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1時に寝て6時に起きた。朝活があると起きれるな。
朝活: ミクロ経済学入門の入門⌗
【三宮.dev オンライン】リモート朝活もくもく会 で第5章の市場均衡と第6章の外部性を読んだ。
まず第5章から。用語を次にまとめる。
- 完全市場: 誰もがプライステイカー (自分の生産量が価格に影響を与えられない) である市場
- 社会的余剰: 消費者余剰 (価格より多めに払ってよいと考える金額の和) と生産者余剰 (利潤の和) を足し合わせたもの
- 従量税: 販売する量に応じて一定の金額を納める税
- 例) たばこ税、酒税、揮発油税 (ガソリン)
これまでの章で学んだ内容から価格は需要曲線Dと供給曲線Sが交差する点p*になる。この価格を 市場均衡価格 と呼ぶ。市場全体のよさを測るモノサシとして 社会的余剰 を使う。市場均衡価格に対して価格を上げたり下げたりしたときにできる社会的余剰の差額を 死荷重 と呼ぶ。次の図の C の面積に相当する。
図から市場均衡価格は社会的余剰を最大化させた価格だとわかる。
生産者や消費者に従量税を課すと市場にどのようなことが起きるかを考察する。納税方法として、生産者が納税する方式 (価格に税を含める) と消費者が納税する方式 (価格と税は別) があるが、どちらも社会的余剰が C の分だけ減少するグラフとなり、社会的損失が発生していると言える。余剰の視点からはどちらの方式も全く同じだが、政府が徴税するしやすさの視点だと、相対的に数の少ない生産者から納税する方が管理しやすい。
狙い撃ち課税のダメな点として酒税を例にあげている。ビールの酒税を逃れるために、メーカーは1990年代に発泡酒、2003年に第3のビールを開発した。2016年時点での350ml (1缶) あたりの酒税は、ビール77円、発泡酒47円、第3のビール28円となった。同年、政府はすべて55円へ統一していく方針を発表した。ビールへの従量税が与えた社会的損失として死荷重だけでなく、発泡酒や第3のビールのような劣化ビールの技術開発のコストがあげられる。特定の品目を狙い撃つ従量税は社会的損失を生みやすいと述べられてる。
次に第6章から。用語を次にまとめる。
- 負の外部性: ある生産活動が他者へマイナスの影響を与える
- 例) 公害や花粉症など
- 正の外部生: ある生産活動が市場取引を経ずにプラスの影響を与える
- 例) 電鉄会社が駅や路線を開通させるとその地域に経済効果をもたらすなど
- 限界被害: 企業の生産活動が住民に与える被害の生産量に対する総和の金額
- ピグー税: 住民に補償を与える環境税
- ネットワーク外部性: SNS など、サービスの価値がユーザー数に大きく既存する性質
- 調整ゲーム: 何を選ぶかよりも、他人と同じものを選ぶことが重要な状況
- ナッシュ均衡: 自分の行動を変えると損になるので誰も行動を変えない状況
企業の生産活動が住民に被害をもたらせていた場合、その被害をピグー税を通じて企業が支払う。これを 外部性の内部化 と呼ぶ。負の外部性は社会問題となるが、対して正の外部性は社会問題とならない。
調整ゲームにおいて、一方がもう一方よりも好ましい状態を パレート優位、またその逆の状態を パレート劣位 と呼ぶ。ネットワーク外部性においては優勝劣敗が必ずしも正しいとは限らない。先行者としてユーザー数を獲得し、ナッシュ均衡の座をつかむことが勝ちにつながる。
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今日届いたのでセットアップだけ終えた。Windows アップデートすると次々に更新が出てくる仕組みは昔と変わってなかった。4回再起動した。
前々から Windows マシンがほしいと思っていて、次のお仕事が決まったので思い切って購入することにした。買おうかどうしようかを迷っている心の中の動きのコストというか、検討事項としてずっと残り続けるのもあまり生産的ではないなと最近は思うようになっていた。私が Widnows マシンが必要になった背景はこれら。
- 行政の電子申請・手続きはまだまだ Windows アプリが主流
最近は Windows アプリ版とは別に、Web 版というブラウザベースのアプリケーションが提供されつつあるが、まだまだ黎明期で一部の機能しか対応してなかったり、不具合で macos だと動きませんと障害情報が出てたり、ひどい場合だとブラウザベースなのに Linux はサポートしてませんとか言われたりする。毎年この申請は Web 版で対応したやろか?と調べて、やっぱりまだできんかったと紙ベースの申請に切り替えるときの、調べるコスト (とがっかりするコスト) がしんどくなった。
- VR 系アプリケーションのプラットフォームは Windows
Facebook 社が Meta 社になって、ややメタバースが盛り上がりをみせつつある。Oculus Quest 2 を買ったものの、VR 系アプリケーションは Windows がメインターゲットらしく macos や linux は、現時点ではサポートしていないことが多い。Oclus Link も Windows しかサポートしていない。せっかくヘッドマウントディスプレイを購入したので、そのデバイスをもっと活用するためにも Windows マシンがあった方がよいと考えた。
- Microsoft Teams を使いたい
私の周りでも Microsoft Teams を使うことが増えてきた。ゲストアカウントでも会議できるのでエージェントと打ち合わせするときは Teams を使ったりしていた。社内システムを MS 系のプロダクトで固めている企業は普通に Teams を使っているし、顧問さんから聞く話しでも Teams (と MS 製品とのインテグレーション) の評判はよい。チャットツールを対象としたプロダクトを作っていくにあたり、今後は Slack だけではなく Teams 対応も必須になっていく気がする。実際に私も Slack/Teams 両対応のプロダクトもみかけるようになりつつある。Microsoft Teams を Linux で使えるかどうかは調べてないのでわからないけど、Windows マシンが1台あった方が手っ取り早いと考えた。
- オフィスと自宅にパソコンを据え置きたい
オフィスでは普段デスクトップマシンを使いつつ、macbook をサブマシンとして使っている。自宅で作業するときは macbook を持ち帰ったりしていた。人間はどんどん怠惰になるのでこの持ち運びが面倒になってきたり、持ち帰ってないときにパソコンで作業したくなったりしたときは、オフィスに出かけるといったことをするようになってストレスにもなってた。徒歩でも15分あれば行ける場所にオフィスがあるので、タブレットやスマホでの作業効率を考えたらオフィスに行ってしまう。ラップトップを自宅とオフィスに置いておけるといいなぁとは薄々思っていた。これを機にオフィスには asus マシンを、自宅には macbook を据え置くようにしたい。
データ指向アプリケーションデザイン⌗
9.4 分散トランザクションと合意の前半の2つの節を読んだ。
- 9.4.1 アトミックなコミットと2相コミット(2PC)
- 9.4.2 分散トランザクションの実際
分散トランザクションという扱っているテーマが難しいけど、書いてある内容は1つずつ追っていけば理解できるのでそこまで難しくはない。一言で分散トランザクションと言っても次の2つに大別される。
- データベース内部の分散トランザクション
- ヘテロジニアスな分散トランザクション
前者は特定のデータベースシステムだけで動くので相対的に最適化ができたり、うまく運用できるケースもある。後者は複数のシステムを介した汎用の仕組みになるので2相コミットのような プロトコル を使って アトミックなコミット を保証しなければならない。2PC はコーディネータの障害が運用上の大きな問題となることがわかっている。ヘテロジニアスな技術間での2相コミットの標準を X/Open XA(eXtended Architecture の省略) と呼ぶ。多くの RDB やメッセージブローカーでもサポートされているらしい。Java EE アプリケーションの世界だと Java Transaction API ( JTA )で実装されているらしい。全く聞いたことがなくて、私はいままでこの技術に関わることがなかった。