0時に寝て4時に起きてドラクエタクトしたり twtter 眺めたりして金朝ツメトギで DX 実践手引書 を読んでた。

スプリントの残チケット

スクラム開発でバックログのバーンダウンチャートを表示させるために、スプリントに対して、同じ期間のマイルストーンを設定するように運用が変わった。運用変更に伴い、バーンダウンチャートも表示されるようになり、スプリントの進捗状況の見える化が進められた。そのバーンダウンチャートの運用について SM と話していて、私の過去の開発とスプリントの考え方の大きな違いを発見した。

私がこれまでやってきた開発はマイルストーンの日には残チケットがゼロになるように開発していた。開発が遅延してそのマイルストーンで完了しそうにないチケットはどこかのタイミングで次のマイルストーンに先送りさせることで、いまやっているマイルストーンの開発が計画通りに完了するよう調整していた。作業が期限までに間に合わないチケットは早めに検知して報告して対応を検討する。一般論として、遅延したときは期限を延期するか、次のマイルストーンに先送りするかのどちらかしかない。

スクラムの場合、PO はスプリントを中止する権限をもっているが、基本的にスプリントの計画は変更しない。スプリント内でマイルストーンに間に合わないチケットがわかっていても、マイルストーンは変更せず、次のスプリントプランニングまで放置して、次のスプリントプランニングで遅れたチケットの作業を中止するか、引き続きやるかを検討するという。このやり方だと、スプリント終了日 (マイルストーンの日) に遅延して完了できないとわかっているチケットがすべて残ってしまう。当然バーンダウンチャートはバーンダウンしない。

一方でこれまでマイルストーンこそ設定していなかったものの、様々な理由でスプリントでやる予定だったチケットが遅延することは度々あった。それはデイリースクラムで遅れますとか、予想外のタスクが出てきましたとか、そういう報告をもって実運用では次のスプリントに持ち越ししていた。実運用では持ち越ししているのに、マイルストーンを変えるのは計画の変更だからやってはいけないという話しになって、見える化したのにバーンダウンしないチャートがあって、この運用に何の意味があるのだろう?わからなくなった。