師範代としての振る舞い
0時半に寝て6時半に起きた。
課題管理システムの使い方指南⌗
いまお手伝いしているお仕事はスクラム開発をしている。課題管理システムに backlog を使っている。アリエルを退職後、この10年、私より課題管理システムを使いこなす開発者をみたことがない。0-9段階で言うと、師範代として私のレベルが8だとすると、他のメンバーは0から2ぐらいのレベルしかない。このぐらいの差がある。0というのはほとんど使っていないという意味。情報共有とは、メンバー全員がいつでもどこでも同じ情報を取得できる仕組みを確立した上で、情報の提供側ではなく、その情報を必要とする受け手が常に最新の情報を取得し続ける運用ができて初めて成り立つ。情報共有を成功させるには受け手の意識の問題が大きい。まずメンバー全員がやっていない時点で情報共有の価値が大きく毀損する上に、受け手が自律的に検索して最新の情報を取得するようにならなけば実務において生産性を向上させることにもつながらない。
役に立つ情報がないから検索しない、検索しないから役に立つ情報を書かないは表裏一体だ。まず役に立つ情報を溜め、受け手が検索して情報収集するようになり、検索の精度をあげるためにカテゴリやタグでラベリングし、業務に活かすために最新情報を更新するようになる。これをチーム全員でやるようになるのは一朝一夕ではできない。
そのため、私は課題管理システムの運用に関して特異な開発者である (言うてもアリエルなら普通) という前置きをした上で、チームの開発者も非開発者も課題管理システムをうまく使えていない。私が課題管理システムをどう使っているのかをみて、開発者が真似して同じように使い始める。そして、非開発者向けにはどう使えばよいかというプラクティスを機をみて提案したり啓蒙したりしている。これは半年から1年かかる作業だと見積もっている。というのは、私が半年ぐらい働いて実践的な課題管理システムの使い方をみせないと多くの人は学べない。半年ぐらい経って、普段私がやっている価値はどういうものかを実際の実務で理解した後、模倣者がやり始めて慣れてくるのに半年ぐらいはかかる。お手本をみせるのに半年、模倣するのに半年で1年かかる。いろんなチームを指導してきたのでチームがどのような学習曲線を辿るかは概ね推測がつく。これをコンテンツにしてビジネスしようといまは考えているので、こういう実践的な機会にコンテンツとしてのノウハウも溜めていこうと考えている。
みかん⌗
実家からみかんが送られてきた。実家で作っているみかんなのかな?なんか微妙に腐り始めようとしている雰囲気もある。お正月に帰ったときから実家に置いてあったやつだろうと思う。段ボール箱の空きスペースを埋めるために入ってた 「りんちょこ」 というお菓子を初めてみた。冬季限定らしい。軽く食べてみると思いの外おいしい。えびせんべいをチョコレートでコーティングしていてチョコフレークの食感に近い。チョコフレークが好きな人にはうけると思う。お土産にもよさそう。
会員制バー⌗
オフィスの郵便受けに KOBE SALON S という会員制バーのチラシが入っていた。新規会員を募集しているらしい。個人だったら全く興味はないけど、経営していると接待する機会がたまにある。前に顧問さんに経営コンサルティングを受けたときに交際費が少な過ぎるという指摘を受けた。交際費は5年後10年後のお仕事をとるための先行投資もしくは調査費用のようなものだという。そこで今期は交際費の予算に30万円を見積もっているが、現時点で46,971円しか使っていない。4月までにあと2-3件は飲みに行くあてはあるけど、このままいくと30万円は消化できない。コロナ禍というのもあるけど、何もしないと私は交際費を使わないので積極的に使っていく仕組みを作らないといけない。その一環として会員制バーは接待にいいかもしれない。すぐ退会するかもしれないけど、チラシをみた縁で入会してみる。