技術選定の根拠
0時に寝て5時に起きた。夜中に目覚めたかどうかはわからないぐらいにはたぶん寝てたと思う。
go の http フレームワークの選定⌗
net/http で実装していた web api サーバーにフレームワーク導入しようかと考えている。いままでは認証・認可を外部で行う想定だったが、やっぱり api サーバーに実装した方がよいだろうと要件を再確認したので routing と middleware を再利用できるフレームワークを使うメリットが出てくる。net/http 上で直接 routing, middleware を実装するのは別に難しくないから自分で実装すればよいという考え方がある。一方で誰が実装しても大して変わらないものを車輪の再発明する必要があるのかというところに私は懸念に感じる。また context があとから標準ライブラリに追加されたため、net/http の HandlerFunc は context をシグネチャにもっていない。リクエストコンテキストをもっていないのが net/http の欠点だと私は考えていた。しかし、調べてたら NewRequestWithContext が追加されていてハンドラーではなくリクエストからリクエストコンテキストを扱えるようになっていた。これは私の勘違いだった。
フレームワークを使おうと決めて難しいのはなにを選ぶか。最近の流行り廃りや動向を私は知らないので基準がない。たまたましぶかわさんの記事をみつけて読んでいた。
この中で紹介されている chi か echo のどちらかにしようと直観で決めた。echo は以前 go の勉強会をしたときにいけうちさんが採用していたのでよく覚えている。そのときの話しを聞いていてもよさそうにみえた。たまたま echo のサイトをみたら Shiguredo さんのロゴがあって驚いた。スポンサーをされているらしい。chi はまったく知らない。どちらも十分によく使われていて middleware も揃っているフレームワークにみえる。本質的にはどちらを選んでも構わない。一方でマネージャーとしてどういう調査をして、どういう根拠で、どの技術を選定するのか。メンバーに対して説明責任を果たすためにこの2つのフレームワークの調査をすることに決めた。私自身がどちらもフレームワークも使ったことがないので軽くコードも書いてみてどんな雰囲気なのか感触を掴みつつ、フレームワークのソースコードも読んでみようと思う。