0時に寝て5時に起きて2度寝して7時半に起きた。マンションより実家の方が部屋の中は寒い。

古札の返納

うちは厄年を気にする家で親が厄払いにいかないとうるさいので前厄・本厄・後厄の3年間、毎年厄払いのお札を授かっていた。近所に 薬王寺 という厄除で有名なお寺がある。今年は後厄のお札を返納するだけなので時間もかからずすぐに終えることができた。その後、ついでに初詣も行こうかと おのころ島神社 に行ってみた。参拝するのに100-200人ぐらい並んでいた。そんなに列も進むようにはみえなかったのでたこ焼きだけ買って離脱した。初詣はまた神戸に戻ってからにしよう。

バッタを倒しにアフリカへ

家に戻ってきてとくにやることもないのでテレビを眺めながら本を読む。「第4章裏切りの大干ばつ」「第5章聖地でのあがき」「第6章地雷の海を越えて」を読んだ。macbook の電源アダプターを持ち帰るのを忘れてきたのでスマホで kindle 本を読んでいる。これまで読んだことなかったけど、他に利用できるデバイスがなかったら読めるもんだなと小さい画面に少ない文字ながら読み進めた。

印象に残った内容を書いていく。干ばつで国中が大変な状況でもモーリタニアは隣国の難民を受け入れていたというエピソードが出てくる。イスラム教の宗教的背景などもあるんだろうなと思いながら読んでいた。日本はいま自己責任が強くなってしまって若ものが困窮していても助けを求めないというニュースを見かけたりもする。一面だけをみてどうこう言うのも適切ではないけど、豊かさとはなにかを考えさせられた。フランスの研究機関へ行った時にファーブル昆虫記のファーブルさんの生家を尋ねたエピソードも出てくる。私はファーブルさんのファンでもないのでとくに感銘を受けることはないけど、著者の思い入れが伝わってくるのでよかったなぁと思いながら読んでた。その後、バッタの群れをみつけて追跡するところとか、1-2年かけて調査してとうとうみつけたのかなと感慨深かった。現地の人から言うと大した群れではないとか、地雷原の先へ逃げられてしまって途中で追跡を断念したり、不完全燃焼ではあったけど、最初はそんなもんで地道にやっていくしかないというところも現実に即した内容でよかったと思う。