Posts for: #2023/01

今日は打ち合わせの多い日だった

1時に寝て2時、3時、6時と起きて7時に起きた。久しぶりに胃酸が逆流して気分悪かった。

隔週の雑談

顧問のはらさんと隔週の打ち合わせ。sveltekit アプリで使う ui フレームワークの相談をして、昨日の課題管理の雑談内容 からさらに考察を深めた。私の中では知っていたことだったはずなのに、いつの間にか、そのことを軽視してしまっていることを再認識したような発見だった。

コミュ障の私にとってはペアワークという概念がすっぽり抜けていたことは昨日書いた通りだが、それでもいまマネージャーとしてそれなりにコードレビューやインフラタスクに時間を割いている。プロジェクトマネジメントだけをやっているわけではない。それは自分が遊撃として開発者のメンバーを手伝っていることに相当するなと気付いて、そう言えば、過去に五月雨式にだらだらと遅れるようなプロジェクトでは、他のメンバーのタスクが遅れることを横からみているだけしかやってなかったような気がした。もし私が自分のタスクを投げ出して遅れている課題に介入したらどうなっただろうか?と思考実験するだけの余地はあった。

もう1つ。盛り上がった話しにおっさんはエモい話しをしにくいと私が考えていると伝えた。なぜなら、私の経験則ではエモい話しをするおっさんは総じてスキルをもっていなかった。具体的な知識やプラクティスを話すときはエモい話にならないからだ。その発言に対して、はらさんからはこんなコメントが返ってきた。おっさんもスキルはあるのだけど、そのスキルが時代にあわなくなって古くなってしまった。現場の技術とあわないスキルは、現場の人間からみるとスキルがない人と同じである。少し前に40歳の壁という本を読んだが、そのノリで言うと、40歳になるとスキルが現場に通じなくなる。

sveltekit アプリのデプロイ

昨日の続き。Building your app によると、sveltekit のビルドは vite と adapter の2段階で行われる。gitlab ci/cd で node.js 向けにビルドして、それを docker イメージに同梱して、コンテナレジストリに登録する。あとはテスト環境で構築している docker compose に組み込むだけ。今日中にできたらいいなと思って、ぎりぎりだったけど、テスト環境で node.js 上にデプロイしたアプリと疎通できるところまでできた。ssr を介して web api サーバーと疎通できるところまで整備した。ここから先はメンバーに管理画面を作っていってもらう。メンバーの開発着手前にデプロイが一通りできているという気持ちよさ。

起業相談

過去に働いていた会社の、私と同い年の元同僚が起業するというので相談にのることに。私が会社を作ってなんとかやっているのをみて関心が出てきたという。いきなり会社を辞めると不安だから副業から始めて、本業の収入を上回るようになったから個人事業主から法人化しようと考えているらしい。実際に会社を辞めるかどうかはまだこれから検討するのかな?本業をやりながら最大4つか5つの副業をまわしてたというから驚き。そんなこと物理的に可能なの?と思ったら開発は人を雇ってマネジメントだけやったりしていたらしい。おそらく4人ぐらい開発者を雇っているという雰囲気だったけど、それでも本業をやりながら4つもマネジメントをするのは相当に大変だと思う。十分にその同僚の能力を認めているつもりだったけれど、それ以上の忍耐や集中力をもっていて、もしかしたら過小評価していたのかもしれない。1つの会社内でも3つ以上プロジェクトを兼任して成果を出しているマネージャーなんか私は見たことない。それを本業と副業と寄せ集めの開発者で実現しているのは類稀な能力だと思う。本人も睡眠時間削って働いてやり過ぎたとは言っていたが。法人登記、税金、節税、働き方とか、ざっくばらんに私が起業してやってきた3年間のお話しをした。なにかしら役に立って活躍されるといいな。

sveltekit の ssr を理解した

2時に寝て7時に起きた。キングダムの新刊を読みながら寝てた。

sveltekit の初期プロジェクト

技術選定で svelte を採用した ので昨日から SvelteKit でアプリケーション開発に着手した。Project structure にもだいぶ慣れてきた。開発初期はディレクトリ構成に迷うのでドキュメントに標準的な階層構造を書いてくれているのは素晴らしい。Routing もキモいけど、ssr の場合は +page.svelte+page.server.ts を設けるのに慣れてきた。ssr で proxy 的に web api 呼び出しも簡単に実装した。知らないフレームワークで開発するのは学ぶところが多くて楽しい。区切りのよいところで初期開発の issue はクローズして明日は gitlab ci/cd でテスト環境にデプロイするのをやってみる。

課題管理の雑談

過去に働いていた会社の同僚と課題管理について雑談した。web3 系の会社で働いているのでブロックチェーンや dao 周りの話しも一緒にしたりしていた。一回りぐらい私より若いと思うけれど、私よりはるかに優秀な開発者だなぁと感じながら話しを聞いていた。いま一緒に働いても足手まといになるんじゃないかと思えて身が引き締まる。いくつか話題の中で学んだことを抜き出してみる。

  • 自分の知識やスキルを共有する手段の1つとしてペアワークをやる
    • ペアワークを通してメンバーとの信頼関係も構築していく
    • いまもっている知識やスキルには個人差はあるが、模倣の能力が低い人をみたことがない
  • 上位の意思決定者から低いレベルにあわせる (標準化など) ように指示がきたときは反発する
    • ユーザーファーストが第一ならレベルを下げるような指示はおかしい
    • 「誰を向いて仕事しているの?」と説得する
  • プロジェクトにおいて目的を明確化せずに始めてしまうのは本当によくない
    • 日本人は上意下達で行動するように教育されてきた弊害ではないか
    • 目的を明確化するのは意見を言うことと同じである
      • レイヤーが上がるほどエモい話しになって人生観や哲学の話しになっていく
      • チームのモチベーションを維持する上でも有効ではないか

私はコミュ障だから他人と一緒に作業しようという発想がそもそもなかった。こちらから一緒にやろうと声をかけて知識やスキルを共有する手段もあるのかと気付いた。これまでも何人もの人にいろんな話しを伺っている。他人のノウハウを聞くだけでもこの雑談をすることに意味はあると思えた。

日銀会合の質疑応答をみた

0時に寝て7時に起きた。最近はよく眠れるようになってきた。

日銀会合の結果

12時から 1on1 だったのでずっとみていたわけじゃないけど、12時前チェックしたら為替が円安に触れていたので現状維持なことが伺えた。業務を終えてから後藤さんの記事も拝見した。YCC はいずれ修正されるので近い将来に金利が上がることはわかっているが、そのときに市場が動揺して急激な円高になってしまうようなことは経済にとってよくないとのこと。本来はそういうことが起こらないように中央銀行と市場が丁寧に対話を重ねるものだという。いまの日銀の雰囲気だと、3月か4月に急激な形で訪れるかもしれないといった懸念があるように伺えた。

後藤さんが質問しているところだけでもみようと思ってみた。のらりくらりとかわされてしまったとのこと。

コワーキングのオンラインイベント

月例のカフーツさんのオンラインイベントに参加した。先月の所感はここ 。メンバーの1人が ジモティー でイベントするのが熱いという話題がおもしろかった。ジモティーって中古品の売買するプラットフォームじゃないの?とみんな思ってたら、最近はイベントなんかもできるようになっていて、ユーザーが多いのにあまりイベント開催に使っている人がいないから狙い目だという。へーと思って、私もスマホにジモティーをインストールしてどんな雰囲気か眺めてみた。ざっとみたら婚活イベントが多くてうんざりしたが。

コワーキングスペースのイベント管理プラットフォームの開発を進めているらしい。日本にはコワーキングスペース向けのプラットフォームというのが存在しないからチャンスはあるのだと思う。これまでなかったのはコワーキングスペースという市場が小さ過ぎて儲からないから誰も参入しようとしていないだけでしょうというのは納得感がある。さらに私からみると、すでに世の中に sns や無料のプラットフォームがたくさんある中で、わざわざコワーキングスペース向けのツールが必要なのかどうか、需要のところでどうなんだろう?という懸念はある。これからクラウドファウンディングなども予定しているそうでそれが公開されたら、私も (会社として) お世話になっているから少しくらい寄付しようかと思う。この場合は会社間の付き合いとも受け取れるから協賛金として会計処理してよいはず。

今年はしばらく svelte に注目

1時に寝て7時に起きた。なんか朝うまく起きれなくなってきた。なんでだろう?

svelte アプリの開発に着手

12月の1週間分ぐらいの工数をかけて行っていた フロントエンドの技術選定 の意志決定をした、というよりはしてもらった。私は調査結果をまとめ、react を選択しても svelte を選択しても開発視点ではどちらも同じという判断を下した。あとはお手伝い先の会社にとってどちらの技術に取り組みたいかという視点しかないなと考えて CTO に最終決断を委ねた。その結果 svelte を採用することに決まった。この調査や意志決定についていずれテックブログに書きたい。私がどのぐらい開発に参加するかはまだ未定だけど、初期のリポジトリの整理ぐらいはしておこうと svelte アプリ開発に着手した。初めて関わる技術はなんにせよおもしろい。お仕事で学びがあれば個人でもなにかしら svelte アプリを作ってみたい。

java の ldap クライアント

昨日のコードリーディングの続き。いま使っているライブラリは Apache Directory LDAP API というものだけど、このライブラリの設計があまりイケてない。古い java の考え方で設計されているライブラリのような印象を受けた。他にも java の ldap クライアントはないのかな?と調べたら so でちょうど議論されていた。

この so によると、UnboundID LDAP SDK for Java がベストアンサーになっている。また機会があれば触ってみようかなと思った。

今週は日銀会合に注目

2時に寝て7時半に起きた。ちょっと生活が乱れ気味。

コードリーディングの準備

tenntenn さんの コードリーディングをしよう #tennconn のやり方を参考に、コードリーディングの勉強会を行うことにした。ある4つのプログラムがあって実績もあるという話しなので基本的には既存のコードがどのように動いているのかをメンバーみんなで確認しておこうといったもの。その段取りを決めたり、日程のスケジュールを調整したり、基本的にはイベント当日にソースを読むようにして準備の負担を少なくする一方、私が一番既存のコードを知らないので事前にソースを読んでおこうとリポジトリを眺めていた。

インフレ勉強会

エンジニアのためのインフレ研究会 #2 に参加した。この火曜日・水曜日の2日間に渡って開催される日銀会合に注目が集まっているという話題があった。議論に揉めたりしなかったら正午前に会合の結果がすぐ公表されるが、政策変更があるときは発表が遅れる傾向にあって発表時間が早い・遅いでも結果を予測して為替などが動くらしい。後藤さんの記事でも同じようなことが書いてあった。これまで日銀会合なんて気にしたことはなかったけど、政策変更の可能性があるかも?と言われるとへーと思って注目してみようと思う。こういう関心をもつ機会が増えると経済を学ぶきっかけになるかもしれない。

半日ずっと書きものしてた

20時ぐらいからだらだらしていて寝たり起きたりしていた。9時に起きた。バテてたからちょうど休養になった。

散髪

年末に行こうと思っていたのが葬儀で予定が狂ってしまってその後も会社の事務手続きや社用車の購入にバタバタして出張があって今日行ってこれた。いつも散髪に行って思うことはもっと早く行けばよかったということ。散髪を終えた後の髪の鬱陶しさから解放されて楽に感じる。もう一定の髪量になったら私のカレンダーの空いている時間帯を見繕って自動的に散髪屋さんに予約をとってほしいとすら思える。カメラとカレンダーを組み合わせてそういったワークフローを作ること自体はできるかもしれない。

日記

出張していたときの日記をまとめて推敲してアップロードした。なんか出張すると、夜はお出かけして遊んでたり、ホテルに戻ってからもだらだらして日記を書かないことが多い。原因の1つにホテルの部屋の椅子がオフィスにあるものと比べてよくない。疲れて帰ってきて、オフィスよりも椅子の悪いところで日記を書く気になれないというのがある。アーロンチェアに慣れてしまってこの椅子で書きものをするのが快適過ぎて、他の環境で書くのをためらってしまう自分がいる。アーロンチェアは半日以上書きものしていても全然疲れない。

フリーランス、40歳の壁

早いうちの方が覚えているからよいだろうとエイヤで書いてみた。読み終えた後にあまり思い入れもなかったので書評も簡潔なものとなった。まぁまぁの手応え。

ストレッチと読書会で体力を使い果たした

23時に寝て3時と5時に起きつつ7時に起きた。21時半には出張から家に戻ってきて天気がよかったらオフィスへ行ってたんだけど、雨降りだったのでそのまま寝てた。今日もストレッチを終えてから読書会に参加したらその後は眠くなってしまって家に帰って寝ていた。ストレッチと読書会しかやっていないのに一日の体力を使い果たした状態になるぐらいの疲労が蓄積している。

ストレッチ

今日の開脚幅は開始前155cmで、ストレッチ後159cmだった。数字の上では先週と大差ないのだけど、疲労の蓄積で右腰と右股関節周りが大変なことになっている。久しぶりにストレッチを受けていて辛くて耐えきれないところの一歩手前まで到達していた。ふくらはぎとか限界に近かったが、なんとか耐えきった。出張前に懸念していたことでもあったけれど、結果として、出張前のストレッチで復調しつつあった体調は悪化したと言わざるを得ない。たくさん歩いたことや慣れないホテル暮らしで腰と右足に負担がかかってしまった。

オンライン読書会

先月はオフィスの引っ越しで不参加だったため、1ヶ月飛ばしで 第6回『Go言語による分散サービス』オンライン読書会 に参加した。本書の読書会は今日で最後の読書会で次の2章を読んだ。

  • 10章 Kubernetes でローカルにアプリケーションをデプロイ
  • 11章 アプリケーションを Kubernetes でクラウドにデプロイ

10章では kind というローカル k8s クラスターを構築するツールを使って go アプリケーションをデプロイする。データベースのようなデータを永続化するようなサービスのためのリソース種別に StatefulSets がある。私は使ったことがないリソース種別だったのでキーワードを知ることができてよかった。jsonnet というデータテンプレート言語というツールも出てきて、なんだこれは?と思ってびっくりした。これも初見だし、使っている話しも聞いたことなかった。本書でも k8s については書籍を一冊書いても足りないと説明されていて、アプリケーションのデプロイに必要な k8s マニフェストの説明を10章だけでやって、ほとんどの読者は置いてけぼりだと思う。k8s の運用経験のある私が読んでも yaml の正当性なんて動かしてみないとわからないし、k8s はバージョンアップが速いのですぐに陳腐化する可能性もある。helm のパッケージングなどにも触れていてキーワードを知るという意味ではよかったと思う。この2つの章は k8s へのデプロイはこんな感じですよという雰囲気を味わってもらうお気持ち程度の内容だと思う。

15時頃には読み終えて、それから8人ぐらいで雑談していた。私は書籍の組版を自分でやったことはないのだけど、しばたさんは出版社によっては自分で組版までやって pdf で納品しているらしい。現行は tex で管理しているようにみえる。余白の調整や索引作るのも自分でやっているらしい。ある本は後になってから出版社の規定している余白よりも広過ぎてページ数が増えたことに気付いて、その後の本で余白を調整したりしたとのこと。本来はそういうお仕事は編集者のお仕事ではある。とくに索引は数ページになったりするので大変といった話しをされていた。effective java 第3版だと索引だけで9ページある。

あとになって13日の金曜日だったことに気付く

0時に寝て6時半に起きた。2時か3時頃に急に咳込んで飛び起きてコロナ感染したんじゃないかと危惧したけど、5分ほどしたら治ってその後もなんともなくなった。よくあるたまに吐き気がして起きるときの咳き込むバージョンだったのかな。たぶん胃食道逆流症のせいだと思うけど、慢性化しつつあるので余裕のあるときに病院でみてもらった方がよいかもしれない。

rabbitmq の exchange/queue の初期化

docker compose で環境構築をするときに rabbitmq の exchange/queue の設定を初期化したい。調べてみると Schema Definition Export and Import という仕組みを使うのがよさそうにみえた。推奨方法としては rabbitmq クラスターが起動した後、管理ツールで definitions.json をインポートするのがよいとある。別のやり方として設定ファイルに definitions.json へのパスを記述しておくと、rabbitmq プロセスの起動時にインポートしてくれるという。このやり方だとプロセスの再起動時にも毎回インポート処理が実行されるので初期設定の定義が大きくなるほど起動処理のオーバーヘッドが大きくなるというデメリットがある。またクラスター環境だと、それぞれのノードでの起動時に同じインポート処理が実行されることになるのでそのオーバーヘッドの分だけ効率が悪い。いま作っている環境はオンプレ向けの1つの rabbitmq サーバーのみだし、初期設定の定義もシンプルなので起動時のオーバーヘッドはとくに気にしなくてよいだろうと考えている。

definitions.json は、あらかじめ rabbitmq の exchange/queue の設定を手動設定した後、管理 API を呼び出して取得したものをベースに不要な設定を取り除くと生成できる。

$ curl -s -u "guest:guest" -X GET http://localhost:15672/api/definitions | jq .

ビッグテックのマネジメント勉強会

出張前の事前に資料作り しておいた勉強会を開催した。出席者の大半はリモートから参加しており、オフィスの会議室では私と他に1人だけだった。毎月1回、私がオフィスに出社するタイミングで質疑応答しやすいように課題管理勉強会を設けているのだけど、最早私がその場にいる必要性もなくなってきた雰囲気はある。リモートワークが定着している会社であり、私自身フルリモートで働けるよう、自分の働き方をリモートワーク向けに調整しているから当然の帰結とも言える。

勉強会の内容は基本的にブログ記事の内容を紹介するものだったので文字数が多くて口頭で説明するのが大変だった。勉強会の中でもっとも盛り上がった議論は自律性というキーワードを得るのに必要なものはなにか?といったもの。ある人はその人の性格や才能といった先天的なものではないかという。私はそう思いたくなくて、プログラミングは後天的なスキルなので開発者が自律性をもつかどうかも後天的なスキルだとみなしたい。そこに環境や組織やライフステージの変化なども関連して自律性をもつ開発者とそうじゃない開発者に分かれていく。もっと言うと自律性は優秀さとも異なる。頭がよくて理解力の高い人が自律性をもたないことも多くある。これは永遠のテーマだと思う。

もう1つ盛り上がった議論として優秀でも成果を出せない人がいるという話し。私も前職で何人もみてきた。頭もよく話すと正しいことを言っていてやることも理解しているように聞こえるのにほとんど動くモノを出せない人たちもいる。プライドが高くて途中段階の成果物を他人にみせられない結果として成果をあげられないのではないかという意見もあった。そういうのはどちらかという年配の人に多い傾向がある気がするけれど、若い人たちでもそういう病にかかってしまうこともあるのだろうか。

プロジェクトマネジメントの見通し

前日は週の中日でバテ気味だったから20時ぐらいから横になって途中起きつつ7時に起きた。体力回復した。

プロジェクトの進捗報告

月例報告の2回目。前回の進捗報告はこちら 。12月でバックエンド開発をすべて完了できたわけではないが、十分な開発の成果は出ていて、私が品質面から issue を作ってやいやい刺激を与えているのも着実に fix してくれているので及第点は余裕で超えている。遅れているのではなく、見積もりが甘くて量を増やした分すべて終えられなかっただけと捉えている。メンバーも自分から issue を作ってリファクタリングするようにもなりつつあり、先月よりも開発のワークフローに馴染んで洗練してきているようにみえる。これは時間とともに一定量はパフォーマンスが上がるので来月ももう少し上がるかもしれない。

私が日常的に行っている課題管理も好評で他部署でも参考になっているという話題もあった。私は issue のタスクをこなしながら、調べたこと・実際に動かして検証したこと・エラーになったこと・思ったこと・わからなかいことなど、何でもコメントとして書いていく。ざっと過去の私が担当した issue を眺めると1つ辺り10-50個ぐらいのコメントをしている (メンバーからのコメントも含む) 。コメントでやっていることをみえるのがよいという意見もあった。プロジェクト内の情報共有や非同期コミュニケーションを活性化する上で課題管理システムの issue にコメントを書いていくのは優れたプラクティスだと私は考えている。課題管理をやったことがない組織やチームのメンバーはだいたいコメントを書いていなくて、私が見本をみせてその価値に気付く。その価値に気付いたメンバーが模倣してやることでさらに情報共有が促進されて課題管理がよくなっていく。自律的にできるメンバーは放っておいてよいが、これから先はそれをうまくできないメンバーに対して指導していく必要がある。一方でこれは相当に難しくて、ここがうちの会社のビジネスや私のマネージャーとしてのキャリアで乗り越えないといけない壁になる。

納期までの期間のうち、いま1/3が過ぎた。私の中ではこのプロジェクトマネジメントはもう見通しが立ってしまった。バックエンドの開発がほぼ完了していることからコア機能の開発をほぼ終えた。これから開発するフロントエンドは未経験だけど、コアではないのでそれほど難易度は高くないと考えている。中核となるメンバーが開発ワークフローに習熟してきて自律的に開発してくれている。油断したりさぼったりしない限りは確実に納期までに満たすべき品質基準は達成できるだろう。納期まで残りの2/3の期間で私がやっていくことは、どれだけ品質を向上できるか、次のロードマップ開発向けに準備できるか、メンバーの成長のために知識やスキルを共有できるかといったことに注力していく。

svelte とはリアクティブな ui のための言語

2時半に寝て7時に起きた。なんか意味なく夜更かししたもののよく眠れた。

svelte 調査

年末から svelte のチュートリアル を始めたものの、葬儀と年末年始休暇で間があいてしまった。年始やもくもく会でも少しずつやっていたものの、今日で終わらせようと最後の方は少し端折りつつチュートリアルを終わらせた。svelete と sveltekit の2つのチュートリアルをやっていて時間がかかった。svelte のシングルファイルコンポーネント (SFC) は vue.js とよく似ている。スクリプトやテンプレートの構文が違う程度の印象。vue.js よりもスクリプトやテンプレートの記述がシンプルな分、やはり簡単に思える。svelte の作者である rich harris 氏が書いたメモに次がある。

大雑把にまとめると次のようなことが書いてある。

svelte を ui フレームワークとして開発してきて、svelte 3 で svelte は言語だと気づいた。リアクティブな ui を記述するための言語であると。これまでそういった取り組みをしてきたプロジェクトはいくつかあるが、どれもコンパイラ以上の専用ツールが必要になってしまい、すべてを制御する必要があって、ライブラリの段階的な採用などもできないために大掛かりには導入されなかった。

html, css, js という多くの開発者が蓄積された経験をもっていて、小規模に段階的に導入するには、それらの言語をハックして拡張するのがパフォーマンスもよく、もっとも優れた解決策であると考えるに至った。

実際に svelte のチュートリアルをやってみると、その簡潔さから rich harris 氏の言葉も理解できる。開発者によっては svelte コンパイラが拡張している javascript の構文や機能を受け入れられない人もいるだろう。純粋な javascript を書きたい人には向かないライブラリかもしれない。そこがリアクティブな ui をコンパイラレベルで実現するためのトレードオフと言える。だから svelte は javascript のハックも含めての言語なのだという解釈になる。

仕事始め

仕事始め

23時に寝て6時半に起きた。前日飲み歩いてホテル着いたら酔いつぶれてバタンキューで寝てた。コロナ禍で飲み歩くことがなくなってたのでこういう寝方もすごく久しぶり。

ドーミーイン池袋

自費で泊まる宿泊先を選ぶときにふと 大浴場 があるところにしようと思った。昔は大浴場があって部屋のお風呂がないホテルの方が宿泊料金が安い傾向があったからよく泊まっていた。最近はそういうホテルが淘汰されて、カプセルホテルに近いものと大浴場がセットになって、普通のホテルは大浴場があるところが減ってしまった。あってもそれを付加価値として通常よりも料金が高めになっているようにみえる。大浴場があって宿泊料金が高くない候補の1つにドーミーインがある。予約が空いていたのが池袋だった。

せっかく大きいお風呂に入ろうと予約したので朝起きてから入ってきた。早朝なので空いててほぼ貸し切りのように広いお風呂に浸かれて快適だった。お風呂を出た隣には漫画スペースもあって時間があれば漫画でも読みたい気分になった。部屋に戻ってきて荷物を整理して出掛けようとしたときにおもてなしがあることに気付いた。冷蔵庫をあけたらプリンがあって、ちょっと固いプリンだったけれど、おもてなしの配慮が嬉しくてよかったと思う。ドーミーインはコストパフォーマンスに優れていて設備も配慮も行き届いていてよいホテルだなと改めて感心した。

製品カタログのたたき台作り

合間にコードレビューなどをやりながら、製品カタログの資料作りをしていた。作業を進めているうちに、私は顧客のことを知らなさ過ぎるのでどういった内容が顧客に訴求できるのかわからないことに気付いた。そこで作業の目的を変更して、製品カタログの叩き台を作ることにした。この資料から顧客のことをわかっている人が訴求点を改善してさらに洗練させてほしいという意図で作った。叩き台の叩き台の時点で公開して、メンバーにレビューもしてもらいながら指摘事項を直したりしていた。後日、プロジェクトの進捗報告とともに経営者に説明する。