Posts for: #2025/04

週末にコテンラジオを聞いていた

昨晩の睡眠時間は7時間39分 (0:12〜8:42, 深い睡眠0:42) だった。平日は睡眠時間を6時間取れないのに土日 (金土の夜) は7時間以上取れることが多い。眠り始め時間は0時前後と平日とあまり変わらないものの、朝8-9時までのんびり寝ていたりする分の睡眠時間が増えたりする。昨年の寝起きの時間も掘り出してみてみると、睡眠時間が少ない日の要因の1つとしては朝起きる時間帯にも相関があるようにみえる。夜早く寝始めるか、朝遅く寝ているかが全体の睡眠時間に影響を与えていることが、1年分の統計からざっくりみえてくる。

ここ最近の、週末の空き時間に筋トレ、散歩、縄跳びをしていることが多い。コテンラジオにはまってきた のもあり、散歩行くときも、帰ってきて家で晩ご飯を作っているときも過去のコテンラジオのエピソードを聞いたりしていた。コテンラジオの目的としては、現代のような変化の速い時代に人文知が役に立つのではないかと考えて、歴史を通して、人間とはなにか?自分とはなにか?と学ぶきっかけになるといいといった理念で活動されているらしい。

私自身、歴史が好きだし、そういった理念も素晴らしいなと共感して、ますますコテンラジオのエピソードを聞いていた。番外編もちょくちょくあってその内容も含めて楽しめている。番外編の1つでハッとしたことがあったので紹介してみる。人文知が現代の人たちにどう役に立つのかに関連して「存在」が社会に与える影響の話しがもおもしろい。

歴史上の偉人の中には、存命中に大きな成果を出していなくても後世の人たち (ひいては現代まで) に大きな影響を与える人もいることを知れる。長期的な影響は行為から生まれてなくて、こういう人間がいたという存在の認知から後世の人へ影響を与えていることもあるという。たとえば吉田松陰とその弟子である高杉晋作のエピソードを聞くとわかりやすい。明治維新において吉田松陰は直接的になにもしていないし、現代の価値観で言えば過激なテロリストのようにも捉えられる。しかし、弟子たちに大きな影響を与えているし、その弟子の1人である高杉晋作もほんの一時期しか貢献していないが、その働きがなかったら日本は現代のようになっていなかったのではないかと思われるぐらいの影響を与えたこと、現代にまで歴史上の偉人として名前が残っていることとも通じる。人間って生きているときだけ世の中に貢献するわけではないことが人文知から学べる。とくに思想家や宗教家にそういった傾向は顕著らしい。

いまの資本主義の世の中では、短期的に評価されて成果を出すことが求められる。それ自体は悪いことではないが、仕事で役に立つスキルがないとダメだというモノの見方は1つの価値観であって、人文知を学ぶと他の視点や価値観に気付くこともあるように思える。たとえばニートが社会にいるという存在が、社会にいる他の人たちにも影響を与えているし、それが後世においてどのような影響を与えるのかは現代では決してわからない。人間は生きているだけで周りに影響を与えている。なにを為そうが、なにもしていなくても、生きているだけでよいという価値観は忙しい現代において自己肯定感につながるようにも聞こえた。なにもできない人間には価値がないという判断は資本主義の短期的な枠組みではそうかもしれないが、過去の歴史 (人文知?) を通しての長期的な視点でみれば、あまり意味のないことだという。

過去に 父が亡くなったときに書いた記事 がある。私は父を尊敬していなかったし、あまり関心ももっていなかった。しかし、父の考え方への反発や反面教師のように大きな影響は受けたように思える。田舎のどこにでもいる普通の人間が、まさに生きているだけで誰かに影響を与えるという意味が、父と私の関係性において理解できた。

週末にたくさんエピソードを聞いた。だいぶコテンラジオにはまってきた。人文知を学ぶという視点から歴史をみる楽しさに気付いたとも言える。 

コテンラジオにはまってきた

昨晩の睡眠時間は5時間18分 (1:17〜7:01, 深い睡眠0:50) だった。23時にお風呂入ってストレッチして0時ベッドに入ろうと意識しているものの、ついつい何かをしていて1時前後になってしまう。体調がよくなってきているのもあるのかもしれない。

コテンラジオ

Coten Radio という歴史を紹介する音声コンテンツがある。

1年半前に知人から教えてもらって、そのときに菅原道真の話しを聞いたときはそれほど印象には残らなかった。audible を聞き始めた のをきっかけに podcast も含めて散歩しているときや家で晩ご飯を作ったり食べたりするときなど、また音声コンテンツを聞く機会が増えてきた。audible で本を聞くのはよいのだけど、健康や習慣のような硬い本ばかり聞いていると役には立つのだろうけど「おもしろみ」が足りない。そういうときに、もう少しゆるい話しや楽しい話しを聞きたくなってきて、それでコテンラジオはちょうどいいと再発見した。

たまたま始まった科学技術の歴史シリーズがおもしろい。私がプログラマーなので関心のある話題であるのもよかった。

関心のある内容を聞いているうちに、3人のパーソナリティの掛け合いのリズムにも慣れてきて新しいエピソードを楽しみに待つようになった。散歩へいくときに過去のコンテンツも聞き直してみようと思う。

夕食を減らす取り組み (ぷち断食)

パニック障害の予防や胃腸の機能回復のために 断食 がよいと推奨されていることに気付いた。

近所のスーパーで買いものしたときに 小岩井 免疫ケアヨーグルト砂糖不使用 400g のクーポンがもらえて、それでこのヨーグルトを買うようになった。このヨーグルトは機能性表示食品になる。少し前にサプリメントとかいいんやろか?とわたなべさんに聞いたら次の答えが返ってきた。サプリメントはなんのエビデンスもないとのこと。

  1. 医薬品は効果がはっきりしている (エビデンスレベルが高い)
  2. 特定保健用食品 (トクホ) (エビデンスがまし)
  3. 機能性表示食品

閑話休題。16時間断食!オートファジーダイエットの正しいやり方と効果・食べて良いもの によると、断食中でも少量なら食べてもよいものとして次の食べものが紹介されている。

  • 少量のチーズ
  • 低糖質のフルーツ
  • 一握りのナッツ
  • 無糖ヨーグルト

これまでもヨーグルトにナッツ&ドライフルーツや缶詰フルーツを混ぜて食べていた。自炊するのが面倒なときや食材がないときのおやつ代わりに食べてた。この組み合わせはぷち断食の夕食を減らす取り組みにちょうどいいなと気付いて夕食はこれで済ませるといった取り組みを週に1回ぐらいやってみようと考えている。

1ヶ月ぶりのバドミントン

昨晩の睡眠時間は5時間35分 (1:02〜7:04, 深い睡眠1:14) だった。1月からの深い睡眠時間を記録して眺めているが、30分程度と1時間以上とれるときの差がまったくわからない。目覚めの違いもあまり感じない。

バドミントン練習

冬季のバドミントン教室の最後の2回はお休みしていた。それは最後の2回は試合をすると聞いていたから。たまたま親がきた日と重なったのと、いまの状態で試合をすると咄嗟に動いて怪我をするリスクが高いかなと思って2週間お休みしていた。最終的に冬季は全10回のうち7回 (うち2回は試合で棄権) に参加した。先週もバドミントン教室はない日だったので1ヶ月ぶりにバドミントンの練習をしてきた。今日から春季のバドミントン教室の新たな始まり。期間は 4/8 〜 8/12 (全15回) になる。先生によると、継続参加者はなるべく受講を受け付けるように調整してくれているとのこと。1ヶ月ぶりというのもあって、教室へ行く前は面倒になってさぼろうかという考えもよぎったが、結果的には行って練習してよかった。

「超初心者」「初心者」「それ以外」の3つのグループに分けられて練習が始まった。私は「初心者」グループに入るべきだが、グループ分けの人数調整の兼ね合いで「それ以外」のグループに入れられてしまい、必死で練習に取り組んでいたら、それはそれで質の高い練習になった。これはひとえにそのグループの練習相手がうまいから、私が少々ミスしても相手がカバーしてくれるし、私が打ちやすいところにシャトルを返してくれるから密度の高い練習をこなすことができた。下手な人同士で練習するとラリーが続かなくてとまってしまうため、物理的に練習量が減ってしまうという課題がある。但し、うまい人にとっては私と基礎打ちしても質の高い練習にはならない。基礎打ちは一定時間やると、相手を交代するようにやっていて、この取り組みは下手な人の相手をうまい人がずっとやらなくてよいというメリットがある。それは私からしても相手に申し訳ないという気持ちを分散できてお互いにとって相手を交代させるプラクティスはよいように思えた。

やったこと

  • ウォーミングアップ
    • 後ろ向きに真っ直ぐ走る
    • 両腕を八の字に描きながら歩く
    • 両腕を回転させながら歩く
  • ストレッチ
    • 両腕を水平と垂直に伸ばした状態で前後に回転させる (360度は無理)
    • バドミントンは手首や肘では飛ばない
    • 肩をまわしてカラダ全体を使ってうたないと速く強い打球は打てない
      • 肩の可動域を上げることが役に立つ
  • 2人でヘアピン
    • 右足を前に出し、カラダ全体を前に移動させる力でシャトルを相手コートに運ぶ
  • 2人でプッシュ&レシーブ
    • レシーブ下手でできなかったのが少しできる感覚を得られた!
  • 1人と3人でドライブ
    • 1人2球で交代しながらドライブを打ち続ける
    • 1人1球で交代しながらドライブを打ち続ける
  • 3人と3人でクリアの打ち合い (真っ直ぐとクロス)
    • クリアを打ったらラケットでネットにタッチ
    • ネットにタッチした後は後ろ向きに走って戻る
    • 列に並んでクリアを打つ
    • 持久走みたいなっていってしんどかった
  • 1人と2人でスマッシュ、ヘアピン、ロブをうつ
    • スマッシュを受けた人はショートサービスを返し、ネット近くの相手がヘアピンを返す
    • ヘアピンを受けた人はロブを上げる
    • ロブを受けた人はスマッシュで返す

学んだこと

  • バドミントンのスキル分布はピラミッド構造ではない
    • トップからずっと細い糸のようにレベル差があり、裾野だけ膨大にひろがるイメージ
    • YONEX の中級レベルは国体選手を想定、よいラケットを買う必要はない
      • 初心者はラケットよりも (消耗した) ガットを変える方がよい
  • 水を飲みすぎて熱射病になった人はいない (笑)
  • 動きながらクリアやドライブを打つ練習は実践的でよい
    • 試合では止まった状態でショットを打つことはない
  • レシーブの押し出す感覚
    • プッシュで真っ直ぐくる速いシャトルに最初は目が追いつかなかった
    • だんだん慣れてきてラケットを押し出す感覚で速いレシーブを返せた
      • 但し、持ち替えている余裕がないのでバックハンドしかできなかった
    • 相手に向かってラケットを正面で捉えて押し出せば力ののったシャトルを返せた
    • 相手が上手で速いプッシュを打ち込んでもらえると感覚的にレシーブの練習になった
  • ロブを打つ練習をやったことがなくて、まずラケットの扱いがわからなかった
    • 次の体育館練習のときにフォアとバックハンドでロブを打つ練習をやってみる

これはまったく感覚的なものだけど、バドミントン教室が1ヶ月ぶりだったせいか、大勢の人たちと運動するのは一体感や安心感があって精神的にもよいように思えた。

先人のパニック障害の経験から学ぶ

昨晩の睡眠時間は5時間24分 (1:30〜7:41, 深い睡眠1:20) だった。

パニック障害の経験談

長嶋一茂さんの著書 乗るのが怖い 私のパニック障害克服法 を読んだ。とてもよかった。元プロ野球選手でありバラエティ番組にもよく出演されている。氏がパニック障害になったのは30歳の頃だという。それでプロ野球選手としては引退せざるを得なくなったらしい。その後、パニック障害の症状と付き合いながら十余年にわたっての経験談が書いてある。仕事中に発作で過呼吸を起こすことが多かったそうでビニール袋をお守り代わりにして息苦しさを感じたら物陰でビニール袋を口に当ててスーハーするといった対処をしていたらしい。次のような、氏の基本的な考え方に私も共感する。

医師や薬に頼る前に、自分がどうあるべきかを考える

もちろん、いい医師を探すことも必要ではある。(中略) 残念ながらこちらの悩みを本当に理解・解決してくれる人はいなかった。しかし、よく考えてみれば、それも当然なのである。なぜなら、医師自身はパニック障害ではないのだから。

先日 医師と話してみた 所感としてもあまり伝わってないように私も感じた。実際に体験しないと精神的な辛さやしんどさを理解することは難しい。物理的な痛みや障害の辛さとはまったく次元の異なる辛さがある。医師が患者の痛みを理解できなくてもそれは当然であるし、逆にその方が客観的な事実やデータから適切な処置を行えることもある。専門知識からの症状の判断や改善のための助言を医師に求めるだけで十分であり、精神的な症状を実際に改善するのは本人の努力や意思以外にはないと私も考えている。

お仕事を終えてから夜に読み進めて2日ぐらいで読み終えた。ちょうど私が関心をもっている内容だったので共感できるところや学びになるところがたくさんあった。そして、私よりもずっと重篤なパニック障害の症状に対して氏が対処してきた経験は勇気づけられるものでもあった。私自身、こんな症状が出たらこれからお仕事していけるんやろか?と不安に感じていた。体調が悪かろうが周りの人たちに協力を仰ぎながら生きていくために働いていかないといけないという決心にもなった。

冒頭、氏がパニック発作で過呼吸になって救命救急センターへ担ぎ込まれたエピソードを私は理解できる。

その時の母親の第一声は、今でも痛烈に覚えている。 「あなたはね、 傲慢なのよ」そして、続けざまにこうも言われた。「あなたの先生や看護師さんに対する態度はなってない。あの口の利き方はいったい何?あれがあなたの本性よ。あなたのその傲慢な態度を直しなさい」私はパニックで過呼吸になった直後だったから、自分がどんな口の利き方をしていたかなんてまったく覚えていないのだが、たぶん、偉そうなことを言っていたのだろうと思う。今思えば、当時の私は、母親の言う通り、本当に傲慢な男だった。情けない話なのだが、そこまで母親に言われても、「謙虚」という言葉は、当時の私からは一ミリも出てこなかった。

精神的な不安で脳のリソースを使ってしまうと、周りへの配慮をする余裕がなくなって、自分のことだけで精一杯になってそういった態度をとってしまうのだと思う。私もそうならないよう、気をつけたつもりだけど、もしかしたら周りに無礼なことをしている可能性がある。この気持ちはよくわかる。こういう気持ちや状況がわかると、横柄な態度をする人に対しても適切な寛容さをもてるようになるかもしれない。

当時の私は一人暮らしを謳歌していたほうで、自由気ままな一人暮らしがすごく好きだった。でも、一人になるのが急に怖くなってしまったのだ。もし昨夜みたいに倒れても、一人だったら救急車も呼べない。そう思うとますます怖くなる。女房が来てくれて、昨夜もらった精神安定剤を飲んだのが午後の三時ぐらい。私は結局、それから翌朝までベッドから起き上がれなかった。

私もパニック発作が起きていたときはひとりで家にいるのが怖くなったときがあった。しかし、そのときでもオフィスにひとりでいるのはまったく平気だった。そういうときに友だちや知人に連絡をとって相談したりしているうちに落ち着いていった。人間は一人で生きていけないんやなと実感したときでもある。氏が飛行機でパニック発作を起こしたときも「一人で寂しい」と感じたことが予兆だったと書かれている。私自身、人間関係が得意でなかったり一人の方が気楽でよいと考え、いままで生きてきたから氏の変化にも共感できる。人と話していると、会話に脳のリソースを費やすせいか、精神的な不安を感じないことが多い。

追い詰められた私は席を立ち、車内を必死に歩き始めた。これまでの経験から、「パニック発作には、気分転換、つまり気を紛らわせることが肝心だ。そのためには、伸びをしたりして姿勢を変えたり、さらには、歩ける時にはできるだけ歩いて、場所を変えることが、かなり有効だ」と、学んでいたからだ。

私もパニック発作が起きたときは外へ散歩に行ったり軽い筋トレしたりしていた。散歩が有効だと思う。

以前なら一升飲んでもまったく平気だったのに、飲み始めた途端に、心臓がバクバクし始めたのである。「ああ、このままでは俺は本当にヤバい」私は勇気を振り絞り、スタッフに自分の状態を打ち明けると、一人意気消沈して、盛り上がる座を後にした。その時から、私は「不規則な生活の楽しみ」を諦めたのである。

テレビの仕事は不規則な生活で、深夜に番組が終わると、それから2時から4時まで焼肉、5時からバーで飲むといったこともしょっちゅうあったらしい。しかし、そうしたことをすると発作が出るようになってしまって生活を見直したことも書いてある。私の場合、仕事が忙しいときは深夜2時ぐらいまでオフィスで働いているのが普通だった。

野心を捨ててバリバリ働かないことを選ぶ――。それは、野球を辞めた時とはまた違う意味での一つの挫折の経験であり、さらに今から思えば、私の人生における静かな、しかし大きな転機――。パニック障害という病気とどう折り合いをつけていくかという、新たな人生のスタートでもあったのである。

私は体力や健康に自信があったから人の3倍働かないとやっていけないという危機感をもってやってきた。しかし、そんな働き方を今後はできないのかもしれないと考えるようになった。

ここまでが、私の十四年間のパニック・ヒストリーである。最近はテレビでも、「自分はパニック障害だ」と公言しているけれど、ここまで詳しく経緯を述べたことはなかった。楽になったとはいえ、当時のことを振り返るのは、正直、結構しんどい。だが、こうした私の体験を読むことによって、パニック障害で悩んでいる方に、少しでも「自分だけじゃない」と思ってもらえたら――。そんな思いで、書いてみた。

氏の本がいまの私にとってとても役に立っている。そして パニック障害であることについて の記事をきっかけに、いまの症状に気付くこともできた。オンライン上にこういった記事や経験を書いておくことは誰かの役に立つことがある。記録を残すことの意義がとても大事だと気付かされる。

実は、パニック障害をはじめ、不安を抱えている人の多くは、足りないのではなく、過剰な何かがあるのだ。だから、その過剰な何かを取れば、不安はなくなる。食べ物でも、持ち物でも、情報でも、欲望でも。昔の修行僧ほどはできないとしても、自分に本当に必要なもの以外は、どんどんそぎ落として、できるだけシンプルにしていく。そんな引き算の効能は、今も、日々、実感している。

モノを断捨離していこうと私もちょうど考え始めたところ。自分の生活にとって必要なものとそうじゃないものを区別してシンプルな生活に見直していこうと思う。

氏が対症療法としてやっていることにも共通点があった。

  • 不規則な生活を見直す
  • 不安なときに散歩する
  • 自然のあるところへ行く
  • 睡眠を多くとる
  • お風呂に長く浸かる
  • 呼吸をゆっくりする
  • 読書をする
  • ストレッチをする

氏が行っている対症療法のうち、私は実践していなかったり、あまり意識していなかったりするが、最近読んだ他の健康本でも書いてあったことに共通することもいくつかあった。

  • 朝の散歩をする
  • 断食をする
  • カフェインや炭酸飲料を避ける
    • 普段は水を飲むように変えつつある
    • これまでペットボトル (500ml) のカフェを1日1-2本飲むこともあったが、最近は控えて1本未満になっている
  • タンパク質は魚を中心にする
    • 普段は鶏肉や鶏軟骨をよく食べる、あとサバ缶かな
  • 身体を温める
    • 夕方にお風呂に入るとよいらしい

とにかく早く治したい、そんな意欲のある人には、断食もおすすめである。理想的な期間は、三日間。

血流を改善する本 でも断食をすると胃腸の機能が回復するからよいと推奨されていた。現代の生活はしょっちゅう食べているから、食べものを消化するために胃腸が弱りやすいらしい。空腹の状態のときに食べもののカスなどを大腸に送り、胃腸を掃除して機能回復を図るらしい。そのため、胃腸を回復するには8時間以上なにも食べていない時間を与えるとよいとのこと。朝と昼は普通に食べて、夕食を抜くことを進めている。8時に朝食、13時に昼食を取ると仮定すると、夕食を抜くことで19時間なにも食べない時間を作れる。夕食断食は1週間続けると胃腸回復によく、1週間に1日だけでも効果はあるらしい。水分補給は夜にとってもよい。

夕食断食を試してみたいと思いつつ、夕食は朝昼よりもちゃんと作って食べているのもあり、疲れたときにおいしいものを食べることでストレス解消にもなっているため、なかなか夕食を抜くことができない。最近は土日も2時間以上は散歩したり筋トレしたりしている。その疲れからか夕食を食べたくなってしまう。また余裕のあるときに機会をみて試してみたい。

その覚悟を高めるためには、夜寝る前に、「これをやろう」「これだけは守ろう」と思ったことは、とりあえず書き出すことも、非常に有効である。私の場合も、本を読んでいて、はっと思う治療法や情報や言葉を見つけると、必ず夜寝る前に、それを書き出すように心がけている。そうすれば、忘れにくくなるし、さらには自分の頭がすっきりと整理できるからである。だから、この本を読んで、少しでも興味が湧いたり、ピンと来たものは、とりあえず今夜からでも、書き出すことを始めることを、切にお願いする次第である。

最後に氏の本の中でも書き出すことが有効だと書いてある。「書くことは考えること」 である。私も自身の症状や実践してみてよかったことやわるかったことなどをどんどん書いていって今後の生活の糧にしていきたい。

メンタルクリニック初診

昨晩の睡眠時間は6時間52分 (23:22〜7:03, 深い睡眠0:29) だった。

メンタルクリニック初診

たまたま元町駅の近くにある メンタルクリニックを予約できた ので15時からお仕事を抜け出して行ってきた。15:00 - 15:30 の枠で予約していたが、あまり予約時間は厳密ではなく、そのぐらいの時間帯に来た人から順番に診察するといったゆるい運用だった。私が行ったときに3-4人待っている人たちがいて、その人たちを終えてから私の順番になったので診察を受けたのは15時をかなりまわっていたように思える。

院長は見た目30歳前後の若い男性だった。感覚的に第2新卒みたいな方が開業されたようにみえた。3月上旬に起きていた現象の話しを聞いてもらってパニック障害に近いものだと院長も認めていた。広場恐怖症 の症状として次の5つがある。

  1. 公共交通機関の利用(例:自動車、バス、列車、船、航空機)
  2. 広い場所にいること(例:駐車場、市場)
  3. 囲まれた場所にいること(例:店、劇場、映画館)
  4. 列に並ぶまたは人込みの中にいること
  5. 家の外に1人でいること

このうち調子がよくないときに私に起きたのは、散髪屋さんへ行ってじっと座っているときに不安を感じたこと、昨年の12月に飛行機の移動中に少しだけ気分が悪くなったこともある。車を運転する、電車に乗るのは平気だった。人ごみはそれほど気にならない。症状には個人差があり、一度パニック障害が起きると予期不安で再発することがある。ここ2週間は生活を改善してよくなったことを伝えたが、院長はあまりそれらには関心を示されなかった。30分ほど話したと思うが、初診だったせいか、先方も手探りのような感じでこちらの状況をうまく共有できなかったかもしれない。一通り説明した後に先方から薬飲みましょうといった話しになって、その背景としては、こういった症状への薬に即効性はなく、飲み始めてから2週間ぐらいしてから効いてくるという。そして副作用も少ないと話されていた。

  • 予防の意味で数ヶ月かけて薬を飲むのもよい
    • ノルアドレナリンとセロトニンのバランスをとる
    • 再発を防ぐことになる
    • パニック障害が出たときと同じような状況は今後の生活でまた出てくる
  • 不安時に飲む即効性のある薬をお守りとしてもっておくと安心できる
    • 予期不安を防ぐことにもなる
  • 朝にセロトニンが減少するので午前中にパニック障害の症状が出やすい
    • 朝息苦しさが出ることがあったが、仕事をしていると徐々に気にならなくなる
  • 不安な症状が出た日を記録しておく

その場では院長の提案に従って薬を飲むことに承諾したが、体調は改善しているのに薬を飲むことにも抵抗があって、もう少し再発の有無の様子をみようかなと考えている。また2週間経ってから診察に行く。