1時に寝て7時に起きた。

2つ目のサービスイン

スプリントの最終日が今日になる。しかし、今日はサービスインの作業でバタバタしているので主要な開発者は運用サポートしたり、PO もシステムの切り替え対応で fix したタスクの検証ができないといった理由でこれ以上タスクを進捗できそうにないことを容易に想像できた。スプリントゴールに掲げたタスクのうち、9項目中2つしか完了してないという状況だった。ちょうど夕方にスクラムのふりかえりもあったので、今回のスプリントは一体何なの?みたいな懸念から始まって、やる必要があるのかないのか曖昧な優先度設定はよくないという意見が出ていた。サービスインする週にスプリントをやるのもおかしいというのは前回も私はコメントしていたんだけど、今回も全く同じことが話題に出ていて、過去の失敗から学ばないチームになってた。

個人的に、開発のマネジメントにおいて、できもしない (やる気もない) 納期を設定するのが嫌い。私が古い人間なのかもしれないけど、納期が設定されてそれが大事なんだと認識したらどんな手段を使っても納期に間に合わせようとする。例えば、泊まりがけで開発したり、深夜早朝・休日に開発したり、大事なんだったら間に合わせる。しかし、労力を払って間に合わせたものの、他のメンバーやタスクはそうじゃなかったりして、遅れても何も起きないとがんばってやった人がしんどかっただけで終わる。過去にそういう状況を何度も経験してきてやる気をなくすことが多かった。

もてなしだけではもう食えない

第6章 営業予算の使い方

米国帰りのマーケッターという新たな登場人物。学部から米国の大学に留学すると米国史を英語で学ぶのが大変みたいな余談が出てくる。日本史は2000年を長く薄く勉強するが、米国史は200年しかないから内容が濃いのと最近の話だから史料も多く細かい史実を学ぶ必要があるという。全然、本題じゃないけど、歴史好きの私としてはおやと思えて楽しめた。いくら敏腕なマーケッターでも業務知識がないと空回りしてしまう。マーケティングの精度をあげるために必要ならば、その教育コストもマーケティング予算から捻出すべきだといった話しも出てくる。普段、会計システムに勘定科目を調べながら経費を入力している私にとってはなるほどなぁと、またまた本題ではないところで感心してしまった。

統計学のp値が5%以下ということは95%の確率でそのデータ上の差が実際に起き得る確率を表す。統計学は大事だとか、エクセルを駆使してデータ処理しろとか、そういう話題も出てくる。あとは古典的なマーケティングの手法として AIDMA モデルが紹介されている。基本的な考え方として知っておいたら役に立つときもあるかもしれない。

  1. Attention (注目)
  2. Interest (興味)
  3. Desire (欲求)
  4. Memory (記憶)
  5. Action (行動)

例えば、Attention は情報誌に広告を出してみてもらうようなフェーズを指す。みてもらったら Interest に移る。口コミの内容で興味をもってもらうとか。興味をもってもらったら Desire として実際のサービスを体験してもらったりしてより強い欲求をもってもらう。一般論として Desire から Action へは間があくこともある。記憶させておいてそれを呼び戻すためのフェーズが Memory になる。最後の Action で成約を得て収益になるといった一連の流れを指す。