夕方、沖縄から神戸へ戻ってきた。今日の運動は旅行後のキャッチアップ作業でおやすみ。

城跡巡り

今日は最終日で空港へ行く前に史跡を巡ってきた。

今帰仁城跡

今帰仁城跡 へ行ってきた。沖縄の地名は漢字を使っているものの、本州の読み方とはまったく異なるため、読み方がわからなくて困惑する。今帰仁は (なきじん) と読む。他にも付近を通ったところをあげると、南風原 (はえばる)、喜瀬武原 (きせんばる)、金武 (きん) などがある。原は (ばる) と読むことを知った。今帰仁城跡の、展望からの景観は地理的に 勝連城跡 の方が見晴らしがよかった。しかし、こちらの方が連城跡よりも広いスペースに石垣に囲まれた曲輪が配置されていて、城跡のスケールは大きかったように思える。探検的な側面ではこちらの方が楽しめるかもしれない。ここも世界遺産らしい。沖縄の城跡は世界遺産がごろごろあってすごいなと思った。勝連城跡を観た後だったので全体の造りはほとんど同じだったのもあり、勝連城跡で感じた所感と同じような印象をうけた。どちらか1つしか行けないなら勝連城跡をお勧めするかな。

バーガーショップ

HAMBURGER DINER FLIP-FLOP という、市街地にある小さなレストランで地元の人が行くようなお店じゃないかと思う。しっかりしたハンバーガーを食べられておいしかった。アボカドチーズバーガーとシークワーサーソーダのセットを頼んだ。バーガーの種類が10数種類ほど、飲みものも6種類ほどあったにも関わらず、一緒に行った人と注文がかぶって「まったく同じ組み合わせでもう1セットください。」とオーダーしてちょっとおもしろかった。

再建中の首里城

首里城 の本殿は令和元年10月に事故で焼失してしまって、いま再建中だった。素屋根 (すやね) と呼ばれる建屋の中で再建作業が進められていた。宮大工さんが作業をしていて、骨組みや屋根などの作業をしている様子、工法や材料などの展示などを見学できた。令和6年に完成予定だという。あまり時間がなかったので40分ほどでささっとみて降りてきた。周りは公園にもなっているので1-2時間ぐらいは散策できる規模にはみえた。ある意味、こんな作業をみることはできないのでラッキーとはいえる。

首里城からの展望は主に市街地がみえて、一部の方向だけ海を臨めるといった展望だった。

社員旅行という舞台装置の検討2

初日の検討の続き 。3泊4日の社員旅行をお手伝い先の社員さんたちと実際に過ごしてみての所感をまとめる。

  • (豪華過ぎる) リゾートホテルやアクティビティ主体の社員旅行への考察
    • 社員への慰労も含まれると思うが、社員全員参加しているわけではないため、不公平感の是正が難しい
    • 最近のスタートアップ企業では開発合宿と称して、ハッカソン的な企画を行ったり、経営陣と社員で事業やビジネスについての議論・意見交換をしたりすることが多い
    • アクティビティ (遊び) を主体にすることで、そういったイベントに関心のない社員が不参加になってしまう懸念がある
      • 私自身、昔はそっち系の人間だったが、マネジメント側になるとまた異なる価値観に変わる
    • 個人的に豪華なリゾートホテルに泊まれるほどの実績や成果を出せていない状態で参加することに気負けしてしまう
      • 優れた実績がないのにそういったサービスを受けることでよくない勘違いをしてしまう
      • 一方で個人では行かないような、付加価値の高いサービスを受ける経験できることで得るものもあるかもしれない
    • ダイビング体験 というセレンディピティに近いことがあった
      • こういう機会がないと、私のような人間がダイビングをやることはなかったと思う
  • 3泊4日という日程は会社イベントとしては最大長かもしれない
    • 普段休まない私のような人間は4日間も遊んでいると罪悪感が出てくる
      • お正月レベルの休暇になってしまう
    • 3泊4日の非日常感は普段の生活を怠惰にしてしまう懸念がある
      • 遠出の2泊3日は短過ぎる気もしていたが、現実的にはちょうどよいのもしれない
        • 移動時間が2-3時間で済む場所へ2泊3日で計画するのがベストかも?
        • 前泊を使って個々 (または仲のよい人たち) で目的地の近くへ移動して前夜祭をするのもよいかもしれない
  • 昔ながらの家族的な小さな会社の良さ
    • 十数人という人数だとアクティビティ、宿泊、食事などの機会で全員と話せて仲良くなれる
      • 普段の業務で話さない社員間でのコミュニケーションが活性化する
    • 仲良くなり過ぎて最低限の礼儀や職務上の上下関係が薄れてしまう懸念がある
    • 経営者またはマネジメントの視点から社員間のコミュニケーションを増やしたいという意図には即している
      • 社員間で業務以上のコミュニケーションを取れる方が業務の品質はあがる
  • コミュニケーションを取りたい特定社員とゆっくり話す時間を取れる
    • 上司や同僚と飲むイベントがほぼなくなった昨今では1-2時間といった時間を設けて雑談する機会がない
    • 一緒の部屋に宿泊した、もと同僚の先輩とは毎晩 (3日間) 2時間ほど寝る前にビールを片手にいろいろな話しができた
    • 同じチームの上長である CTO とも車の移動時間で2-3時間ほどいろいろな話しができた