新幹線から飛行機への変更

いつも出張帰りは18時19分 (品川発) 〜 20時53分 (新神戸着) の新幹線を使っている。朝の時点では台風が九州にいたので大丈夫そうと考えていた。しかし、16時頃に 東海道・山陽新幹線運行状況 をチェックしたら東京 - 静岡間が止まっていることに気付いた。火曜日の夕方も大雨で2時間半ほど遅れたとお手伝い先の社員さんから聞いていて、静岡県の一部の地域だけ局所的に雨が降ることは事前に知っていた。台風は遠かったから待てば遅れて動き出すかな?と静岡県の天気予報を眺めていた。17-19時に雨足は少し弱まる予報なものの、19時以降はまた強い雨になっていたので18時頃に動かない状況だったから新幹線は無理だなと諦めた。実際 18:50 に新幹線の終日運転取り止めの案内が発表された。

諦めつつ、なんとなくお手伝い先の cto に声をかけてみたら飛行機に変更したら?と教えてもらった。その場で検索してもらって関空行きならまだ予約を取れるという。私は普段、飛行機を使わないから航空券の手配の方法をよくわかっていない。航空券を取るためのアカウントすらあるかも怪しい。そこで cto に航空券を予約していただいた。それから慌てて羽田空港へ向かうことに。しかし、飛行機も約1時間出発が遅れたりして22時前に出発して23時過ぎに関空へ着いた。私は関空へ行くのも初めてだった。関空からの帰りのルートもよくわからない。三宮まで帰るときの電車の最終は 22:48 で、高速バスは 23:00 となる。残念ながら三宮までは帰れないものの、23:45 の梅田行き (最終) の高速バスには乗れた。

0時半頃に梅田に着いた。そのときはどこか適当に泊まる場所を探そうと考えていた。バスを降りて移動していたら、同じバスから降りた2人組がタクシー乗り場を探しながら相乗りする人を探そうと話していた。声をかけてみたら神戸までタクシーで行くというから、一緒に乗せてもらって3人でタクシーで帰ってきた。梅田から神戸までのタクシー料金 (深夜割増) は高速道路を使わずに1万5千円弱だった。時間は1時間半ぐらいかな。1人5千円程度なのでサウナや漫画喫茶に泊まってから電車で帰るのとそれほど変わらない金額に思える。三ノ宮駅で私は降りて2時前には自宅に着いたと思う。

もし私1人だったら18時の時点で帰れないと諦めていた。台風が接近するから金曜日も土曜日も新幹線は止まることが容易に推測できた。周りに尋ねて、他者の助けを得て東京から自宅に帰ることができた。たまにこういうことがあって世の中は助け合いであることを実感する。一方で私の準備不足で右往左往したり、余分にコストがかかったりしたのをふりかえりしておく。

  • 16時の時点で飛行機へ変更をしていたらもっと早く (安く) 帰れた可能性が高い
  • 航空券の予約方法がわからないのを改める必要がある
    • 飛行機予約のためのアカウントを作る
    • 航空券の予約手続きに慣れておく
  • 新幹線が止まっても飛行機は飛んでいる場合がある
  • 慣れておくために飛行機で東京出張する機会をたまに設ける