お昼にメンバーからも qa テストの完了報告が届いて、私も自分がもっている issue ではバグ修正もすべて終えていて、あとはドキュメントと最後の GA 向けのパッケージングぐらい。いつもそう思うけれど、終わってみれば順調に予定通り開発のイテレーションを完了できた。今回は機能開発に約3ヶ月、QA に1ヶ月の約4ヶ月のイテレーションとなった。開発の状況をみながらマイルストーン (2週間) を増やしたりもした。その程度の調整もした上で予定通りと言える。3ヶ月のイテレーションに対して、私がマネジメントをしていれば前後2週間程度のズレしか出ない。こんなの当たり前だと思うが、以前お手伝いしたスクラム開発でのストーリポイントでは2ヶ月の見積もりに対して4ヶ月を要した。見積もりがめちゃくちゃだったと言える。
帰路に着く
てらださんが鳴門から淡路島南 IC に15時30分に着くという予定を教えてもらっていた。そのため、15時にお仕事を切り上げて、迎えに行って、それから神戸に一緒に帰ってきた。
たこせんべいの種類
帰路の途中で たこせんべいの里 へ立ち寄った。津名一宮 IC のすぐ近くにある。おそらく私は行ったことなかったと思う。長居するような観光施設ではないが、立ち寄ってみたらそれなりにおもしろかった。てらださんの奥さんがたこせんべい好きらしくて、いろいろ教えてくれた。50種類ぐらいある。たこせんべいっていろいろ入っていることは知っていたけど、こんなに多くの種類があるとは知らなかった。たこせんべいの個別試食ができて、コーヒーも飲めて、工場見学して、お土産にせんべい買って帰った。16時半には出発した。
llm のツールチェーンを使って、任意のドキュメントに chatgpt のような質問で検索できるシステムの構築方法を紹介していた。
私が知らなかった技術として、インデクシングすると全文検索インデックスを作成する代わりにベクトル化をしてベクトル DB に保存する。
もっとも煩雑なところがドキュメントのベクトル化してベクトル DB に格納し、検索するときもクエリをベクトル化して、ベクトルの近似計算を行って検索結果を取得できる。
検索結果から回答の文章を生成するところを openai の api を使っているとのこと。有償なのでここだけお金がかかる。自前でやるには強力な gpu をもつマシンがないと処理が追いつかないといった話しだった気がする。
ai の学習モデルをホスティングするサービスとして Hugging Face というものが有名らしい。
github ではなく、なにかしらモデルを管理するときに都合のよいことがあるみたい。
web ui には streamlit を使っていた。私はまったく使ったことはないが、fin-py で紹介しているのを何度かみた感じでよいイメージをもっている。
NEM を広めるための NPO 法人らしい。ブロックチェーンの技術説明のスライドがめちゃくちゃわかりやすく作られていた。2人で発表していて、前半は技術的な解説、後半は事例紹介となっていた。事例紹介であちこちで使われているのはわかるけれど、その大半はブロックチェーンを使わなくてもできるものばかりだった。ブロックチェーンの特性が活きるアプリケーションはグローバルな仮想通貨のような用途以外にみつかっていないという気がする。既存の web 技術でもできるものをブロックチェーンに置き換えても、効率の悪さ (コスト高) をどうやってカバーするのかを説明しないのは不誠実なようにも感じられた。せめてスマートコントラクトを絡めて話さないと伝わらないんじゃないかと思う。
懇親会で話していて、iot のシステムは基本的に安くて儲からないと話していて、しかし、ここに web システムを付けるだけで付加価値として売上の金額が上がるという。それは多くの iot メーカーは web に疎いため web システムを作れないらしい。ハードウェアと web の両方の技術に精通している会社/組織というのは意外に少ないらしく、iot + web が儲かるモデルとして話されていた。たしかに私は web に精通しているが iot はまったく分からないので納得感があった。
LT
これが私のお仕事の部分だけど、会社としてイベントに登壇してきた。マーケティング活動の1つやね。
懇親会
17時から懇親会で21時過ぎまで飲んでいた。私は車で参加していたのでソフトドリンク。知らないイベントの懇親会で、あまりよく知らない人たちと技術の話題でわいわい盛り上がるのは久しぶりで楽しかった。昔の it 勉強会はこんな感じだったなとコロナ禍の終わりも実感した。
懇親会の参加者には組み込みやハードウェアに詳しい方が何人もいて、私のような web 系の方が少数派でちょっといつもとは違ったメンバーで聞く話しもとても新鮮味があった。iot やハードウェアの話しにさっぱり付いていけなかった。web 系の勉強会やイベントにしか行かないというのも、一種のエコーチェンバーだなと実感した。