0時に寝て何度か起きて7時に起きた。金曜日は普通の週でも疲れているが、今週はハードだったからさらにバテバテ。

隔週の雑談

顧問のはらさんと隔週の打ち合わせ。オフィス移転に伴う諸々を雑談したり、おもには夕方から講師をしてもらうフロントエンド勉強会の最終確認のようなことをしていた。

フロントエンド勉強会

私がマネージャーとなって今月決めないといけない大きな意志決定の1つにフロントエンドの技術選定がある。とはいえ、私はフロントエンドに関して素人なのでなにかしら取っ掛かりがほしい。その参考の1つとして、はらさんにお願いして技術選定というテーマでフロントエンド勉強会を開催してもらった。感謝。いまお手伝い先では私が毎週チーム勉強会を行っている。これも1ヶ月以上続けている。そろそろ定着しつつあってチーム外からも毎週数人が参加してくれるようになってきた。勉強会という開発文化の取り組みとしてもちょうどよいように思ったのでお手伝い先も巻き込んで講師だけ社外の人が務める勉強会となった。結果は15人以上参加してくれて質疑応答も盛り上がってよかったと思う。

State of JS アンケート (ここは翻訳されたサイト) という、主にはフロントエンドの開発者の調査結果がある。これはフロントエンドの開発者のみのアンケートなので偏りはあるだろうというのも考慮しつつ、最近のトレンドを理解する上でよさそうに思えた。React をデファクトスタンダードとして、対抗する候補に Svelte のみを私は考えていたが、もう1つ Solid を加えてもよいのではないかとアンケート調査をみていて思うようになった。

私にとってもっとも参考になった技術選定の考え方としてリニューアルを前提にフロントエンドを作るというもの。技術選定で難しいことの1つは、いま流行っている技術が未来もそうかどうか誰にもわからない。未来に人気がなくなって保守されなくなって開発中止となり、フロントエンドの作り直しを強いられることを避けたいという心理や懸念は一般的だと思われる。その懸念を逆転の発想をもって、例えば、作ってから3年経ったら既存のフロントエンドはすべて捨てて作り直すと決めておけば多くの悩みは解消される。こういう言い方をすると多くのフロントエンド開発者は怒るかもしれない。私にとってはプロダクトのコアはバックエンドであってフロントエンドはそうではない。だからフロントエンドはそのときの流行りの技術で動けば何でもよいという考え方は納得感が高い。

創立記念日

今日が会社の創立記念日。無事に3周年を迎えた。いつか創立記念日をお休みにしたいが、未だそのときではない。

2年目は大きな失敗も経験して経営やキャリアの両方で反省する機会にもなった。その過程でうちの会社はなにをやるのかという基本方針とプロダクトの種のようなものができた。3年目はプロダクト開発の前段階としての実証実験のようなことを実際のお客さんの業務を通じて行っている。しかもそれがいま2社目。会社を作ったときに最初の10年間のステージを3つに分けた。そしてそのステージにおけるフェーズ1の終わりが近づいていて、目標としていたことも達成の見込みがたっている。うまくいけば来年の中旬以降から実証実験の結果を踏まえたプロダクト開発に移っていけるかもしれない。そうなればフェーズ2に移行する。起業してから3年経ってもありがたいことにお仕事はあるし応援してくれる人たちもいる。周りの人たちに恵まれていて感謝することも多い。過去の自分がやってきたことに自信をもっているからその人脈も継続できているし、少しずつ新しい関係性を作っていくことにも注意を払っている。あと何年働けるだろうかと考えることもしばしばある。もうそんなに長くないこともわかっているので悔いのないよう挑戦していきたい。