寝てうまく眠れなくて、吐き気がして3時頃に起きてそのまま起きてたらいつの間にか寝て8時に起きた。夜遅くにアルフォート食べたのがよくなかったかもしれない。

go アプリケーションのライセンスチェック

お手伝い先で開発しているプロダクトは原則として oss ライセンスにするといった方針らしい。公けにソースコードを公開していないものの、お客さんが望めばソースコードも提供するといった運用にしているらしい。実際にお客さんでソースコードを要求されたことはないという。そのため、自分たちの開発したアプリケーションを oss なライセンスで提供可能かどうかを、一応は、調べておく必要がある。プレスリリースもしているし、いつお客さんが使い始めるかもわからないので、プロジェクトの隙間のときにライセンスチェックをした。

ググってみたら google/go-licenses というツールがあってこれを使って自分たちが開発したモジュールのライセンスチェックをした。問題なく apache 2.0 のライセンスで提供できることを検証した。

  • インストール
$ go install github.com/google/go-licenses@latest
  • レポート出力
$ cd path/to/repository
$ go-licenses report ./...
  • ライセンスチェック
$ go-licenses check ./... 2>&1 | egrep "^(W|E)[[:digit:]]+"

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここ 。8月は私の予定があわなかったのでイベントを欠席したが、7月の所感がないのはなぜか忘れてしまった。単純に忙しくて書く余裕がなかったのかもしれない。

今回のテーマは都会と地方のコワーキングスペースの運営の違いなどについてざっくばらんに雑談するといったイベントだった。後半に ONOMICHI SHARE というコワーキングスペースを運営しているごとうさんという方が参加されて、広島県尾道市という地方というバックボーンをもっていて、ごとうさんからの視点や考え方を話していただいて、いくつか示唆を受けることがあった。ごとうさんが言うには、都会から尾道市へ移住してくる人たちにはなにかしら目的があって来る、しかし、地方は都会の人たちが求めているなにかを消費するだけの場所ではないという考えを大事にしたいと話されていた。

私が地方出身の都会暮らしだから感じることがある。都会の人たちにとっての地方は娯楽とみられることが多い。わかりやすさのために、地方の不便さや独特の文化などを例にあげるが、そこに住んでいる人たちにとってはそれが日常だから何も思わないことを、都会の人たちは娯楽だと接しているようにみえることがよくある。そのギャップを埋める役割があって然るべきだと私からも思えた。要は勘違いした人たちを、現実に引き戻す役割というべきか。その話の延長上で、地方の人たちは暮らしをよくしようとか、世界をより良くしようとか、ビジネスに挑戦しようとか、そういったことをまったく考えていなくて、自治体がどんなに過疎化していっても、生活が不便になっても、この生活が一生続くと思ってなにもせず、そのまま暮らしているという人たちも多い。都会の人たちの役割の1つとして、そういった地方の人たちに世の中はどんどん進んでいて、新しいことに挑戦する価値や楽しさもあるんだよという気付きを与えることができるんじゃないかと、雑談しながら思えた。

おそらく、ごとうさんの話しを聞く限りでは、そういう仲介をする役割を担っているようにみえた。コワーキングスペースマネージャーも奥が深いという気付きを得た雑談だった。