地元の友だちとの話題
実家へ帰って3年ぶりに高校の友だちと会うことになった。毎年大晦日に会ってご飯を食べて麻雀をやっていたのが、最近は葬儀があったりお正月に仕事があったりで集まりがなくなっていた。久しぶりに集まれそうと準備をしていたものの、直前に参加者の1人の身内に不幸があって4人集まることはできなかった。したがって3人になったので麻雀はやらずにお昼に集まって雑談して夜早めに解散した。
車を買ったのが2年前。3年前から友だちに会っていなかったので私が車を所有していることを知らなかった。11時に高校の友だちと待ち合わせて一緒に車で実家へ帰ることにした。1人で帰るよりも、誰か乗ってくれた方が話し相手になってくれるから同じ距離を運転していても到着するのが早く感じる。淡路島へ帰ってから、友だちの家に3人で集まってただひたすら雑談していた感じだった。3年ぶりに会ったというのもあって近況を話すネタもいろいろあった。その中でもやはり兵庫県知事の話題が一番盛り上がった。みんな兵庫県には住んでいるので背景をよく知っていてそれぞれの調べた情報や意見を交換して楽しめた。
私もちょうど年末に 百条委員会や定例会見をみてまとめた ところだった。その記事にもさいとうさんのコミュニケーションスキルに懸念があるように書いた。そして、私の友だちもそのことについては言及していた。詳細を忘れてしまったが、次の「ひょうご地域創生交付金」の廃止について話していたと思う。さいとうさんの前の知事の時代に作られた県から全市町を対象にした補助金で10億円程度の予算だった。これをいきなり廃止すると打ち出して、それについてさいとうさんは一切の説明をしなかったらしい。その友だちが言うには、大阪の維新でも改革するときに利権に対する喧々諤々の論争をした上で改革していったという。大阪の維新と比べても、さいとうさんは一切の説明も議論もなく改革しようとしたため、強い反発があり、結果的に「ひょうご地域創生交付金」を廃止はできず23-25年度は3億円の補助金となったらしい。
こういった急な改革を議論せずに独断で進めようとした結果、県議や自治体とのコミュニケーションがうまく取れていなかったのではないか?という背景が浮かび上がってきた。その友だちと話した後に「コミュニケーション」のキーワードで検索したらそれっぽい記事もいくつか出てきた。既得権益がどうこうというのもあるのだろうけれど、急過ぎる改革と説明すらしないという不遜な態度もあって反さいとうさんの陣営が大きくなっていったのではないかと考えられる。