フリーライドではない居場所づくり

今日の運動は腹筋ローラー,縄跳び(両足跳),散歩,ジョギング,ハンドグリップ,ダンベルをした。統計を 運動の記録 にまとめる。

隔週の雑談

顧問のはらさんと隔週の打ち合わせ。今日の議題はこれら。

はらさんと雑談していて、自分の居場所を作ることの話題が盛り上がったのでまとめておく。

  • 自分が主催する居場所を作り、そこに関心をもつ人たちに来てもらい、その参加者たちの世話役に徹することが自分も楽しめる居場所になるのではないか?
    • 人間関係の距離感がわからない人は周りに迷惑をかける
    • 年配の人が若い人に話すだけで「マウント」をとってしまう懸念がある
      • 若い人たちから聞かれない限り、自分の知識を話さないぐらいでちょうどよい
  • なぜ居場所をつくるのか
    • ひとりだと、孤独にならないための人間関係づくりが大事になってくる

自分の居場所を作るためには年齢相応の役割を担う必要がある。この年齢になって他者の取り組みにフリーライドするのは周りからよくみえないし、自分も居心地がよくない。私がアクティビティ (遊び) 主体のイベントに違和感を感じるのも、勉強会や情報共有イベントに親近感を感じるのも、フリーライドという側面から説明できる。私にとっての前者は消費しているだけのフリーライドになってしまう。後者はコンテンツを提供することでイベントに貢献しているとみなせるから安心できる。もちろん前者であってもアクティビティに創意工夫して創造性を発揮できる人たちもいると思う。私の特性やスキルがそうでないだけではある。

40代という年齢になって、ある集団におけるイベントでフリーライドすることに私は抵抗をもっているのだということを初めて言語化できた。はらさんは PTA 会長をやったり、自治会長をやったりしている。それも1つの居場所づくりなのだと理解できた。多くの人が嫌がる役割を担うことで多くの人たちがはらさんを頼ってきたり、イベントに呼ばれたりするという。世話役に徹することで自分の居場所ができるのかもしれない。居場所のための会長という役割の視点に新鮮さを感じた。

みなとのもりの運動

前回の所感 。沖縄へ行ってずっと遊んでいて、毎晩ごちそうを食べて、リゾートホテルで運動するのもテンションが違い過ぎてまったく運動していなかった。久しぶりだから体力が落ちているか?とも思ったけど、普通に淡々とジョギングと縄跳びできた。コンクリート面ではあるけど、縄跳びを4分、1分休みで3セットできた。最初の1セット目は4分間ミスなしで跳べた。これも初めてだった。休養明けの運動としてはまずまずだったと思う。

戻・神戸

夕方、沖縄から神戸へ戻ってきた。今日の運動は旅行後のキャッチアップ作業でおやすみ。

城跡巡り

今日は最終日で空港へ行く前に史跡を巡ってきた。

今帰仁城跡

今帰仁城跡 へ行ってきた。沖縄の地名は漢字を使っているものの、本州の読み方とはまったく異なるため、読み方がわからなくて困惑する。今帰仁は (なきじん) と読む。他にも付近を通ったところをあげると、南風原 (はえばる)、喜瀬武原 (きせんばる)、金武 (きん) などがある。原は (ばる) と読むことを知った。今帰仁城跡の、展望からの景観は地理的に 勝連城跡 の方が見晴らしがよかった。しかし、こちらの方が連城跡よりも広いスペースに石垣に囲まれた曲輪が配置されていて、城跡のスケールは大きかったように思える。探検的な側面ではこちらの方が楽しめるかもしれない。ここも世界遺産らしい。沖縄の城跡は世界遺産がごろごろあってすごいなと思った。勝連城跡を観た後だったので全体の造りはほとんど同じだったのもあり、勝連城跡で感じた所感と同じような印象をうけた。どちらか1つしか行けないなら勝連城跡をお勧めするかな。

バーガーショップ

HAMBURGER DINER FLIP-FLOP という、市街地にある小さなレストランで地元の人が行くようなお店じゃないかと思う。しっかりしたハンバーガーを食べられておいしかった。アボカドチーズバーガーとシークワーサーソーダのセットを頼んだ。バーガーの種類が10数種類ほど、飲みものも6種類ほどあったにも関わらず、一緒に行った人と注文がかぶって「まったく同じ組み合わせでもう1セットください。」とオーダーしてちょっとおもしろかった。

再建中の首里城

首里城 の本殿は令和元年10月に事故で焼失してしまって、いま再建中だった。素屋根 (すやね) と呼ばれる建屋の中で再建作業が進められていた。宮大工さんが作業をしていて、骨組みや屋根などの作業をしている様子、工法や材料などの展示などを見学できた。令和6年に完成予定だという。あまり時間がなかったので40分ほどでささっとみて降りてきた。周りは公園にもなっているので1-2時間ぐらいは散策できる規模にはみえた。ある意味、こんな作業をみることはできないのでラッキーとはいえる。

首里城からの展望は主に市街地がみえて、一部の方向だけ海を臨めるといった展望だった。

社員旅行という舞台装置の検討2

初日の検討の続き 。3泊4日の社員旅行をお手伝い先の社員さんたちと実際に過ごしてみての所感をまとめる。

  • (豪華過ぎる) リゾートホテルやアクティビティ主体の社員旅行への考察
    • 社員への慰労も含まれると思うが、社員全員参加しているわけではないため、不公平感の是正が難しい
    • 最近のスタートアップ企業では開発合宿と称して、ハッカソン的な企画を行ったり、経営陣と社員で事業やビジネスについての議論・意見交換をしたりすることが多い
    • アクティビティ (遊び) を主体にすることで、そういったイベントに関心のない社員が不参加になってしまう懸念がある
      • 私自身、昔はそっち系の人間だったが、マネジメント側になるとまた異なる価値観に変わる
    • 個人的に豪華なリゾートホテルに泊まれるほどの実績や成果を出せていない状態で参加することに気負けしてしまう
      • 優れた実績がないのにそういったサービスを受けることでよくない勘違いをしてしまう
      • 一方で個人では行かないような、付加価値の高いサービスを受ける経験できることで得るものもあるかもしれない
    • ダイビング体験 というセレンディピティに近いことがあった
      • こういう機会がないと、私のような人間がダイビングをやることはなかったと思う
  • 3泊4日という日程は会社イベントとしては最大長かもしれない
    • 普段休まない私のような人間は4日間も遊んでいると罪悪感が出てくる
      • お正月レベルの休暇になってしまう
    • 3泊4日の非日常感は普段の生活を怠惰にしてしまう懸念がある
      • 遠出の2泊3日は短過ぎる気もしていたが、現実的にはちょうどよいのもしれない
        • 移動時間が2-3時間で済む場所へ2泊3日で計画するのがベストかも?
        • 前泊を使って個々 (または仲のよい人たち) で目的地の近くへ移動して前夜祭をするのもよいかもしれない
  • 昔ながらの家族的な小さな会社の良さ
    • 十数人という人数だとアクティビティ、宿泊、食事などの機会で全員と話せて仲良くなれる
      • 普段の業務で話さない社員間でのコミュニケーションが活性化する
    • 仲良くなり過ぎて最低限の礼儀や職務上の上下関係が薄れてしまう懸念がある
    • 経営者またはマネジメントの視点から社員間のコミュニケーションを増やしたいという意図には即している
      • 社員間で業務以上のコミュニケーションを取れる方が業務の品質はあがる
  • コミュニケーションを取りたい特定社員とゆっくり話す時間を取れる
    • 上司や同僚と飲むイベントがほぼなくなった昨今では1-2時間といった時間を設けて雑談する機会がない
    • 一緒の部屋に宿泊した、もと同僚の先輩とは毎晩 (3日間) 2時間ほど寝る前にビールを片手にいろいろな話しができた
    • 同じチームの上長である CTO とも車の移動時間で2-3時間ほどいろいろな話しができた

ダイビング体験

今日の運動は旅行でおやすみ。

体験ダイビング

沖縄でなにをしていいか、まったく分かっていなかったものの、周りで初めてダイビングに挑戦する方が多く「体験」とあったので「あーっ」と思って参加してみた。ダイビングチーム クール さんでガイドをしてもらって体験ダイビングへ行ってきた。これまで周りに何人もダイビングはよいとお勧めする声を聞いていたものの、私は出不精だからわざわざ付いていったりすることもなく、そうなんだ程度で済ませていた。自分から進んで体験ダイビングへ行こうという気持ちもなかった。

今回は沖縄へ行ったついでに時間があるからやってみようという程度の考えだった。実際にダイビングを体験してみてすごくよかった。非日常感が半端なくて地上では得られない体験ができた。海中の魚や亀、植物などを眺めるのもきれいだけど、私は海中に沈んで無重力感を味わっているかのような体験そのものがすごくよかった。空気のボンベがなければ絶対にできないこと、現代に生まれてよかった。

初めて潜るときは緊張して怖くて、ガイドさんがどんな状況になっても、パニックにならないことと事前の諸注意を聞いていて、その背景も理解できた。海中のような体を固定できず、なにも掴まるものがない状態は本質的に不安になる。さらに海中だと空気のボンベのレギュレーターを口に咥えているから話すこともできない。こちらの状況を伝えるのはハンドサインしかない。不安になったら目を閉じるとよいと教えてもらっていたので、耳抜きがうまくできなくて焦ったとき、やってみたら確かに少し落ち着いた。

海猿でプールでは優秀だった候補生が耳抜きできなくて実地で苦しむといったエピソードがあったと思う。耳抜きの辛さを初めて理解できた。私も右耳だけうまく耳抜きできなくて、キーンと痛くて辛かった。

耳抜きは地上から潜るときの最初の数メートルが一番きついらしい。私もそうだった。2回ダイビングをして、1回目は初めてだったからうまくできなくても仕方ないか?と思ったものの、2回目も要領を掴んだはずなのに、右耳がうまく耳抜きできなくて、これは耳ぬき不良のなにかなんだろうと、後で調べてわかった。時間をかけて耳抜きをしていれば、楽になる瞬間がくるので完全にできていないわけではない。しかし、痛くなってからすぐできる状態でもなかった。

ダイビングの回数は空気ボンベをいくつ使ったかで数えるらしい。今回は2つの空気ボンベを、2回に分けて潜ったので2本潜ったという体験になる。体験だと1回あたり20-30分といった潜水時間だった。これは典型的な セレンディピティ の体験だったかもしれない。

シーフードスタイル

今日の晩ごはんは シーフードマーケット「ランブルフィッシュ」 でとった。カフェスタイルのレストラン。高級な鉄板焼き (ステーキハウス?) やフレンチレストランよりも、こういった雰囲気のレストランの方が、私は慣れていて落ち着く。サラダやイカリングもおいしかった。

「生牡蠣を食べる人?」って声が聞こえたから反射的に手を挙げてしまった。もう1-2年は食べていない。そうしたら、過去に食べた記憶にないぐらいの大きな生牡蠣が出てきた。生牡蠣の食感やおいしさをどう表現していいのか、私には語彙がなくてわからない。シンプルにコクがあってとてもおいしかった。

メインにバーベキュースタイルのようなジューシーなステーキが出てきた。私はこういう雰囲気のお肉料理が好みだ。一方で初日の鉄板焼きのステーキや2日目のフレンチの子羊のソテーと比較すると、素材の質や料理の手間暇は大きく違っているようにみえる。そういう比較をしていたのかどうかわからないが、私の席の周りの人たちはあまり手をつけることはなかった。ステーキが出てきて時間が経ってからも半分以上余っていて、メイン料理を残すと、この料理を作ったシェフがかわいそうじゃないかとか考えるようになってきて (私は好きなスタイルなのに) 、私自身も少し多めに食べたし、周りにも斡旋して完食することを促した。

素材の品質や料理の完成度は置いておいて、レストランの雰囲気や食べ方のスタイルに関して、私にとっては緊張せず落ち着いて過ごせるところで今回の晩ごはんで一番よかった。

淡路島で行ったことがない場所

今日の運動は旅行でおやすみ。

勝連城跡と海中道路

午前中は モーターパラグライダー のアクティビティに一緒に付いていった。私は歳をとってから高所恐怖症に近い状態なので他の人たちが飛ぶのを眺めたり写真を撮ったりしていた。そして、お昼前から世界遺産の 勝連城跡 へ行ってきた。城跡へ行く前に軽く資料館で沖縄の歴史についての紹介アニメを観た。沖縄にも戦国時代があって、上山・中山・下山という3つの勢力が争う 三山時代 があって、その後に琉球王国が沖縄を統一したらしい。沖縄の歴史を学んだ記憶がなくてまったく知らなかった。勝連城はその勢力争いの有力な豪族の1つの、堅牢な要害の地だったようだ。

小高い丘の周囲に曲輪と呼ばれるスペースが4段階で構成され、一番上の曲輪は島々や海を眺められる展望になっていた。感覚的にそんなに高く登ったつもりはなかったのに、一番上の展望から眺める島々や海の景色はとてもきれいで、風も爽快でとてもよかった。また沖縄へ来たときは観に来たいと思えるぐらいに景色がよかった。

その後、勝連城跡からもみえた島と島を結ぶ 海中道路 (海上の浅瀬の上に立てた長い橋のようなもの) を通って、海の駅あやはし館 にある 海中茶屋 でお昼をとった。たこ混ぜそばとパイナップルと生搾りシークワーサーのスムージーを食べてお腹いっぱいになった。時間があれば、橋がつながっている他の島々をぐるっとドライブしてもよかったが、時間の都合でその近辺を軽くドライブして戻ってきた。次にくる機会があれば、午前中から勝連城跡を見学して、お昼に海中道路にある道の駅でご飯を食べて、午後にその先の史跡や目的地を訪ねるコースにしてもよさそうに思えた。

今日は私がレンタカーを運転していた。沖縄と淡路島の雰囲気は似ているところがあると親近感をもってドライブしていた。島、観光主体、車社会、南に位置する温暖な気候。その中で城跡から瀬戸内海や大阪湾を展望したことは、私は過去になかった。三熊山に洲本城があることを昔から知っていたが、過去に友だちと1度も行ってみようという話しになったこともなかった。大してみるものはないといった話題にあがる程度だった。なぜか?というと、地元の人にとって海の景観は日常なので、高台から海の展望をみてもなにも感慨がなかった。いま地元を離れた自分が淡路島の近郊の海を眺めてみたら、また違った感慨があるのかな?と、勝連城跡からの景観と重ねて考えたりした。今度、実家へ帰ったときに洲本城へ行ってみようと思う。

フレンチコース

リゾートホテル内にある メインダイニング「ファヌアン」 でコース料理を食べた。フレンチレストランだと思う。私は個人でフレンチのコース料理を食べることはほぼないと言っていいから、非日常のスタイルで豪華な食事をいただいた。私自身、食事のマナーはなにもできないが、周りに会社の人たちがいるから見様見真似で安心して食べられる。すべてのメニューはおいしかった。食事が贅沢過ぎて誰とはなく申し訳なくなってくる。写真はメインの子羊のなんとか。

初沖縄

今日の運動は旅行でおやすみ。

神戸空港への導線

初めての神戸空港から飛行機に乗る。前に車ではらさんを空港まで送って行ったことはあったが、自分が行くのは初めてで要領がわからない。6:20 三宮発のポートライナーに乗って 6:38 に神戸空港駅へ着く。18分なので近い。普段、飛行機に乗らない + 初めていく空港だから早めに行こうと1時間前には着いた。改札を出たらすぐ空港と直結していて導線がよい。カウンター横の発券機で確認番号と予約番号を入力したら搭乗券が発券された。対面でのカウンター手続きは不要だった。行きはソラシドエア、帰りはスカイマークに乗る。

搭乗券を発行したら保安検査場へ向かう。ジャケット、手荷物、携帯、ラップトップなどをカゴにのせ、スーツケースも検査機を通す。本当は先にスーツケースを手荷物として預けるのが正しい手順だけど、久しぶりで手順がわかっていなくてそのまま検査場に持ち込みした。とくに何も言われなかったからぎりぎり機内に積み込みできるスーツケースのサイズだったと言える。機内の収納にスーツケースを入れた方が受け取りの待ち時間がなくてよいから、そういうことをする人もいるというのを後で知人におしえてもらった。私は単純に手順がわからなくてそうしただけだが、飛行機も空いていたし、平日ならそれでいいのかもしれない。

保安検査場を通過したら搭乗口へ歩いていくだけ。国内線だから?簡単にチェックインの手続きができた。施設の導線や手続きに慣れれば30分前に空港へ着けばよい。保安検査場を20分前に通ればよいとチケットにも書いてあった。不慣れでも1時間前に行けば右往左往しながら搭乗口前でゆっくり過ごせる。8時発の便で 7:43 から搭乗開始、最初は乳幼児のいる家族や体の不自由な方を優先して搭乗していく。その後はグループ番号で座席位置の奥の方から登場する。神戸空港から沖縄まで2時間5分の予定だった。少し出発が遅れたため、10:10 頃に那覇空港へ着いた。

昔の知識で飛行機のチェックインは1時間前にやらないといけないと思っていたが、今回はチケットにも20分前と書いてあったし、システム化して効率がよくなってチェックイン手続きの時間が簡略化されたからだと思う。これなら新幹線じゃなくてたまに飛行機に乗ってもいいかなと思うぐらいには快適だった。機内はネットワークがつながらないから集中して本を読むこともできた。また今度、東京への出張にも神戸空港から羽田行きの経路も試してみたいと思うほどには神戸空港へのアクセスや手続きの導線がよかった。なにごとも試してみないとわからないものだ。

2年目の社員旅行

お手伝い先の会社の社員旅行に付いていく。昨年の社員旅行の所感 。いずれうちの会社も社員を雇って慰労や親睦が必要になるかもしれない。そのときのために社員旅行の作り方を他社から学ぶ、私にとっては研修のような位置付けでもある。昨年はよくわからず付いていっていたが、今回は周りの社員さんの振る舞いや雰囲気を観察してみようと思う。

ガンガラーの谷

那覇空港から車で1時間ちょっとぐらいかな。ガンガラーの谷 という洞窟と森と谷を体験できる観光地のガイドツアーに参加した。ガイドさんからそれぞれの場所の背景を説明してもらう。コンテキストがわかると観察していても解像度があがり、楽しめる幅が広がる。能楽と同じ。教養のある方が観光地もたくさん楽しめる。熟練したガイドの説明や立ち居振る舞いも見事だなと観察していた。これまであまりガイドツアーに参加したことはなかったが、けっこうよいものだと感心した。

ホテル & 晩ご飯

ブセナテラス というリゾートホテルに宿泊する。後にも先にも、私がこんなところに泊まることはないんやろなと思えるようなホテルだった。沖縄でも指折りのリゾートホテルの1つらしい。部屋の雰囲気やプライベートビーチやプールや施設の広さとか、こういうところに来ると自分がいるのは場違いに思えて落ち着かない想いになったりする。着いてから夕日を眺めてすぐ晩ご飯へ行った。

鉄板焼きのレストランで目の前で焼いてくれる。オマール海老とお肉を堪能した。とてもおいしかった。会計後にぽろっと話しているのを聞いたら (飲みものを含め) 11人で34万円だったとのこと。食べものだけなら1人2-3万円といったところなのかな。個人で入るようなお店ではないかな?とか3万円だったら自分は他のことにお金を使いたいとか、会社の経費をこういった使い方をすることで個人では行かないようなお店で付加価値の高いサービスを経験するという意味もあるのかな?といか、いろいろ考えたりもした。

付け合わせ沖縄のソウルフードでうむくじ天ぷらというドーナツのようなおやつを教えてもらった。普通においしかった。

社員旅行という舞台装置の検討

晩ご飯を食べ終えて部屋に戻ってお手伝い先の社員さん兼、もと同僚の先輩と話す。今回の社員旅行はお手伝い先の社員の半分しか参加していない。その背景をいろいろと話していた。

  • 家族がいる社員にとって3泊4日の社員旅行は長過ぎる?
    • 家族の都合で参加できない方が大半
    • 昔は家族がいる社員が少なかった
  • 社員旅行はもはや時代遅れ?
    • 経営者からの社員への慰労を体現しているが、他のやり方もあるのではないか?
  • 昔は30-40代の社員しかいなくて趣味趣向の調整をしやすかった
    • いまは20-50代の社員がいて、幅広い世代が楽しめる社員旅行を企画するのは難しい
    • 遊びだけの社員旅行に関心がない社員もいるのではないか?

社員旅行に来ている社員さんたちは、みんな和気藹々として仲良くやっているし、こういう場で親睦することで普段の業務のコミュニケーションが円滑になるという側面はある。一方で参加できない社員も増えてきて、社員のライフステージの変化、世代の違い、時代による価値観の変化などをどうアップデートしていくのかなど、これはこれで難しい課題だなと思えた。

ダブル幽霊の諍い

今日の運動は腕立て,スクワットをした。統計を 運動の記録 にまとめる。昨日は飲み過ぎて午前中はバテて寝込んでいた。今日も雨降りで公園へ出掛けられなかった。

能楽の勉強

深草少将の霊が、小野小町の成仏を妨げんと現れる執心《通小町》 第40回能のことばを読んでみる会 に参加してきた。前回の所感はここ

通小町という能には 小野小町 と深草少将、山居の僧の3人が出てくる。少将の台詞に「お僧たち」という言葉が出てくることから僧は複数いるんじゃないかという解釈もできる。能に出てくるのは1人だけど。あと能で小野小町は若い女性として表現されることが多いそうだけど、小町の台詞に「市原野辺に住む姥ぞ」という言葉が出てくる。そのままに解釈すると小町の似姿も老女にした方が適切かもしれないという話しを朝原さんがされた。実際に小町の登場時は老女、途中で若い女性に変わるといった表現をする能もあるそうだ。

小野小町は六歌仙の1人として有名ではあるが、歴史上の人物としてどのような人であったかはよくわかっていないという。兼好法師の徒然草にも次のように記述されている。

小野小町が事、極めて定かならず。衰へたる様は、「玉造」と言ふ文に見えたり。この文、清行が書けりといふ説あれど、高野大師の御作の目録に入れり。大師は承和の初めにかくれ給へり。小町が盛りなる事、その後の事にや。なほおぼつかなし。

徒然草 第百七十三段

玉造小町子壮衰書 という古詩に出てくる女性は小野小町ではないが、小町シリーズのような、能において老女の話しがいくつかあるそうでその影響を受けているという。今日の通小町も小野小町がストーカーのような深草少将に成仏したいのに邪魔されるといったストーリーになっていてなにかしらの影響を受けているのかもしれない。

秋風の 吹くにつけても あなめあなめ

あなめ という言葉も初めて知った。頭蓋骨の目の部分にすすきが生えていて「あな」というのは感嘆詞で「あぁ」という意味で「め」は「目」を指している。その状態をみた人が「あぁ目が!」という心境を表す言葉が「あなめ」だという。私はその説明を聞いていて、天空の城ラピュタのムスカ大佐の「目がぁぁ〜!」を連想してちょっとおもしろかった。

[ 1 ] 〘 連語 〙 ( 小野小町の髑髏(どくろ)の目に薄(すすき)が生え、「あなめあなめ」と言ったという伝説から ) ああ目が痛い。また、ああたえがたい。あやにくだ。

通小町の物語に出てくる小町は幽霊になる。小町が邪淫を犯した (現代でいうと不倫のようなもの?) ことで成仏できない状態で、さらに深草少将というのがいきなり現れて、この人はどこから来たの?と思ったら小町の幽霊に取り憑いている幽霊だという設定で、シテとツレのどちらも幽霊という能のパターンもあるんだと少し驚いた。供養のために生前の情事をふりかえりながら物語が進む。少将は小町を想い、百夜通いをするが、小町は少将のことをあまり気にかけていなかったことがわかる。少将は絶望する。それでも百夜目はうきうきして「お祝いのお酒を飲みますか?」というところで、仏教の戒律を守るためにお酒はやめましょうという判断を下したことで、小町の罪が許されて、小町も少将も成仏できたと、最後の方で唐突にハッピーエンドで終わる。通小町のオリジナルは 唱導 という仏教を教理を広める意図で書かれたものを、今春流の能楽師が書き直したものらしい。なので物語の終着が唐突だったり、仏教で救われるといった構成になっているようにみえるとのこと。

運動は瞑想

今日の運動は腹筋ローラー,スクワット,縄跳び(両足跳),散歩,ジョギング,ハンドグリップ,ダンベル,フリスビーをした。統計を 運動の記録 にまとめる。

みなとのもりの運動

前回の所感 。荷解きや梅雨で天気が悪いのもあってなかなか公園へ出掛けられていなかった。今日は梅雨の中休みで久しぶりに晴れた。もう蒸し暑くて少しカラダを動かしても汗がだらだら出てくる。岩盤浴のような汗のかきかた。それでもカラダを動かしているとテンションが上がってくる。嫌なことを忘れられる。今日はさごうさんが自転車で来られたので一緒にフリスビーをした。さごうさんは競技用っぽい速そうな自転車を乗っておられてあちこち行かれるのだという。相手がいると、フリスビーやバドミントンとか、カラダを動かすモチベーションになってよいと思う。さごうさんにジョギングしているところを撮ってもらった。カラダの線がだいぶスマートになってきたかな。

夕方にカフーツさんへ行った時点で消費カロリーが3000を超えていた気がする。結果的には4061カロリーを消費した。朝から運動するとエネルギー消費が先行して気分がよい。

体脂肪コントロールの総括を始めた

1月のどこかで 70kg という目標設定したと思うが、日記には書いてなかった。すでに 体重目標を達成 している。体脂肪コントロールが想定以上にうまくいったのでその総括をしておきたい。体重計と連携する eufylife アプリ の月間レポートが見栄えがよい。これまでの記録で3-6月分の4つを確認できる。eufylife や fitbit の測定データなどもまとめて公開してしまおうと考えている。私の個人データだからオープンにしてなにかの分析に使えるなら世の中に役に立ててもらおうと思う。

ストレッチ

先週は引っ越しでお休みしたので2週間ぶりのストレッチ。ここ2週間はあまり運動できていないため、筋肉痛や関節痛はおさまっている。しかし、引っ越しで荷物を運んだ影響があって腰の張りが強かった。トレーナーさんも気を使って腰回りのストレッチを重点的にしてくれた。特定の部位の張りが強いわけではないが、足周り全般もギクシャクするような、あまりよい感じはしなかった。先週休んでメンテできていないせいかもしれない。ベアリングやパッキンの不良で動きの悪い機械のような感触。今日の開脚幅は開始前149cmで、ストレッチ後155cmだった。

カフーツさん訪問

ながいさんは毎週末の夕方にカフーツさんへ行っていると聞いたので私も時間があればちょくちょく行ってみようかなと、今日も行ってみた。本当は溜まっているお仕事しないといけないのだけど、、、。いまはモチベーションなさ過ぎて易き易きへ流れる、典型的なダメ人間の状態になっている。燃え尽きの回復期といったところ。カフーツさんでいろいろな話しを聞いたり、出来事があった。覚えている範囲で書く。

  • 住居の実勢価格

    • 社宅の固定資産税評価証明書 から住んでいるところの固定資産税評価額が520万円だとわかった
    • ながいさんに住居の実勢価格を聞いてみたら4000万円は超えるだろうとのこと
      • 固定資産税評価額と実勢価格は乖離している
      • 同じマンションの 2LKD-3LDK が 5280-5780万円で売られていたから妥当な数字
    • 仮に4000万円だとして月額の家賃で割ってみると約24年かかる
      • 固定資産税や修繕などを考慮すると、こういう住居を投資目的で購入して利益にするのは難しそう
    • 将来的に住居をどうするかをこれから考えていかないといけない
      • 実家へ帰る
      • 神戸にこのまま住み続ける
        • 賃貸
          • 三宮・元町エリアは住むのに便利
        • 購入
          • 購入はもっと田舎の方に行かないと厳しそう
  • SPINE SALON の予約

    • ながいさんのテナントで運営している著名な理学療法士さんがいるとのこと
    • ここ数年ずっと右股関節がよくないので周りから診察してもらった方がよいと促された
  • キャンプ飯部のなにか

    • しちりんやはんごうを使ってコワーキングスペースで焼きものや揚げものをした
    • おいしかったし、油がパチパチ言ってて風情があって、めちゃくちゃ楽しかった
    • こんな発想はどこから出てくるんやろな
      • コワーキングに集まる人たちの個性に出会うと楽しい
    • 材料費の大半をながいさんが負担しているのでいくらか支払いたい
      • 返報性の原理 としてもらいっぱなしはよくない
      • 今度行ったらなんらかの文脈で費用負担できる話しをしたい
  • 本屋で待つ

    • 文脈を忘れてしまったけど、いとうさんから読めと言われたので購入した
  • ソフトウェア (アプリケーション) の保守コスト

    • ソフトウェアは新規開発するよりも保守にお金がかかる
    • 作ったものを何もせずに置いておけばいいのに、なぜ毎年お金がかかるのか?
      • アプリケーションが動くサーバーを稼働させるには電気代と土地代 (データーセンター) がかかる
      • ハードウェアは定期的にリプレースしている
        • サーバーもストレージも、機械は必ず故障する
          • サーバーを数百台管理していると、毎週数台は故障する
        • メーカーは7年ぐらいしか部品を提供しない
        • データは半永久的に活用できるが、ハードウェアは常に置き換え続けないといけない
      • ソフトウェアはバグ修正や改善をしてこまめにバージョンアップをしている
        • 現代は オープンソースソフトウェア を使った開発が当たり前になった
          • アプリケーションを構成するフレームワークやライブラリなどのモジュールを常にアップデートし続けないといけない
        • バージョンアップをこまめにやらないと変更内容の追跡が難しくなって、影響を把握できなくなるからバージョンをあげられなくなる
          • バージョンをあげたときにトラブルが発生する確率が高くなる
          • トラブルが起こったときに原因調査やその対応を行うのにより多くの手間暇がかかる
            • そういう面倒ごとをやってくれるエンジニアは少なく、且つ安い単価ではやってくれない
        • とくにセキュリティ対応などは互換性を壊してでもやらないといけない
        • ソフトウェアをバージョンアップし続けるにもエンジニアの人手が常にかかる
      • 外からみてまったく同じ動きをするソフトウェアを維持するにも裏ではたくさんの作業をしている

おもしろい話しをたくさん聞いたはずなのに、私が飲み過ぎて酔っ払っていたのであまり覚えていない。楽しむモードになっていたのでメモもとってなかった。あと持参した焼酎を飲みきらないといけないと構えていたのもあって、気付いたら飲み過ぎてしまっていた。おそらく羽目を外しすぎて周りに迷惑をかけたのではないかと推測する。申し訳ない。お酒は少し控えよう。自分が40歳を超えてみて、老若男女が集まれるコミュニティというのは想定以上に少ない。カフーツさんは比較的、年齢層が高めな方が集まっている気はするが、コワーキングならミドル世代の人たちも自然に集まって話せる。私のような、ひとりの人間にとっての居場所にもなる。

おひらきになったのは2時頃だったと思うが、ながいさんはそれからテナントへ戻って掃除するという。日々の業務を淡々とこなしているところがすごい。私も見習いたい。

逆さまキッチン

今日の運動は腹筋ローラー,腕立て,散歩,ハンドグリップをした。今日も一日雨降りだった。統計を 運動の記録 にまとめる。廊下でたまたま隣の会社の人たちに会って「体重減ったよね?」と声を掛けられた。最近は以前の似姿を知っている人に会うと、会う人会う人が痩せたことを指摘してきてちょっとおもしろい。「病気じゃないです」と言っておかないと不安にさせるぐらいの体脂肪コントロールをやってしまった。

キッチン周りの荷解き

2018年から使っていた北陸アルミニウム社の センレンキャストFAN というフライパンを引っ越しのタイミングで廃棄した。このフライパンを約6年使っていたからフッ素加工も剥げてヘタっていた。新しいフライパンをどうしよう?と迷ったあげく、結局、使い慣れた同じモノを購入した。3000円ちょっとのフライパンで耐久性も品質も高いと思う。うちの会社もこういうモノづくりがしたい。

食器棚シートを敷いて食器やタッパの整理を行い、キッチン周りの荷物整理も一通り終えた。フライパンを入手したタイミングでもあり、ヤゲン軟骨の野菜炒めを作ってみた。しめじ、小松菜、もやしを入れて炒める。夜食の定番料理の1つ。前の住居は最左が流し、調理スペース、最右がコンロだった。いまの住居は構造が真逆になる。最左がコンロ、調理スペース、最右が流しになった。左右が逆になってまだ慣れないから直感的に動けない。調理の導線や手際が大きく異なる。BLEACH に 逆撫 (さかなで) という上下左右前後を反転させる技を思い出した。

前の住居より調理スペースが格段に広くなった。調理の幅も広がりそう。引っ越しのときにしまい込んでいたミキサーをみつけた。キッチンのスペースが広いので設置して、またスムージーなども作ってみようと思う。荷解きが進んで料理を作れるようになって少しやる気が出てきた。部屋を掃除して片付いてくると精神が安定する。

燃え尽きの日々

今日は雨降りで運動はお休み。

社宅化の燃え尽き

社宅の契約を締結して、引っ越しを終え、荷解きも少しずつ進めながら、お仕事もあまり芳しくなく、集中力を欠いている。

社宅化への取り組みは約4年の歳月をかけた。とは言っても、実際に行動したりしていたのは3ヶ月ほどではある。それでも、そのための施策を考えていたときがとても楽しかった。社宅にするための情報収集や調査を行い、戦略を考え、関係者に相談し、実際に内覧や申込みを通して契約に至った。体脂肪コントロールや運動もそうなのだけど、目標を達成して、ぼーっとしてしまっている。なにかを得ることそのものよりも、得るために努力したり工夫したり改善したりといったことを継続しているときが一番楽しい。

歳をとると?もしくは長く生きていると、嫌なことが増えていく。40歳を過ぎると、面倒ごとは増え、体力は衰え、いまより人生がよくなることはない。そういったときにネガティブな心境にならないよう、他のことを忘れられるようにしたい。一般論ではそれを瞑想と呼ぶ。しかし、瞑想の手段は人によって様々だということがわかってきた。ある人は読書かもしれないし、ある人はゲームかもしれないし、ある人は釣りかもしれない。私にとっては、いまのところ、運動や経営だったりするし、課題管理の体系化という取り組みかもしれない。プログラミングに集中しているときも他のことを忘れられる。なにかを為したいという気持ちと同じぐらいの割合で、この作業に終わりがこなければいいのにと思う気持ちもある。終わりがわからなくなってきた。

gitlab ci/cd のトークン移行

今日は荷解きしていたので運動はお休み。収納はたくさんあるものの、まだ部屋に不慣れで使い勝手がわかってないからどこに何を入れるか、決まらなくてなかなか進まない。

gitlab ci/cd のセキュリティ対応

gitlab のアクセストークンが 16.0 以前までは無期限に利用できたのが最長1年の有効期限が設定されるようになった。16.0 移行で無期限のアクセストークンは移行後から1年の有効期限となる。

gitlab ci/cd のジョブでパッケージレジストリの操作が、これまでは ci job token (ジョブ実行のタイミングで自動生成される短期間有効なトークン) でアクセスできなかった。そこに project access token を発行して組み込んでいた。しかし、そのトークンが1年ごとに有効期限切れするようになったら保守コストがかかるからこれをやめたい。調べてみると、ちょうど ci job token も進化して 16.1 以上でパッケージレジストリへのアクセスができるようになった。

移行の注意事項として project access token は PRIVATE-TOKEN というヘッダーを使うが、ci job token は JOB-TOKEN というヘッダーを使う。curl なら次のようにして project access token を使わなくてもよくなった。

$ curl --fail-with-body -s -H "JOB-TOKEN: ${CI_JOB_TOKEN}" ...

しかし、ci job token でリポジトリへの push はまだできない。これもいま修正中なので 17.2 から対応されるようだ。

社宅既定の作成

家賃計算 を終えて社宅関連の手続きは完了かな?と税理士さんに相談していたら社宅既定を作るのが望ましいと教えてもらった。

うちの会社は就業規則もなく、既定はほとんど作っていないものの、社宅のような特性を、法人と個人の境界を曖昧に運用するのもガバナンス的によくないというのは理解できる。来月あたり時間のあるときにぼちぼち既定を作っていこうと思う。

google マップのクチコミ

社宅探しを手伝っていただいた 不動産仲介会社 さんに感謝を伝える意図も含めて google マップにクチコミを書いた。35レビューで 5.0 しかないということからしょうみさんの信頼の高さが伺える。このままクチコミが増えていくと、しょうみさんの会社がどのように成長していくのか。この先の展望も楽しみにしている。きっと最後はうまくいくと思う。

4年に渡る住居の社宅化

結果的にあまり降らなかったのだけど、雨降る降る詐欺にあって今日の運動はお休み。

社宅の家賃

先月 社宅の法人契約 を締結し、引っ越し して住居を社宅化した。社宅化の issue の作成日が2020年8月1日とある。約4年に渡り、社宅にしたいなぁと思っていた悲願を成就した。一般論としてオーナーから過去3年分の決算書を求められることから4期目以降が法人契約しやすいといえよう。

当初は家賃が安くて間取りの広いところに住もうと考えていた。先延ばししているうちに、経営セーフティ共済を上限まで支払ったら会社の財務にも余裕ができてきて、気付いたらオフィスの近くに住もうと思うようになった。倹約家ではないが、私は基本的にお金の使途がない。住居のような、生活環境に投資するのは中長期でみるとよいんじゃないかと考え方も変わってきた。親が高齢で体調もよくないことから、いつ要介護状態になるかわからない。田舎は車がないと生活できないから、親が要介護状態になったら田舎で面倒をみるには限界がある。そのときに親を呼んで同居できるよう、部屋が2つある 1LDK に住むことにした。

社宅の家賃は全額会社の負担になるわけではなく、50%または No.2600 役員に社宅などを貸したとき に記載されている次の計算式で算出された金額のどちらかを選択できる。

役員に貸与する社宅が小規模な住宅である場合
次の(1)から(3)までの合計額が賃貸料相当額になります。

(1)(その年度の建物の固定資産税の課税標準額)×0.2パーセント

(2)12円×(その建物の総床面積(平方メートル)/(3.3平方メートル))

(3)(その年度の敷地の固定資産税の課税標準額)×0.22パーセント

この計算式で家賃を算出するにはマンションと敷地の固定資産税評価証明書を入手する必要がある。賃貸契約者は市役所へ行くと入手できる。証明書を入手したものの、書類の数字の見方がわからなかったので税理士さんに計算してもらったら、私が会社に支払う家賃は家賃総額の約9%になった。残りの91%を会社が経費として負担する。

私が入居した部屋の固定資産税評価額は520万円とある。2018年1月築とあるので6年半ぐらい経過している。6年分の減価償却を考慮すると、もともとの部屋の価格は1000万円程度なのかな?まだ住み始めたばかりだからこのマンションを気に入るかどうかはわからない。もし気に入ったとしたら、4年ほど住んでさらに減価償却が進んで購入できたりしないかな?とか考えられるようにもなった。そのぐらいのお金を払えるよう会社の財務を安定させたいという目標にもなる。人口推計から兵庫県で2050年時点で、2020年の人口を維持できる地域は神戸市中央区のみ (102.6) だと試算されている。次いで、灘区 (93.1)、西宮市 (90.9)、兵庫区 (89.4) と続く。このまま中央区に住み続けるというのは人口推計からも合理的な選択にも思える。