ベテランはレガシーを保守するべき?
今日の運動は縄跳び(両足跳),散歩,ジョギング,ハンドグリップをした。統計を 運動の記録 にまとめる。夕方から疲労が腰にきて熱が37.1度あって、公園で軽く運動して帰ってきて測ったら38.2度になってた。珍しく熱が出ている。熱はあるけれど、とくにしんどくはない。
問題だらけのプロダクト⌗
お手伝い先のうちのチームに春から入っている若者がいる。いま私が作っているプロダクトは、その若者がこれまで保守してきた旧プロダクトからのリプレースになる。一方で旧プロダクトも顧客に広く提供していることからお客さんが新プロダクトへ移行するまでは保守していかないといけない。たまたま旧プロダクトの保守をやってパッケージングしたら致命的な不具合が発生しているらしい。その issue をみて、今後はその若者が独りで保守するのではなく、うちのチームとして他のメンバーも保守していく体制に変えていくつもりではある。
そこでたまたま issue をみたので私が介入して少し調査した。驚くほどひどいプロダクトで xhr リクエストが失敗したときにまったく無関係なライブラリのワーニングダイアログが表示される。社内のコンサルタントが検証したらそのワーニングダイアログが出ましたと issue 登録していて、アプリケーションのエラーの情報はなにもない。実運用で xhr リクエストが失敗する可能性があるのは当たり前の話しなのに ui のカスタムエラーハンドラーは未定義という状況だった。こんなレベルのプロダクトをよく顧客に提供できるなと呆れてしまった。
ローカルの開発環境の構築方法などもヒアリングして、私が整理して他のメンバーでも開発できるようにしていこうと考えている。そのヒアリングをしていても、その若ものも自分しか環境構築できないレベルらしく、ドキュメントも更新していないと話していた。いくら保守するだけと言っても最低限の品質に達していない。旧プロダクトも保守できる体制を作らないといけないと私は考えていて、いまの新プロダクトの開発が落ち着いたら私が積極的に介入して整理整頓をしていきたいという意志を固めた。
「清潔感」の身につけ方⌗
私はこれまでに服装や身だしなみなどに気をつかったことは一度もない。基本的にはユニクロの服を着ていてそれで十分に満足している。最近は業後にすぐ運動へ行けるよう、ヒートテックとジャージでオフィスで働いている。社交的でもないし、人と会うのもコミュニティイベントや勉強会ぐらいしかないのだからそれでなんの問題もなかった。しかし、今後は経営者としてマーケティングをしていかないといけない。ピッチで話す機会もあるかもしれないし、金融機関へ行って融資のお願いをする機会もあるかもしれない。そのときに最低限の「清潔感」のようなものがないと相手に不快感を与えてしまうのかもしれない。
中年男性というのは、ただいるだけで鬱陶しい存在になりがちで、当然ながら自分もその例にもれない。それでこの数年は、おしゃれでなくても「清潔感」はできる限り維持したいと思っている。そういう消極的な動機で、ファッションに関する実践が続いているのである。
たまたまあんちぽさんの日記を読んでいて、私も中年男性は存在そのものが忌避される対象だと認識している。そして経営者としての振る舞いを考えたらこういう視点ももつ必要があるかもなと再認識した。以前、あるイベントで日本酒コミュニティのメンバー募集をしていて対象年齢を40歳未満としていた。主催者がその理由をおっさんがくるとうんちく語って鬱陶しいと赤裸々に話していて、まったくその通りだと同意するものの、40代のおっさんがその場にいて直接的に年齢で言及されると気分がよくない気持ちもあるなと思った。その話題についてただ話したい動機であっても、おっさんは若い人に長話をしてはならない。これは私も常々気をつけていることではある。一方で話しを聞いてほしいという相反する気持ちもある。
閑話休題。おっさんは存在そのものがネガティブとなるため、そのネガティブさを少しでも緩和する努力をおっさん自身がしないといけない。そういうスキルやプラクティスを学んでいく姿勢も経営者としては求められるように日記を読んでいて感じた。