朝から晩まで多忙な一日
0時に寝て5時に起きた。昨日 slack で質問していた内容に5時頃に返信があるのをたまたまみかけた。この時間に起きているんだと思って返信にコメントしてたら別のメンバーからもコメントが書き込まれて、早起きは三文の得みたいな感じで朝5時から slack でやり取りしてた。いま私はだいたい8時から始業している。開発チームの半分ぐらいのメンバーはそのぐらいから始業しているのが課題管理システムや git のコミットログからわかる。このチームは朝早い人たちが多いなと感心した。
朝活: アジャイル開発とスクラム 第2版⌗
2021-11-26 AM 6 金曜朝6時開催のもくもく会 で第6章と第7章を読んだ。第2部は企業において実際にスクラムを導入していったときの四方山話が出てくる。私はあまり他社の事例に興味はないが、対談の過程で本質的に大事なことや難しいことなどがあぶり出されることもあるので、実務を通しての話題も参考になる場合があることは理解できる。大半の事例は実業務で使われているという結論がわかるだけでも十分だと思う。とくに大企業は様々な厳しい制約や要件の中で採用していると推測されるので、それだけで大きなメッセージをもつ。斜め読みでざっと読み進めながら興味のある話題があれば精読するといった程度で読んでた。
大企業あるあるな話しでスクラムイベントを通してお互いの距離感が縮まってうまくいったといった内容があった。開発者からすると距離感の遠近に関係なく、必要なら適切な相手を探し出してコミュニケーションを取るのが普通だけど、みんながみんなそうではないだろうし、(同じ会社の社員でも)よく知らない人とは話さないといった考え方をもつ人もいるだろう。ある人はこれを単純接触効果で説明していたけど、業務ではなく人間の側面からみてスクラムイベントが多いことにも意義があるのかもしれない。
ある事例でスクラムにおいてイベントがたくさんあってそれに参加することでお互いの距離感を縮めたという効果が書かれている。開発者は気になったことは何でも確認するという姿勢をとりがちだけど、関係者のみんながそうではないというのも理解できる #金朝ツメトギ
— Tetsuya Morimoto (@t2y) November 25, 2021
顧問さんと雑談⌗
隔週で打ち合わせをしている。最近はお手伝いのお仕事が忙しいので今回は雑談になってしまったが、近況としてリーンキャンバス、スクラム実践の話題などを話していた。わりと盛り上がって1時間で切り上げるつもりが1時間半に伸びてしまって、別のお仕事の時間を圧迫したけど、それはそれで意義のある雑談になったので収穫はあった。
ある組織で新規事業を行う上で AARRR (あー) モデル をすごく重視しているといった話題が出た。バケツみたいなイメージがあって、そこに現実の数字を当てはめていってプロジェクト/プロダクトの改善やふりかえりなどに活かしているという。サービスのグロースに責任をもつ人には重要な概念だという。うちのプロダクトはグロースしなくてもよいけど、なんらかのフレームワークに当てはめて抜け・漏れがないかをチェックすることにも使えるかもしれない。世の中でよく使われているフレームワークを調査しておいて損はないと思う。私はビジネスに全く疎いのでリーンキャンバスを通じて、AARRR モデルの話題になって、それがどういった用途で使われているかというお話しは興味深かった。
具体的には AARRR モデルの他に、スクラムの話題からは野中郁次郎氏のオリジナルの論文、大規模アジャイルの方法論などが盛り上がっていくつかキーワードが出た。そういった雑談の中で感性に従って気になったことを深堀りしていくとおもしろい調査や知見になったりすることを経験的に実感しつつある。今後もそういう機会や内容を大事にしていきたい。
カスタム GitHub Actions の開発⌗
先日 調査していたものをベースに、普通にやる方法と カスタム GitHub Actions の compoiste action で実装する場合の検討資料などを作って、カスタム GitHub Actions を実装してよいといった許可をもらった。企業における唯一の懸念は (原則) public リポジトリで運用するところで、CI のような処理に社外秘は含まれないが、public そのものに審査や承認を必要とするような組織では腰が重くなるようなこともあるかもしれない。ロードマップにも private リポジトリでカスタム GitHub Actoins を動かせるようにしようという課題は作成されている。