18時から20時半ぐらいまで寝て、それから晩ご飯を食べに出掛けて、23時頃に戻ってきてまた寝て、4時に起きて、6時に起きた。出張の初日は不規則な寝方になる。

定例会議とふりかえり

リリースまであと3週間。一部の開発がまだ完了していないことに大きなストレスと懸念を感じつつ、進捗はしているそうなのでその対応が完了するのを待つ。いまは日々の進捗や発生する事象に注意を配りつつ、メンバーは QA レベルのテストを、私は淡々とリリースの準備をしている。外部からアクセスできるプライベートなコンテナレジストリを docker hub でお金を払うか、自社で運用するかの決めの問題や外部向けにドキュメントを公開するための決めごとなどを確認したりしていた。

毎月のマイルストーン終了後にふりかえりをしている。今月は対応した issue のうち、70%超を私が fix しているのであまり話題がないかなぁとか思っていたけど、全然そんなことはなく、活発にふりかえりのコメント (付箋に書く) が出てよかった。当初は付箋に書いた内容に対して関心のあるものをメンバーに投票してもらっていた。そして、メンバーの関心の高いマークがたくさん付いたものから掘り下げて聞くようにしていた。最近は3人でふりかえりをやっているため、すべての付箋をみていっても10個未満程度、すべてヒアリングしても時間がちょうどよいので投票をやめた。そうすると、メンバーが自分のやったことや思ったことを他者へ話す機会になっていて、これは内省を促す意図でとてもよいことじゃないかと思うようになってきた。

ふりかえりをしない人やチームは成長しない

これは私の持論だ。うまくいかなかったときにふりかえりすると、当事者が嫌な気持ちになったりしんどかったり、責任を感じたりとネガティブなイメージから、私の経験則ではふりかえりを行わないチームの方がずっと多かった。こういう小さい積み重ねを継続的にやるのは後になってその人の価値観や成長に影響を与えるのではないかと最近は思う。うちのチームでは厳しく責任追及はしないのでメンバーが率直的にこれができなかったとふりかえることはできるようになっているとは思う。

ふとふりかえりをしていてこんな言葉が私の口から出た。

作業の進捗をストリームとして確認できると嬉しい、ストリームを眺めているとメンバーが考えているのかどうかが分かる

エンジニアリング組織論への招待 に次のような節がある。

「悩む」と「考える」の違い

「考える」は行動であり、「悩む」は状態なのです。考えているのであれば、それはメンターがその行動を見ることができます。しかし、「悩む」であれば、メンターは心の状態を観察することはできません。

悩んでいる状態は手が止まっていて、頭の中で思考がぐるぐる巡っていて、もやもやしている状態。考えているとは、課題を書き出したり、分解したり、調査したりと忙しく行動していると言える。当然、考えないと優れた品質のアウトプットは出せない。正に私がやっている課題管理も、そのための課題管理システムも考えていることを確認・監視するために有効な手法とシステムであることが伺える。チームのふりかえりをしながら、そういった話しをメンバーに共有したりしていた。