23時に寝て5時に起きて6時半に起きた。ストレッチで伸ばしたせいか、いつもよりよく眠れた。先週は主に旅行へ行っていて非日常でリフレッシュした。今朝は朝ご飯に野菜サラダを作って食べて7時半には家を出れた。

非同期の ldap 検索の api

先日送った go-ldap の pr を完了した。送ったときはチャンネル用いた検索 api だったのだけど、それから設計を議論して非同期検索を主とした api として生まれ変わった。レビューに1ヶ月を要したものの2人のメンバーから approve をもらって無事にマージされた。

この一歩は大きくてこの機能を突破口にうちらの要件に足りない機能を実装していく。プロトコル部分の修正が過去の draft 実装から参考にできるのであれば今週中にはまた pr を送りたい。

mongodb の unmarshal 実装

mongodb-driver での bson の marshal/unmarshal を実装する。mongo-driver/bson に unmarshal について2つの interface が紹介されている。

type Unmarshaler interface {
	UnmarshalBSON([]byte) error
}

type ValueUnmarshaler interface {
	UnmarshalBSONValue(bsontype.Type, []byte) error
}

bson の byte 列を unmarshal するにあたり、構造体そのものには UnmarshalBSON() を、構造体のメンバーには UnmarshalBSONValue() を使う。これでうまくいきそうに思えたのだけど、interface を介したデコード処理で意図した振る舞いにならないことに気付いた。mongodb-driver は decode/unmarshal 処理を reflect を使って実装している。要件の詳細は省く (interface を使いたい背景がある) が、再現コードが次になる。

type MyInterface interface {
	MyFunc() error
}

type MyType struct {
}

func (t *MyType) MyFunc() error {
	return nil
}

var tMyInterface = reflect.TypeOf((*MyInterface)(nil)).Elem()

func some(v reflect.Value) {
	f := v.Convert(tMyInterface).MethodByName("MyFunc")
	fmt.Println("got", f)
	fmt.Println("=========")
}

func main() {
	t1 := &MyType{}
	some(reflect.ValueOf(t1))
	// the zero value of an interface is nil
	var t2 MyInterface
	some(reflect.ValueOf(&t2).Elem())
}

このコードを実行すると次のエラーになる。

panic: reflect: Method on nil interface value

ドキュメントにも interface の nil の値を呼び出すと panic するよと書いてある。

Method returns a function value corresponding to v’s i’th method. The arguments to a Call on the returned function should not include a receiver; the returned function will always use v as the receiver. Method panics if i is out of range or if v is a nil interface value.

https://pkg.go.dev/reflect#Value.Method