0時に寝て7時に起きた。祝日なので朝は掃除したり洗濯したりしてた。
yuga labs は未来の gafa かもしれないらしい
中島聡氏が voicy を始められたのでたまに聴いている。とくに web3 関連の信頼できる情報源として聴いている。
氏は yuga labs は技術というよりはマーケティングの会社だと言いながら、どういうマーケティング施策でいまのような人気企業になったかを簡潔に説明されていた。yuga labs という会社名だけは知っていたが、どういう会社かはまったく知らなかったので私は勉強になった。yuga labs のやっていることは中長期でみればポンジ・スキームだと指摘しつつも、その胡散臭さを上回る優れたマーケティング施策で注目を集めているという。yuga labs が手がける nft やメタバースや暗号資産なども高騰していて、実際にそのマーケティング施策で億り人になった人たちも数千人規模で出ていて、今後の動向に期待が集まっているらしい。シリコンバレーのトップレベルの vc も資金を投入しているので vc の思惑からも次の gafa のような期待感があると受け取ることもできるらしい。yuga labs が手がけるメタバースプロジェクトの土地売買で起こった事件なども紹介されていた。あとは2-3年はこういったバブルが続くのかなぁ。
頭の中の最上位にあるアイデア
たまたまタイムラインでポール・グレアムの 頭の中の最上位にあるアイデア というエッセイを知った。ざっと斜め読みして、私の経験や価値観にも合致する内容だったので印象に残って後から精読した。
学生の頃、原付きの整備士のアルバイトをしていた。そのバイク屋の社長はアウトローな人生を歩んできた方で、私は破天荒な社長の生き様が好きでよく話を聞いて感心していた。あるとき草津から彦根までバイクを届ける遠出の運搬作業があって、トラックで社長と2人で出掛けたことがあった。雨降りの日だった。私は助手席で社長の話し相手をしていただけだったんだが、こんな話しをされた。
若い頃に5年働いてようやく100万円の貯金ができた。すでに妻子もいた。そのときに友だちに騙されて1500万円の借金を背負った。5年働いて100万円しか貯金できなかったのだから、もう人生終わりだと思って、自分を騙したその友だちを殺して自殺しようと思った。しかし、母親に諭されてその友だちを殺すことは思い留め、それから死ぬ気で働いたら2年で1500万円の借金をすべて返すことができた。
社長がどうやって借金を返したかの詳細は知らないし、相当の苦労や無理をしたことには変わらないだろう。そのときに続けて社長が言ったことはこんなことだった。
24時間365日、お金儲けのことばかり考え続けていたらなんか思いつくものなんや
ポール・グレアムのエッセイを読んで社長はこのことを言ってたんだなといま思い返した。私も何度かそういう機会を経験していて、全くわからない難しい問題に直面したとき、納期や品質を担保できそうにないプロジェクトを担当しているとき、課題に着手し始めたときの本音は無理やと思いつつも、どうやったらうまくいくかというのをずっと考え続けているうちに、難しい問題の解決方法がわかってしまったり、トラブルプロジェクトでもそれなりにうまくまわったりした。
いまは課題管理をどうやってビジネスとしてマネタイズ化するかを常に考えている。たまにアイディアがふっと湧いて、その内容を課題管理システムに起票したり、既存チケットのコメントに書き込んだりする。平均すると、1-2週間に1回ぐらいのコメントなんだけど、これを1年ほど続けているというのがいまの状態だ。これを2年3年と続ければ、ビジネスのアイディアが溜まることを経験的に理解しているからいまもずっと課題管理について考え続けている。