2022年11月から2年以上に渡って開発してきた id 連携のプロダクトが初めてお客さんの環境に導入された。今日が本番切り替えの作業日だった。9時から作業が始まり14時過ぎには完了した。私は直接的に立ち会いの義務はないのだけど、初めての本番切り替えなので自主的に連絡を取れるように待機することにした。本番切替作業は無事に済み、初めてのお客さんへの導入も、当初の計画通りに進捗した。お手伝い先の cto からも品質には満足されているようにコメントを受けている。

この3ヶ月ほどお客さんから追加要件の開発やお客さんの運用環境での検証などでバタバタしていた。プロダクトや運用の品質を上げるために、私がどこまで介入してよいか、起きている課題をどのぐらい対応すべきかのバランス感覚を見失ってしまい、体力のある限り、できるだけやるといった対応にしてしまった。これは他社のプロダクト/プロジェクトなので自身で判断できないという問題でもあったと思う。お仕事が完全にプロジェクトの要件対応や雑多な作業に追われるようになってしまい、自社のためのお仕事を考える余裕はなくなって、生活のためのお仕事に追われる日々に疲れて、書くモチベーションも下がってしまい、しばらく休もうと日記を書いていなかった。別のツールやローカルのテキストファイルに書いていた日もあったのだけど、ここの日記は意図的に休んでいた。今日の本番作業で区切りもついたのでまた少しずつ書いていければいいかなとも思う。

日記を書く時間を減らした分、開発のコーディングや他のことをやる時間が取れるというメリットはあるものの、そのときそのときに考えたことや起きた出来事が日々の生活の中で流れていってしまい、自身を考えをまとめるための時間を失ってしまう。落ち着いて書くことの大事さはあると思う。毎日だと断片的な思慮を書くことにコストがかかったり、考えがまとまらなかったりもする。日をまたぐようなメモを残しておいて、数日に渡って考えていることを、あるとき整理するためにまとめるような書く作業もあったよいように思う。日記と考えを整理するための書く作業を分割してもよいのかもしれない。