あまり notion を使う気になれないのは、課題管理システムをメインに使っているから wiki もそこにセットで付いていてほしいという願望がある。うちは jira cloud を使っているので本当は atlassian の wiki プロダクトを使いたいところだが confluence が使いにくいから使っていない。atlassian は confluence とは別にもっと軽量でシンプルな wiki プロダクトを別途提供すればよいのでないかとすら思う。一方で esa や notion のような、wiki 単体のサービスを活用するのは課題管理システムとの連携において不便なように思えた。だから notion は最近プロジェクト管理の方に手を広げているのかもしれない。 github や gitlab のように、課題管理システムと wiki はとても相性がよいのでツールセットで提供するのがよいと思う。今後のプロダクト構想の中で wiki を考えていなかったけれど、アプリケーション間連携という視点から考察してもよいかもしれない。
sns などで電子帳簿保存法対応がすごく大変といったメッセージをたまにみかける。この法律は電子取り引き (請求書や領収書を pdf ベースでやり取りするサービスなど) に対応するもので紙の請求書や領収書でやり取りしている事業者には影響はない。しかし、昨今取り引きが電子化されていく流れでもあるため、電子取り引きはまったくないという事業者もあまり存在しないのではないかと思う。そして、これまではそういった事業者が取り引きの証拠となる電子データを消失してしまっても法律から言及できないという状態だった。電子取り引きはデータしかその取り引きがあったことを証明する証拠がないのにそのデータを消失して OK なわけないよね?というのが本来の電子帳簿保存法の目的になる。
低辺 sier のひどい労働環境や多重請負契約の構造を it 業界の代表的なもののように揶揄されるのと同様、いかに世の中のできない人たちが自分たちのスキル不足や知識不足を大騒ぎしてその内容が正当であるかのように喧伝しているのかが伺える。まともにシステムを使っている会社は電子帳簿保存法で大きな影響を受けない。多少の運用手順が変わったり、システムの開発が必要になったりする程度だと思われる。これはインボイス対応もそう。うちのようなマイクロ法人でもインボイス対応は新規の取引先を登録していく作業が増えたぐらいで日々の会計処理にほとんど影響を受けていない。世の中のニュースと実際の実務運用に大きな乖離がある。そして、実際にやったこともないような人たちが「弱者いじめ」だと党派性をもって大騒ぎする。
モニター変更
これまで27インチと24インチのダブルディスプレイを使ってきた。実家 (コワーキングスペース) に27インチのモニターを持って帰ろうと思って、24インチのモニターをもう1つ買ってその入れ替えをしていた。24インチ x 2 のダブルディスプレイに変更した。27インチ x 2 は有効視野を考えると幅が広過ぎて私にはあわない。首振りが疲れる。1台でもっと大きいモニターを使うという選択肢もあるかもしれない。しかし、私はなんとなく2台のディスプレイで1つをコードを書くメイン、もう1つをブラウザで調べたものを表示させておくためのサブという使い方を気に入っている。ただの習慣かもしれない。
Windows Server 2022 の試用版が提供されていると知ったのでローカルの VirtualBox 環境にインストールしてみた。Active Directory の検証に使うのでディレクトサービスや ldaps 接続のための証明書サービスなどを設定する。メンバーがインストールして課題管理システムにメモを残してくれてあったのでそれを見ながらインストールや設定自体はすぐにできた。1つだけうまく接続できないことがあった。
ホスト os から ldapsearch で ldaps で接続しようとすると次のようなエラーになる。
Thus the following files and variables are read, in order:
variable $LDAPNOINIT, and if that is not set:
system file /etc/openldap/ldap.conf,
user files $HOME/ldaprc, $HOME/.ldaprc, ./ldaprc,
system file $LDAPCONF,
user files $HOME/$LDAPRC, $HOME/.$LDAPRC, ./$LDAPRC,
variables $LDAP<uppercase option name>.
Settings late in the list override earlier ones.
先週末から作っていたテストツールがようやく一通り動くようになった。ldap エントリーを生成したり、既存のエントリーに対して更新、削除、パスワード変更のリクエストをランダムに自動生成して送る。常時 id 連携の処理を動かしたときの並行処理の問題であったり、やや負荷をかけたときになにかの敷居値を超えて不具合がないかといった検証に使える。8月末に開発に着手して、年末から再開して、1月明けでようやく完成した。テストツールの開発の優先度が低いので後回し後回しにしているうちにどんどん後ろに流れていった。悪い開発の典型例。
先方もどうせ来るならもっと準備して来たらいいんじゃないかとも思うが、次は teams でテレビ会議にしましょうと提案した。30分の打ち合わせのために三ノ宮のオフィスまで来てもらうのも申し訳なく思えてきた。その際にメールアドレスを伝えていて「すべて小文字ですか?」と聞くのでメールアドレス (ドメイン名) は大文字小文字を区別せず、大文字でも届きますよと教えてあげたら思いの外驚かれていた。昔からある古い仕様は大文字小文字を区別しなかったりする。大文字小文字を区別しないというのは、多くのケースで百害あって一利なしだけれども、互換性のために変更することもできない。
With v0.109.0 and earlier the basename of the site configuration file was config instead of hugo. You can use either, but should transition to the new naming convention when practical.