1時に寝て7時に起きた。起きてからドラクエタクトをだらだらやってて10時前に起き上がってそれからオフィスへ行って活動してた。

リファクタリングのリファクタリング

昨日書いたマージリクエストの変更点についてドキュメントの更新だけしようと作業していたら、その後、一緒に修正した方がよい追加の機能拡張に気付いて3時間ほど追加の実装をしていた。その後、お昼ご飯を食べているときに午前中に書いた実装を改善した方がよいところに気付いて、さらに追加で1時間ほどリファクタリングしていた。コードを書いていて、一旦はできたつもりになってその時点ではよさそうに思うのだけど、時間が経ってから考え直すと考慮漏れやもっとよい実装のアイディアを思い付いたりする。私の頭が悪いだけかもしれないが、最初からよい実装や設計を行うことは多くの人にとって難しいことだと思いたい。何度も考えて作り直したり改善したりしているうちにもっとよい方法に気付く。

多くの開発者はもっとよいアイディアを思い付いたとしても実際にリファクタリングをしようとしない。動いているコードを修正して壊れるリスクや他に優先度の高い作業があるとか、いろいろやらない理由を言う人たちもいる。私はそのやらない理由を議論している合間にリファクタリングしてしまう。というのは、誇張した比喩で実際にはもっと時間がかかることもあるけど、設計も見直す数千行レベルの変更を気軽に行う。もしそれで壊れたらどうすると聞かれてもシンプルに謝るだけ。謝ってから直す、テストを書く、再発防止のための仕組みを考える。やることはそれだけ。問題のあるコードを見て見ぬ振りをする開発者の方が普通という感覚がある。10年以上開発をやってきて思うこととして、そういう価値観を上位の開発者が壊していって模範を示すことがよい開発文化への第一歩となる。しんどいことに対して口だけでは人は動かない。個々の開発者が問題だと思ったらどんどん書き直していく、リファクタリングしていくという文化は一朝一夕ではできない。そういう開発文化を醸成していくと大きな技術的負債が溜まるといったことはなくなるのではないかと考えている。