1時半に寝て3時に起きてもう1回起きて6時半に起きた。

interface はデシリアライズできない

昨日の続き 。rbac なライブラリを使ってアプリケーションを実装していく。ログイン時にユーザーにロールを割り当ててセッションにロールを保持するのが都合よさそうに思えた。ロールの実装で一部の型は interface にして後から拡張できるような設計にしていた。例えば encoding/json ライブラリだと、Marshaler/Unmarshaler の interface を満たすことで任意の json のシリアライズ/デシリアライズをフックできる。調べたり、実際に動かしていていて気付いたのだけど、interface の場合はシリアライズは任意にできるけど、デシリアライズはできない。当たり前と言えば当たり前だが、interface を満たす複数の型がある中で json ライブラリがどの型でデシリアライズしていいか判別できないからだ。当初の interface を用いた設計が誤りだったことに気付いて、一部の型を汎用の構造体で設計し直すようなことをしていた。

またデシリアライズするときに一部の値を初期化したいといった要件がある。例えば mutex を初期化したい。このときに処理の内部で派生型を宣言して、それにキャストした上でデシリアライズの処理を実行した上で差分の処理を実装するというテクニックを学んだ。スコープが限定されて、コードがシンプルになって保守性も高い、久しぶりに頭のよいスマートなコードをみた。

func (r *Role) UnmarshalJSON(b []byte) error {
	type Alias Role
	if err := json.Unmarshal(b, (*Alias)(r)); err != nil {
		return err
	}
	r.mu = &sync.Mutex{}
	return nil
}

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。前回の所感はここ 。今日は参加者が2人だけだった。コワーキングスペースを運営するコワーキングスペースマネージャーの連携を強化することで、コワーキングスペースの付加価値が上がったりしないか?といった内容を話したりしていた。コワーキングスペースマネージャーは、普通はお仕事で自分のコワーキングスペースにいないといけないから、なかなか他所のコワーキングスペースへ訪問すること自体が難しい。コワーキングスペース同士の連携により、お仕事でコワーキングスペースマネージャーが自分ところのコワーキングスペースの利用者を連れて、他所のコワーキングスペースへ訪問して、そこでイベントをしたりすればいいんじゃないかという案が出た。

いとうさんがよく コワーキングツアー と称して、全国各地のコワーキングスペースへ訪問して、そこでイベント開催をしたり、その地域の取り組みなどを紹介したりしている。それと全く同じことを、コワーキングスペースの利用者に対してもその付加価値というのはあるかもしれないと私もよいアイディアだと思った。例えば、大阪のコワーキングスペースの利用者を広島へ連れていって、そこでイベントやって交流する。その逆も然り。通常のコワーキングスペースの利用者は自ら広島のコワーキングスペースへ行ってコラボレーションを行ったりしない。いや、いとうさんみたいに自らやる人もいるんだけど、そんな人は対象の利用者ではない。自分からは行かないが、誘われたら行ってもいいかなと考える人 (私もそんな1人だ) を移動させることで、新しい価値やアイディアが生まれるかもしれないと思える。私もいまはフルタイムのお仕事があるから自由に移動はできないが、いずれ会社の投資期間に入って、自分でスケジュールを決められる状況になれば、コワーキングツアーにも出掛けてみようと思う。

あと勉強会やイベント以外でコワーキングスペースで出来ることはないか?という話題でも盛り上がった。私は主催者の準備が大変だと出来ないから、主催者のコストが低いものという視点から考えて猫コワーキングがいいんじゃないかと提案してみた。ある週だけコワーキングスペースに猫が10匹ぐらいいますといった取り組み。課題は猫をどこから連れてくるかだけだが、そういう機会があれば確かに私も行ってみたい。そのアイディアの発散で非日常の体験ができるような取り組みがよいんじゃないかとまとめられていた。

  • 猫コワーキング (猫がたくさんいる)
  • 深夜コワーキング (深夜に開いている)

深夜コワーキングスペースのモデルとなる 弐拾dB さんというコワーキングスペースが広島の尾道にあるらしい。23-翌5時という営業時間だという。いとうさんが絶賛していたのでおもしろいオーナーが運営されているのだと思う。そのオーナーが執筆したエッセイの 頁をめくる音で息をする を購入してみた。