4時半に寝て11時に起きた。午後から go のコードをリファクタリングしてた。平日はメンバーの issue を監視して困ってたらコメントしたり、マージリクエストをレビューしたり、管理画面の振る舞いを検証したりと、コードを書いていても途中で作業がちょくちょく中断する。休日にコードを書くとその中断がない分、いつもよりかなり捗った。リファクタリングに思いの外、時間を取られている気がしたのはそのせいもあるか。

mongodb の view 作成

実はこれまで mongodb を扱ったことがなくて今回初めて触っている。とくに難しくもないのだけど、ドキュメントを探してやりたいことを調べたり、デバッグや開発のためのツールとしてどういうものがあるかといった知見がない。ないものは仕方ないので1からドキュメントを読みながら開発というか、リファクタリングをしている。mongodb そのものの知見はなくても、様々なデータベースを操作する開発をしてきたのでやりたいことに対して実装方法はいくつか検討がつくし、その実装を支援するための機能もあるはずだと予測がつくので探すのも早い。

ある collection から複数のデータ構造のレスポンスを返すような処理がある。こういったものは view を使うとうまく整理できると知っているので調べると mongodb view が提供されていることがわかる。3.4 から追加されたらしい。いまクエリの中で aggregation pipeline を書いている処理のいくつかは、あらかじめ view を定義してクエリすることでインフラ層を堅牢にした上で実装もシンプルにできる。さらに 4.2 から on-demand materialized view が追加されていて、標準の view と比較して aggregation pipeline の計算結果をディスクに保持するのでパフォーマンス上のメリットがある。元データの更新が頻繁でなければ on-demand を使った方がよいのだろうと推測する。

またこれまで mongodb の管理画面に mongo-express を使っている。view の振る舞いを確認しようとしたところ、どうも view には対応していないようにみえる。web ベースの管理画面を他にも探してみたが、どうも他に適当なものがない。mongodb が公式に compass というデスクトップアプリケーションの gui クライアントを提供している。macos なら brew からインストールできた。

> brew install mongodb-compass

このツールは collection も view も両方扱えるし、クエリやパイプラインも実行できて機能も充実している。web ベースじゃないとインフラとして共有はできないところだけが残念なところ。それでも開発する上ではとても強力なツールにみえる。適当にデータをインポートしたり、テストで aggregation pipeline を作成してみて、それをエクスポートして view を生成するときのスキーマ定義も作ることができた。ui も洗練していて、こんな優れたデスクトップアプリケーションは久しぶりにみたと思うぐらい感心した。