結果的にあまり降らなかったのだけど、雨降る降る詐欺にあって今日の運動はお休み。

社宅の家賃

先月 社宅の法人契約 を締結し、引っ越し して住居を社宅化した。社宅化の issue の作成日が2020年8月1日とある。約4年に渡り、社宅にしたいなぁと思っていた悲願を成就した。一般論としてオーナーから過去3年分の決算書を求められることから4期目以降が法人契約しやすいといえよう。

当初は家賃が安くて間取りの広いところに住もうと考えていた。先延ばししているうちに、経営セーフティ共済を上限まで支払ったら会社の財務にも余裕ができてきて、気付いたらオフィスの近くに住もうと思うようになった。倹約家ではないが、私は基本的にお金の使途がない。住居のような、生活環境に投資するのは中長期でみるとよいんじゃないかと考え方も変わってきた。親が高齢で体調もよくないことから、いつ要介護状態になるかわからない。田舎は車がないと生活できないから、親が要介護状態になったら田舎で面倒をみるには限界がある。そのときに親を呼んで同居できるよう、部屋が2つある 1LDK に住むことにした。

社宅の家賃は全額会社の負担になるわけではなく、50%または No.2600 役員に社宅などを貸したとき に記載されている次の計算式で算出された金額のどちらかを選択できる。

役員に貸与する社宅が小規模な住宅である場合
次の(1)から(3)までの合計額が賃貸料相当額になります。

(1)(その年度の建物の固定資産税の課税標準額)×0.2パーセント

(2)12円×(その建物の総床面積(平方メートル)/(3.3平方メートル))

(3)(その年度の敷地の固定資産税の課税標準額)×0.22パーセント

この計算式で家賃を算出するにはマンションと敷地の固定資産税評価証明書を入手する必要がある。賃貸契約者は市役所へ行くと入手できる。証明書を入手したものの、書類の数字の見方がわからなかったので税理士さんに計算してもらったら、私が会社に支払う家賃は家賃総額の約9%になった。残りの91%を会社が経費として負担する。

私が入居した部屋の固定資産税評価額は520万円とある。2018年1月築とあるので6年半ぐらい経過している。6年分の減価償却を考慮すると、もともとの部屋の価格は1000万円程度なのかな?まだ住み始めたばかりだからこのマンションを気に入るかどうかはわからない。もし気に入ったとしたら、4年ほど住んでさらに減価償却が進んで購入できたりしないかな?とか考えられるようにもなった。そのぐらいのお金を払えるよう会社の財務を安定させたいという目標にもなる。人口推計から兵庫県で2050年時点で、2020年の人口を維持できる地域は神戸市中央区のみ (102.6) だと試算されている。次いで、灘区 (93.1)、西宮市 (90.9)、兵庫区 (89.4) と続く。このまま中央区に住み続けるというのは人口推計からも合理的な選択にも思える。