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銀行のサービス

22時に寝落ちして0時頃に起きて1-2時間ネットをみながらだらだらしているうちに眠れなくなって5時に寝て8時に起きた。生活のリズムがおかしい。

paypay 銀行の設定機能

先日 paypay 証券でつみたて をやってみようと書いた。その入金のための銀行口座を登録しておこうと思って調べてみた。

振込先口座の登録(4月27日~)

振込先口座の登録はご利用いただけません。

【振り込み・カードローン】一部機能の変更・一時停止について

なんと!振込先口座の登録機能が一時停止されていることに気付いた。「フィッシング等被害防止の観点から」ということらしい。振込先口座の登録を停止することがフィッシング被害の防止にどう役立つのかはよく分からないが、なにかしらその機能が利用されて犯罪が行われているのだと推測する。こんな一般的な機能が一時停止になるんやなと驚いた。

その際に、昔調べたときになくてがっかりした機能が追加されていることにも気付いた。

自動送金でも自動引き落としでもない、自動振り込みサービス。おそらくイメージとして cron のようなもので毎月の振り込み処理を登録するだけなんだろうと推測する。そのせいか、サービス利用料も無料と気前がよい。これまで家賃を毎月1ヶ月前に振り込み予約するというのを手作業でやっていたのを移行した。ついでに paypay 証券への入金もこのサービスで毎月振込することにした。つみたてなのでそれで構わない。

同種のサービスを調べてみると、ufj 銀行でも 定額自動送金サービス というのがあり、これは取扱手数料という形で100円ほど徴収している。しかし、他行あての振込手数料がやたら高いので、なにか作為的なものを感じて印象がよくないが、数百円の手数料を取っているというのは同じ。家賃の自動引き落としの手数料はいくら?ufjやみずほを比較 によると、「自動引き落とし」と「定額自動送金」は似て非なるものにみえる。自動引き落としもやはり数百円の手数料が必要になる。paypay 銀行が提供している自動振込サービスは無料なので良心的だと思う。顧客の「そうそう。こういうのでいいんだよ」をサービス化した感じ。ネットバンクは既存の銀行との差別化に、システム上の簡単なことを無料で提供して、古い銀行システムから顧客を奪えばいいと思う。

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここマイスタ加古川 というコワーキングスペースを運営しているなかたさんという方がいる。そのなかたさんがレンタルキッチンのようなサービスをコワーキングスペースで提供するにあたって、行政の許可をとるときの背景やコワーカーからの採用についてお話しをされた。

レンタルキッチンをするときは飲食店の許可をとる必要があるらしい。保健所的にはレンタルキッチンという業態を許可する制度が現時点ではなく、飲食店において実業務を委託された誰かがやっているとみなすことで飲食店として許可を出すという理屈になるみたい。食品衛生責任者は1つの店舗において1人という制度設計なので、レンタルキッチンのような不特定多数の調理人がいるような業態を想定していない。この場合はなかたさんが責任者としてそのリスクを引き受けて、コワーカーがレンタルキッチンでお菓子や軽食を作って販売するといった体制になるらしい。

また飲食店向けの共済保険がめっちゃ安いことに気付いた。

普通に運営していたら食中毒なんか起こらんでしょ?という話しなんだと思うけれど、年間売上3,000万円以下で1口8,500円/年の保険料で、食中毒があっても最大1億円まで保証してくれる。委託する業者ごとにこの保険に加入してもらうといった仕組みにしてもよいのかもしれない。飲食店向けの保険は想像以上に安いものみたい。日本人の衛生意識が高いせいかもしれない。

エッセイと世界観

0時に寝て2時半に起きて4時に起きて7時に起きた。昨日は本を読みながらいろいろ考えていた。

頁をめくる音で息をする

先日の オンラインイベント でいとうさんに教えてもらった 頁をめくる音で息をする を読んでいる。ジャンルで言えばエッセイになる。著者の日常や日々の所感などを綴っている。Paul Graham 以外であまり読んだ記憶がないぐらい、私にとってエッセイという読みものは珍しい組み合わせになる。私がいま日々書いている日記も、ちょっと技巧を凝らしたり、お洒落な文章に変えてみたらエッセイにならないだろうか?と考えてみる。

この日記は「書くこと」を目的としているものの、ここで書き溜めたものは将来の自分を助けるコンテンツになることを確信している。それは過去の私が書いたコンテンツがいまの私を助けているし、書き溜めたコンテンツを評価してくれるサイト、例えば LAPRAS スコア をみると、高い評価値になっていたりする。いまのところ、このスコアを何かに使っているわけではないが、15年以上も書いてきたコンテンツはそう簡単に真似できるものではないし、一朝一夕で身につくスキルでもない。

過去にある会社のトライアルを受けたとき、ある技術の調査結果を wiki にまとめたところ「長文がちゃんと書ける」という評価をその会社の CTO から受けたことがあった。私はきょとんとして「そんなの開発者なら誰でも書けるでしょ?」と感想を述べたところ「いや、そうでもない。」と返ってきて、それから私もちゃんと考えてみたところ、言語能力を高めやすいプログラマーであってもちゃんとした文章を書けるのは全体の半分ぐらいしかいないことに気付いた。文章を書く練習をしない生活を何年も続けていると、驚くほど文章を書くスキルを退化させてしまうことに意識的に気付いていない人も多い。「本気出せば書ける」と思っている人ほど、その自信以上に文章を書けないことに気付いていない。

閑話休題。本書を読んでいると、日々のたわいもないエッセイがまったく無駄ではないことを伺える。それは本書そのものが売りもののコンテンツとして値段がついていて、私がそれを買っていて、ふわっと読み進めながら自分なりに消化して思うことがいくつかあるからだ。いくつか思いついたことをアイディアそのままに書く。

中原中也がいい

いま 山羊の歌 をぱっと眺めるだけでもその天性を伺える。詩の冒頭を読むだけでもなにか違うと思わせる。著者は学生時代に中原中也を研究していたらしく、中也の作品には死を歌ったものが多くあるという。本書でもいくつか詩の引用がある。中也は ダダイズム と呼ばれる思想に影響を受けているらしい。

トタンがセンベイ食べて
春の日の夕暮は穏かです
幾時代かがありまして
  茶色い戦争ありました
丘々は、胸に手を当て
退けり。
私の聖母 (サンタ・マリヤ)!
  とにかく私は血を吐いた! ……
汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる

よく技術書などで章節の初めに著名人の言葉を引用していたりする。日本人なら過去の文学者の詩を引用するというのもよさそうな気がした。

エッセイを配布する

一昔前は本という成果物をつくるのが大変な労力を伴うものだった。しかし、現代は文章は電子データでインターネット経由でダウンロードできる。日記を書き溜め、お気に入りの内容を脚色して、メッセージや想いをのせたものをエッセイ本としてつくってみるのもおもしろいかもしれないと、本書を読んで思うようになった。それはエッセイの中で著者の人となりや考えを知るきっかけになる。それを誰かに読んでもらうためというよりは、自分がどういった考えで日々の創作をしているかというのを歴史のように残すという意味合いが強い。例えば、年単位で整理して残しておく。おそらくはそれがまた将来の自分を助ける日がくるような気がする。もしうちの会社に関心をもつ人が出てくれば、電子データは自由にダウンロードして読めばいいし、何冊か紙の本に装丁してノベリティにしてもよい。

エッセイがその人の世界観を表す

本書を読んでいて著者の世界観が本書から伝わってくる。いや、ちょっとそれは言い過ぎでそんな大層なものでもない。著者は仕入元やお客さんとやり取りしながら本を扱うというスタイルを好んでいるようにみえる。ただ本を売り買いしてお金を稼ぐことをよしとしていない。もちろん生活費は必要だから売れてもらわないと困るという文章もちらほらあるが、それ以上に本に関わる人たちとのエピソードを紹介してこんなやり取りがあって嬉しかったということが綴られている。なんとなく私も共感することだが、大きいプロダクトの、大多数の利用者がいるプロジェクトほど、個々の利用者と接する機会や意見をやり取りする機会は少ない。多くの人に影響を与えているはずなのにその実感の乏しい労働体験になる。ただの数字でしかない。少ない関係者が関わるお仕事の方が世の中の役に立っている実感は大きい。

イスラエルとハマスの戦争 以来、ずっと考えていた (というほどでもないが) ことの1つに世界観を共有することの難しさがある。おそらく人類のうち戦争を望む人はほとんどいないはずだが、自分たちと住んでいる世界とは異なる世界の思想、価値観、秩序、経済、宗教といった世界観を共有できないばかりに争うことが絶えない。こんな大きな話しをしなくても、身近な周りの人たちとでも自分とは違う価値観をどうやって知り、どのような理解を示すことができるだろうか。エッセイは他者の世界観を表す1つの手段になりそうに思えた。

稀な出張飲み歩き

0時に寝てあまり眠れなくて7時に起きた、いつもと違うホテルのせいか、あまりうまく寝付けなかった。部屋も広くてよかったのになぜか落ち着けなかった。

プロジェクトの進捗報告

出張したときの月例報告の10回目。前回の進捗報告はこちら

概ね 事前に準備してあった資料 のまま次の3次開発へ進むことに決定した。いくつか経営者に確認することも用意していた。「よしなにはからえ」な方向で取り組めそうだ。1年近く開発を継続してきて、次の3次開発を終えれば品質面でも私からみて自信をもてるようにはなると思う。

そろそろ私の契約を終えてもいいんじゃないかと考えていたが、もう少し追加の開発に付き合ってほしいとのこと。それを受けて「もうちょっとだけ続くんじゃ」と自身のモチベーションコントロールをしていく。早ければ今月いっぱいで契約終了する可能性もあった。継続しても、あと3-4ヶ月程度で終えて、その後に私も3ヶ月ほど休もうとか考えていた。まだまだプロダクトの機能や品質に満足していない、私が長期休暇を取れる状態ではないぞという激励でもあったのかなと思う。

セルフ居酒屋

晩ご飯に 大崎一番家 さんへ行ってみた。

店主が1人でやっていて、お客さんはセルフで飲みものを手配する。冷蔵庫からお酒 (ハイビール、酎ハイ、瓶ビール) を取ってきて、氷も冷凍庫から勝手に容器に入れてもってくればいいと言う。あとで卓上に置かれた缶や瓶を数えて精算する。ボトルを入れているお客さんなんかはやってきて勝手に飲み始めたりもすると店主が話していた。食べものだけオーダーシートに書いて厨房にいる店主に声をかけて提出する。厨房の入口に置いていたら、都合のよいタイミングで受けとって料理を作ってもってきてくれる。こういうスタイルのお店を嫌う人もいるだろうけど、私は自分のできることが多いスタイルのお店は気楽で気に入ってしまった。店主も関西の人らしくて陽気な性格だった。料理が大皿なので1人だと2-3皿食べるとお腹いっぱいになってしまう。野菜サラダなんかは私は大皿でもりもり食べたいのでちょうどよかった。口コミでデミグラスカツがよいとあったので注文してみておいしかった。但し、1人で食べるには多過ぎで2-3人向けの分量だが。

こういう1人で全部やるという働き方そのものを私は好む。誰かと一緒に働くの、他の人間と一緒に働くのはどう繕っても気を遣う。居酒屋のような、本来は1人でできないことをお客さんの力も借りながら1人で成り立たせる工夫をあっぱれだと言いたい。以前 マイクロ法人のススメ に書いたが、1人で意思決定して楽しく働く、1人の会社が他の会社と協調して大きなお仕事や難しい課題を解決するという、新しい働き方に私も挑戦していきたい。

飲み歩き

大学の友だちに声をかけてみたら、そのとき浅草で働いていて、その後、ちょうどよい場所として新橋へ移動した。20時過ぎから新橋の居酒屋さんで飲んでいた。2-3年ぶりぐらいに会ったかな。社員が20人の頃に入社した会社がいまや社員が400人になっていて上場も視野に入れてお仕事しているとのこと。当然、その友だちも幹部社員になっていてすごいなぁと近況を聞いていた。マンションを3つ買ったとか話していた。

プロジェクトマネジメントやメンバーの育成など、私も最近はマネージャーをやっているからあーだこーだと話しをしていた。その友だちはもともとマネージャー職を目指していたので私よりもマネージャーとしての経験や知見が多い。その友だちも私に負けず劣らずのハードワーカーなので考え方は私と近いと思う。若い人に適正がなさそうでもどう教えるか、どこで見切るかといった話しが一番盛り上がった。その友だちは3年ぐらい面倒はみるが、それでダメなら適正がないと本人に告げて他の仕事に移ってもらうようにするという。適正がないと本人に告げることも優しさだという。たしかに大企業だと、まったくできない人が開発者として中堅社員になってたりすることもあり、それがプロジェクトの弊害になることを私は経験したことがある。あとお互いに年寄りでスキルもやる気もないのは無条件でダメみたいなところは一致した。以前、参加した オープンセミナーの懇親会 でも、成長しない社員に対してどう接するかの話しをしたことがある。そこでもこのままそのレベルで仕事を継続してもよいが、待遇はそれ以上あがらないことを伝えるとある管理職の方は話していた。

成長の度合いも個人差があり、どの程度をよしとして、どこで線を引くかは難しい。私はプログラミングが好きなら多少のスキルの個人差はあってもよいと考えている。しかし、会社になると組織に貢献しているかというのは大きな基準になるので必ずしも私の考え方は正しくはない。人間が人間を評価するのは本当に難しい。このまま小さい組織で評価とは無縁で働きたい。

情報共有とメンバー課金の過ち

1時に寝て4時に起きて5時に起きて7時に起きた。明け方からうまく眠れなくなった。

clang の互換性

openldap 2.5 向けに ldap の overlay モジュールのビルド環境を作っていた。これまでは 2.4 向けのモジュールのみを提供していた。2.5 もそろそろやろうということで先週末からビルド環境の構築に着手していた。rpm のパッケージングの作業をしていて、openldap 2.5 のサーバーのビルドをしていると次のエラーが発生した。

configure:21011: checking for pthread_detach with <pthread.h>
configure:21033: clang -o conftest -O2 -g3 -fstack-protector -fPIE -D_REENTRANT -D_THREAD_SAFE -DOPENLDAP_FD_SETSIZE=16384 -DLDAP_CONNECTIONLESS -DSLAPD_META_CLIENT_PR -D_GNU_SOURCE -Wl,-z,relro -Wl,--as-needed  -Wl,-z,now -specs=/usr/lib/rpm/redhat/redhat-hardened-ld -specs=/usr/lib/rpm/redhat/redhat-annobin-cc1  conftest.c    >&5
clang-15: warning: argument unused during compilation: '-specs=/usr/lib/rpm/redhat/redhat-hardened-ld' [-Wunused-command-line-argument]
clang-15: warning: argument unused during compilation: '-specs=/usr/lib/rpm/redhat/redhat-annobin-cc1' [-Wunused-command-line-argument]
conftest.c:118:16: error: incompatible pointer to integer conversion passing 'void *' to parameter of type 'pthread_t' (aka 'unsigned long') [-Wint-conversion]
pthread_detach(NULL);
               ^~~~
/usr/lib64/clang/15.0.7/include/stddef.h:89:16: note: expanded from macro 'NULL'
#  define NULL ((void*)0)
               ^~~~~~~~~~
/usr/include/pthread.h:269:38: note: passing argument to parameter '__th' here
extern int pthread_detach (pthread_t __th) __THROW;
                                     ^
1 error generated.

エラーメッセージを調べていると、どうやら clang 15 に pthread_detach がないといったものらしい。clang 14 のときはビルドできたという。他の oss でも clang のバージョン違いでビルドできないといったことは発生しているらしい。有識者によると、次の修正が clang15 対応らしい。

それ以外はとくに問題なく、ビルドできてモジュールそのものの動作も確認した。あとは rpm のパッケージングと gitlab ci/cd でビルドしたモジュールで動くかどうかの検証だけ。

メンバー課金による過ち

昨日 SuperGoodMeetings をさわってみた ときにチーム管理の機能があって、任意のユーザーを招待するのは無制限で課金されないと書いてあった。「なるほどね。」とピンと来てコパイロツトの中の人に次のような所感を共有してみた。

招待可能ユーザー数を無制限にしているのはよい視点だと私は思います。メンバー課金にすると、経費を削減するために共有アカウントを利用したり、あまり使わない人にはアカウントを作らないようになって情報共有の側面から望ましくない状態になる。一昔前のオンプレ時代は業務に使うシステムのアカウントは全社員がもっていて当たり前だったのが、クラウドサービスを使うようになってメンバー課金の経費削減から全社員がもたないようになりつつある (とくに中小企業) のは、情報共有の視点から過去よりも悪化しているという問題意識を私はもっています。

コパイロツトさんもまったく同じ課題意識をもっていてメンバー課金しない料金体系にしているとのこと。鶏と卵みたいな話しだけど、組織には情報共有のためにアカウントのお金をケチんなと言いたいし、クラウドサービスの会社も料金体系を1人ずつじゃなくて、30人、100人、1000人といったある程度の階段でいいんじゃない?とか思ったりする。メンバー課金じゃないクラウドサービスとして basecamp や backlog などがある。

出張前々日

0時に寝て何度か起きて7時に起きた。雨降りだったので午前中はドラクエタクトしてた。午後から雨が小さくなったのをみて、オフィスで出張前の資料作りをしてた。夕方には雨がやんでお土産を購入するために出掛けたらすみよさんさんに偶然会った。

ソフトウェアライセンス事業を加速させる OSS 戦略

ビジネス法務 2023年6月号 という雑誌に寄稿したとなかいさんのタイムラインをみかけたので読んでみた。電子版は年間契約でないと購入できないようで仕方なく紙の雑誌を購入した。ライセンス契約の特集の中の1記事らしい。3ページの記事だったので OSS というソフトウェアのビジネス形態の紹介といった記事のようにみえる。OSS や web 業界の開発者からみたら目新しい内容ではないが、こういった雑誌に紹介されること自体がすごいことだと思いながら読んでみた。自社ソフトウェアを OSS とする戦略の特徴として次の3つをあげていた。

  • ユーザーの開発者が動作を確認したり、カスタマイズできる
  • 製品の透明性を証明できる (ソースコードを読めるから)
  • 技術力のアピールできる

うちも近いうちに OSS でプロダクト開発を始めるので参考にしながらやろうと思う。うちは OSS で儲けようと考えていないが、うちで作るものは原則として OSS で公開していく方針で考えている。

近況報告の資料作り

4月末にリリース できているのでそれほど重要ではないけど、毎月出張したタイミングで報告会をしているので急にやめるのもどうかな?という気がして資料を作って打ち合わせする。リリースして GW を挟んで次の開発への準備期間という隙間時間がいまになる。ある種のゆとりになっていて、これはパッケージベンダーだからこそなのか、中小企業ゆえの労務管理や目標管理の緩さからなのか、いずれにしてもこういう隙間時間を使って自分で考えて、自分で調査して、自分でふりかえるといった自律性を養うのによいかもしれない。私もゆっくり考える時間を取れてよかった。

連日の近況報告

1時に寝て6時に起きた。朝ちょっとデバッグをやって午後からは来週のオンライン飲み会の手配をしたり、打ち合わせのメモをまとめたりしていた。

隔週の雑談

顧問のはらさんと隔週の打ち合わせ。直近の2-3週間でやっていた ci/cd の改善や github actions のことについて共有したりした。次の契約更改のタイミングで契約条件の変更を相手と協議しようと考えている。具体的には単価をあげたり事例紹介を許可してもらったりといった類の交渉をする予定。一般論として業務委託は最初の契約条件から条件変更するのが難しいらしく、なかなかタフな交渉になるっぽいというのをはらさんから助言してもらったりしている。私の中では交渉するネタはいくつかあるし、ダメならダメで最悪のケースなら契約終了して、別の会社のお仕事に切り替えてもよいし、いまは開発者は売り手市場なので楽観的に考えていたりする。

近況報告

元同僚と1年ぶりにオンライン飲み会をした。それぞれ近況を話したりしていた。私が見限ったビジネスはその後うまくいったらしくてなにがうまくいくかわからんものだという話しも聞いた。私が在籍していた頃の早期退職制度は50歳以上が対象だったけど、いまは45歳以上に下がっているらしい。また来期から年配の社員を辞めさせるための追い出し部屋ならぬ追い出し会社がグループ企業として設立されるという話しも聞いた。おそらくは戦力外社員をその会社に集めて待遇を下げるみたいな話なんだろうと推測する。日本の労働基準法では、一方的な解雇や減俸はできないが、配置転換は許されていて、別会社に転籍してその会社の待遇が元の会社よりも悪いというのは法律的に問題ないらしい。本体より待遇の悪いグループ企業を作って、そこに転籍することで事実上の減俸や自主退職を促すような慣習となっている。私が起業した理由の1つは早期退職制度ができて自分の未来もそうなると実感したというのがある。少なくとも自分の会社で自分が解雇されることはない。

元同僚の1人も来期は45歳になるので早期退職制度を使って会社を辞めるかもしれないという話されていた。40代からのキャリアってなかなか難しいなとは思えた。私もいまはなんとかなっているけど、このままお仕事がある保証はないし、引き締めていかないといけない。ただあるとき急に追い出し会社に送られるという組織の論理で生きているわけではないという自由だけは謳歌している。

取材商法というビジネス

1時半に寝て5時半に起きた。いよいよ眠れなくなった感じだな。

取材商法の営業

会社の問い合わせのメールアドレスに取材させてほしいといった問い合わせが届いた。うちみたいな無名の零細会社になんの前触れもなく届く問い合わせの大半は営業に関するもの。

※撮影・インタビュー記事の掲載にあたりまして、費用等は一切発生しませんので、ご安心くださいませ。

WEBにて、お写真と記事でご紹介させていただきたいと考えております。

こんな感じで取材の費用はいりませんと言っている。記事広告と取材商法(タレントインタビュー)で雑誌掲載の効果は? によると、取材は無料かもしれないが、メディアや雑誌といった媒体に掲載するのに料金を請求するらしい。まさにこの記事で書かれている会社からのメールだ。取材して記事ができてしまうとサンクコストが気になって掲載料を支払ってしまうような心理を利用しているのだと推測する。

いろんなビジネスがあるなぁと世の中の勉強になった。