3時ぐらいまで本を読んでて、それから寝て8時に起きた。

USB-C の電源アダプター

大晦日、高速バスの乗車待ちの列に並んでいるときにふと気付いた。macbook の電源アダプターを持ってくるのを忘れた。その後の予定も詰まっていたので今更取りに帰るわけにもいかない。これまで10数年帰省してきて1度も忘れたことはなかったが、人間の注意力に頼っていると、いつかは失敗するというよい事例だ。完璧に自分の不注意で電源アダプターをバッグに入れ忘れた。反省はあとでやるとして、列に並びながら amazon のサイトをスマホで開いていた。検索すると、手ごろな価格帯で類似品がいくつか出てくる。調査する時間の余裕がなかったのであまり迷わず互換性があると書かれたものを選択した。3,588円。12月31日の15時過ぎに注文して1月2日の9時半に実家で受け取った。見た目は macbook の電源アダプターとほぼ同じ。この日記は購入した電源アダプターにより充電開始した macbook で書くことができた。お正月にも関わらず届けてくれた物流センターや宅急便の関係者に感謝。

バッタを倒しにアフリカへ

時間があるのと中盤を過ぎたのもあって一気に「第7章彷徨える博士」「第8章「神の罰」に挑む」「第9章我、サハラに死せず」「あとがき」と読み終えた。本書を読み終えてから著者のブログ記事である 『バッタを倒しにアフリカへ』行き、必殺技を見つけてきました を読むとまた違った印象を受ける。本書は著者の研究成果として論文を書くための、下積みの期間の物語と言える。アフリカへ行き、フィールドワークを通じてバッタのデータを収集し、研究資金が底をつきながらも著者の熱意や活動により、研究資金を得て、研究に専念するための環境を、文字通り、自ら作り上げていったという、言わば、著者がこれから評価を得るであろう研究の序章のような位置付けになる。あとがきでも研究内容の詳細は意図的に書いていないと書かれており、それは論文として提出できていれば詳細を書けるが、執筆時点では論文を完成させていなかったので詳細を伏せたとある。

著者は研究資金を得る活動の一環として広報活動やネット上の露出もあったため、そういう活動は時間を取られるため、研究に集中できない期間もあったことが伺える。2018年からSNS断ちして3年間、研究に没頭して論文を仕上げたというのも理解できる。また SNS でファンが増えるにつれ、誹謗中傷も増え、多くの励ましよりも数少ない誹謗中傷で傷つくといった話題も出てくる。私も SNS は時間の無駄だと考え、なるべく利用を減らそうとしているが、暇なときや時間つぶしにはよいサービスであることも確かでなかなか SNS と縁切りするところまではいけていない。

閑話休題。後半は著者の熱意に感情移入して研究がうまくいくといいなと応援しながら読み進めていた。研究がうまくいきそうな雰囲気のところで本書が終わってしまう。おそらく論文発表を一通り終えたら詳細も含めて続編を書いてくれるようだが、それはもう数年、もしかしたら10年以上先のことになるのかもしれない。著者は1980年生まれと私と1つしか違わない。40歳を過ぎて、私も周りもミドルエイジクライシスに悩む人たちをみかけるようになった。本当に価値のあることや世の中の役に立つことを研究できるのは著者にとっても幸せなことだろうというのがひしひしと伝わってくる。誰でもできるお仕事は基本的に受けるつもりはなく、自分の目指すキャリアにつながるお仕事、もしくはやる価値があると自ら判断したお仕事しかしないようにこの1年で方針を調整してきた。なにか新しいことに挑戦してみようという人にとって本書は勇気をもらえる内容だったと思う。

お風呂

実家の近くで うずしお温泉 という温泉が湧いていて、実家に帰ると銭湯へ行く感覚で温泉に入っていたりする。昔からあまり温泉を特別なものに感じていないのは地元にあって珍しくなかったからかもしれない。夜に入りに行って出てから少しストレッチをしてた。