今回の出張は全国旅行支援で宿泊費が40%オフになっていて、且つ ただいま東京プラス という取り組みで3000円/日のクーポン券が付いていた。
region PAY というアプリにクーポンを登録して QR コード決済で対応店舗で買いものできる。すべてのお店が対応しているわけではないが、普通に周りの飲食店やコンビニなどでも使えた。ちょっとよい晩ご飯の定食を食べて、帰りにコンビニで飲みものを買って帰るぐらいの贅沢ができる。至れり尽くせり。
母の脳梗塞疑いの検査入院 もあり週末に一度帰った方がよいだろうということでレンタカーを借りた。いつもコンパクトというカテゴリで借りると TOYOTA VITZ か HONDA FIT になることが多い。FIT は2-3回目なのでだいぶ車の雰囲気にも慣れてきた。今度から FIT 指名でいいかもしれないと思うぐらいには気に入ってきた。
Go Code Review Comments の勉強会 を前半・後半の2週にわけて読み終えたのでその次に Go Test Comments を読んだ。ちょうど Gopher塾のテスト会 に参加した後だったのもあり、書いてある内容のいくつかは重複していて、記憶に新しかった。開発メンバーがいま書いている単体テストに有効なアドバイスもいくつかあって参考にになったように思う。wiki に書いてあることにすべて従う必要はないものの、簡単にできて役に立ちそうなものはどんどん導入すればよいと私は考えている。
マネージャーとして go 開発のマネジメントをしているため、メンバーの開発者よりは知識やスキルが高くないとコードレビューや適切な指示ができない。2018年ぐらいまで go 開発をしていたが、その後はずっと java 開発をしていたため、最近の go 開発の話題はあまり把握していない。毎週チーム勉強会 (いまのところ、go 開発の話題) をやっていると、チーム外からも開発者が参加してくれるようになった。チーム外からの開発者が go 開発するときの参考にもなるよう、マネージャーのお仕事の付加価値として、組織全体へ go 開発の知識やスキルを提供できればと考えながら働いている。
今回はテストについて話題で7割ぐらいは知っている知識ではあったが、3割ぐらいは最近の話題や静的解析の知見からの深い洞察を話されていてとても参考になった。知っている知識でも幅広いテストの話題の中で厳選されたコンテンツになるのだろうから本質的に大事なことや最初に学ぶべき優先事項を知ることもできた。私がメンバーに教えるときのコンテンツの参考として役に立つ。まったく知らなかった話題としては、txtar というテキストをアーカイブしたフォーマットをファイルシステムとして扱えるようにした txtarfs や、1.18 から追加された fuzzing というテストの入力値を自動生成する機能が追加されたこと。あと groovy でいうところの power assert に近い機能を提供するライブラリとして google/go-cmp をいまはテストに使うらしい。たまたま Go Test Comments を読んでいたら go-cmp は go の開発チームが保守していて go のバージョンに依らずほとんどの比較の要件にあうツールのように説明されていて利用を推奨している。